秋雨物語

秋雨物語

858円 (税込)

4pt

失踪した作家・青山黎明が遺した原稿。それは彼を長年悩ませる謎の転移現象の記録だった。転移に抵抗する青山だったが、更なる悪夢に引きずり込まれていく(「フーグ」)。至高のホラー4編による連作集。

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秋雨物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    怖い(^ ^; 何というか、ぞわぞわと来る怖さと、「わっ!!」て脅かされたびっくりとが、絶妙なバランスで混在している(^ ^; 人間の脳内の「狂気」のようなものが、読むものをじわじわと侵食してくる、これが「ぞわぞわ」。ウォーターベッドが「びっくり」で(^ ^;

    ちょっと気になったのは、本筋以外の描

    0
    2025年03月18日

    Posted by ブクログ

    黒い家でお馴染み貴志祐介先生の短編集
    普通に上質なホラー短編集で構成されており、
    相変わらず細かい情景、心理描写が秀逸で物語の世界に秒速で引き込まれました

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    感想として、結末が気になり最後まで一気に読ませられました。印象に残った話は白鳥の歌。登場人物のバックグラウンドや舞台の描写にとてもワクワクしました。さすがの一言です。

    0
    2025年07月15日

    Posted by ブクログ

    「フーグ」がオチまで含めて一番面白かった。
    すぐに予想がつきそうなのに、見事に騙されました。
    コックリさんはオチは思っていた感じと違っていたけど、やめられない引力があった。
    貴志祐介先生なのでハードルが上がってしまっているけど、何も知らずに読んだら相当面白い短編集だと思う。

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    現実的な描写の中に超常現象が混ざり、どこまでが本当でどこまでが空想かあいまいなまま読者に不気味さを与えてくる。

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    やはり貴志祐介は長編の人かもしれない。
    どれも、つまらなくはないのだけれど、なんだか物足りないと感じてしまうのは、やっぱり短編だからだろう。
    一番読み応えのあった「こっくりさん」が100頁なのでぎり短編といったところで、オチまで持っていくための要素を縮めることが難しい作家なのだろうと感じた。
    ゆえに

    0
    2025年03月17日

    Posted by ブクログ

    ミステリーホラー作家として名高い貴志祐介さんの短編集である。4つの話から構成される本書であるが、1番オススメなのは白鳥の歌(スワンソング)だ。アメリカの歌手の伝記を書いてほしいと依頼を受けた作家と依頼者(オーディオマニア)が調査者の報告を受けるが、そこには悲しい歴史と秘密が隠されていた。。。
    貴志祐

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    1.登場人物(各話の主人公)
    「餓鬼の田」……谷口美晴。25歳女性。会社の経理部で働いている。
    「フーグ」……松浪弘。編集者。40歳前後?遅筆で知られる作家の担当をしている。
    「白鳥の歌」……大西令文。恋愛小説家。音楽関係のノンフィクションの執筆の依頼を受ける。
    「こっくりさん」……近藤拓矢。小学6

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    秋雨の季節を舞台にした、四つの短編集。

    特に「フーグ」と「白鳥の歌」が印象に残った。
    一番ゾッとしたのが「フーグ」。全てを理解した時の恐怖と絶望感。そしてなによりも、自分も迷い込んでしまったのではないかと錯覚するくらい、悪夢の描写が恐ろしかった。
    「作家」という職業の人間に対する評価があまりに

    0
    2024年11月13日

    Posted by ブクログ

    3.9点
    4編収録されたホラー短編集
    まさに秋雨の肌寒さを感じさせるような恐怖を味わえる。
    だけど、カラッとした軽さも感じる
    ラストがどれも気持ちいいからかな

    特に好きなのは「餓鬼の田」と「こっくりさん」、
    いや「フーグ」も面白かったな
    いやでも「白鳥の歌」も良かったなぁ。。
    選べないくらい良かっ

    0
    2025年10月16日

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