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失踪した作家・青山黎明が遺した原稿。それは彼を長年悩ませる謎の転移現象の記録だった。転移に抵抗する青山だったが、更なる悪夢に引きずり込まれていく(「フーグ」)。至高のホラー4編による連作集。
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Posted by ブクログ
怖い(^ ^; 何というか、ぞわぞわと来る怖さと、「わっ!!」て脅かされたびっくりとが、絶妙なバランスで混在している(^ ^; 人間の脳内の「狂気」のようなものが、読むものをじわじわと侵食してくる、これが「ぞわぞわ」。ウォーターベッドが「びっくり」で(^ ^; ちょっと気になったのは、本筋以外の描...続きを読む写が多くて、ややテンポ的に冗長な印象を受けなくもない。が、この「関係ない部分」が、キャラクターにリアリティを持たせている、とも言えるのかな(^ ^;
黒い家でお馴染み貴志祐介先生の短編集 普通に上質なホラー短編集で構成されており、 相変わらず細かい情景、心理描写が秀逸で物語の世界に秒速で引き込まれました
感想として、結末が気になり最後まで一気に読ませられました。印象に残った話は白鳥の歌。登場人物のバックグラウンドや舞台の描写にとてもワクワクしました。さすがの一言です。
「フーグ」がオチまで含めて一番面白かった。 すぐに予想がつきそうなのに、見事に騙されました。 コックリさんはオチは思っていた感じと違っていたけど、やめられない引力があった。 貴志祐介先生なのでハードルが上がってしまっているけど、何も知らずに読んだら相当面白い短編集だと思う。
現実的な描写の中に超常現象が混ざり、どこまでが本当でどこまでが空想かあいまいなまま読者に不気味さを与えてくる。
やはり貴志祐介は長編の人かもしれない。 どれも、つまらなくはないのだけれど、なんだか物足りないと感じてしまうのは、やっぱり短編だからだろう。 一番読み応えのあった「こっくりさん」が100頁なのでぎり短編といったところで、オチまで持っていくための要素を縮めることが難しい作家なのだろうと感じた。 ゆえに...続きを読む、どの短編も構想自体は面白いのに、極限まで面白さを削って無理やり短編にしたような感じで、どこか物足りない。
ミステリーホラー作家として名高い貴志祐介さんの短編集である。4つの話から構成される本書であるが、1番オススメなのは白鳥の歌(スワンソング)だ。アメリカの歌手の伝記を書いてほしいと依頼を受けた作家と依頼者(オーディオマニア)が調査者の報告を受けるが、そこには悲しい歴史と秘密が隠されていた。。。 貴志祐...続きを読む介による珠玉の短編集をぜひ味わってほしい。
1.登場人物(各話の主人公) 「餓鬼の田」……谷口美晴。25歳女性。会社の経理部で働いている。 「フーグ」……松浪弘。編集者。40歳前後?遅筆で知られる作家の担当をしている。 「白鳥の歌」……大西令文。恋愛小説家。音楽関係のノンフィクションの執筆の依頼を受ける。 「こっくりさん」……近藤拓矢。小学6...続きを読む年生。死にたくなるくらいの後悔を最近したが、自殺する勇気は持てない。同じ学年の生徒から闇のこっくりさんの話を聞く。 2.物語の始まり 「餓鬼の田」……谷口美晴ら経理部の面々は、社員旅行で富山県の高原に来ていた。昨夜、飲みすぎた美晴は喉の渇きを覚え、早朝に目が覚める。外を見ると、同じく経理部の青年、青田好一の姿が見えた。青田のもとに行った美晴は、彼から前世の報いについての話を聞く。 3.世界観や価値観 それぞれの主人公たちが直接怖い目にあう、というよりは、そういった人たちに関わってしまうという構成(もちろん、その過程でホラー体験をする人もいるが)。 そのため、読者は主人公たちと同じ目線でホラーに対することとなる。 4.物語のキーワードとテーマ ホラーなので超常現象的なことも関わってくるが、それに対した時、人はどのように行動してしまうのか、ということを主人公たちが見聞きする。 そのため、ホラーでありながらリアリティが強く、登場人物たちの絶望感がより伝わってくるような感覚になる。
秋雨の季節を舞台にした、四つの短編集。 特に「フーグ」と「白鳥の歌」が印象に残った。 一番ゾッとしたのが「フーグ」。全てを理解した時の恐怖と絶望感。そしてなによりも、自分も迷い込んでしまったのではないかと錯覚するくらい、悪夢の描写が恐ろしかった。 「作家」という職業の人間に対する評価があまりに...続きを読む辛辣(笑) そして、レコードに残されたこの世のものとは思えない歌声を持つ、謎の歌姫の生涯を追う「白鳥の歌」。 探偵を雇い、歌姫と絶唱の秘密に迫る様は、まるでミステリー小説のようで、4編のなかで一番好み。そして真相はあまりに残酷。 オーディオ談義のシーンでは、全く知識が無いにもかかわらず、思わずオーディオに興味が湧くくらい、本筋とは関係ないところですっかり引き込まれた。 どの話も長編で読んでみたいと思うほど魅力的で恐ろしい。
3.9点 4編収録されたホラー短編集 まさに秋雨の肌寒さを感じさせるような恐怖を味わえる。 だけど、カラッとした軽さも感じる ラストがどれも気持ちいいからかな 特に好きなのは「餓鬼の田」と「こっくりさん」、 いや「フーグ」も面白かったな いやでも「白鳥の歌」も良かったなぁ。。 選べないくらい良かっ...続きを読むた笑
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