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製薬会社の研究室で致死率百%のレフトハンド・ウィルスが漏洩。だが、主任の影山は研究の続行を要請する。受け入れられなければウィルスを垂れ流すと脅しながら。第4回日本ホラー小説大賞長編賞受賞。
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Posted by ブクログ
製薬会社テルン・ジャパンの埼玉県研究所は、広大な敷地を持っていた。 木々に囲まれえた中に四つ建物を持ち三号棟では、スキンケヤーの研究が進められてたはずだった。 八月の今は、シートに覆われて建物の形が見えない。 周囲は黄色い柵に覆われて自衛隊が監視をしている。 ここ三号棟で六月にウィルス漏洩事...続きを読む件が発生したのだ。 漏洩事件の直後、主任を務めていた研究者影山智博が三号棟を乗っ取った。 彼は研究活動の続行を要請、受け入れなければウィルスを外へ垂れ流すと脅かす。 そして、テルン・ジャパンは一月で120万のアルバイトを募集した。 このアルバイトは影山の研究のためにテルン・ジャパンが用意したのだった。 そして若い二人が宇宙服を想像させるゴム装備を着て三号棟に・・・。 津川は恩師の後を引き継ぎ厚生省の学術調査員として派遣されて来た。 彼は、資料を見て千載一遇のチャンスでは?と考えていた。 自衛隊も厚生省の人々も入ったことが無い三号棟に入っていった・・・。 そして、影山に見せられた物はウィルスの感染された人の左腕だった。 ウィルスの名は、通称レフトハンドウィルス。 LHVと呼ばれてまったく未知のウィルスで致死率は100%。 空気感染をして、感染した人は、左腕が肥大し繭が出来やがて左手だけが未知の生物になり人は死んでしまう。 ウィルスの出所、確かなことがまるで解らない。 このウィルスと三号棟に関わるテルン・ジャパンの人々と厚生省の役人が二ヶ月も関わらない理由とは? アルバイトで雇われた二人と津川によって事態が動き始める。 バイオハザードのホラーです。 実際にあったらバイオハザード4になるのかな? ホラーは、怖い怖いと思わせるように書きますけどこの本の登場人物が個性的でしかも展開の先が読めないのです。 バイオハザードの中の人々の動きがとっても面白いです。 テンポもいいのでいいですよ
そういう終わり方。感染すると左腕が抜け落ち人を襲い徘徊をするウイルス、レフトハンドウイルスに魅入られていく津川さん。1人で大暴走してヒヤヒヤ。主人公はたしかに主人公していたけれど最後にまさかの人も主人公格に。キーマン。何度も何度も同じ単語が繰り返されるので思わず数えたくなった。微妙に違いはあるけど最...続きを読む初と最後が同じようなシーンでぞくっとした
これはマジいける! 先取り小説だな〜 1998年に書かれてるのに って思わせます 読んでみて!
製薬会社・テルジャパンの埼玉総合研究所の三号棟でウィルスの漏洩事故が発生した。漏れだしたのは感染者の左腕を捕獲し脱皮する、致死率100%のレフトハンドウィルスと呼ばれる未知のウィルスだった…。
左腕が、本体の人間を離れて独立“歩行”するという、まかり間違えば C級スプラッタ映画のようになりがちな設定であるが、後半、何故左手だけなのかという説明が巧みであり、感心してしまうほどである。ただ、そういった科学的な根拠がしっかりしている分、ホラー要因が消されてしまっている感があるが、著者の力量でその...続きを読む分はカバーしているように感じる。
なんというジャンルなのだろう。ホラーコメディ?くだらない笑いもありつつ全体的にはホラーという、あまり読んだことのないお話でした。と言っても安っぽいわけでもないし、ちゃんと読めました。
まさか、と思ったが読んでる最中は夜の暗闇がちょっとだけ怖かった。始めに正体バレてるのに、どうやって最後までひっぱるんやろう?って思っていたが、意外と最後は良かった。
研究所でバイオハザードが起きて、感染すると左手が脱皮するお話。 まさに左手だけバイオハザード。 メインの主人公と思ってた人が端役だったり、何か好転するわけでもないお話。 これを読んだ後は、カンブリア宮殿を見る度にこの作品を思い出すことうけあい
サイエンスホラーって分類になるんでしょうか。ウィルスものです。 中井さん、俺は嫌いではないのですが、文章自体はさほど上手なほうではないような。 カンブリアについての説明がグダグダだし、全体的にももっと削れる気が。 大満足できる本ではないとは思いますが、サラリと読むにはまぁまぁ、といった感じです。
<きかっけ>角川ホラー小説で面白そうな本を探していた買った本です。 <コメント>実におかしなストーリーです 笑 とは言ってもホラー小説なんですけどもかいつまんでいってしまうと、 「ある製薬会社でウィルス漏洩事件がおき棟が封鎖される。そして、そのウィルスに感染したものは、死に至ってしまいやがて…左...続きを読む手だけが活動し始め、人間を襲う」というストーリー タイトルのまんまなんですけどねぇ(^^;) 結構楽しかったですよ♪
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中井拓志
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