戦都の陰陽師

戦都の陰陽師

小説・文芸
924円 (税込)

4pt

3.4

時は戦国。不穏な戦雲におののく京の都に、無数に張られた結界を破って六百年ぶりに恐るべき天魔が侵入、魔界への口を開こうと画策していた。大陰陽師・安倍晴明の末裔である土御門家の姫・光子は、唯一天魔を討つことができる出雲の霊剣・速秋津比売の剣を取りに行くことを決意。藤林党の若き惣領・疾風ひきいる伊賀の忍び七人を護衛とし、出雲への危険な旅に出発する。はたして光子は都を救えるのか!? 新説・陰陽師物語!

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戦都の陰陽師 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦都の陰陽師シリーズ、1作目。

    角川ホラー文庫による出版で、ラノベ的な位置付けかと思いきや、なかなか読みごたえのある一冊だった。特に、妖討ちのための剣を手に取ってから、京の都に持ち帰るまでの大名配下の忍びたちとの攻防は、予想がつかない手に汗握る展開の連続。また、時代背景もきちんと描かれており、歴史上の人物と上手く絡めてあって、面白かった。そして、安倍晴明の血を引くも、根っからの公家のお姫様であった主人公が、伊賀の七人衆に守られながら、徐々に力強く成長。非常に魅力的なキャラとなり、これからの陰陽師としての活躍に期待が高まった。

    0
    2014年04月03日

    Posted by ブクログ

    様々な身分の者たちが絡み解れて読み応えたっぷり。伊賀の七人それぞれの個性に興味を惹かれ、忍者である以上戦いを避けられないとわかっていても誰も欠けてほしくないとつい願ってしまう。
    過酷な世界に身を置く忍者の奮闘が敵味方共に熱い。異色の忍者、黒女の存在が悲しくも強烈で魅力的だった。

    0
    2023年02月20日

    Posted by ブクログ

    この作品の表紙を見た瞬間、「しまった!」と思った。「角川ホラー文庫」ではないか!!僕は、ホラーが嫌いだ。と言うか、怖いのが苦手だ。しかし、この作品は、あまり怖くは、無かった。確かに、結構、血を見る場面が出てきたけど、まあ、いつも読んでいるチャンバラ小説でも、血生臭い場面がいっぱいあるので、慣れている。そんな作品群に比べて、まだ、爽やかな幕切れだった、ような気がする。

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    また表紙がいただけない。

    この人の忍者の書き方は気に入ってるが、
    戦国武将の書き方は若干偏見ぎみ?
    それが正しいのかもしれないけど夢が無い。

    0
    2012年03月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    戦国の京都、結界のひずみから忍び寄る天魔を倒す霊剣を手に入れるため、出雲まで旅をする陰陽師の少女と彼女を護衛する伊賀の忍。天魔に唆され彼らを狙って次々とやってくる刺客達というストーリィ。説明が非常に多いので読むのに難儀するが、戦闘シーンの迫力と忍者特有のハッタリバトルに式神と霊剣の人知を超えたスケールがなかなかにド派手で良い。中国山地を如何に京まで戻るのかという逃避行というスタイルも興味深かった。
    かなり絶望的な戦いの中で生きることを習いとする忍達が、光子のために覚悟を決めて戦うというのは熱いものがあり、また、過酷な旅路にも血腥い戦闘にも慣れていない光子が、そんな彼らの姿を見て成長する姿も清々しい。ただ、道中会う人物が「後に○○した」というものや、「こうした○○は今の日本から失われた」といった警句が本筋とはあんまり関係ないため少々邪魔臭いのと、それだったら、こいつ絶対死なないじゃん、とか、普通にこの当たりは無事なのね、みたいな軽いネタバレになっているのは若干興冷めな感はあり。とは言っても、戦国を舞台に忍者ものと陰陽師ものをダブルで楽しめるので、両方ファンな人ならきっと楽しめるだろう。シリーズ二作目はどうなることやら。

    0
    2014年10月31日

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