梅原克文の作品一覧

「梅原克文」の「カムナビ」「心臓狩り」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • テュポーンの楽園
    3.0
    1巻2,035円 (税込)
    東京都阪納市安須。人口約900人のごく平凡な山間の街で、大規模な洗脳のような異変が発生した。政府は警視庁SIT(捜査一課特殊班)を送りこみ、そこに女性陸上自衛官・織見奈々も同行する。だが、精鋭揃いの警察官たちは何ものかの襲撃により、次々と姿を消していく。そこには想像を絶する怪物「テュポーン」が潜んでいた──! バイオホラー、ミリタリー、アクション、モンスター──あらゆる要素を備えた、圧倒的スケールのエンタテインメント巨編! 日本VS怪物(テュポーン)の戦いが、今はじまる。
  • 二重螺旋の悪魔(上)
    4.3
    1~2巻880円 (税込)
    遺伝子操作監視委員会に所属する深尾直樹は、ライフテック社で発生した事故調査のため、現地に急行した。直樹はそこで、かつての恋人・梶知美が実験区画P3に閉じ込められていることを知る。だが、すでに現場は夥しい血で染め上げられた惨劇の密閉空間に変質していた……。事故の真相に見え隠れするDNA塩基配列・イントロンに秘められた謎。その封印が解かれるとき、人類は未曾有の危機を迎える!恐怖とスリルの連続で読者を魅了する、極限のバイオ・ホラー。
  • カムナビ(上)
    3.8
    1~2巻880~924円 (税込)
    若き考古学者・葦原志津夫は、前代未聞の土偶を発見したとの報を受け、茨城県の石上遺跡へと向かった。しかし、現場には無残な焼死体が転がっており、情報提供者とも連絡が取れなくなってしまう。彼は十年前に行方不明になった志津夫の父に関する情報も手に入れていたようだった。志津夫はわずかな手掛かりを頼りに調査を始めるが、徐々に、この事件が人類を破滅へと導く幕開けであることに気づかされる……。前人未到のスケールでおくる、傑作サイファイ・ホラー。
  • 心臓狩り (1)移植された悪夢
    3.5
    難病を発症し心臓移植を受けることになった堤雅之。手術は無事成功するが、すぐに雅之は奇怪な現象に悩まされ始める。嗜好の急激な変化、左足を引きずる癖、手首の異常な痒み、そして何者かに殺される悪夢──。様々な状況から雅之は、折しも世を騒がせている、有名人を殺して心臓を奪う謎の連続殺人犯に関係したドナーの記憶が自分に移植されたのでは、と疑いを抱く。さらに雅之の肉体には恐るべき異変が生じてきて──!?
  • 心臓狩り (2)シャーマンの一族

    Posted by ブクログ

    今作は、主人公の手に入れた能力について色々解明する巻だった。話自体は劇的に展開するわけではないが、この話の中でのシャーマンの意味は個人的に興味深い。実際にそういう解釈もあるのかも知れないが、自分は知らなかったのでよく分からない。そして一巻を読んで思った通り、ホラーというよりはバイオホラーで、アクション要素が高いと思った。普通に面白かった。

    0
    2021年05月08日
  • 心臓狩り (1)移植された悪夢

    Posted by ブクログ

    心臓移植を受けた主人公に、ドナーの記憶と思しき記憶が移転し、また身体的にも変化が現れる。ホラーと言うよりか身体的異変ということでバイオホラーに近い。ここからどうストーリーが展開していくかまだ読めないが、続きが気になる話である。文体も難しくなくてテンポも良いのでサクサク読めると思う。軽読書でもガッツリ読書でもどちらでもいける一冊だと思う。

    0
    2021年05月08日
  • 二重螺旋の悪魔(上)

    根拠が適当過ぎでも面白い❕

    0
    2017年05月30日
  • 二重螺旋の悪魔(下)

    Posted by ブクログ

    上巻も面白かったけど、下巻はそれ以上!
    最後の選択は予想がついちゃったけど、でも、それまでの予測のつかない展開が、すごくいい。
    何も考えず、流れに乗っかって読んでいくのが楽しい。
    クトゥルーとか、指輪とか、そういうのもいいね。

    日本で映像化したら、チャチになっちゃいそう。
    こういうのはやっぱりハリウッドが得意なのかな。
    作者の、90年代ハリウッド映画風娯楽作品、というのが、すごくぴったり。
    とても楽しく読みました!

    0
    2013年03月08日
  • 二重螺旋の悪魔(下)

    Posted by ブクログ

    梅原克文といえば何かと物議を醸す作家だが、ストーリーテラーとしての才能はズバ抜けている。
    デビュー作である本作は上下巻1000枚の長大なストーリーだが、冒頭からまったく衰えない圧倒的な熱量で、読者をラストまで一気に引っ張っていくのだ。その中には膨大な知識と、眩いイマジネーション、胸を衝くドラマがぎっしりと詰め込まれている。
    完成度では第2作「ソリトンの悪魔」に譲るが、荒削りな迫力ではこちらが上。読んでいる間、至福の時間が過ごせることは間違いない。

    0
    2013年02月08日

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