【感想・ネタバレ】心臓狩り (2)シャーマンの一族のレビュー

あらすじ

心臓移植により、臓器提供者の記憶だけでなく、手首の長掌筋腱が体外に飛び出し、〈触手〉や〈刀〉に変化する謎の力まで受け継いでしまった雅之。事態の真相を知るべくドナーの正体を探った雅之は、やがて美しい女性・舞と出会う。彼女はドナーだった優人の親戚で、シャーマンと呼ばれる不思議な力をもつ一族のひとりだった。さらに一族の異端者・秀人が、彼らの命を狙ってくる。シャーマンの力に目覚めていく雅之の運命は──!?

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Posted by ブクログ

今作は、主人公の手に入れた能力について色々解明する巻だった。話自体は劇的に展開するわけではないが、この話の中でのシャーマンの意味は個人的に興味深い。実際にそういう解釈もあるのかも知れないが、自分は知らなかったのでよく分からない。そして一巻を読んで思った通り、ホラーというよりはバイオホラーで、アクション要素が高いと思った。普通に面白かった。

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2021年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

完全に異能力、シャーマンの物語になってしまった。記憶の継承部分に興味があったので、ちょっと思っていたのと違うかな。
それにしても舞との恋模様の障害になると思っていた映一が、あっさりと退場してしまったのがビックリ。

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2013年12月03日

Posted by ブクログ

前回、諦めていた心臓移植が適い、
命拾いして喜んだのもつかの間、
今度は得体の知れない記憶や体の変化に不安を覚える雅之。
今回、その謎が徐々に明らかになっていきます。
まず病室を訪れた謎の人物達の身元と、シャーマンという存在。
そして移植された心臓が原因で、
覚えのない記憶と能力に目覚めていくということ。
それにしても雅之が年齢より幼く感じます。
多分雅之のリアクションが独白も含めてストレートだからでしょう。
人間不安になれば少しは負の感情も出てくるでしょう?
殺されそうになったり、結構酷い目にあってますが、
それでも舞さんに気を取られているあたり、
無邪気というか、能天気というか・・・。
お陰でいまいちシリアスになりきれない。
怖さも半減です。
シャーマンについての解説は面白かったです。
素人が言うのもなんですが、ちょっと説得力がありました。
さて、次回は?
雅之の明日はどっちだ・・・。

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2017年10月14日

Posted by ブクログ

カテゴリを『SF 文庫』にしてみたんだけど、それで合っているのかわかりません。でも、ホラーでないことだけはわかる。
 
表紙の主人公の髪が若干縮れてて笑った。(1巻参照)
 
1巻よりは、進んでるけど話の進行がやっぱり遅い気がする。
なんだろう、もう少し、伝奇的なもしくは民俗学的見解が個人的には欲しかったなぁ。
シャーマンの一族と題してるわりにはそのあたりあっさりしてたような……。

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2011年07月07日

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