あらすじ
心臓移植により、臓器提供者の記憶だけでなく、手首の長掌筋腱が体外に飛び出し、〈触手〉や〈刀〉に変化する謎の力まで受け継いでしまった雅之。事態の真相を知るべくドナーの正体を探った雅之は、やがて美しい女性・舞と出会う。彼女はドナーだった優人の親戚で、シャーマンと呼ばれる不思議な力をもつ一族のひとりだった。さらに一族の異端者・秀人が、彼らの命を狙ってくる。シャーマンの力に目覚めていく雅之の運命は──!?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今作は、主人公の手に入れた能力について色々解明する巻だった。話自体は劇的に展開するわけではないが、この話の中でのシャーマンの意味は個人的に興味深い。実際にそういう解釈もあるのかも知れないが、自分は知らなかったのでよく分からない。そして一巻を読んで思った通り、ホラーというよりはバイオホラーで、アクション要素が高いと思った。普通に面白かった。
Posted by ブクログ
完全に異能力、シャーマンの物語になってしまった。記憶の継承部分に興味があったので、ちょっと思っていたのと違うかな。
それにしても舞との恋模様の障害になると思っていた映一が、あっさりと退場してしまったのがビックリ。
Posted by ブクログ
前回、諦めていた心臓移植が適い、
命拾いして喜んだのもつかの間、
今度は得体の知れない記憶や体の変化に不安を覚える雅之。
今回、その謎が徐々に明らかになっていきます。
まず病室を訪れた謎の人物達の身元と、シャーマンという存在。
そして移植された心臓が原因で、
覚えのない記憶と能力に目覚めていくということ。
それにしても雅之が年齢より幼く感じます。
多分雅之のリアクションが独白も含めてストレートだからでしょう。
人間不安になれば少しは負の感情も出てくるでしょう?
殺されそうになったり、結構酷い目にあってますが、
それでも舞さんに気を取られているあたり、
無邪気というか、能天気というか・・・。
お陰でいまいちシリアスになりきれない。
怖さも半減です。
シャーマンについての解説は面白かったです。
素人が言うのもなんですが、ちょっと説得力がありました。
さて、次回は?
雅之の明日はどっちだ・・・。