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突然届いた弟の手紙に不吉を憶え郷里を訪れた亜希子、姉を探しに来た警察官の触沢。台風一九号により陸の孤島と化した、津谷瀬村には、50年の眠りから蘇った死霊たちが静かに広がっていた…… ※本書は二〇〇〇年四月、アスキーより刊行された『呪葬』(アスペクトノベルス)を加筆・修正のうえ文庫化したものが底本です。
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Posted by ブクログ
割と面白くてすんなり読めたけど、帯に書いてある紹介ほど目新しくもないし、吸血鬼ものというよりはゾンビ物。寄生虫って言うアイディアはすでになーと思っていたら、初刊行は00年で、着想は93年の第一回のホラー大賞を目指したものだったんだって。その当時なら新しかったんだろうと思う。 やはり、思いついたらす...続きを読むぐに書いてしまわんといかんのだね。
どっかで読んだことが……? と思ったら。「呪葬」の改題だったのか! やられた……。 かなり読み応えのあるホラー。タイトルでネタがものすごく分かりやすくなっている部分はあるけれど、たしかにこれ新解釈と言えますね。納得。でもこんな吸血鬼は非常に嫌です。怖い、というよりもむしろ「嫌」。腐敗感が……。 ちょ...続きを読むっとラストがばたばたっと終わってしまった感はあるけれど、かなりスピーディな読み心地。「息もつかせぬ」とはこのことですね。
北上秋彦『吸血蟲』角川ホラー文庫。 2000年に刊行された『呪葬』を加筆・修正、改題、文庫化。 古い作品だけに、どこかで読んだことのあるストーリーだった。所謂、吸血鬼物のホラー小説である。 岩手県北の寒村・津谷瀬村で起きた怪異。津谷瀬村に暮らす弟からの不審なメールに村を訪れた臨床検査技師の亜希...続きを読む子と突然連絡を絶った姉を探しに村を訪れた警察官の触沢の二人が目撃したものは… 小野不由美の『屍鬼』、スティーヴン・キングの『呪われた町』などと酷似。
文章は読ませるんだけど、設定があまりに屍鬼っぽくて 斜め読みしてもーた。 のめり込み度が今ひとつかな。
50年ぶりに復活した吸血蟲に取り付かれ、死人のようにさまよう家族・・・ 生き残るには奴らの親玉を倒すしかない。 そんな寄生モノ
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