中公文庫の検索結果

  • リペア RE*PAIR

    リペア RE*PAIR

    小説・文芸
    3.8
    1巻792円 (税込)
    川の向こうには、私がするはずだった生活がある――。父が遺したアトリエ兼自宅でリペア職人として生計を立てている透子。大きく狂い、止まっていた歯車が、婚約者だった男との再会によって動き出した。目を背けてきた過去と向き合う時、浮かび上がるのは「あの女」……一人で生きる女の強さと弱さ、覚悟と不安。彼女からすべてを奪った十年前の事件の真相を、アトリエに持ち込まれる品々にひそむ人間ドラマとともに描きだす。「紅雲町珈琲屋こよみ」の吉永南央によるミステリアス・ストーリー。
  • 竜血の一族

    竜血の一族

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,078円 (税込)
    北の鉱山を舞台に、圧倒的筆致で綴られた哀切な昭和ロマン 昭和13年、北海道東部――鉱山技師の那須野寿一は、巨大な水銀鉱床と地図にない村を発見する。〈フレシラ〉という名のその集落には、謎めいた一族が暮らしていた。 鉱夫となったフレシラの若者アシヤ。寿一の息子で、水銀に魅せられた源一。太平洋戦争、朝鮮戦争特需、水俣病の公害問題……昭和の動乱に翻弄された二人の青年と数奇な一族の波瀾万丈を描く、壮大かつ幻想的な大河ミステリー。『竜血の山』改題。 【目 次】 第一章 赤い岩 ―昭和13年 第二章 水飲みたち ―昭和17年 第三章 不死身の鉱夫 ―昭和18年 第四章 冷たい山 ―昭和24年 第五章 ある母子 ―昭和26年 第六章 人間の血 ―昭和34年 第七章 湖底 ―昭和38年 第八章 飛ばない鳥 ―昭和39年 第九章 きらめく水のほとり ―昭和43年 〈巻末対談〉今村翔吾×岩井圭也
  • 猟奇歌 夢野久作歌集

    猟奇歌 夢野久作歌集

    小説・文芸
    4.2
    1巻990円 (税込)
    何故に 草の芽生えは光りを慕ひ 心の芽生えは闇を恋ふのか わが胸に邪悪の森あり 時折りに 啄木鳥の来てたゝきやまずも *** 故郷・福岡で、のちに代表作となる幻魔怪奇探偵小説『ドグラ・マグラ』を執筆する合間――夢野久作が手帳に綴り、雑誌に発表した短歌連作「猟奇歌」。 発表以来、独自の言語感覚で静かに読者を魅了し続けてきたその本篇と、関連作品を初めて一冊にした文庫オリジナル。 〈巻末エッセイ〉寺山修司 【目次】 猟奇歌 [巻末資料] 日記より ナンセンス(随筆) 夢野久作の死と猟奇歌――吸血夢想男 「猟奇歌からくり」夢野久作という疑問符――寺山修司
  • 両刃の斧

    両刃の斧

    小説・文芸
    3.8
    1巻858円 (税込)
    迷宮入り事件の解決が、大切な人を傷つける。 ベストセラー『雪冤』の著者が贈る慟哭のミステリー! 捜査一課の刑事・柴崎の娘が刺殺体で見つかった。懸命な捜査にもかかわらず、事件は迷宮入りとなった。十五年後、後輩刑事の川澄は犯人と目される男の身元を特定。だが逮捕を目前に、男は殺害された――。殺したのは柴崎なのか。これは解いてはいけない迷宮だったのか。事件の裏に隠された、慟哭の真実とは? 文庫書き下ろし
  • 料理のコツ

    料理のコツ

    ビジネス・実用
    -
    1巻990円 (税込)
    「料理は真心と注意が第一」。高級な食材を使わなくとも少しの工夫で格段に上等な食卓になる。野菜の見分け方、肉の部位による味の違い、旬の魚の選び方、調味料の使い方――。“天皇の料理番”が、家庭の食卓に向けて、長年の経験に基づく料理のコツを伝授する。
  • 臨済録

    臨済録

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻792円 (税込)
    仏に逢うては仏を殺し、祖に逢うては祖を殺せ。既成概念に縛られず、あえて斬り捨てて自由を得よ。動乱の河北地方に灰燼の中にぬっくと立ち上った臨済義玄の熱喝が千年の時空を超えて問いかける。威に拠らず、個々の人間主体を無条件に肯定し、その完全な発揮を求める。禅語録の最高峰を読み下し・原文・平易な口語訳・わかりやすい注釈で構成。関係人物在世年表・法系図付 目次 一仏法の相手 すずしい樹蔭 虎のひげ 二山奥に松を植える 三生き埋め 四若もの 五居ねむり 六泥棒の悪知恵 七一日にどのくらい食べる 八北方に持ちがいのある寺がある 九河南でなければ 一〇脱体制の聖者 一一三人の修行僧 一二二人のお客さま 一三施主の食事 一四臨済の小わっぱ 一五本もののロバ 一六普化の鈴 一七普化の別れ 一八何事もなかったと思わねばよいが 一九四つの場合 二〇丸木の柱 二一もち米 二二三つの方法と十二種の経典 二三答えても三十棒、答えんでも三十棒 二四千の手と千の顔 二五黄金の粉 二六世間のおきて 二七ダルマの墓 二八仏法の相手 二九よもぎの枝でなでてもらうように 三〇杏山との対話 三一二はい目のよごれ水 三二禅板と蒲団 三三径山の五百人の僧 三四ひとりもやりすごさぬ 三五維摩と傅大士 三六家と過程 三七渾崙の山 三八弟子を認めず 三九正直な考え 三つの仏身 眼に出ると見るという ヤージュニャダッタ 四〇何事もないのが高貴のお方だ 心の根本真理 四一本ものの出家 四二仏を説き伏せよ 禅宗の考え 四三名目にとらわれてはならない 四つの変わりようのない境地 四四四つの要素を使うもの 五台山に文殊はいない 四五自から信ぜよ 一人前の男 四六三種の明るい眼の浄土 偉大な友人 何を修理するのか 四七悟りは自由の条件にすぎない 六つの神通力 師家と弟子と 戒律も経論も一時の応急手当て 物にたよらないでやって来い すでに起こった事は気にかけるな 菩提樹と無明樹 主と客の四つの出会い まっくらがりでそれ自から光るもの 修行者の三つの型 おらが仏法 衣裳についてまわるな 早口競争は仏法と何のかかわりもない 四八祖師や仏の師となる 四九光をはねかえして逆に相手を照らせ 五〇大通知勝仏という仏 奈落の底におちる五つの罪 五一無明は父である 文殊はゴータマを殺そうとした 正直な考えだけを求めよ 何かを説きたてたらもうすかたんだ 五二竜光をたずねる 五三黄檗を背負う 五四大慈との対話 五五襄州華厳をたずねる 五六ある尼僧との対話 五七翠峯との対話 五八象田との対話 五九明化との対話 六〇どちらへ行かれる 六一鳳林との対話 六二金牛との対話 関係人物在世年表 法系図 解説『臨済録』と『歎異抄』 柳田聖山 索引
  • 臨終、ここだけの話 現場で見つめた、患者と家族の事情

    臨終、ここだけの話 現場で見つめた、患者と家族の事情

    死んでもマグロ寿司が食べたかった患者。赤ちゃんの世話を焼く不思議な男性。自分の寿命は占えなかった占い師の患者。臨終の瞬間にまつわる、涙あり笑いありの不思議な話が満載。医師歴五十余年の臨終医が、長年看取りの現場で見つめ続けた患者と家族の事情。ほんとうに幸せの臨終とは何かを一緒に考えることができる、話題作待望の文庫化登場!
  • 流転の王妃の昭和史

    流転の王妃の昭和史

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    嵯峨侯爵家に生まれた美貌の姫君・浩。軍部の政略から満州国皇帝弟の溥傑に嫁ぐが、終戦後は夫と離ればなれになり次女を連れて混乱する大陸を流浪。帰国してからは物資不足の苦しい生活、そして長女の死……。日中のかけはしとして、激動の人生を生きぬいた、ひとりの女性の自伝的昭和史。
  • 流人道中記(上)
    完結

    流人道中記

    小説・文芸
    3.8
    全2巻858円 (税込)
    日本中から感嘆の声、続々。 『壬生義士伝』『一路』の浅田次郎、最高の感動作。 万延元年(1860年)。姦通の罪を犯した旗本・青山玄蕃に奉行所は切腹を言い渡す。だがこの男の答えは一つ。「痛えからいやだ」。玄蕃は蝦夷松前藩へ流罪となり、押送人の見習与力・石川乙次郎とともに奥州街道を北へと歩む。口も態度も悪い玄蕃だが、道中行き会う事情を抱えた人々を、決して見捨てぬ心意気があった。この男、本当に罪人なのか?
  • ルネッサンスの光と闇(上) 芸術と精神風土

    ルネッサンスの光と闇

    ビジネス・実用
    5.0
    1~2巻990円 (税込)
    人間性の開放と現実世界の肯定という明るい光の部分の裏側に、世界の終りに対する恐れ、死の執念、混乱と破壊への衝動、破滅へのひそかな憧れ、非合理的幻想世界への陶酔といった別の一面を持つルネッサンス……。ボッティチェルリの《春》や、ヴァティカン宮殿の署名の間、メディチ家の礼拝堂といった傑作を輩出したその精神的風土と芸術のからみあいを、刷新した多数の図版をもとに解き明かす。
  • ルーマニア・マンホール生活者たちの記録

    ルーマニア・マンホール生活者たちの記録

    チャウシェスク体制崩壊後のルーマニアでは、ストリートチルドレンの一部がマンホールでの生活を強いられていた。著者はマンホールに単身乗り込み、シンナーを吸ったり、結婚し、子どもまでつくっている生活の様子を取材した。弱者どうしのいがみあい、彼らをさらに追い立てる社会の非情さなどを浮き彫りにした傑作ルポルタージュ。
  • ルームメイト

    ルームメイト

    小説・文芸
    3.7
    1巻902円 (税込)
    私は彼女の事を何も知らなかったのか……? 大学へ通うために上京してきた春海は、京都からきた麗子と出逢う。お互いを干渉しない約束で始めた共同生活は快適だったが、麗子はやがて失踪、跡を追ううち、彼女の二重、三重生活を知る。彼女は名前、化粧、嗜好までも替えていた。茫然とする春海の前に既に死体となったルームメイトが……。
  • レイテ戦記(一)

    レイテ戦記

    小説・文芸
    3.0
    1~4巻1,320円 (税込)
    戦争は勝ったか、負けたかというチャンバラではなく、その全体にわれわれの社会と同じような原理が働いている――。太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を、厖大な資料を駆使して再現した戦記文学の金字塔。毎日芸術賞受賞作。巻末に講演「『レイテ戦記』の意図」を付す。 (目次より) 第一巻 一 第十六師団 昭和十九年四月五日 二 ゲリラ 三 マッカーサー 四 海軍 五 陸軍 六 上陸 十月十七日―二十日 七 第三十五軍 八 抵抗 十月二十一日―二十五日 九 海戦 十月二十四日―二十六日 十 神風 十一 カリガラまで 十月二十六日―十一月二日 巻末付録 講演「『レイテ戦記』の意図」
  • レイテ戦記(全四巻合本)

    レイテ戦記(全四巻合本)

    小説・文芸
    -
    1巻5,280円 (税込)
    中公文庫『レイテ戦記』全四巻を合本したものです。既刊電子版と内容に変更はありません。 太平洋戦争最悪の戦場・レイテ島での死闘を、厖大な資料を駆使し、鎮魂の祈りを込め描く戦記文学の金字塔。毎日芸術賞受賞作。巻末に、講演「『レイテ戦記』の意図」、インタビュー「『レイテ戦記』を語る」、大西巨人との対談「戦争・文学・人間」、エッセイ「『レイテ戦記』を直す」を付す。 一 第十六師団 昭和十九年四月五日 二 ゲリラ 三 マッカーサー 四 海軍 五 陸軍 六 上陸 七 第三十五軍 八 抵抗 九 海戦 十 神風 十一 カリガラまで 十二 第一師団 十三 リモン峠 十四 軍旗 十五 第二十六師団 十六 多号作戦 十七 脊梁山脈 十八 死の谷 十九 和号作戦 二十一 ブラウエンの戦い 二十二 オルモック湾の戦い 二十三 オルモックの戦い 二十四 壊滅 二十五 第六十八旅団 二十六 転進 二十七 敗軍 二十八 地号作戦 二十九 カンギポット 昭和二十年一月二十一日―四月十九日 三十 エピローグ  連載後記  あとがき  改訂版あとがき  補遺  講演「『レイテ戦記』の意図」  インタビュー「『レイテ戦記』を語る」(聞き手・古屋健三)  対談「戦争・文学・人間」(大西巨人・大岡昇平)  エッセイ『レイテ戦記』を直す 付録  太平洋戦争年表  レイテ島作戦陸軍部隊編成表  書誌
  • 黎明に叛くもの

    黎明に叛くもの

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,047円 (税込)
    ペルシャ由来の暗殺法を伝える山で刺客として育てられた美貌の稚児。志を胸に山を下りた少年は、長じて松永久秀と名乗り、京を手中に収める。織田信長より過激、斎藤道三よりしたたか――戦国一婆娑羅な悪党は、妖しの法を自在にあやつり、信玄、謙信、光秀はじめ群雄たちを翻弄する。虚と実の狭間に屹立する異形の戦国史。
  • 歴史に消えたパトロン 謎の大富豪、赤星鉄馬

    歴史に消えたパトロン 謎の大富豪、赤星鉄馬

    小説・文芸
    -
    1巻1,430円 (税込)
    武器商人として活躍した父から受け継いだ莫大な資産を惜しみなくつぎこんで20億円を寄付、日本初の学術財団「啓明会」を設立し、柳田国男ら錚々たる学者の研究を支援。アメリカからブラックバスを移入し釣りの世界で名を馳せ、弟たちと日本のゴルフ草創期を牽引。樺山愛輔や吉田茂をはじめとする華麗なる人脈を持ちながら、ほとんど何も残さずに世を去った実業家、赤星鉄馬。評伝に書かれることを注意深く避けたかのようにさえ見える、その謎に満ちた一生を追った本格ノンフィクション。【解説】宇野重規
  • 歴史の真実と政治の正義

    歴史の真実と政治の正義

    ビジネス・実用
    -
    1巻838円 (税込)
    世界的な歴史見直し風潮を考察し、二十世紀思想の病――ナショナリズム、歴史主義、近代国家論の克服を説く。さらに情報化が進める教養の衰退、活字文化の危機を分析する。次代への指針を示す文明論。
  • 歴史を応用する力

    歴史を応用する力

    小説・文芸
    3.7
    1巻704円 (税込)
    中国歴史小説の第一人者が、光武帝と呉漢、項羽と劉邦、商の湯王と周の文王の生涯をたどりながら、ビジネスや人間関係における考え方のヒントを歴史からどう学ぶかを、具体的に平易な語り口で解説する。伊藤忠商事元会長、丹羽宇一郎氏との対談も収録。文庫オリジナル
  • 歴史を精神分析する

    歴史を精神分析する

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻649円 (税込)
    戦争、薬害エイズ事件などで、官僚はなぜ国家や国民の利益に反する行動をしたのか、アメリカは何ゆえに日本への原爆投下を謝罪しないのか、どうして日本人はアジア人の中で英語がいちばん下手なのか……歴史的事件の背景にあるものを精神分析の手法で考察。(『官僚病の起源』を改題。)
  • レギオニス 勝家の決断

    レギオニス

    小説・文芸
    3.8
    1巻748円 (税込)
    織田家の軍団長(レガトゥス・レギオニス)で、最後に生き残るのは誰だ? 北陸の平定を任された柴田勝家は、手取川における上杉謙信との合戦中、ついに羽柴秀吉と袂を分かつ。織田家中で、ともに長く信長を支えてきた林秀貞や佐久間信盛の失脚に伴い、はからずも筆頭家老へと上り詰める勝家。そして、本能寺にて信長死す――。清洲会議を経て、信長の妹・お市を妻とした勝家に、いよいよ、秀吉との決戦の日が近づいていた。 武将たちの出世争いを描き、働くすべての人が感涙必至の大好評戦国絵巻、ここに完結。「戦国の家は、まるで現代の会社だ!」
  • レギオニス 興隆編

    レギオニス

    小説・文芸
    3.3
    1巻660円 (税込)
    まるで現代の〈企業〉のように、戦国の〈家〉は生き馬の目を抜くがごとく……。織田家の軍団長(レガトゥス・レギオニス)で、最後に生き残るのは誰だ? 尾張国守護代の重臣で、富と力を蓄え織田弾正忠家の名を高めた織田信秀の番頭格・柴田権六勝家は、困惑していた。信秀の後継者である信長が、型破りな男だからだ。このままでは、先代がせっかく大きくした〈家〉を守ることはできない――。 武将たちの友情と裏切り、打算と駆け引きを描き、働く者は共感必至の戦国絵巻、ここに開幕。
  • レギオニス 信長の天運

    レギオニス 信長の天運

    小説・文芸
    4.0
    1巻726円 (税込)
    戦国ベンチャー織田家の軍団長(レガトゥス・レギオニス)で、最後に生き残るのは誰だ? 東海の覇者・今川義元、桶狭間に散る――。尾張を半ば手中にした織田信長は、三河の松平元康と誼を通じ、西に境を接する美濃・斎藤義龍との決戦に備えつつあった。戦意高まる家中にあって、柴田権六勝家は、微妙な立場にいた。信長と父の後継を争った弟の傅役だったため信用されず、功名を立てる機会すら与えらないのだ。焦る勝家とその家臣たち。彼らに再び、出世の機会は与えられるのか!? 武将たちの出世争いを描き、働くすべての人が共感必至の大好評戦国絵巻。
  • レギオニス 秀吉の躍進

    レギオニス 秀吉の躍進

    小説・文芸
    3.4
    1巻726円 (税込)
    織田家の軍団長(レガトゥス・レギオニス)で、最後に生き残るのは誰だ? 畿内の広範囲を勢力下に置く三好三人衆を降し、足利義昭を奉じて京に入った信長。主に上洛戦の先鋒を命じられるなど、その信頼を取り戻しつつある柴田権六勝家は、家中での存在感を増していく。だが、「天下布武」に邁進する信長に付き従う勝家らの前に、北近江の浅井長政、越前の朝倉義景、越後の上杉謙信、石山本願寺、一向一揆など、多くの敵が立ちはだかるのであった――。 武将たちの出世争いを描き、働くすべての人が感涙必至の大好評戦国絵巻、第三弾。「戦国の家は、まるで現代の会社だ!」
  • 裂壊 警視庁失踪課・高城賢吾

    裂壊 警視庁失踪課・高城賢吾

    小説・文芸
    3.8
    1巻942円 (税込)
    半年に一度の失踪課課長査察を間近に控え、室長の阿比留が忽然と姿を消した! 自宅に急行した高城たちだが、私生活を隠す阿比留の失踪の原因は掴めず、その行方は杳としてしれない。同時期、一人の女子大生の捜索願が出された。ストーカーによる拉致も疑われたが、二つの事件を追ううちに意外な接点が判明する。緊迫の書き下ろし長篇第五弾
  • 「レ・ミゼラブル」百六景 増補新版

    「レ・ミゼラブル」百六景 増補新版

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    『レ・ミゼラブル(惨めな人々)』という題名それ自体の意味が、 黒々とした写実的な木口木版のおかげで初めて理解できたように思えた。 すなわち、ユゴーは単に貧困によって虐げられた弱者ばかりでなく、 貧困が生み出すあらゆる悪を、被害者も加害者もひっくるめた形で 描き出すつもりだったのではなかろうか――――(「はじめに」より) 19世紀フランスで大ヒットしていた「レ・ミゼラブル」。 話題作を《絵》で読みたいと欲する民衆のため、 膨大な木版挿絵360葉をつけた廉価版全巻233冊が刊行された。 それをパリの古書店で偶然発見した著者が、 挿絵230葉を選りすぐり、物語の要約を添え、 さらに当時の社会情勢や民衆の生活をわかりやすく解説。 時代を超えて人々の心に響く、愛と苦悩の物語を繙く。 作品にまつわる講演録、エッセイを収録。 ・「なぜ『レ・ミゼラブル』は人の心をうつのか?」 ・「19世紀初頭、フランスに生きた人びと」
  • 恋愛書簡術 古今東西の文豪に学ぶテクニック講座

    恋愛書簡術 古今東西の文豪に学ぶテクニック講座

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,012円 (税込)
    愚直な想いか? したたかな罠か? それとも粋な駆け引きか? 人妻の虜となったバルザック、美しき野獣に溺れたコクトー、そして谷崎、百けんらが、略奪愛、ダブル不倫、官能の倒錯愛など恋の渦中で巧みに駆使したレトリックを分析、世界を震撼させた大恋愛と名作誕生の背景を探る。芸術の女神、男装の麗人、運命の女など続々登場。
  • 連合艦隊 参謀長の回想

    連合艦隊 参謀長の回想

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,210円 (税込)
    航空戦の時代を予見し、真珠湾、ミッドウェー、南太平洋海戦を指導した。 横須賀の司令を経て、連合艦隊参謀長として起死回生のあ号作戦を立案するが、惨敗する。 海軍最後の航空艦隊司令長官を務めた草鹿が、山本五十六との絆、宇垣纒との確執、源田実への気兼ねなど、艦橋内での人間関係を混ぜながら奮戦と壊滅の真相を描く。
  • 聯愁殺 新装版

    聯愁殺 新装版

    小説・文芸
    4.5
    1巻924円 (税込)
    大晦日の夜。連続無差別殺人事件の唯一の生存者、梢絵を囲んで推理集団〈恋謎会〉の面々が集まった。四年前、彼女はなぜ襲われたのか。犯人は今どこにいるのか。ミステリ作家や元刑事などのメンバーが、さまざまな推理を繰り広げるが……。迷宮入りの連続殺人事件。大いなる謎に挑む、白熱の推理バトル!累計十万部突破!ロジックミステリの魔術師・西澤保彦の傑作!新たに「三十三年目の『あとがき』」を収録。〈解説〉唐木厚
  • 廉太郎ノオト

    廉太郎ノオト

    小説・文芸
    4.0
    1巻990円 (税込)
    廉太郎の頭のなかには、いつも鳴り響いている音があった―― 最愛の姉の死、厳格な父との対立、東京音楽学校での厳しい競争、孤高の天才少女との出会い、旋律を奏でることをためらう右手の秘密。 若き音楽家・瀧廉太郎は、恩師や友人に支えられながら、数々の試練を乗り越え、作曲家としての才能を開花させていく。そして、新しい時代の音楽を夢みてドイツ・ライプツィヒへと旅立つが……。「西洋音楽不毛の地」に種を植えるべく短い命を燃やした一人の天才の軌跡を描き出す。 時代小説家最注目の俊英が、ついに新境地・明治へ! 第66回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)
  • 連弾

    連弾

    小説・文芸
    3.7
    1巻924円 (税込)
    都内の小さな公園で死体が発見された。警察は殺人事件と判断し、特別捜査本部を設置。捜査一課の音喜多弦は、音楽隊志望という少し変わった所轄署の刑事・鳴海桜子と捜査を開始した。遺留品にクラシックコンサートのチケットがあったことから、関係者を訪れる二人だが……。時を超えた愛憎と狂気が渦巻く、慟哭の傑作ミステリ。 文庫書き下ろし
  • 老後マネー戦略家族!

    老後マネー戦略家族!

    小説・文芸
    3.6
    1巻792円 (税込)
    定年が近づく父、専業主婦の母、仕事を辞めた息子に学費のかかる娘……。老後や将来への不安から、山田家は顔を合わせればケンカばかり。しかし勇気を持って踏み出した先には、めくるめく財テクワールドが待っていた! 目標額は三〇〇〇万。崖っぷち中流家族の奮闘がここに始まる!
  • 老醜の記

    老醜の記

    小説・文芸
    -
    1巻1,430円 (税込)
    59歳の小説家・片山が出会ったのは、21歳のホステス・千穂子だった。 二人は恋愛関係となるが、千穂子の若く奔放な肉体を前に、片山は激しい嫉妬と自身の老いに煩悶する… やがて二人の関係が、静かな諦念とおだやかな愛情に落着するまでの13年に及ぶ愛の軌跡を、冷静に見つめ綴った自伝的作品。
  • 老人初心者のたくらみ

    老人初心者のたくらみ

    小説・文芸
    4.0
    1巻836円 (税込)
    思いがけない蟄居生活、母亡き後の実家の片づけ、忍び寄る老化現象……なんのこれしき! 禍福は糾える縄のごとし。 暮らしの中に「いいこと」を見つけるのが、「今日も楽しかったなあ」、と眠りにつくための秘訣。 人生のコツと滋養がたっぷりつまった必笑エッセイ、第三弾。 『ないものねだるな』改題。
  • 老人と海

    老人と海

    小説・文芸
    4.3
    1巻880円 (税込)
    巨大魚と格闘する老漁夫の姿を通して描く、現代の神話。 20世紀アメリカを代表する作家、アーネスト・ヘミングウェイ。 彼の生前に発表された最後の小説にして、ピュリッツァー賞・ノーベル文学賞を受けるなど世界的に高い評価を得た『老人と海』。 劇作家・批評家の福田恆存によるその翻訳は、日本でも初訳(1955)以来、改訂を重ね、累計500万部を超える大ベストセラーとして読み継がれてきました。 本書は、いわば、日本語訳としてこれまで最も愛されてきた福田訳の、待望の新版です。 今回新たに、ヘミングウェイ作品および『老人と海』が日本でいかに読まれてきたかを示す、作家たちのエッセイを巻末に収録。 〈一生に一度は読みたい、文学の底力を示す名作〉として今も親しまれ続ける小説の、装い新たな復刊です。
  • 浪漫疾風録

    浪漫疾風録

    小説・文芸
    4.0
    1巻968円 (税込)
    二十三歳の越路玄一郎が入社したのは、個性派揃いの梁山泊のような出版社だった。部長の田村隆一に仕事を叩きこまれ、都筑道夫の後を受けて『EQMM』編集長を務め、そして作家に。一九五六年~六四年の疾風怒濤の編集者時代と戦後ミステリの草創期を活写する、ハードボイルド作家の自伝的長篇小説。 〈巻末エッセイ〉河合 靖/〈解説〉郷原 宏 ■目次 地獄へようこそ/悪戦苦闘/汗みどろの日々/粋で貧乏で/色やら恋やら/走り出す人々/ミステリ戦国時代/さらば編集者/あとがき
  • 浪漫疾風録/星になれるか(合本)

    浪漫疾風録/星になれるか(合本)

    小説・文芸
    -
    1巻1,936円 (税込)
    翻訳ミステリ雑誌『EQMM』編集長を経て日本におけるハードボイルド小説の先駆者となった直木賞作家の自伝的実名小説。 一九五六~六四年の疾風怒濤の編集者時代を描いた『浪漫疾風録』と、『傷痕の街』でのデビュー後、六四~七八年の綺羅星のような作家たちの交遊を描いた『星になれるか』の合本。 ■目次 ◎『浪漫疾風録』 地獄へようこそ/悪戦苦闘/汗みどろの日々/粋で貧乏で/色やら恋やら/走り出す人々/ミステリ戦国時代/さらば編集者/あとがき ◎『星になれるか』 星になれるか/面白き罪/バンコク有情/ドリアンの謎/モンスターの尻尾/独り砂漠を/甘美なる腐敗/回帰への終章
  • 60代、変えていいコト、変えたくないモノ

    60代、変えていいコト、変えたくないモノ

    小説・文芸
    3.0
    1巻814円 (税込)
    鍋が重たい、本の字が読めない。 少し前までできていたことができない 。困りごともいろいろ起きる。振り込め詐欺、通信トラブル、そしてまさかの感染症。 とまどう中で気づきます。 昔と同じやり方が今の自分の最適解とは限らない。 変えていいコトと変えたくないモノがつかめたら、よりよい60代を送れそう。 単行本『ふつうでない時をふつうに生きる』を改題
  • 六〇年安保闘争の真実 あの闘争は何だったのか

    六〇年安保闘争の真実 あの闘争は何だったのか

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻691円 (税込)
    「六〇年安保闘争」は、戦後の日本がいちどは通過しなければならない儀式だった。太平洋戦争の指導者に弾劾を加え、さらに占領後期の内実を確認するために、あの闘争は必要だったのである――昭和史のなかでもっとも多くの人々を突き動かした闘争の発端から終焉までをつぶさに検証する。『六〇年安保闘争』を改題、最終章「補筆・六〇年安保を想う」を加筆。
  • ロシア的人間 新版

    ロシア的人間 新版

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    今やロシアは世界史の真只中に怪物のような姿をのっそり現して来た――。千変万化するロシア国家の深奥にあって、多くの人を魅了する魂のロシアとは何か。プーシキンからドストイェフスキー、チェホフにいたる十九世紀の作家たちの精神を辿りつつ、「ロシア的なるもの」の本質に迫る。 〈巻末エッセイ〉江藤 淳〈解説〉佐藤 優 目 次 序 第一章 永遠のロシア 第二章 ロシアの十字架 第三章 モスコウの夜 第四章 幻影の都 第五章 プーシキン 第六章 レールモントフ 第七章 ゴーゴリ 第八章 ベリンスキー 第九章 チュチェフ 第十章 ゴンチャロフ 第十一章 トゥルゲーネフ 第十二章 トルストイ 第十三章 ドストイェフスキー 第十四章 チェホフ 後記(北洋社版) 後記 井筒先生の言語学概論 江藤 淳 解説 佐藤優
  • ロシア文学を学びにアメリカへ? 増補版 屋根の上のバイリンガル

    ロシア文学を学びにアメリカへ? 増補版 屋根の上のバイリンガル

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,100円 (税込)
    ロシア人亡命作家を追いかけ クロアチア移民とおしゃべりし イディッシュ語教室で人気者に―― 一九八〇年代、ロシア文学専攻でありながら米国に学んだ著者。 東欧系移民や亡命作家たちとの交流から得た豊かな体験談を起点に、 亡命者・移民・多言語話者の文学や言葉を縦横に考察。 ロシア・東欧文学から世界文学まで広く論じてきた著者の原点たるエッセイ。 「ハーバード生活から、三つのエピソード」他を新収録。 解説 「いつも身軽に「大事そうなもの」を集めること」奈倉有里 ニューヨークのこんな片隅のしがない食料品店の中でしぶとく生き続ける生粋のスラヴ語が聞けたという事実に嬉しくなったぼくは、つい好奇心にかられて、「いったい何語をしゃべっているんだい、スラヴ語みたいに聞こえるけど」と男の子のほうに脇から話しかけてしまった。 (「ブライトン・ビーチのロシア語街」より抜粋)
  • 六機の護衛戦闘機

    六機の護衛戦闘機

    昭和18年4月18日、悲劇は始まった。山本五十六搭乗機の護衛についた6機の零戦は、大任を果たしえず、その重責を負い、次々に南の空に消えていった。若きパイロットたちの非情な運命を悼み、その生の軌跡を関係者の証言に辿る、知られざる戦争の記録。
  • 六本指のゴルトベルク

    六本指のゴルトベルク

    小説・文芸
    4.0
    1巻775円 (税込)
    グレン・グールドの弾くバッハの「ゴルトベルク変奏曲」。『羊たちの沈黙』のレクター博士が聴いたのは、1981年盤だった!? 無類の読書家でもあるピアニストが、古今東西の純文学やミステリーに出てくる名曲を取り上げ、そこに隠された意味を読み解く。第25回講談社エッセイ賞受賞作。
  • 魯肉飯のさえずり

    魯肉飯のさえずり

    小説・文芸
    4.0
    1巻946円 (税込)
    ママがずっとわたしの恥部だった――。 就活に失敗し、逃げるように結婚を選んだ桃嘉。 優しい台湾人の母に祝福されるも、理想だった夫に一つ一つ 〈大切なもの〉をふみにじられていく。 台湾と日本のはざまで母娘の痛みがこだまする長編小説。 織田作之助賞受賞作。 〈解説〉渡邊英理
  • ロビンソンの家

    ロビンソンの家

    小説・文芸
    3.3
    1巻880円 (税込)
    ぼくは彼女を順子さんと呼ぶ――母の失踪への情熱、性的な身体の記憶……。大藪春彦賞受賞作家がおくる、甘美でせつないミステリ。
  • ロボット RUR

    ロボット RUR

    小説・文芸
    3.9
    1巻924円 (税込)
    無限の労働力「ロボット」によって、人類は苦役と貧困から解放され、真の幸福を得るはずだった――。1920年、中欧の小国で発表されたこの戯曲から「ロボット」という言葉が生まれた。今なお多くの問いを投げかける名作を、発表より100年を記念し新訳する。 資料 カレル・チャペックによる記事 「今一度、ロボット(RUR)について」(1921年)ほか 訳者解説 「『ロボット』あるいは世界文学のつくりかた」阿部賢一
  • ロング・アフタヌーン

    ロング・アフタヌーン

    小説・文芸
    3.8
    1巻946円 (税込)
    自殺を決意した女が偶然、学生時代の友人と再会する。 そんな場面から始まる小説の原稿が、編集者の葛城梨帆宛てに届く。 以前新人賞で落選した志村多恵からだった。 立場の違う女たちの会話はすれ違い、次第に募る殺意。そして女はある選択をする―― 「私をあなたの、共犯者にしてください」 虚実の境が揺らぐ、迫真のミステリー。 〈解説〉大久保洋子
  • 論語

    論語

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    二千五百年の長きにわたり読み継がれ愛されてきた、孔子やその弟子たちの言行録。 簡潔・素朴でありながら深い含蓄のある言葉の数々には、生きる智恵が詰まっている。 中国古代史の大家である訳者が、新解釈を交えつつ、新注・古注に照らして懇切な解説を付した完訳版。 情味あふれる訳文や解説から、人間・孔子のありよう、弟子たちの豊かな個性が鮮明に浮かび上がる。 原文・読み下し付き。〈巻末エッセイ〉倉橋由美子
  • ロンドン骨董街の人びと

    ロンドン骨董街の人びと

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    2000以上の古美術商がひしめくロンドンの中心地セント・ジェームズ街にある、欧州屈指の古美術商スピンク・アンド・サン。 日本人として初めて勤務した著者が書き下ろした自伝的エッセイ。 講談社エッセイ賞受賞作。 〈解説〉大竹昭子
  • ワイドビュー南紀殺人事件

    ワイドビュー南紀殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    十津川警部の部下・三田村刑事は、恋人と南紀へ旅行中に偶然、殺人事件に遭遇する。殺された男の旅行仲間二人を容疑者として捜索を続ける十津川たちだったが、捜査陣の追及を嘲笑うかのように、容疑者と目されていた男たちが、次々と殺害される。巧妙に捜査の網をくぐり抜ける真犯人に、果たして十津川たちは迫ることができるのか!?
  • 若い読者のための世界史 改訂版

    若い読者のための世界史 改訂版

    歴史は「昔、むかし」の物語。さあ今から昔話をはじめよう――。『美術の物語』の著者がやさしく語りかけるように、時代を、出来事を、そこに生きた人々を活写する。ネアンデルタール人の登場から自ら体験した第二次大戦まで。一九三六年の初版刊行から半世紀を経て復刊されて以来、各国で読みつがれてきた“物語としての世界史”の古典。文庫上下巻を合本とし、最新版を参照して訳文を見直した、待望の改訂版。 目次 1 「昔、むかし」 2 偉大な発明者たち 3 ナイル川のほとり 4 日月火水木金土 5 唯一の神 6 だれもが読める文字 7 英雄たちの時代 8 けたちがいの戦争 9 小さな国のふたつの小さな都市 10 照らされた者と彼の国 11 大きな民族の偉大な教師 12 偉大なる冒険 13 新しい戦い 14 歴史の破壊者 15 西方世界の支配者 16 よろこばしい知らせ 17 帝政のローマ 18 嵐の時代 19 星夜のはじまり 20 アッラーの神と預言者ムハンマド 21 統治もできる征服者 22 キリスト教の支配者 23 気高く勇敢な騎士 24 騎士の時代の皇帝 25 都市と市民 26 新しい時代 27 新しい世界 28 新しい信仰 29 戦う教会 30 おぞましい時代 31 不幸な王としあわせな王 32 その間に東欧で起こったこと 33 ほんとうの新しい時代 34 暴力による革命 35 最後の征服者 36 人間と機械 37 海の向こう 38 ヨーロッパに生まれたふたつの国 39 世界の分配 40 わたし自身が体験した世界史のひとこま
  • 別れの後の静かな午後

    別れの後の静かな午後

    小説・文芸
    3.8
    1巻565円 (税込)
    それは僕に必要な静かな午後だった。風も波もない、まったく平静な宇宙空間にいるような時間が――恋人との別れから三年後、一本の電話が僕を直撃した。胸の痛みを抱えながらも、やがて心の奥底が暖かくなる時間が訪れる(表題作)。別れとはじまり、生きることの希望を描いた珠玉の短篇集。
  • わが愛する土佐くろしお鉄道

    わが愛する土佐くろしお鉄道

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    東京で働く原田と同郷の恋人・早川ゆきの二人が高知県へ帰省する当日、ゆきはマンション自室で刺殺され、乗車予定のJR切符が消えていたのだ! 十津川と亀井は高知へ向かい、土佐藩家老の血筋であるゆきの父・秀典は地元の権力者であり、四国を一周する鉄道網を完成し新幹線を開通させることが夢だと知るが、翌朝早川家に3発の銃弾が撃ち込まれる。坂本龍馬嫌いを公言する秀典は、過去にも家を放火されたことがあるという。また秀典は土佐くろしお鉄道〈ごめん・なはり線〉が走る安芸をなぜか嫌悪しているようだ。かつて市内に所有していたホテルも邸も手放していた。一方で傷心旅行をする原田の前に現れる謎の女、5年前失踪した原田の友人……。十津川は、南国土佐の鉄道沿線で何を見るのか!?
  • わが人生処方

    わが人生処方

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,012円 (税込)
    常識的な叡智が底流する独自の人生論、書物への惜しみない愛情を綴った読書論、そして著者の中核をなす佳篇「余生の文学」……。大人の風格漂う人生と読書をめぐる極上の随想を初集成。巻末に吉田暁子・松浦寿輝対談「夕暮れの美学」を併録する。
  • わが人生の断片(上下合本)

    わが人生の断片

    小説・文芸
    -
    1巻2,860円 (税込)
    【昭和・光と影】 夥しい人命が失われ、数えることの出来ぬ富が空しくなり、名誉と独立とを奪われ、ただ世界に向って罪だけを負うことによって、今、戦争が終るのである――卒論をもとに『思想』で論壇デビューを飾った戦前、昭和十七年一月、ビルマ派遣軍司令部宣伝班として従軍。帰国後、読売新聞社論説委員として敗戦の日を迎える。そして戦後の平和運動、安保闘争へ。政治の季節を描く自伝的昭和史。昭和を代表する社会学者による回想録。 (目次より)  昭和十六年――昭和二十一年   徴用と三木清   ビルマの高見順   ラングーンの日々   日本への旅   新聞社の内部で   敗戦の日   スターリンの夢  明治四十年――昭和十六年   微禄の涯   偽善の勧め   地震のあとさき   社会学へ向って   習作時代   東大のうちそと   悲しい処女作   唯物論研究会の人々   ミクロの世界へ  昭和二十一年――昭和三十五年   二十世紀研究所   平和問題談話会   「小さな人気者」   内灘へ   さまざまな空港   放心の日々   安保前夜   安保の日誌   美しい季節   あとがき   解説 粕谷一希/品治佑吉 ※中公文庫『わが人生の断片』上下巻を合本したものです。既刊電子版と内容に変更はありません。
  • わが人生の断片(上)

    わが人生の断片

    小説・文芸
    -
    1~2巻1,430円 (税込)
    【昭和・光と影】 夥しい人命が失われ、数えることの出来ぬ富が空しくなり、名誉と独立とを奪われ、ただ世界に向って罪だけを負うことによって、今、戦争が終るのである――昭和十七年一月、ビルマ派遣軍司令部宣伝班として従軍。帰国後、読売新聞社論説委員として敗戦の日を迎える。戦後を代表する社会学者の回想録。 〈解説〉粕谷一希 (目次から)  昭和十六年――昭和二十一年   徴用と三木清   ビルマの高見順   ラングーンの日々   日本への旅   新聞社の内部で   敗戦の日   スターリンの夢  明治四十年――昭和十六年   微禄の涯   偽善の勧め   地震のあとさき   社会学へ向って   習作時代   東大のうちそと   悲しい処女作 〈解説〉粕谷一希
  • わが青春の台湾 わが青春の香港

    わが青春の台湾 わが青春の香港

    小説・文芸
    4.3
    1巻990円 (税込)
    台湾人の父と日本人の母のもと、日本統治下の台湾に生まれ、東大に学び、戦後は帰郷して台湾独立運動に参加するも、二・二八事件後香港へ亡命――。直木賞作家の波瀾に満ちた半生記(一九二四~五四年)であると同時に、激動の東アジア史の貴重な証言ともなっている。デビュー作「密入国者の手記」を特別収録。〈解説〉黒川 創 【目次より】 わが青春の台湾  二人の母に育てられて/文学少年から政治青年へ/全学連の「種蒔く人」/台湾独立に傾く/さよなら、私の台湾 わが青春の香港  編物に明け暮れた台湾のロレンス/青春の賭けに破れて商人となる/花嫁のいない結婚初夜/小説家を志して再び日本へ 〈特別収録〉密入国者の手記
  • わが青春無頼帖 増補版

    わが青春無頼帖 増補版

    小説・文芸
    4.5
    1巻924円 (税込)
    虚無的な孤高の剣士「眠狂四郎」を生んだ苛烈な戦争体験、多彩な女性遍歴、師・佐藤春夫との交流――。 故郷出奔から直木賞受賞までの無頼の日々を豊富なエピソードとともに綴る回想録。 表題作のほか、私小説的短篇五篇を併録する。 新たに随筆「文壇登場時代」「わが生涯の中の空白」を増補。〈解説〉縄田一男 【目次】 わが青春無頼帖 色 身 蜃気楼 北の果から 落 花 先生と女と自分 〈巻末付録〉 文壇登場時代 わが生涯の中の空白
  • 吾輩はライ麦畑の青い鳥 名作うしろ読み<『名作うしろ読みプレミアム』を改題>

    吾輩はライ麦畑の青い鳥 名作うしろ読み<『名作うしろ読みプレミアム』を改題>

    小説・文芸
    4.3
    1巻748円 (税込)
    名作の“急所”はラストにあり。「へそをなでています」「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。難有い難有い。」――意外と知らない唐突、納得、爆笑!? な終わりの一文。『西遊記』『吾輩は猫である』から『ライ麦畑でつかまえて』まで、世界の名著一三七冊をうしろから味わう型破りなブックガイド。 『名作うしろ読み プレミアム』を改題。
  • わが封殺せしリリシズム

    わが封殺せしリリシズム

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    「日本のヌーヴェル・ヴァーグ」の旗手として戦後日本の映画界を切り拓いてきた大島渚。仕事を共にした俳優たちのスケッチ、同世代の監督たちへの鋭い批判、そして去りゆく人への愛惜を綴った、ベストエッセイ集。巻末に坂本龍一による弔辞、大島監督との思い出、小山明子夫人のエッセイを付す。
  • わが復員わが戦後

    わが復員わが戦後

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    1945年12月、復員船は博多に着いた──。 戦争末期、一兵士としてフィリピンのミンドロ島の警備にあたり、一年弱の俘虜生活を送った復員兵を待っていた、戦後社会の混乱、家族や旧友との再会……。 戦争と戦後体験から生まれた名作を集成。 遺稿となったエッセイ「二極対立の時代を生き続けたいたわしさ」を付す。 〈解説〉城山三郎 〈巻末エッセイ〉阿部昭
  • わが文学 わが作法 文学修行三十年

    わが文学 わが作法 文学修行三十年

    ビジネス・実用
    -
    1巻880円 (税込)
    『雁の寺』『寺泊』など作品の背景をエピソードを交えて、書くことの方法と身を削る「業」の厳しさを明かす。文学作法を自ら語るファン必携の一冊。〈解説〉掛野剛史 「雁の寺」四部作 「五番町夕霧楼」 「越前竹人形」 「越後つついし親不知」「霰」「静原物語」 「しがらき物語」「波影」「鴉の穴」 「飢餓海峡」8 「湖の琴」「銀の庭」「霙」 「城」「佐渡の埋れ火」「名塩川」「京の川」「畳職人谷捨蔵の憂鬱」 「弥陀の舞」「はなれ瞽女おりん」「馬よ花野に眠るべし」79 「凍てる庭」 「冥府の月」「桜守」 「好色」「男色」 「蓑笠の人」「越前一乗谷」 「焚火」「有明物語」「猿籠の牡丹」 「兵卒の鬃」「冬日の道」「道の花」「草民記一章」「『ぼろんか騒動』の多吉」 「宇野浩二伝」 「古河力作の生涯」「鶴の来る町」 「一休」 「近松物語の女たち」「あひるの子」「わが草木記」 「わが山河巡礼」「失われゆくものの記」「日本海の人と自然」「金閣と水俣」 「若狭幻想」 「霧と影」「死の流域」 「海の牙」「火の笛」 「寺泊」「壺坂幻想」他 「決潰」「棺の花」「ちりめん物語」 戯曲「雁の寺」他
  • 忘れ得ぬ人々と谷崎潤一郎

    忘れ得ぬ人々と谷崎潤一郎

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    建築家辰野金吾を父に持ち、名随筆家としても知られる仏文学者が、同窓の谷崎、師として仰ぐ露伴・鴎外・漱石らとの思い出を綴る。昭和初期から戦後までに交流した多才な文学者の素顔や審美眼と学問への深い愛が浮かび上がる自伝的随想集。改造社版の同題本(選集第四巻 昭和二四年刊)を底本にした完全版を文庫化。
  • わたしが殺した男

    わたしが殺した男

    小説・文芸
    4.5
    1巻814円 (税込)
    中年探偵・秀之進から「相棒になろうぜ」と勧誘されて埼玉県警を辞め、新宿のバー兼探偵事務所で働き始めた龍二は、警視庁キャリアが持ち込んだ依頼から、殺しを愉しむ「悪魔」にかかわることに――。探偵事務所「ダブルシュガー」最初の事件!
  • わたしたちの秘密

    わたしたちの秘密

    小説・文芸
    -
    1巻858円 (税込)
    村山由佳氏、おすすめ! 「作家・中江有里の真摯な声が聞こえてくる。人生からは逃げられない、けれど人は変われる、と」 30歳の大倉玉青は、人材派遣会社に登録し大手通信系企業の受付として働いている。大学時代は、演劇サークルに所属していた。愛読書の『走れメロス』をバッグに放り込み、苦行のような満員電車に乗り職場へ通うのは、ただ生活のためだけだ。その生活が空虚で、何のために生きているのかわからない。彼女は、5年前の自らの選択が生んだ「秘密」を抱え、それに関わる者の存在を「希望」と感じながら、ただ日々を過ごしていた。 そんなある日、劇的な邂逅から生活が急転。玉青は思う。この出会いを、わたしは信じていいのだろうか――。 女優・作家・歌手として多彩な才能を見せる著者が、二人の女性の交錯を軸に現代的テーマに迫った、温かでミステリアスな物語。 『トランスファー』改題。 【目次】 同じ夢 極夜 世界は広い 振り向かない男 話してくれて嬉しかった おやすみ 洋海 再びの夢 まだ、生きている まだ死ねない 痕跡  〈巻末対談〉松井五郎(作詞家)×中江有里         歌手活動の再開は、この小説がきっかけだった
  • 〈私〉という演算

    〈私〉という演算

    小説・文芸
    3.8
    1巻712円 (税込)
    〈私〉についてこうして書いている〈私〉という存在とは……。〈私〉と世界との関係を見つめた表題作はじめ、思考のかたちとしての九つの短篇小説。
  • わたしの宇野千代

    わたしの宇野千代

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    命がけでない切れっぱしの情熱なんか何も生まない――。 自己に忠実に、奔放に、骨の髄まで小説家として生きた宇野千代。 その晩年まで親交を重ねた著者による、宇野との対話全三篇のほか、交流を綴った随筆から弔辞までを収める。 自由で純真、ユニークで魅力的な「女流作家」の姿が、活き活きとうかびあがる。 〈解説〉斎藤美奈子
  • 私の音楽談義

    私の音楽談義

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    「音楽というものは、生活のなかにとり入れるものではなく、生活のなかからひきだすものです。」――やわらかい語り口による、クラシック音楽への誘い。 ・芥川也寸志生誕100年記念企画。 ・ロングセラー『音楽の基礎』と並ぶ、クラシック音楽入門書。 ・本書は、楽譜をいっさい用いず、日本人とクラシック音楽の接し方を、平易かつユーモラスに解く。「談義」というに相応しい筆致。 ・「リズム」「旋律」「ハーモニー」など、音楽入門としてのツボは押さえつつも、時折「脱線」する内容が、もうひとつの読みどころ。 ・軽妙な文体とエピソード、喩えの面白さなど、現代音楽作曲家である著者の人柄が垣間見える。エッセイとしての妙味。 〈解説〉片山杜秀
  • 私の彼は腐ってる

    私の彼は腐ってる

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻748~792円 (税込)
    祖父の死で天涯孤独になった揚羽。その時、約束通り迎えにきてくれた許婚の伊織と同居するが、なぜか彼は広い洋館で姿を見せない。執念で探し出し問い詰める最中、伊織の腕がぼとりと落ちた。「じつは私、ゾンビなんです」まさかのカミングアウトと、スライム、吸血鬼たちに実は囲まれていた揚羽の運命と恋愛成就は!?
  • 私の旧約聖書

    私の旧約聖書

    小説・文芸
    4.5
    1巻792円 (税込)
    「旧約聖書を読んで、はじめて、(神でなく)人間の叡智というものに底知れぬ怖れを感じました」。中学もろくすっぽ行かないで、ずっと不良じみた一匹狼でしのいできた著者が若き日偶然に出会った旧約の世界。イェホバは律を求め、人々は生を望む――神と人間との約束事を描く旧約聖書に向き合い、対話し続けた自伝的省察の記。〈解説〉吉本隆明
  • わたしの献立日記

    わたしの献立日記

    小説・文芸
    4.1
    1巻754円 (税込)
    女優業がどんなに忙しいときも台所に立ちつづけた著者が、日々の食卓の参考にとつけはじめた献立日記。工夫と知恵、こだわりにあふれた料理用虎の巻。〈解説〉平松洋子
  • 私の作家評伝

    私の作家評伝

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,980円 (税込)
    彼らから受け継ぐべきものとは何か―― 近代日本文学の代表的な文豪十六人の作家と人生を、独自の批評精神で辿り直し、彼らが現代に残した文学的遺産の正体をさぐる、異色の評伝集。 本書は、著者の代表的な長篇小説『別れる理由』と同時期に連載(1968~81年)された評伝シリーズの日本文学篇(海外篇はのちに『私の作家遍歴』として刊行された)。 世界文学にも造詣の深い著者が、いかに深く日本文学を読み込み、その達成を受け継いだかを最も示す評論であり、〈その作家自身の内面にもぐりこんで作品を読み直す〉〈特に、男女関係に鋭く着目する〉など、余人に真似のできない、著者ならではの躍動的な批評眼が発揮された著作でもある(連載中に芸術選奨文部大臣賞)。 また完結時には、本作で試みられた〈評伝中の作家自身の内面にもぐりこむ〉〈自分を評伝の登場人物のように外面的に書く〉という往還的な筆法が、のちの後期コジマ・ノブオの特異な作風=メタ私小説の領域を切り拓いたことを自身、語っている(中野好夫との対談「伝記文学の魅力」1975より)。 そうした重要作でありながら、本作は長らく、『別れる理由』などの派手な経歴の陰に隠れ、注目されてこなかった。 本文庫版は、新潮選書版全三巻(1972~75)を合本にした潮文庫版(1985)を底本とし、さらに、書籍初収録となる柄谷行人・山崎正和との貴重な鼎談を巻末に収録。 日本文学における近代の遺産と現代の基礎づけ、そして彼/女ら=我々と世界文学との接点を再考する上で、いまなお重要な観点を豊富に内蔵した一書として復刊する。 【目次】 永遠の弟子(森田草平)/順子の軌跡(徳田秋声)/狂気と羞恥(夏目漱石)/美貌の妻(森鷗外)/女の伊達巻(有島武郎)/東京に移った同族(島崎藤村)/男子一生の事業(二葉亭四迷)/不易の人(岩野泡鳴)/其中に金鈴を振る虫一つ(高浜虚子)/平坦地の詩人(田山花袋)/明治の弟とその妻(徳冨蘆花)/渋民小天地(石川啄木)/闇汁(正岡子規)/多佳女の約束(続夏目漱石)/神をよぶ姿(泉鏡花)/同じ川岸(近松秋江)/ひとおどり(宇野浩二) 〈巻末鼎談〉「漱石と鷗外の志と現代」柄谷行人×山崎正和×小島信夫(1973)
  • わたしの人生案内

    わたしの人生案内

    小説・文芸
    -
    1巻838円 (税込)
    高度経済成長のさなか、日本と日本人はかつてない速度で変貌し続けていった。仕事、友情、結婚生活、病気、そして老境――ユウモア文学の第一人者として昭和の文壇で健筆をふるった著者がしみじみと綴る人生のあれこれ。
  • 私の人物案内

    私の人物案内

    小説・文芸
    -
    1巻1,571円 (税込)
    芸術の各分野に広い足跡をのこした著者の洒脱な人物評論。柔軟な感受性と良識が、小林秀雄、三好達治、大岡昇平、近衛文麿、白洲次郎、吉田茂など一代の知識人たちの肖像を、エピソードを交えて的確軽妙に描く。
  • ワタシの生活<微>向上作戦

    ワタシの生活<微>向上作戦

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻754~817円 (税込)
    「飲み代を図書券で払ったことがある」「体が細く見える水着を買ってきたら、そのぶん足が太く見えた」「つきあっていた男の部屋のトイレットペーパーはイチゴ柄だった。その日に別れを告げた」・・賢く、楽しく、たくましく、こんな時代を生き抜くOL委員会員一万人の知恵と現実。
  • 私の大事な場所

    私の大事な場所

    小説・文芸
    3.7
    1巻880円 (税込)
    はじめて日本を訪れたときから六〇年。ヨーロッパに憧れていたニューヨークの少年にとって、いつしか日本は第二の故郷となった。京都や東京の思い出の場所、そして大切な友人たち……。日本文学研究に人生を捧げた著者による、変わらないものへの愛情にあふれた自伝的エッセイ集。
  • 私のパリ、ふだん着のパリ

    私のパリ、ふだん着のパリ

    小説・文芸
    4.0
    1巻649円 (税込)
    パリに根を下ろして二十余年、毎日の暮らしのなかから見えてきた 素顔の街の魅力さまざま 〈目次より〉 美食は、美徳である/ワインの目覚につきあう/年中無休 チュニジア人の食料品店/包丁を使わないフランスの主婦たち/クリスマスと正月 食卓の舞台裏/私のロイヤル コペンハーゲン/美術館に出かけるぜいたく/伝統の子供服が素敵/黒い服/シャネル――二十世紀の偉大なフランス人/ヴァンドーム広場に五千m2の別荘/ダイアナ妃/額縁のおしゃれ/ガラクタ好き/パリのエレベーター ほか
  • 私の文学的回想記

    私の文学的回想記

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    大正、昭和初期の流行作家である芥川龍之介や菊池寛などが集まるレストランで十八日間だけ働いた宇野千代は、後に自らも筆を執り、女流作家の地位を確かなものにしていく……。尾崎士郎・東郷青児との愛情や、梶井基次郎・萩原朔太郎を始めとする作家たちとの友情に彩られた、彼女の鮮やかな半生を綴る貴重な文壇史随筆集。
  • わたしの 「もったいない語」辞典

    わたしの 「もったいない語」辞典

    小説・文芸
    3.0
    1巻770円 (税込)
    「銀幕」「ペーペー」「Gジャン」「アンドロイド」「達者で」――など「あまり聞くことのなくなってきた“もったいない”言葉」を、自身の体験談とともに厳選。作家・文学者・俳人など言葉のプロ150人が選んだ言葉に込められた想いに、共感するもよし、新たな発見を見出すもよし。どこから読んでも楽しいエッセイ集。 <“もったいない語”の例> 「朝ぼらけ」……横文字にはない感覚(逢坂剛) 「恐れ入ります」……礼を失しない交渉術(岸本葉子) 「光栄です」……謙虚な姿勢を表現(佐藤智恵) 「シャレ」……=「親父ギャグ」にあらず(南伸坊) 「せどり」……知識と経験で転売 今は昔(北原尚彦) 「底力」……爆発させれば夢は叶う(市川染五郎) 「到来」……はるか遠くの美味しさ(小川洋子) 「鳴かぬなら…」……嘘もおもしろい(阿刀田高) 「ハンサム」……立ち居振る舞いも問われた(プチ鹿島) 「一っ走り」……自然で粋で頼もしい(福原義春) 「フィルム」……栄華極めた絶滅危惧種(手塚眞) 「まあ大変」……大事装った趣深い造語(泉麻人) 「万年筆」……書き癖に染めて楽しく(高野史緒) 「民芸」……「嬉々」が包み込む風景(ねじめ正一) 「利休鼠」……感性豊か 和の色名(里中満智子)
  • 私はいつでも忙しい

    私はいつでも忙しい

    小説・文芸
    -
    1巻838円 (税込)
    仕事で机の前に座るのも、台所に立つのも、お化粧をするのも日々のこと。すべて愉しいと思えば、忙しくなくできる。一日一日を大切に暮らす著者が、こまやかな気持ちの動きをさらりと描いたエッセイ。
  • 私は作中の人物である

    私は作中の人物である

    小説・文芸
    -
    1巻754円 (税込)
    小説のなかの「私」とはいったい誰のことなのか――ものの名称、物語、語り口……小説にまつわる要素あれこれを鮮やかに料理するパスティーシュ短篇集。
  • 私はたゆたい、私はしずむ

    私はたゆたい、私はしずむ

    小説・文芸
    3.0
    1巻792円 (税込)
    真実が、ふたつある。 成功者たちを襲う連続殺人。 このラストはハッピーエンドか、それとも―― ベストセラー『ため息に溺れる』著者による戦慄のミステリー。 交流人事で八丈島に渡った刑事の薫と赤川は海上で所属不明の客船を発見。中には遭難した上流階級の子女七人が乗り込んでいた。彼ら以外に乗員はおらず、誰かが操舵している形跡もない。だが船はひとりでに航海を続けていた――。謎に包まれた船中で連続殺人が発生。発見された遺体は半身が溶け、床に染み込んでいた。
  • 渡邉恒雄回顧録

    渡邉恒雄回顧録

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,361円 (税込)
    生い立ち、従軍、共産党東大細胞の思い出、政治記者として立ち会った権力闘争の修羅場、鳩山一郎・大野伴睦・池田勇人・佐藤栄作・田中角栄・中曽根康弘・橋本龍太郎・村山富市・小沢一郎・小渕恵三ら為政者たちの横顔――。読売新聞主筆による生々しい証言。
  • 海神の島

    海神の島

    小説・文芸
    3.2
    1巻1,320円 (税込)
    一九九九年、沖縄。花城泉は、気が合わぬ姉と妹に挟まれ窮屈さを感じていた。ある日、祖母の漣オバァが三姉妹に告げる。誰かが海神の墓を守れ──と。三人は即座に拒否したが、二十年後、図らずも彼女たちは失われた「海神の秘宝」を追うことに。 汀・泉・澪――一騎当千の花城三姉妹が、沖縄、東京、九州、山口、台湾を縦横無尽に疾駆する! 三人の凄まじいまでの欲望と日米中の思惑が錯綜する、空前絶後の冒険小説。 読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞、週刊文春、週刊新潮、サンデー毎日、週刊朝日、小説現代、ミステリマガジン、SFマガジン、STORY BOX、ダ・ヴィンチ、CREA、ニュータイプ、沖縄タイムス、琉球新報ほか……各紙誌絶賛。山田風太郎賞受賞作家渾身の超大作が待望の文庫化。 カバーイラスト:mocha 【目次】 第一章 失われた秘宝 第二章 三姉妹の夢 第三章 相続人の行方 第四章 古墳は囁く 第五章 銅鏡と貝輪 第六章 暗躍する男 第七章 純白の平和と黒いアイドル 第八章 海神島の正体 第九章 見捨てられた疎開船 第十章 海底の決闘 第十一章 禁断の島へ 第十二章 太古からのメッセージ  解説 爆走するパワフルな冒険小説~「宝探し」の物語~  阿津川辰海
  • 和辻哲郎座談

    和辻哲郎座談

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,320円 (税込)
    学友・谷崎潤一郎のほか、志賀直哉、高坂正顕、幸田露伴ら多彩な顔ぶれと自由闊達に語る。オリジナル編集による初の座談集。未収録三篇を含む全十篇。没後六〇年記念。〈解説〉苅部直 目次より Ⅰ  春宵対談(谷崎潤一郎)  旧友対談(谷崎潤一郎)  戦争と平和(志賀直哉)  世界史における日本の運命(高坂正顕)  緑蔭対談――若い女性に望むこと(柳田國男) Ⅱ  幸田露伴先生を囲んで(幸田露伴・徳田秋声・末広厳太郎・辰野隆・谷崎潤一郎)  日本文学に於ける和歌俳句の不滅性(幸田露伴・安倍能成・斎藤茂吉・茅野蕭々・寺田寅彦・野上豊一郎)  日本文化の検討(柳田國男・長谷川如是閑・大西克禮・今井登志喜)  漱石をめぐって(安倍能成・小宮豊隆・内田百閒)  文学と宗教(高坂正顕・竹山道雄・長與善郎)
  • われ敗れたり コンピュータ棋戦のすべてを語る

    われ敗れたり コンピュータ棋戦のすべてを語る

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻792円 (税込)
    プロ棋士とコンピュータの対局が世間の注目を集める中、日本将棋連盟会長の米長邦雄は、当時最強と言われたボンクラーズの対戦相手に自らを指名した。元名人とはいえ引退から8年経った棋士に勝機はあるのか。研究を重ねた米長は、ついに「敵」の弱点を突く秘策を見つける――。棋士対AIの先駆けともいえる大一番の全記録。
  • ヴィジュアル版 沖縄文化論 忘れられた日本

    ヴィジュアル版 沖縄文化論 忘れられた日本

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    身体全体がふくれあがるような日々だった。ふれるものすべてに問題を発見し、ぎりぎり集中して行った。――一九五九年に本島、久高島、宮古島、石垣島、竹富島、そして六六年に久高島を再訪。沖縄に恋をした芸術家が見た舞踊、歌、そして神事からの日本再発見。毎日出版文化賞受賞作。著者撮影による写真口絵六四ページを収録。 〈随筆〉岡本敏子 〈解説〉外間守善/赤坂憲雄 (目次より) 沖縄の肌ざわり 「何もないこと」の眩暈 八重山の悲歌 踊る島 神と木と石 ちゅらかさの伝統 結 語 増補 神々の島 久高島 本土復帰にあたって あとがき  「一つの恋」の証言者として岡本敏子  新版に寄せて 岡本太郎の『沖縄文化論』を読む外間守善  解説赤坂憲雄
  • ヴィジュアル版 日本の年中行事

    ヴィジュアル版 日本の年中行事

    年中行事は今後もひたすら変化しつづけるだろうが、支えてきた意味づけについては十分理解し、納得しておかねばならない(宮田登)――正月から春、盆、そして冬へ。季節ごとの各地の行事を訪ね、その由来と系譜を綴った一〇〇のコラム。写真一三八点収録。索引、県別写真一覧を付す。『催事百話』改題。 〈解説〉島村恭則 (目次より)  序 日本人と催事 ◆正月 ススハライ/歳の市/市さまざま/お歳暮/大晦日/初詣/門松と餅/正月の神/お年玉/幸運を売る人々/仕事はじめ/マユ玉/ドンド焼き/藪入り/かまくら/庭田植/年占/厄除けと厄年/初庚申/暦の変化/大安・仏滅・友引/三隣亡/絵馬 ◆春から夏へ 次郎の朔日/追儺・鬼やらい/鬼のこと/節分の夜/ミカワリ婆さんと針供養/初午/稲荷と狐/凧と火伏せ/田遊び/田の神迎え/山の神祭り/裸祭り/天神さん/性の神/雛祭り/人形/ママゴト/山遊び・花見/山へ花摘みに/磯遊び・潮干狩/オシラ遊ばせ/十三参り/春彼岸/おはぎ・ぼた餅・団子/社日と地神/テントウ念仏/花まつり・灌仏会/春の神幸/御田植/浜降り/端午の節供/蛇まつり/茅の輪/天王祭り ◆盆 七夕と七日盆/ねぶた流し/盆釜/柱松/盆棚と盆の食事/お精霊流し/仏檀と神棚/盆踊り/施餓鬼/地蔵盆/地獄と極楽/お中元/お山参詣/風祭り ◆秋から冬へ 月見/二十三夜講/屋敷神の祭り/留守神/カマド神/恵比須・大黒/十日夜/亥の子/案山子上げ/大師講/太子講/お酉さま/七五三/七歳までは神のうち/産神と便所神/新嘗祭/アエノコト/カピタリの朔日/河童と水虎/蛇と竜/鰻と鯰/花祭り/くらやみ祭り・夜祭り/遠山まつり/火祭り/火伏せ/お不動さん/天狗祭り/冬至祭り あとがき 宮田登・萩原秀三郎 解説 島村恭則 県別写真一覧  索引
  • ヴェアヴォルフ - オルデンベルク探偵事務所録

    ヴェアヴォルフ - オルデンベルク探偵事務所録

    20世紀初頭、ベルリンに存在した人と人以外の存在を繋ぐ探偵事務所。長い任務から帰還した探偵ジークは、人狼の少年の世話と新しい依頼を押し付けられた。依頼の背後に見え隠れする人狼の影――巨大な陰謀は静かに幕をあけ、二人を陰惨な事件に巻き込んでいく。第2回C★NOVELS大賞特別賞受賞作に書き下ろし短篇「クリスの奮闘録」を収録。

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