井筒俊彦の作品一覧
「井筒俊彦」の「意識と本質」「『コーラン』を読む」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「井筒俊彦」の「意識と本質」「『コーラン』を読む」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
イスラム教への理解が深まる。宗教ではあるが、神学や哲学の分野でもある。著者の解説が分かりやすいので「信仰を解体して学ぶ楽しさ」を知るような読書になった。そもそも“解体して学ぶ“行為は、そのプロセス自体が会話や旅行のようでもあり楽しい。
先ず、旅のポイントは意外性から。イスラムが商業的な教えを含むものだという点。コーランは人間が神に金を貸すというイメージで解釈される。「誰か神に素晴しい貸付けをする者はおらぬか。後で何倍にもしてそれを返却していただけるのだぞ。神はその掌をつぼめるも、ひろげるも、思いのまま。」いわゆる神の恩寵が金銭的に表象され、厳粛な最後の審判の日すら商人言葉で描かれるらしい。
Posted by ブクログ
イスラーム文化をイスラーム的にたらしめているものは何か
イスラーム文化の独自性に迫る名著!
イスラームというと、時局的な事件や歴史的背景の解説にとどまることが多いが、本書はその根本にあるイスラーム教そのものに光を当てている。
キリスト教や仏教と並ぶ世界三大宗教の一つでありながら、現代でもたびたび社会を揺るがすイスラーム。その力強さの背景には、単なる信仰を超えて人々を動員する強大な教義がある。私自身、イスラームの「強さ」を人口増加や「子供を産み育てる」という行動様式に感じていたが、本書を通じてその一端に触れられたように思う。
印象に残ったポイント
1. 絶対帰依の宗教である
イスラームを
Posted by ブクログ
これは分かり易い。
井筒先生のまるで息遣いが伝わってくるような気がする素晴らしい本。
時を置いてまた読み直してみたい。
「『コーラン』を読む」という本だが、単に読むのではない、そこには「一つの与えられた言語テクストに対して解約学的操作が加えられなければならない」という高度な知的作業を行うというものだ。
7世紀のアラビアの砂漠に生まれた『コーラン』。日本人である我々との間には想像を遥かに超えた距離がある。そんなことももろともせず『コーラン』の読み方を解説する井筒先生に敬服する。どうしてこんなこのができるのか。30言語に堪能な語学の鬼才、井筒先生しかできない偉業だ。
『コーラン』は神のコトバ、