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七十二歳の夫が脳梗塞に倒れ、夫婦の第二幕が上がった。半身マヒ、骨折、肺炎……。次々と起きる困難にもめげず、妻は夫に声をかける。「あなた、私についてきて! 二人でカッコいいステージを演じよう」。あせらず、急がず、あきらめない。昨日より少しでもいい明日になるように、祈りをこめつつ介護する日々を綴る。
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Posted by ブクログ
野坂昭如さんの妻、暘子さんが昭如氏を介護する日々を綴った本。シャイでひねくれてはいるがユーモアに溢れた昭如氏と、彼を支えつつもシャンソンのコンサートやお店の経営という自分の時間も大事にする暘子さん。二人の関係が絶妙。大変魅力的な夫婦。野坂さんはこの妻があってこそ、トリックスターでいられたんだってこと...続きを読むがよくわかった。
野坂昭如さん、昨年、12月9日、85歳でお亡くなりになりました。この本は、その奥さま、11歳年下の野坂暘子さんの介護の記録、野坂さんが2003.5脳梗塞で倒れてからの6年の記録です。夫はリハビリ、妻は介護。夫は野坂二等兵、妻は鬼軍曹。椅子に立ったり座ったりのリハビリ、「はい、野坂二等兵、さぼらず続け...続きを読むて。声が小さい」「いっち、にぃ・・・」「そこで敬礼」「はい!」。そして夜は、妻は夫の身体を洗って、それから自分の入浴。疲れた時は「お邪魔しま~す」と言って一緒にと(^-^) 「黒の舟唄」、いい歌ですね!
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リハビリ・ダンディ 野坂昭如と私 介護の二千日
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野坂暘子
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