作品一覧

  • 失くした「言葉」を取り戻すまで 脳梗塞で左脳の1/4が壊れた私
    3.9
    忽然と姿を消した人気コラムニストの約17年ぶりの新刊は、愛と笑いに溢れた120%ポジティブ闘病記! 2009年11月、頭に激痛が走り「くも膜下出血なので今すぐ開頭手術を」と診断されたのに、手術を拒否して病院から帰宅。1週間後に手術を決意し受けたところ、くも膜下出血とは別の箇所で脳梗塞を発症、左脳の1/4が壊死して、目覚めたときには、利き手だった右手に麻痺がでて「お母さん」「わかんない」の2語しか話せなくなっていた……。 1987年に『週刊文春』で「おじさん改造講座」の連載をスタートさせて以来、高速タイピングで小気味よい文章を次々と生み出してきたコラムニストが「言葉」を失う。そんな悲劇的な状況でも「絶望してもしょうがない」と明るく受け止めて、家族や友人、医師、言語聴覚士、理学療法士らに支えられながら、日々を楽しみつつ前向きにリハビリを続け、再び長い文章が書けるようになるまで。 「いずれ本を書くときの資料になるはずだ」と、カセットテープに録音しておいた手術前後の家族との会話、夫の当時の日記、実際の脳のMRI画像、担当の医師や言語聴覚士、理学療法士に著者本人が取材して得た証言を織り込んで、失語症になった当事者自らがパソコンのキーボードを一文字一文字打って綴った渾身のノンフィクション。 表紙の「脳みそちゃん」の製作は、人気ぬいぐるみ作家、片岡メリヤスさんが担当。
  • ワタシの生活<微>向上作戦
    4.0
    1~2巻754~817円 (税込)
    「飲み代を図書券で払ったことがある」「体が細く見える水着を買ってきたら、そのぶん足が太く見えた」「つきあっていた男の部屋のトイレットペーパーはイチゴ柄だった。その日に別れを告げた」・・賢く、楽しく、たくましく、こんな時代を生き抜くOL委員会員一万人の知恵と現実。
  • 使える!大えっち
    -
    ふつうのOL、4500人に徹底アンケート!セックスにまつわるありとあらゆることを徹底調査。「処女の皆さんの本音」「初体験のこと」「気持ちよかった男のテクニック」「他人がやっているのを見てしまった」などなど、盛りだくさんの内容。ここまでリアルだと、使えること間違いなし!?あなたの「これから」きっと役立つ!

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ユーザーレビュー

  • 失くした「言葉」を取り戻すまで 脳梗塞で左脳の1/4が壊れた私

    Posted by ブクログ

    失語症の著者の経過をリアルに感じることができた。
    シビアな状況でありながら前向きな表現が多く、失語症や脳の疾患について興味がわいた。

    0
    2024年04月28日
  • 失くした「言葉」を取り戻すまで 脳梗塞で左脳の1/4が壊れた私

    Posted by ブクログ

    こういう本を読むと、もし自分がかかったら、もし家族が…って色々と考えてしまいます。でも、著者の清水さんも、周りの家族もすごく強いんですよね。脳梗塞に限らず、事故や震災、病気、明日は我が身なので、とにかく、日々を大切に。前向きに。当たり前にできていることを噛みしめて生活しようと思います。

    0
    2023年10月18日
  • 失くした「言葉」を取り戻すまで 脳梗塞で左脳の1/4が壊れた私

    Posted by ブクログ

    失語症となった著者の発症、リハビリ、そして本を出すまでの歩みが、明るく前向きに綴られているのが印象的です。支えるご主人と2人の子どもたちの、今振り返っての言葉も併記されていて、リハビリはご本人の意欲はもちろんですが、それを分かち合う周りにいる人の存在が大きいと感じました。

    0
    2024年01月06日
  • 失くした「言葉」を取り戻すまで 脳梗塞で左脳の1/4が壊れた私

    Posted by ブクログ

    いや~、闘病記(だよね?)の感想として実に不謹慎だとは思うが、これは面白かった!あの「おじさん改造講座」の清水ちなみさんが、くも膜下出血と脳梗塞によって左脳の機能の多くを失いながら、その脳の損傷からは考えられないほどに回復していく、その過程を綴ったもの。病状はかなり深刻で、今現在も様々な困難のある生活なのだが、とにかくこの本を貫いているのは、明るさとおおらかさだ。無理矢理なポジティブ思考ではない、この自然なスタンスはどこから来るのか。まったく感嘆しきりであった。

    週刊文春連載「おじさん改造講座」は、軽妙で目のつけどころが鋭く、愛読していた。OLたちにアンケートを送り、手書きで回答して送り返し

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    2023年04月07日
  • 失くした「言葉」を取り戻すまで 脳梗塞で左脳の1/4が壊れた私

    Posted by ブクログ

    面白かった!脳ってすごい。人間ってすごい!
    脳梗塞や失語症ってとてつもない大変な状態、というイメージだったが、発症当時やそこから回復していく過程を客観的にしかも明るく描写する当事者の本ってなかなかないのでは。
    病気の経験があっても、必要な助けを得て社会生活を送るひとりの人間に変わりはなく、かわいそうお気の毒になどと偏見を持たずに、こんな人もいるよね、みんなそれぞれで当たり前だよね、という感覚をポジティブに再認識させられた感じ。
    そういう意味ではD&Iが注目される昨今にもってこいの内容とも言える。

    0
    2023年03月21日

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