伝統・芸能・美術作品一覧

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  • 美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯
    3.8
    フランスの栄華をきわめたヴェルサイユの歴史。なかでも最も魅惑的な人物として語り継がれる悲劇のヒロイン、マリー・アントワネット─その三十八年の生涯を、「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展」の出展作品を題材にしながら紡いでいく。王妃の運命を決めた〈偶然・暗転・想定外〉(コラム)を収載。(本書はカラー写真を含みます) [内容] 第1章 ハプスブルク家のプリンセス 第2章 変わりはじめた国際地図 第3章 嫁ぎ先ブルボン家 第4章 王太子妃としての生活 第5章 神に選ばれた王妃 第6章 ロココの薔薇 第7章 忍び寄る革命 第8章 「パリへ!」 第9章 逃亡失敗とフェルゼン 第10章 引き裂かれた家族 第11章 忘れ得ぬ王妃
  • 藤森照信×山口 晃 探検! 東京国立博物館
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 開館、明治5年(1872)。収蔵品総数、11万件以上。わが国最古の博物館として、質・量ともに日本一を誇る「トーハク」こと東京国立博物館。本書では建築家の藤森照信氏と画家の山口晃氏を案内役に、「美術」「建築」の二本柱から、トーハクの魅力を徹底解剖します。膨大な収蔵品からお気に入りの展示品を独自の視点で選ぶ「勝手にトーハクセレクション」、茶室での特別見学体験、展示や保存修復の舞台裏から果ては館長室まで普段入れないところに潜入し、トーハクの魅力を徹底案内します。
  • 【カラー版】ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論
    3.8
    大ヒット漫画『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリを、ただ古代ローマと風呂が好きなだけの漫画家だと思ったら大間違い。実は17歳で単身イタリアに渡り国立美術学校で美術史と油絵を学んだ筋金入りの美術専門家なのだ。そんな彼女が初の美術論のテーマに選んだのは、偏愛する「ルネサンス」。しかしそこは漫画家。あの大巨匠も彼女にかかれば「好色坊主」「筋肉フェチ」「人嫌い」と抱腹絶倒のキャラクターに大変身。正統派の美術論ながら、「変人」をキーワードにルネサンスを楽しく解読する、ヤマザキ流芸術家列伝! 電子版は、紙の書籍でモノクロにて収録されていた、美術作品の画像もカラーで収録! ルネサンスの美術作品を、カラーでお楽しみください。【目次】はじめに/第1章 フィリッポ・リッピとボッティチェリ――ルネサンスを爛熟に導いた二人/第2章 愛しのラファエロ、ミケランジェロ、レオナルド――秀抜した「変人」としてのルネサンス三大巨匠論/第3章 型破りで魅力的な各地の「変人」画家たち――シチリア、ヴェネツィア、北方の絵画/第4章 王様から小説家まで ルネサンスの礎となった「変人」――わが敬愛するルネサンス人たち/第5章 あらためて、「ルネサンス」とは?――多様性と寛容さが世界を救う
  • 松本テマリ イラスト集 (マ)Illustrations
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小説・漫画・アニメ・CD・ゲームと多岐にわたる展開を見せる「まるマ(マ王)」ワールド。その中枢を担う絵師・松本テマリ待望のイラスト集!
  • 現代語でさらりと読む茶の古典 岡倉天心 茶の本 THE BOOK OF TEA
    3.8
    近代の名著として名高い『茶の本』は、明治39年(1906)に岡倉天心(1863~1913)が英語で書きアメリカで出版した書物です。そのタイトルや、再編集された利休の逸話・切腹話が多いことから、「茶道」について説きおこした本とも思われがちですが、実は、ハラキリで欧米に認知されていた当時の日本人を、日本の文化を擁護するために、欧米でも飲まれている「茶(紅茶)」を引き合いに出し、理解を求める意向で執筆されたものでした。七章からなる本文は短いものですが、どう解釈するかは訳者に負うところが大きい書でもあります。今回は、茶の道学実を兼ね備えた筆者が原文に挑んだ、茶の湯関係者待望の一冊です。 今回の新訳では、「茶道Teaism」と「茶の湯 tea ceremony」を明確に訳し分け、「道家思想Taoism」「禅道Zennism」と対置させるとともに、「茶道は、道教の仮の姿であった」と書いた天心の深意にせまっています。 また、英文のパラグラフごとに小見出しをつけているのも、訳者の工夫です。 60ページにおよぶ解説と、岡倉天心略年譜付き。
  • 絵画の準備を!
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「読者はつねに新鮮な発見に満ちた議論を追いながら、自ずと凡百の美術書をどれだけ読んでも得られぬ知見を得ることができるだろう」(浅田彰氏)いとうせいこう、島田雅彦両氏も絶賛。セザンヌの描く人物の不思議さが、こんなにも生き生きと語られたことがあっただろうか?画家にとって上手い/下手とは?モダニズムがなぜ今要請されるのか?カントの命題を映画『マン・オン・ザ・ムーン』に重ね合わせ、ベンヤミンの思想を召喚して日本国憲法を論じる。マティス、デュシャン、ポロック、美術と世界、法と暴力……、稀有にして奔放、不羈にしてスリリングな対話は、浅田彰氏をして「この本を読まずしていま作品を制作し鑑賞することができると思う者は、よほどの天才でなければサルである」と言わしめた。

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  • やさぐれぱんだとうさぎとかめ(小学館文庫)
    3.8
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 うさぎがかめをナメまくって、あげくかけっこに負けちゃうという「うさぎとかめ」の物語は本当にありえるのか?どれだけ油断しようが、歩みののろいかめにうさぎが負けるわけはないではないか?その真相に“やさぐれぱんだ的”に迫る長編書き下ろし!いつでも思いつきまかせの脱力系コンビ、やさぐれぱんだと青年がかけっこをしてくれるうさぎとかめを探しに出るものの、通称“ハードボイルド”と呼ばれているシルクハットをかぶった卵さん、兄は超アッパーで弟はカラに閉じこもりぎみのかたつむりきょうだい、達観しきっているナマズ大先生、天然度がますますパワーアップしたペンギンたちが登場し、話はますますコンメイしていって……。表題作の長編と短編3作を収録。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 日本の美意識
    3.8
    美は「滅び」にあり――。西行の歌、世阿弥の能、利休の茶、芭蕉の俳句、西欧文化……。「優美」から「侘び・さび」「かわいい」まで、日本の美の潮流を俯瞰し、その展開を読む。
  • 芸術の体系
    3.8
    美とはなにか、芸術とはなにか。行進、曲芸、ダンスから絵画、音楽、建築、散文まで――。人間が人間として日々を生きるということと、芸術活動や芸術作品のありかたを常に結びつけて考えた思想家アラン。第一次世界大戦に従軍し、戦火の合い間に熱意と愛情をこめて芸術を考察し、のびのびと書き綴った芸術論。著者の「折り目正しい考え方」を丹念に追い、テンポよく、わかりやすく訳しおろした最高の芸術ガイド。
  • 和力 : 日本を象る
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「余白」「月」「波」など日本の美を象徴する24のテーマ/かたちを選りすぐり、日本文化の特質をあきらかにするとともに、日本人のデザインの発想の原点を探る。見て楽しい、読んで納得の異色の日本文化論!
  • 〈オールカラー版〉欲望の美術史
    3.8
    本書は、美術を生み出し、求めるときの様々な欲望に光を当て、美術というものをいろいろな観点から眺めたエッセイ集である。扱った作品は、世界的な名作から、通常は美術とは目されない特殊なものまで様々だが、いずれも美術史上の重要な問題につながると思っている。(「まえがき」より)「欲望とモラル」「美術の原点」「自己と他者」「信仰、破壊、創造」という四つの観点から、「美が生まれる瞬間」を探る。<オールカラー>
  • 装丁を語る。
    3.8
    これまで手がけた約8000冊から120冊を厳選し、それぞれの本の個性を引き立てる「演出」方法を自ら解説。 ブックデザインの第一人者による初の単著。オールカラー、240ページ。 「内容を厳密に、かつ抑制して暗示する」それが鈴木成一の装丁だ。 ときおりそれは、作家自身を驚かせる。 そんな装丁家は他に誰もいない。 ――村上龍
  • 香と日本人
    3.8
    千四百年前、淡路島にたどりついた1本の流木を島人たちが火にくべたところ、得も言われぬ芳香が。仏教とともに伝えられた「香文化」を知る聖徳太子は「香木」だとすぐに見抜いたといいます。そして千年前、『源氏物語』の時代に人々は「香」で愛情を伝えました。鎌倉時代の武家は香木を兜に焚きしめ、室町時代に香は「香道」という芸道になりました。世界が賞賛する日本文化「香」の物語を、「香文化の伝道師」がわかりやすく綴る癒しのエッセイ。
  • 楽しく学べる 浮世絵図鑑
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 浮世絵がわかるビジュアル図鑑。NHK大河ドラマで注目される蔦屋重三郎の功績や関係のある浮世絵にスポットを当てながら、「美人画」「役者絵」「動物」「植物」「風景」など様々なジャンルごとに、楽しく名作を紹介します。
  • 2時間でわかる浮世絵の本
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 代表的な絵師から、ぶっちゃけこの絵のどこがすごいの?まで 世界に誇る大衆芸術、「浮世絵」について学べる決定書 YouTubeチャンネル登録者数10万人突破の堀口茉純氏監修! 浮世絵ってそもそも何? いったい誰が最初に浮世絵なんて描いたの? ぶっちゃけ、葛飾北斎の何がそんなにスゴイの? 絵師以外にどんな役割の人がいるの? 浮世絵にはどんな種類があるの? そんな素朴な疑問が2時間でまるっとわかります。 全部のページをめくったあなたは、きっと浮世絵が好きになってるはず。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 突然ですが、2時間だけ時間をください! まとめて2時間でも何日かに分けてちょっとずつでももちろんOK。 それだけ時間をいただければ、これまで「浮世絵って何?」状態だったあなたにも、きっと浮世絵を好きになっていただける。もともと「浮世絵が好き!」というあなたには、より深く愛していただけるようになる。 この本はそんなコンセプトで作られています。 とにかく難しいことは考えず、「お気に入りの作品や推しの絵師を見つけよう」それぐらいの気軽なノリで十分です。「浮世絵って面白いな」と少しでも思っていただければ、それが何より。 本書が、あなたを浮世絵沼に誘う入り口になれば。監修者としてこの上ない喜びです。 監修者執筆「はじめに」より抜粋 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  • ルール?本
    3.7
    ルールはあなたを縛るものではなく、この社会で自由に生きるためのもの? 世界の見え方が変わっていく、「ルール×デザイン」入門 遊び心と創造力に満ちた、新しい「ルール」本の誕生! 法律や規則、マナー、習慣、自然法則……わたしたちはさまざまなルールに囲まれて生きています。 本書では、日常のさまざまな場面で遭遇するルールの存在や影響を取り上げながら、ルールを「つくる」「使う」「見直す」「更新する」ことでわたしたちの社会をアップデートしていくことを目指します。この4つのサイクルに着目し、ルールはデザインによってどのようにかたちづくることができるのか、多角的な視点から探ります。 身の回りにあるルールを意識し、自分のこととして関わり、柔軟にとらえ直すことで、ルールとポジティブに向き合うことの大切さと、ルールは私たちの思考や行動を制限するものではなく、この社会で自由に生きるためのものであることを説く、日常をデザインする創造的実践のガイドとなる一冊です。 「ルールについての展覧会?!」と大反響を呼んだ、21_21 DESIGN SIGHTの企画展「ルール?展」(2021年)。展示期間中、予約の取れない展覧会として話題となり、TikTokやInstagramでZ世代の若者たちにも人気を博したあの「ルール?展」が、「本」になって帰ってきた! 展覧会ディレクターの菅俊一・田中みゆき・水野祐による、「ルール」についてさらに深掘りした全編書き下ろしのテキスト+座談会に、宇野重規(政治哲学者)、清水晶子(フェミニズム/クィア理論研究者)、小田原のどか(彫刻家/評論家)、細馬宏通(人間行動学者)、会田大也(ミュージアム・エデュケーター)、木ノ戸昌幸(元NPO法人スウィング理事長)の豪華執筆者による寄稿を加えて再編集・成書化しました。
  • イラストで読む レオナルド・ダ・ヴィンチ
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ダ・ヴィンチの波瀾万丈な人生を多数のイラストや図版と共に愉快なエピソードを交えて紹介。絵画を中心としたダ・ヴィンチの仕事も満載した画期的な伝記であり、美術書。楽しく読める一冊。 「万能の天才」は、いったいどんな人生を送ったのか? 「“モナ・リザ”のモデルは誰?」 「ダ・ヴィンチの奇抜(?)な発明品、実現したものは何?」 「ダ・ヴィンチ、逮捕される!?」 「弟子サライとの関係は?」 「独自のファッションセンスを持ち、お洒落だったって本当?」 楽しみながら大天才の全容がわかる、 画期的なレオナルド・ダ・ヴィンチ入門書! 【本書の特徴】 ・ 絵画、発明、建築、解剖学、彫刻、デザイン、舞台演出、地図製作…… 膨大な仕事について、多数の図版を掲載し鑑賞ポイントをわかりやすく解説。 ・ 生い立ちから晩年まで、様々なエピソードを交え、人物像や交流関係を丁寧に紹介。 ・ 当時の劇的に揺れ動く政治的背景、パトロンとの関係を解説。
  • 描けない! ─うまくいかない絵がビシッと決まる25の裏ワザ
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「たくさん練習してるのに、なかなか絵がうまくならない……何がいけないんだろう?」絵の練習に行き詰まった人に必要なのは、"発想の転換"です!!「髪の毛は1本ずつ描く」「服のシワは、たくさん描いたほうがいい」などと、思い込んでいませんか?本書は、「こういう間違い、よくある!」という例を元に、思い込みから起こる作画の間違いを発見し、自分に合った練習法を見つけるための参考書です。頭で考えすぎてしまう"思考型"、物事を印象でとらえる"イメージ型"の2つの視点から、いろいろなモチーフを描いていきます。マンガで読み進められるので、文章は苦手…という人でも楽しく読めます。計25個の「裏ワザ=発想の裏返し技」を学べば、あなたの絵は飛躍的にうまくなる!!
  • 「わからない」人のための現代アート入門~どう見る? どう感じる? 何を見つける?
    3.7
    わかると超面白い!現代アート入門書。 現代アート最前線の作品や展示を丁寧に取り上げ、誰にでもわかる言葉で解説した1冊。 現代アート鑑賞が人のスキル向上にどう役立つのかを独自のデータで実証。 おススメの美術館やアートプロジェクトのガイドなど、 現代アートの「いま」が全方位から理解できる!
  • ナチスと映画 ヒトラーとナチスはどう描かれてきたか
    3.7
    電子版は本文中の写真の一部をカラー写真に差し替えて掲載。 第二次世界大戦で数千万もの人々を死に追いやったヒトラーとナチス。彼らは新興メディアだった映画をプロパガンダの最大の武器として活用した。一方で戦後、世界の映画産業は、わかりやすい「悪」の象徴として、ヒトラーとナチスを描き続ける。だが、時代とともに彼らの「評価」は変わっていく。本書は、第Ⅰ部でナチ時代の映画を、第Ⅱ部で戦後映画での彼らのイメージの変遷を描き、「悪」の変容と、歴史と「記憶」の関係を探る。
  • つい人に話したくなる名画の雑学
    3.7
    X(旧Twitter)フォロワー数19万人!(2023年11月時点) 古今東西の風俗知識を投稿する「昔の風俗をつぶやくよ」アカウント待望の初著書がヤスダコーシキ名義で発行! 80点以上の絵画を収録。名画のモチーフや当時の背景、作家の人生など、絵画に隠された雑学を独自の語り口で軽妙に解説します。 「絵画って難しいかも」と言う人が時々います。でも少し待って。絵画はそんなに難しいものではないのです。 宗教画も含めて、絵画は本来エンターテイメントでした。パソコンやテレビが無くたって、たとえ文字が読めなくたって、絵画は視覚情報によって昔の人に多くの物語を語ってくれたのです。 人々は絵画で剣を振るう歴史上の英雄に興奮し、傷つき苦しむキリストの姿に涙し、そして神話に登場する神々の裸体にひそかにドキドキしました。昔の人がそんな風に楽しめたのですから、現代の私たちだって同じように楽しめないはずがないですよね。 ただ、昔と今では当たり前ですが時代が違います。現代の私たちが絵画を楽しむには、ほんちょっとの背景情報が必要です。本書は、その「ちょっと」を雑学という形で分かりやすく解説しました。損はさせません。この知識、休憩中や飲み会の雑談で絶対役立ちますよ。 ―――― はじめにより
  • ポーズの美術解剖学 人体表現の幅が広がる
    3.7
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は「美術解剖学に基づいた人体のポーズ集」です。解説は第1部だけで、第2部は気軽にパラパラとめくって眺めているだけで創作のインスピレーションを得られるような体裁にしています。 人体ポーズのイラストに使用した資料は、衣服やサポート(彫刻を支える支柱)で体が隠れたりしているものも多く、そうした箇所は体の輪郭を推測したり、加筆したりしました。描く回数をこなしていくと、これらの隠れた部分を容易に推測できるようになりました。もちろん、実際の像を観て確認していないものもあるので、それらについては正確かどうかはわかりません。「美術解剖学を研究している人が、欠損部分を補うとこのようになる」という作例とお考えください。 この本の人体ポーズのイラストは、素体(人形などの土台となる基本的な形)と解剖学的な構造を掛け合わせたような表現にしています。図形的に整えられた人体像を、少しだけ解剖学的な構造に寄せて、分割線をデザインしました。 胴体、腕、脚はそれぞれを色分けしました。胴体だけ、腕だけ、脚だけに注目することで、「大きさの割合」「長さの割合」「どの程度ひねっているのか」「どの程度曲げているのか」「左右でどう変化しているのか」などの情報を整理できて、わかりやすくなると思います。 最後に、この本を読んでくださったあらゆる人にとって、ポーズや人体表現のインスピレーションの源になってもらえればいいなと思っています。難しそうな漢字が並んだ用語も、この本ではあまり使用していません。これまで「美術解剖学って難しそう……」と思って敬遠していた人も、この本をきっかけとして美術解剖学に触れてもらえれば幸いです。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • REI‐レイ‐ 新世紀エヴァンゲリオン文庫写真集
    3.7
    孤独な身体、空虚な心、幾つもの容れものの中で魂が宿るのはただひとつ。彼女の瞳に映るのは生か死か。人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の世界を声優・林原めぐみが詩で綴るファン必携の写真詩集。
  • おうち茶道のすすめ
    3.7
    日本の伝統文化をもっと自由に楽しく! 茶聖・千利休を祖とした表千家流の教授が伝える、 いつでも だれでも 始められる あたらしい茶道。 …茶道は敷居が高く近寄りがたい …点前が覚えられなくて挫折した …人間関係が複雑そう …正座ができない これまでの一般的なスタイルから、時代に合わせた茶道へ―― 「人生哲学や歴史に触れる教養としての茶道も大きな魅力の一つですが、茶道が長く伝えられてきた理由の一つに『あたたかな祈り』があると感じています。日常の平安を感謝し願う、ささやかな祈りの心は、人種や民族や時代を超えて私たちの日々の暮らしに寄り添い続けるでしょう。 お茶には、人を健やかに和ませる不思議な力がある。そのお茶の楽しさをお伝えしたいという一心が本書を生みました。」 ――「おわりに」より 《目次》 はじめに 第1章 茶の起源と効能について 第2章 なぜ「おうち茶道」を提唱するのか 第3章 茶道具を選ぼう 第4章 おうち茶道の作法を学ぼう 第5章 茶道の精神性 第6章 おうち茶道をやってみよう おわりに
  • 現代美術キュレーター・ハンドブック
    3.7
    近年、様々な文脈でキュレーターやキュレーションといった言葉を耳にするようになったが、本来の意味である、博物館や美術館などで作品収集、展示、調査・研究を司る専門職=キュレーターとはどんな職業であり、その仕事内容はどのようなものなのか。 キュレーターは展覧会の企画運営を取り仕切る花形職種であるようなイメージがあるが、実際にはきわめて実務的で地道な仕事の積み重ねである部分も多い。仕事の中心となる展覧会の企画の立て方から魅力的な展示作りのノウハウ、予算管理の仕方、作品の借用や輸送計画、アーティストとの共同作業、カタログ作成など、「展示」「展覧会」の具体的なハウツー・実務を著者の経験やさまざまなエピソードを交えて解説する。 展覧会作りに携わり始めたばかりの学芸員、企画を模索するキュレーター、展示に初めて関わるアーティストはもちろん、全国各地でますます盛んになっているアートプロジェクトや国際展に関わるNPOや民間企業、地方自治体の担当者、美術系の学生は必携の一冊。実務上は必須でありながら「書き方」があまり知られていない企画書や借用書、アーティストとの契約書の雛型など、資料も充実の入門的な手引書。
  • 名画のティータイム 拡大でみる60の紅茶文化事典
    3.7
    「紅茶占い」や「アフタヌーンティー」などティータイムにまつわる60の絵画とその背景にある歴史文化を有名紅茶教室講師がご紹介。ティーカップや銀器、ティーストレーナーなど数々のエピソードを多数収録。「ピクニックティー」といった楽しい習慣も解説する。豊富なカラー絵画の拡大&トリミングから、天才画家たちの圧倒的な描写力で描かれた作品の魅力が見えてくる。
  • カラー版 絵画で読む『失われた時を求めて』
    3.7
    二〇世紀を代表する作家・プルースト(一八七一~一九二二)。その生涯をかけて執筆した『失われた時を求めて』は著名だが、長大さや難解さから挫折する人も多い。本書は絵画を手がかりにそのエッセンスを紹介。彼が作品で描いた恋愛、同性愛、死、ユダヤ人、スノビズム、時間、芸術論などの主題をわかりやすく案内する。この大作の個人全訳を成し遂げた、プルースト研究の第一人者による最良の入門書。図版六九点収載。
  • 国宝の解剖図鑑
    3.7
    「国宝の、どこがすごい?」がマルわかり 一度は見たことのある仏像、建築、日本画も、 見かたがわかると100倍楽しい! 国宝約100件の、すごさ・見どころ・知られざる人間模様まで大解剖

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  • 東京のちいさな美術館・博物館・文学館
    3.7
    ようこそ! めくるめく美術館・博物館・文学館の世界へ 東京近郊の厳選137館を紹介! こだわりの美術館、専門分野に特化した博物館、 ひとりの文学者を取り上げた文学館など、 東京にある「ちいさな美術館・博物館・文学館」を集めました。 必ず見たい目玉の展示や、見どころポイントもていねいにガイドします。 無料で楽しめる施設や、 ちょっと足をのばして小旅行気分で楽しめる、 神奈川、千葉、埼玉といった東京近郊のエリアも紹介。 アート、文学、文房具、切手、オルゴール、おもちゃ、刀剣、 鉄道、うつわ、ぬりえ、デザイン、ガラス、建築、植物、演劇…… あらゆるジャンルのとっておきの施設ばかりなので、 気になる施設がきっと見つかるはず。 もちろん、カフェやミュージアムグッズの情報も豊富な写真とともに紹介。 次の休みにすぐ行ける、 地図などのアクセスデータも全施設掲載しています。 どこに訪れても、その施設それぞれのこだわりと、 自分だけのよろこびを発見できるはずです。

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  • 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat.
    3.7
    1~2巻4,180~4,620円 (税込)
    上巻は原作第一部、アニメ1期、他発表されたイラストを収録。更に深崎暮人描き下ろしイラスト&ロングインタビューまで収録! 「冴えカノ」ファン全員が待ち望んでいた至高の画集!
  • ヴィジュアルを読みとく技術 ──グラフからアートまでを言語化する
    3.7
    ちょっとした子どもの絵、データをもとにしたグラフ、美術館に展示される数々のアート作品。世の中には、言葉以外の形で表現されているものが無数に存在する。しかし、それらから何を読み取り、言葉にすればよいかはあまり教わる機会がない。そこで、様々な実例を挙げながら、特徴の摑み方、解釈の方法、言語化する術、社会での論じ方を段階的に解説する。アートと思考と言語が結びつけば、新たな知の興奮が生まれてくる。
  • 世界ピクト図鑑 サインデザイナーが集めた世界のピクトグラム
    3.7
    ※この商品は固定レイアウトで作成されています。お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいたうえでのご購入をお願いいたします。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界26 か国80 都市のピクトグラム約1000点の写真を収録した図鑑。駅や空港のサインデザイナーである著者が世界で撮影したピクトグラムの写真を項目別、国別に分類し、わかりやすく解説しています。 項目別のページでは、非常口やトイレなどのアイテム別にピクトグラムを分類し、国ごとの表現の違いを一覧できます。また、国別のページでは、イタリアのスリ注意やタイの僧侶用優先席の表示など、その国らしいピクトグラムも登場。ピクトグラムを通して、世界の文化や風習の違いを垣間見ることができます。 ピクトグラムの選定にかかわる専門家がユニークで鋭い視点からピクトグラムを紹介した今までにない一冊です。 タイプ・ディレクター、小林章氏推薦 「一般の旅行者の目線と専門家の目線とをあわせ持つ本」 この本は、これまでのサイン関係の資料と違って、サインデザインの専門家でない人たちと距離がとても近いです。標識のピクトグラム化された人物を「かっこいい」とか「カワイイ」とか言っているあたりはまったく一般人の感覚ですが、実はこの著者の児山氏は JSA(日本規格協会)とISO(国際標準化機構)の委員なのです。日本の主要な空港や交通機関のサインを手がけ、海外での会議にも参加している専門家の目線からの解説もありますし、国ごとの比較ができるように膨大なサインをテーマ別に分類してあるところも親切です。 巻末のエピソードでは、海外出張の空き時間を使ってサインの収集をしようと子供のように走り回る児山さんの姿が浮かんできます。道路標識の「止まれ」文字の各国での使われ方を集めてきた私には、その気持ちがよくわかります。この本のおかげで、私はいつでも世界旅行ができます!

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  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、東京藝術大学で実際に行われている講義に基づいて作られた西洋美術の入門書です。通史的に作品を概説するのではなく、著者の視点で選んだ個々の作品について、そこに込められたメッセージをわかりやすく読み解きます。クローズアップや補助線の導入など、読者の理解を助けるビジュアルも多用。楽しみながら、知らず知らずのうちに鑑賞眼が鍛えられることを意図しています。カルチャー・センターなどでは学べない作品も多数掲載。
  • 伝わるデザインの授業 一生使える8つの力が身につく
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なんかイマイチ。 その理由がわかります。 デザインの基本を身につけるのは難しいことではありません。 センスがないと思っている方でも、ゼロから始める方でも、 本書を読めば、あらゆるデザインに共通する基本が身につき、 伝える力がアップします。 本書は、この伝える力を次の8つにわけて学んでいきます。 「かんたんに見せる」「正しく伝える」「フォーカスを当てる」 「雰囲気を演出する」「情報を可視化する」「ストーリーを作る」 「想像させる」「アイデンティティを作る」。 この8つは、一度身につけば、一生使える力になります。 どんな方でも学びやすいように、 ベースになる基本的なものから、 徐々にステップアップしていく流れになっています。 また、単に見栄えをよくする方法だけではなく、 考え方やロジックが説かれているので、 デザインをしっかり理解できます。 ビジネスマンや学生などのノンデザイナーから、 新米デザイナーまで、デザインをしっかり学びたい、 どんな方にも活用いただける一冊です。 素人っぽさを脱するための ロジックと感覚が習得できる! 〇ノンデザイナー必携! 〇ビジネス資料作成にも最適! 〇ミニワーク付き! ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • しぐさで読む美術史
    3.7
    西洋美術を鑑賞するには、人物の身振りやそこに込められた意味について知っておくことが重要だ。有名な《最後の晩餐》や《受胎告知》も、よく観察すると、描かれた個々の人物の異なる身振りがそれぞれ別の感情を表すことに気づく。知らないと見過ごしてしまうこれらの身振りや動作に注目すると、絵の中の「物語」が鮮明に見えてくる。古今東西の美術作品200点以上、カラー図版多数。
  • ものがたり 茶と中国の思想
    3.7
    中国茶のエキスパートが、中国古代から現代に至る思想家、詩人・文士、皇帝や政治家ら「人と思想」に及ぼした茶の力、それをもたらした茶酔の境地を、体験も駆使して綴る。
  • っぽくなるデザイン 誰でもできるかっこいいレイアウト集
    3.7
    【「っぽさ」は作れる!! 日常の中にある「っぽさ」に目を凝らしてデザインに活かそう】 いま世間でよく使われていたり、よく見かける表現を集め、「ファッション誌っぽく」「お店っぽく」「アパレルブランドっぽく」など、「●●っぽくなる」デザインを、雑誌、ポスター、広告、ショップカード、装丁などいろいろなデザイン作例で解説。日常の中にある「っぽさ」に目を凝らして分析しながら、好みの「っぽくなる」デザインを試してみてください! ――本書「はじめに」より デザインをファッション誌っぽくしたい。 アパレルブランドっぽくしたい。 ストリートっぽく、アウトドアっぽく、お店っぽく、メンズっぽく、アーティストっぽく...etc デザインの制作に携わられる方には、これらの「っぽさ」のエッセンスを どのようにデザインに入れ込むのか悩まれている方も多いかと思います。 本書では、それらの「っぽさ」を演出するための デザインのポイントを紹介し、作例とともに解説しています。 また、今回「っぽい」の中でも「かっこいい」にフォーカスをあて、 今、紹介したい「かっこよさ」を含むカジュアルなデザインでまとめています。 本書が「~っぽい」エッセンスを引き出すデザイン制作の参考となりましたら幸いです。 〈本書の主な内容〉 ■Chapter 1 Color スモーキーカラーでお洒落に/ビビッドカラーを大胆に/2色デザインで惹きつける/色ベタでインパクトを/モノトーンでクールに/白をポイントに抜け感を出す ■Chapter 2 PHOTO 写真は余白を活かす/あえてラフな切り抜き/切り抜き写真を散らす/色ベタ写真でシンプルに/ケイ線囲いでアレンジ ■Chapter 3 ILLUSTRATION イラストで埋め尽くす/人物は線画で使ってみる/ランダム配置がポイント/イラスト1点勝負/レタリング文字と合わせて/タイトルに忍ばせる ■Chapter 4 FONTS ラフな手描きで崩す/紙面ギリギリを狙う/かっこよくはみ出す/文字オンリー/骨太のフォント使い/ケイ線で爽やかに ■Chapter 5 TEXTURE クラフト素材でお洒落に/チョークアート風がイケてる/アクセントに手描きを/印刷のドットを活用/かすれやにじみが味 ■Chapter 6 OBJECT 多角形で攻める/パターンで魅せる/ふきだしがお洒落?

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  • 藤森照信 建築が人にはたらきかけること
    3.7
    建築史家であり、複合施設「ラ コリーナ近江八幡」や「多治見市モザイクタイルミュージアム」など斬新な施設を生み出す建築家として話題の著者が語る半生と、独自の建築・文明観。
  • 至高の十大指揮者
    3.7
    本書は「同じ曲でも指揮者によってどう違うのか」といった演奏比較を目的とした本ではない。もちろん、演奏を聴いていただきたいので、それぞれのCDを何点か紹介していくが、名盤ガイドではない。ネット時代のいまは、検索すればたいがいの演奏家の曲がすぐに見つかり、タダで聴くことができる。それがいいのか悪いのかは別として、かつてのような、「この曲はこの人の演奏」「この指揮者ならこの曲」という名曲名盤選びは必要なくなった。  したがって、演奏比較、その特色の解説といった観点ではなく、その指揮者がどのようにキャリアを積み上げ、何を成し遂げたかという人生の物語を提示する。  指揮者ごとの列伝なので、それぞれの章は独立しており、興味のある人物から読んでいただいてかまわないが、それぞれの物語にほかの指揮者が脇役として登場することも多いので、第一章から順に読んでいただいたほうが、通史としてわかりやすいかもしれない。 (本書「はじめに」より引用) <目次> 第1章 「自由の闘士」アルトゥーロ・トスカニーニ 第2章 「故国喪失者」ブルーノ・ワルター 第3章 「第三帝国の指揮者」ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 第4章 「パリのドイツ人、ボストンのフランス人」シャルル・ミュンシュ 第5章 「孤高の人」エフゲニー・ムラヴィンスキー 第6章 「帝王」ヘルベルト・フォン・カラヤン 第7章 「スーパースター」レナード・バーンスタイン 第8章 「無欲にして全てを得た人」クラウディオ・アバド 第9章 「冒険者」小澤征爾 第10章 「革新者」サイモン・ラトル
  • めくるめく現代アート
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いざ、きらめく現代アートの宇宙へ おさえておきたい基礎知識が、これ一冊でわかる、読んで楽しい現代アート入門! 「現代アート」。その世界には、少々とっつきづらいイメージがあるかもしれません。しかし、見る者の五感を揺さぶり、価値観をひっくり返す作品の数々には、私たちの想像力を豊かにする、無限の可能性が広がっています。 本書は現代アートを誰にでもわかるマンガ形式で、文字と絵が一体となって楽しく解説した入門書です。「アーティスト編」と「キーワード編」の2章立てで、おさえておきたいアーティストやその代表作、現代アートを知る上で役に立つ言葉について楽しく学ぶことができます。作家のことばやエピソードも豊富に収録しており、より理解が深まる内容となっています。 本書の一番の特長はなんといっても鑑賞ポイントの助けとなる著者オリジナルのイラストとキャラクター。現代アートならではの立体や動きのあるインスタレーション、鑑賞者参加型の作品など、一枚の写真では説明しづらい魅力の着眼点を整理し、より直感的に理解できるよう工夫されています。 キーワード編ではトピックや美術史の大きな流れもつかめ、現代アートを学んでみたい若い方や美術館に行くのが趣味の方、教養としてアートを知っておきたい方など、老若男女誰にとっても現代アートとの距離を縮めるきっかけとなる、現物を見に行きたくなるガイドブックです!
  • サザビーズで朝食を
    3.7
    ・シャガール、ミロは、ブルーが多いほど高額に? ・ゴッホは自殺したからこそ、価値が高まった? ・アーティストの「狂気」は市場に影響を及ぼす? 世界最古の国際競売会社サザビーズでディレクターを務めるフィリップ・フックが、長年の経験をもとに作品の様式からオークションの裏側まで、美術に関するさまざまなトピックを解説! ガーディアンズ、サンデー・タイムズ、フィナンシャル・タイムズ、スペクテーターなど各紙誌で「Books of the Year」を受賞! 美術作品を見たときにこのような疑問を抱いたことはありませんか? 「この作品はいくらだろう?」 「あと五年か十年たつと、どのぐらいの価値になるだろう?」 「うちの壁にかかっているのを見たら、みんなは私のことをどう思うだろう?」 美術市場で35年以上にわたって仕事をしてきたフィリップ・フックが、誰もが気になる(けれど大っぴらには聞けない)「美」と「お金」に関する疑問をわかりやすく解説してくれます。 本書は「アーティストと彼らの秘密」「主題と様式」「ウォールパワー」「来歴」「市場模様」という5つのパートで構成されており、それぞれのセクションで、買い手が美術品に対して最終的に支払う金額の決め手となる要因を、著者の主観的な視点で分析しています。 「ときに滑稽で、ときに暴露的で、またときに刺激的で、さらには素晴らしくもあれば不条理」な美術の世界。 その裏側に潜む「美」と「お金」についての物語を楽しんでください。
  • マンガ家と作るBLポーズ集 キスシーンデッサン集
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 BLマンガ、恋愛マンガには欠かせないキスシーンばかりを集めたデッサン集です。初々しいソフトなキスから貪るような激しいキスまで、9のキスを収録。 <収録ポーズ> ソフトキス/ディープキス/座って後ろからキス/頬にキス 机でキス/首筋にキス/押し倒してキス/押し倒してキス2 メガネでキス
  • 鉛筆一本ではじめる光と陰の描き方 ロジカルデッサンの技法
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 \絵心がなくても、「立体的」な絵を描ける!/ 大人気ロジカルデッサンの書籍から第二弾登場。 「光と陰」にフォーカスをあてた、まったく新しいデッサンの教科書です。 「頭の中のアイデアを形にしたい」 「新しい商品のイメージを相手に共有したい」 「きれいな景色を絵にしてのこしたい」 仕事や生活の中で、こんな風に“絵が描けたらいいのにな……”と思うことはありませんか? この本は「光と陰」をはじめ、形、色、奥行き、質感といった立体的な絵を描くためのポイントを1つ1つ説明していきます。感覚的な説明になりがちな絵の描き方も、「身の回りにあるものは、○△□の簡単な図形でとらえられる」「太陽の位置による光と陰の描き分け」など、ロジックに基づいて説明しているので、だれでも簡単に理解できるようになっています。 「簡単な絵は描けるけど、立体感のある絵を描くのがニガテ……」というようなデッサン入門者から、画力をワンランクアップさせたい人まで、幅広い題材で楽しくデッサンを学べます。 【本書はこんな人におすすめ】 ・記号的な絵から、写実的な絵にステップアップしたい人 ・建築家やプロダクトデザイナーなど、立体的な絵を描く必要がある人 ・美大受験を目指す人 ・マンガ家やイラストレーターを目指す人
  • 知って得する茶道のいろは
    3.7
    茶室で正座をすること、濃茶を数人で飲むことは、現在では当たり前。しかし利休の時代の茶書をひもとくと、それが当たり前でないことがわかってくる。現在の習いやきまりは、いつ、だれが、どのようにして始めたのか。知って得する話がつまった一冊。
  • 人騒がせな名画たち
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名画の謎解き本の決定版! やさしい。面白い。そして解説が深い! 本書は「人騒がせな」西洋の名画のご紹介を通じて、 名画を深く楽しむ鑑賞方法を 知っていただくものです。 たとえばどんな作品をご紹介しているか、 いくつかをご紹介してみましょう。 ●画家が受注拒否! 「ぶらんこ」の意味とは!? ●ナポレオンが乗っていたのは白馬でなくラバ!? ●農民を描いたのは成功のための単なる「ジャンル変え」! ●バレエ鑑賞は愛人の品定め会場! どれも展覧会では決して知ることのできない エピソードを揃えました。 日本では絵画を印象で感じることや、 個人の勝手な感想ばかりが主流になりがちですが、 西洋絵画を本当の意味で「楽しむ」ためには、 絵画の裏に秘められたさまざまな 「真実」を知らなければ始まりません。 当時の風俗、社会情勢、人間関係……。 つまり「絵画を読む」ための知識です。 本書では、それを丁寧にご紹介してゆきます。 登場する画家はボッティチェリ、ルーベンス、 フェルメール、ルノワール、ゴッホなど、 ルネサンス以降、近代までの美術史界のV.I.P.ばかり。 そしてご紹介する作品のほとんどは、 誰もが知る「超有名作」を選びました。 ほかにどんな作品を掲載しているか、 一部をご紹介しましょう。 ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」 ピーテル・ブリューゲル(父)「農民の踊り」 サンドロ・ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」 ピーテル・パウル・ルーベンス「セネカの死」 フランシスコ・デ・ゴヤ 「裸のマハ」 エドゥアール・マネ「草上の昼食」 エドガー・ドガ「エトワール」 フィンセント・ファン・ゴッホ「花咲くアーモンドの木の枝」 ポール・セザンヌ「温室のセザンヌ夫人」 ディエゴ・ベラスケス「化粧室のヴィーナス」 ポール・ゴーギャン「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」 ほか多数。 掲載作品は大半がカラー印刷 (一部サブカット等はモノクロ印刷)で、 作品の迫力、美麗さがリアルに迫ってきます。 巻末には 「MAP 画家と作品ゆかりの地」 「年表 画家たちの生きた時代」 「画家名50音順 掲載作品一覧」 も掲載してあり、理解を深めるにあたって便利です。
  • 線一本からはじめる伝わる絵の描き方 ロジカルデッサンの技法
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は、「絵を描くロジックを知る」というアプローチで絵の描き方を学ぶ、まったく新しいデッサンの教科書です。超初心者から学びなおしたい経験者まで、幅広い題材で楽しくデッサン力を磨けます。「デッサン」と聞くと、しっかりと細部まで描き込まれた写実画というイメージが湧くかもしれません。しかし本書は、写実的に描くことよりも、形や特徴をとらえた「伝わる絵」がさらっと描けるようになることを目的としています。そのため、いきなり写実画だとハードルが高い人や、基礎をしっかりと学びたい人、そして絵に苦手意識がある人でも取り組みやすい内容になっています。
  • アウトラインから書く小説再入門 なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか?
    3.7
    小説、映画脚本、ゲーム、マンガ…あらゆる物語作りに応用可能な地図=「アウトライン」の描き方。書き手が物語を書くとき最も大切なプロット作りで失敗してしまう大きな要因が、「アウトライン」をないがしろにしてしまうことに起因しています。 「アウトライン」とは、小説を執筆するうえでのロードマップになるもの。最初に「アウトライン」を構築することこそが、小説を最後まで「書き切る」ための近道です。時間と労力はかかりますが「アウトライン」を作ると、物語にバランスとまとまりが生まれる、伏線がうまく配置できる、主観が計画的に選べるといった、さまざまな成果が期待できます。 本書では、「読むこと」と「書くこと」への愛あふれる現役作家が実体験をもとに、「アウトライン」構築にあたっての独自のメソッドをステップごとにナビゲートします。 あらゆる創作活動と同様に、文章術にも絶対的に正しい方法はありません。「アウトライン」を作ることがすべての創作者に合う方法かはわかりませんし、苦手なひともいるでしょう。そこで著者は、「アウトライン」に対する誤解を解いたうえで、一つのメソッドとしてまずは試してみることを提案します。書き始める前にわざわざアウトラインをつくるのは面倒ですか? いえいえ、面倒なことがキライなひとにこそオススメです。アウトラインは決して書き手の書く楽しみを奪うものではなく、むしろスランプに陥っているひとにこそ実は時間の短縮になります。急がば廻れなのです! 初めて書く人には基礎知識の習得に、既に小説をたくさん書いている人には執筆術の「再入門」として本書を読まれることで、新たな可能性を追求できることでしょう。

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  • 丹下健三 戦後日本の構想者
    3.7
    時代の精神を独自の美へと昇華させる構想力。丹下健三が創り出す建築空間は、高度成長の道をひた走る戦後日本の象徴であった。「建築の化身」。直弟子・磯崎新をしてそう言わしめた人物の足跡を、多くの逸材を輩出した「丹下シューレ」の活動とともにたどる。従来批判されてきたバブル期の活動にひそむ先見と洞察に光をあてる。

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  • 絵ときデザイン史
    3.7
    【デザイン史の重要な項目をイラストでわかりやすく解説!】 デザイナーとして知っておいて損はないデザイン史の重要項目を、特徴あるイラストでわかりやすく解説しました。グラフィックからプロダクト、工業デザイン、美術、運動、音楽、サブカルチャーまで、知っておきたい重要項目をカバー。話題の1964年東京オリンピックのデザインも紹介しています。 デザイン史の書物といえば重厚長大で難読、といった従来のイメージを打ち破る、これまでにない新しい感覚のデザイン史書籍です。歴史が苦手な人も、食わず嫌いの人も気軽に読める、画期的なデザイン史の本となっています。 〈本書の内容〉 デザイン史上、知っておきたい事柄を年代別にイラストで紹介 ■1800年代以前 ゴシック/ルネサンス/グーテンベルク/バロック/ロココ ■1800~1950年代 アーツ・アンド・クラフツ運動/アール・ヌーヴォー/キュビズム/ロシア・アヴァンギャルド/バウハウス/モダニズム etc. ■1950~2000年代 オーガニックデザイン/1964年東京オリンピック/エコデザイン/ポストモダニズム/ノーデザイン/ユニバーサルデザイン etc. ■2000年代以降 UI/UXデザイン/ソーシャルデザイン/フラットデザイン/コミュニケーションデザイン/クリエイティブ・コモンズ etc.

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  • 【カラー版】あなたは誰? 私はここにいる
    3.7
    【電子特別版・カラー画像多数収録!】伊集院静氏、落合恵子氏、千住博氏推薦! ドイツ留学中の著者は、500年前のデューラーの<自画像>から啓示を受けた。「私はここにいる。お前はどこに立っている?」。絵の中の同じ28歳の男は、鬱々とした内面の森をさ迷う在日の青年に、宿命との対峙を突きつけたのだ。30年後、人気美術番組の司会を務めた著者は、古今東西の絵画や彫刻の魅力を次々に再発見していく。ベラスケス、マネ、クリムト、ゴーギャン、ブリューゲル、ミレー、若冲、沈寿官――。本書は「美術本」的な装いの「自己内対話」の記録であり、現代の祈りと再生への道筋を標した人生哲学の書でもある。※電子版に収録されている画像は紙の書籍のものとは一部異なります。【目次】はじめに わたしたちは今、どこにいるのか/第一章 おまえはどこに立っている アルブレヒト・デューラー《自画像》、ディエゴ・ベラスケス《女官たち》《ドンセバスチャン・デ・モーラ》、エドュアール・マネ《オランピア》、イワン・クラムスコイ《忘れえぬ人》ほか/第二章 生々しきもの ギュスターヴ・クールベ《石を砕く人》《世界の起源》、エドュアール・マネ《草上の昼食》ほか/第三章 エロスの誘い グスタフ・クリムト《ダナエ》、エゴン・シーレ《縁飾りのあるブランケットに横たわる二人の少女》、ポール・ゴーギャン《かぐわしき大地》ほか/第四章 白への憧憬 白磁大壺、長谷川等伯《松林図屏風》、純白のチマ・チョゴリほか/第五章 不可知なるもの マーク・ロスコ《シーグラム壁画》、パウル・クレー《想い出の絨毯》ほか/第六章 死と再生 ピーテル・ブリューゲル《死の勝利》《バベルの塔》《絞首台の上のカササギ》ほか/第七章 生きとし生けるもの 伊藤若冲《群鶏図》《貝甲図》、熊田千佳慕《メスを求めて》《恋のセレナーデ》《天敵》ほか/第八章 祈りの形 アルブレヒト・デューラー《祈りの手》、円空《尼僧》、ジャン=フランソワ・ミレー《晩鐘》ほか/第九章 浄土的なるもの 与謝蕪村《夜色楼台図》、ジャン=フランソワ・ミレー《春》、犬塚勉《暗く深き渓谷の入口I》ほか/第一〇章 受け入れる力 ルーシー・リーの白釉の陶器、ハンス・コパーのキクラデス・フォームの陶器、沈寿官《薩摩焼夏香炉》ほか/おわりに ここで生きる――デューラー《メレンコリア・1》に寄せて アルブレヒト・デューラー《メレンコリア・1》
  • 写真と図説でわかる 衣服のシワ上達ガイド 男女の制服とカジュアル
    3.7
    1~3巻1,408~1,760円 (税込)
    マンガのキャラを描く際に、衣服の作りや服のシワのでき方を知っておく必要がある。この本は、男女の高校生モデルの制服や普段着姿の日常のポーズを中心に撮影して収録した一冊。服の素材やデザインごとの描き分け方や技法アドバイスも充実し、マンガキャラを描くために必携の一冊。

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  • 日本再発見 芸術風土記
    3.7
    人間の生活があるところ、どこでも第一級の芸術があり得る――。秋田、岩手、京都、大阪、出雲、四国、長崎を歩き、その風土に失われた原始日本の面影を見いだしていく太郎の旅。著者撮影の写真を完全収録。
  • 構図がわかれば絵画がわかる
    3.7
    絵には、現実世界とは別の、絵画という文法がある。私たちはその「文法」を通して、絵を描き、読み、鑑賞している。その文法は、絵の表面からは隠されていて、すぐには見ることができない。しかし絵画には、四角い(あるいは丸い)画面の中に確かに文法があり、人の目を通して、脳で解読されているのだ。いわば、隠された「美の秘密」。本書では「構図」をテーマにその秘密、つまり絵画の文法を一つ一つ取り出していく。
  • デザインを科学する 人はなぜその色や形に惹かれるのか?
    3.7
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 よいデザイン、悪いデザイン、かっこいいデザイン、どこからがかわいくて、どこからがかわいくないのか?  人はモノの色や形をどのように認知・判断するのか? 色型人間、形型人間とは? 人が無意識で行うイメージ化とは?  そして、人がもっとも好む究極のデザインとは? デザインの秘密と法則にするどく迫る1冊! ※こんな方に特にオススメ ・「センスがいいね」と人からほめられたい方 ・デザイン、そしてセンスとはなにかを、科学的に理解したい方 ・デザイナーになるのに必要な知識を短時間で身につけたい方 ・自分がいいと思うデザインを人が悪いというのはなぜかを知りたい方 ※著者からのメッセージ(「はじめに」より)  本書では、色彩心理学、認知心理学、イメージ心理学、脳内生理学、感性工学など複数の学問を横断的に利用して、 人がデザインから受けるイメージや、なにに対して魅力を感じるかを解明しようと挑戦している。 そして各分野の学問に対して専門的な知識がなくても理解していただけるように、できるだけ要約してかみ砕いて解説している。 各専門家からの批判を承知のうえで、横断的にいろいろなジャンルの分析手法を用いて、 多くの人が理解できるよう非常に簡単にまとめたつもりである。
  • 真剣
    3.7
    真剣――初めてそれを手にした時、老若男女を問わず、みな目を輝かせ、喜びにあふれた表情をするという。人の心をんで放さない「真剣」の魅力とは何か。その真髄を伝える。
  • 恋する西洋美術史
    3.7
    恋愛――それは人類の長い歴史を通じて、私たちの人生にとって常に重要なものであり続けた。人類最大のメディアだった絵画表現のウラを読む、新しい角度からの西洋美術史。
  • 現代美術キュレーターという仕事
    3.7
    展覧会を企画・運営して作り上げるプロフェッショナルであるキュレーター。1950年代から現在まで、日本で企画された数々の展覧会を紹介しながらこれまでの歩みを振り返り、日本独自の文脈から生まれた「学芸員」の時代からグローバルで今日的な「キュレーター」の時代へという変遷を追う。キュレーターの現状を紹介して今後のあるべき姿も言及し、時代の新たな価値観を創造するキュレーターの魅力を明らかにする。

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  • 日本的感性 触覚とずらしの構造
    3.7
    花の好みに現れるように、日本人には西洋人とは違う感じ方がある。「おもかげ」「なごり」「なつかしさ」など、日本人にとってそのものに「詩」を感じる言葉がある。"世界"が"われ"のなかでどのように響き合うか。それこそが感性であるならば、その多くは文化的な環境のなかで育まれ、個々の文化に固有の感性が生まれるだろう。本書は日本的感性を和歌を素材として考察し、その特性である「ずらし」と「触覚性」を明らかにする。
  • 芸術家列伝1 ジョット、マザッチョほか
    3.7
    ルネサンス美術を知るうえで最も重要、かつ読み物としての面白さを兼ね備えたヴァザーリの『列伝』。その中よりフラ・アンジェリコなど前期ルネサンスを代表する9名の画家を収録。

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  • 美の構成学 バウハウスからフラクタルまで
    3.7
    人間は古くから美しい形やプロポーションに憧れ、造形における調和の美を求めてきた。しかし、この美の摂理は長いこと伝統的な様式の踏襲と芸術家の直感に支えられてきた。一九一九年に創設されたドイツの造形学校、バウハウスで「構成」という理念がはじめて体系化され、教育に採り入れられた。ファッションや生活用品のデザインからコンピュータ・グラフィックスまで、様々な物の美を読み解く際の鍵となる造形文法「構成学」とは。
  • 名画 謎解きミステリー 名作の絵に隠された驚きの真実とは……
    3.7
    幻のZ法、絵の数奇な運命、画家の波瀾のドラマ……ダ・ヴィンチからピカソまで、傑作に秘められた謎に迫る!

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  • 日本のデザイン――美意識がつくる未来
    3.7
    まさしく歴史的な転換点に立つ日本。大震災を経て、とりわけ経済・文化活動のあらゆる側面において根本的な変更をせまられる今、この国に必要な「資源」とは何か? マネーではなく、美を、幸福を、誇りを得るために、立ち戻るべきは「感受性」である──。つねに「ものづくり」の最先端をリードしてきた著者が、未来への構想を提示する。

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  • 失われた手仕事の思想
    3.6
    野鍛冶、萱葺き、箕作りなど手仕事に生きる人々を全国に訪ね、技の伝承や職業的倫理観などを考察、「職人」を通して「仕事」の根本を考え直す。 第1章 消えた職人たち 第2章 輪廻の発想ーー尽きない材料 第3章 徒弟制度とは何だったのか 第4章 手の記憶
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話
    3.6
    日本に金ぴかの絵が多いのはなぜ? 超絶イケメンの仏像を造る仏師集団とは? 刀剣鑑賞のコツはたったの3つ! そもそも日本美術って何?から、歴史、作家、名品、鑑賞のポイントまで、知っていれば日本美術が楽しくなるポイントを厳選して紹介。「わからない」が「面白い」に変わる! 現役学芸員がとことんわかりやすく教える日本美術超入門。著者おすすめの日本美術が楽しめる美術館も掲載。
  • 天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ
    3.6
    「悪魔」の正体は局地風(ゴッホ《星月夜》)、描かれた雲から降水確率もわかる(フェルメール《デルフト眺望》)、天気の表現でわかる作家の出身地などなど、古今東西の名画やマンガを天気という視点で見直すと、意外な発見に満ちている。画家たちの観察眼は気象予報士よりも凄いかも!? さらに、同じ地域でも時代の異なる作品を比較することで、温暖化などの変化に気づくことだってできる。現役気象予報士による美大の人気講義を再現。 1章 低地・高緯度のオランダが育んだ「光の絵画」 2章 島国イギリスの気象が生んだ「風景画」 3章 温暖なフランスだからこそ印象派が花開く 4章 豊かな日本の雲と雨 補章 漫画、アニメで描かれる気象現象 気象用語解説
  • 無言板アート入門
    3.6
    誰かがなにかの目的で立てたはずなのに、雨風や紫外線などの影響で文字が消えてしまった街角の看板たち。そんな“もの言わぬ看板”=「無言板(Say Nothing Board)」を、作り人知らずのストリートアートとして鑑賞する。美術評論家である著者が、まち歩きの道すがらに発見、収集した路上の芸術をカラーで約200点収録&解説。これを読めば、いつものさんぽ道がまったく新しい美術館に見えてくる!
  • 名画のコスチューム 拡大でみる60の職業小事典
    3.6
    「執事」や「救世主」、「お針子」や「枢機卿」など職業にまつわる60のコスチュームに隠された歴史を、拡大図版と全体図で五十音順に解説する。フランス名画を中心にできるだけわかりやすい登場人物を厳選した。襟飾りやレース刺繍に加え、ネクタイの結び方やカツラの注文の様子など、西洋服飾文化研究者ならではのマニアックな視点が満載。刺繍の細部まで緻密に描かれた超絶技巧に注目してほしい。オールカラー。
  • 師弟百景 “技”をつないでいく職人という生き方
    3.6
    俺の背中を見て覚えろ……ではない 関係が紡ぐ16のライフストーリー。 若き弟子はいかにして職人の世界に飛び込み、 師匠はどのように“技術”と“伝統”を伝えたのか 【内容】 働き方が多様化している現在、「好きなことを極める」「会社員にはならずに生きる」という要素に魅力を感じて、「職人」という存在にいま改めて注目が集まっています。 また、職人の世界における「師弟関係」も、「親方の背中を見て覚えろ」から「背中も見せるが、口でも教える。理論も説いて教える」というように時代に即して変化してきているのです。 本書では、一子相伝でなく、血縁以外に門戸を開いている師匠と弟子の“リアル”な関係を、16組32名に取材し丹念に描き出していきます。 長年の作業で身に付けた確固たる思想や、引き継いでいくべき金言がそれぞれに存在し、日本美術や工芸に興味がある人はもちろん、「働くとは何か?」と考えている人にも訴えかける一冊となっています。 【本書で紹介している職人たち】 ◆庭師 ◆釜師 ◆仏師 ◆染織家 ◆左官 ◆刀匠 ◆江戸切子職人 ◆文化財修理装潢師 ◆江戸小紋染職人 ◆宮大工 ◆江戸木版画彫師 ◆洋傘職人 ◆英国靴職人 ◆硯職人 ◆宮絵師 ◆茅葺き職人
  • 浮世絵動物園 ~江戸の動物大集合!~
    3.6
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 動物だらけの江戸の町へようこそ! 愛情を注がれる猫や犬、日々の営みを助けた馬や牛など、日々の暮らしをともにした動物から、おめでたい鶴や亀、地震を起こすとされた鯰など、人々の願いや想いが託された動物、さらには舶来の珍獣まで、浮世絵には、さまざまな動物が登場します。 その多彩な表現は、「かわいい!」「おもしろい!」「ちょっとヘン!?」と、見ているだけで楽しいもの。でも、さらにそれらを読み解いていくと、当時の人々の暮らしが動物とともにあり、また、ときに神聖でときに恐ろしい、動物のもつさまざまなイメージもふくめて、人々が動物たちを愛でていたことが見えてきます。 東京・原宿の浮世専門美術館、太田記念美術館が所蔵する約160点の浮世絵で、江戸絵画の動物表現を楽しむとともに、江戸の人々と動物の深い関わり方を伝える1冊です。 ※この作品はカラー版です。
  • 残酷美術史 ──西洋世界の裏面をよみとく
    3.6
    西洋には残酷美術の名画が数多くある。なぜこれほど凄惨な場面がくりかえし描かれてきたのか? そこに人間のどんな欲望と残虐性を読みとることができるのか? 神話・聖書の怖いエピソードから、魔女狩り、子殺し、ペスト、拷問、処刑などの歴史上の事件まで、図版200点以上を収録。人間の裏面を抉り出す、衝撃の美術史。
  • イラスト映えBook ちょっとしたコツであなたの絵が見違える 魅せるイラストのアイデア65
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こんな本が欲しかった! 誰でも使えるイラストのコツがわかるアイデア集! イラストを描くとき、こんな悩みはありませんか? ・頑張って絵を練習しているのに見栄えがせず、その他大勢の絵に埋もれてしまう ・絵のテイストがしっくりときまらない ・絵のアイデアが浮かばない この本は、こんな悩みを解消して、イラストをより良く 「魅せる」ためのデザイン的アイデアを65個、用意しました。 デザイン的、と聞くとなんだか難しく感じるかもしれませんが、 難しい練習は必要ありません。 「イラストデザイン研究所」のアップル教授・ベリーくん・レモンちゃん・猫のシナモンが 易しく楽しく解説してくれるので、 絵本感覚で気軽に読めてすぐに実践できます。 本書に書いてあるチップスは簡単に試せるものが豊富なので、誰でも取り入れられます。 プロのイラストレーターが普段使っている「ちょっとの気づき」が満載です。 絵を描くときの座右の書として、ぜひ、あなたのお手元に。 ▼目次 はじめに~ようこそイラストデザイン研究所へ~ Chapter1 コンポジション Chapter2 カタチ Chapter3 テクスチャ Chapter4 配色 Chapter5 モチーフ Chapter6 演出 あとがき~こうしてまだまだ3人の研究はつづいていく~ ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 西洋美術とレイシズム
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    聖書のエピソードに登場する人物を西洋美術はどう描いてきただろう。2000年にわたるその歴史の中で培われてきた人種差別のイメージを考える。
  • これならわかる! 人を動かすデザイン22の法則
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    時間がない、センスがない、予算がない、教えてくれない。でも、自分でやるしかないと頭を抱える「ノンデザイナー」のための教科書。 チラシも、プレゼン資料も、商品陳列も、ロゴも、名刺作成も、すこしの工夫で見違えるほどよくなる22の法則を紹介!
  • フェラーリと鉄瓶 一本の線から生まれる「価値あるものづくり」
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    いま世界からもっとも注目されている気鋭のデザイナー、奥山清行。長年海外を舞台に活躍してきた彼は、いま何を考え、どんな未来をみているのだろうか? 本書は、日本人で唯一「フェラーリ」を手がけた男が語るデザイン論。「なぜ、フェラーリは高くても売れるのか?」「地元山形の高い職人技術とデザインの融合とは?」など、デザインの要諦からものづくりの秘訣までそのすべてを語りつくす。
  • 美術館へ行こう―ときどきおやつ―
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いつも通っているところ、気になっていたところ。北海道から鹿児島まで、個人美術館から文学館まで。人気スタイリストが、全国各地の、街に馴染んだ、居心地のよい、24の小さな美術館をご案内します。お土産やカフェなど、鑑賞後のおたのしみもあわせて。のんびりしに、気分転換に、元気をもらいに、ちょっと美術館まで。
  • 藤田嗣治がわかれば絵画がわかる
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    1920年代のパリで一世を風靡し、日本人画家として初めて西洋で成功した藤田嗣治。裸婦画や戦争画、宗教画まで様々な作品を手がけ、毀誉褒貶相半ばする画家は、文学で例えるならば夏目漱石の存在感に匹敵するほど、その後の美術界に鮮烈なインパクトを残した。没後50年の今、「鏡」「線」「色彩」という3つの視点から作品世界を一望し、そこから絵画という芸術表現の本当の見方を導く。(一部カラーページあり)
  • [買わせる]の心理学 消費者の心を動かすデザインの技法61
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    【思わず買わずにいられなくなる、Webデザインとマーケティングの心理効果を解説した「売れる」心理学】 インターネット上で消費者に購買行動を起こさせるには、どんなサイトにすればよいのか? デザインや文章、キャッチや画像はどのようにしたらよいのか? 購買のための動機づけをどのように考えればよいのか?  これらはネットでモノを売りたいすべての方にとって、極めて重要な関心事といえます。 本書は、「クレショフ効果」や「アフォーダンス理論」「フィッツの法則」「コントラスト効果」「ヴェブレン効果」といった61の心理効果について、「認知心理学」と「マーケティング心理学」の2つの視点から、どのような状況で人の心理が作用するかについて身近なエピソードを交えながら解説していきます。 また、これらの心理効果をデザインやUI、マーケティング施策に生かす実践的な方法についても紹介しました。WebデザインやWeb制作、マーケティングに携わる方なら、明日からでもすぐに使えるテクニックを得ることができるでしょう。 心理学に興味のあるすべての方にとっても、ビジネスや生活の中に何かしらのヒントを与えてくれる一冊です。 〈こんな方におすすめ〉 ・Webデザインや制作、Webマーケティングに携わる方 ・ネットビジネスで成果を上げたい方 ・認知心理学や行動心理学に興味のあるすべての方

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  • 闇と暮らす。:夜を知り、闇と親しむ
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 都会では、夜になっても照明などが明るく、現代人は暗闇での感覚を忘れかけています。 視覚以外の感覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚が、暗闇を歩くことで研ぎ澄まされていきます。 そんな幻想的な闇の魅力を紹介します。 暗闇体験をすると、光の存在に気づきます。 キノコやホタルといった発光生物などについても、科学的にとらえ、知的なアウトドアとしてナイトハイクを提案します。 これまで、ナイトハイクの正しい方法を記した本はなく、教育現場などで行われているネイチャーゲームとしてのナイトハイクの方法なども知ることができます。 発光生物の観察、星と地図を照らしあわせてのルート確認、もちろん純粋に天体観測についても紹介しています。 天体写真はまた違った難しさの闇写真の撮影方法・テクニックも。
  • ポスターを盗んでください+3
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 駆け出しのグラフィックデザイナーとして、デザインと格闘する日々を描いたオリジナル版から十四年-。瑞々しいエッセイに記された、デザインを考え、創り上げていく姿に、「白」のデザインへと続く"感覚"と"思考"の航跡が見えてくる。新たに「国語入試問題にどうぞ」「ミラノに行く朝」「水の愉楽」を収録。
  • 「進撃の巨人」と解剖学 その筋肉はいかに描かれたか
    3.6
    「巨人」の異様かつ圧倒的迫力の造形が、多くの読者を惹きつけてやまないコミック話題作『進撃の巨人』。社会現象にもなっている作品の魅力の根源とは? いまだ謎につつまれたままの「巨人」の正体とは? この二つの大きな「問い」に、「美術解剖学」が鋭くメスを入れる。かつてない試みの新書の登場。(ブルーバックス・2014年11月刊)
  • カラースケッチも3分
    3.6
    『スケッチは3分』の続編となる本書では、デッサンから色づけまで3分で仕上げるための技術を初公開。経験や絵心がなくても、カラースケッチが描けるようになる!
  • 薄桜鬼 公式物語絵巻 ~桜花風塵~
    3.6
    電撃Girl'sStyle誌上にて人気を博した、『薄桜鬼』連載小説に、書き下ろしを加えた全11編。そのすべてを、カズキヨネ氏の美麗イラストとともに完全収録。また、本編ならびに『随想録』の物語を、イベントCGとともに振り返るほか、関連イラストギャラリーや、制作者インタビューなども必見。『薄桜鬼』の世界をより深く楽しむための、美しき物語絵巻をお届けします。
  • 印象派の誕生 マネとモネ
    3.6
    華も艶もある色彩、柔らかなフォルム、具体的で親しみやすい画題。目にも心にも優しい印象派の作品だが、創作の根底にある「印象」とは何なのだろうか。ルネサンス以来の伝統に支配されてきた西洋の美意識は、マネやモネの登場によって、決定的な変化の時を迎える。本書では、印象派誕生に焦点をあて、その革新性に迫っていく。多彩な人物たちが交錯した一九世紀中葉パリの濃密な空気がここによみがえる。図像資料多数。
  • 美は時を超える~千住博の美術の授業2~
    3.6
    アルタミラの洞窟画から、モネ、水墨画、良寛・芭蕉、メトロポリタン美術館、ウォーホル、現代美術まで――時空を超えて美の本質をさぐる。二一世紀に生きるための芸術論。
  • ギリシア神話の名画はなぜこんなに面白いのか
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    「初心者が読んでも、面白く、もっとわかりやすい美術の主題の解説本はないのでしょうか?」という読者の切実な要望に応えて好評の『聖書の名画はなぜこんなに面白いのか』に続いて送り出す本書は、ギリシア神話でも特に有名で多く描かれているものを、シーン別に紹介し、解説しています。名画を所持している美術館も掲載しており、コンパクトなガイドブックにもなります。西洋絵画を見ることが何倍にも楽しくなる美術館めぐり必携の一冊。
  • デザインの教科書
    値引きあり
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    デザインがわかれば生活はもっと豊かになる。消費のためのデザインから生活のためのデザインへ。「デザインとは何か」という基本的な質問から、デザインを決める要素、現代デザインが求められている役割の変化まで、受け手・使い手の立場でデザインを知るための絶好の入門書。
  • デザイナーのビジネススキル キャリア5年目からの「壁」の越え方
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    「言いなり」にデザインしていませんか? プロとして身につけたい必須スキルの指南書 産業のデジタル化が進む中で、デザイナーには、ビジネスへの理解や戦略的思考、そして高いコミュニケーション力やプロジェクト推進力など、より多様なスキルが求められるようになっています。 デザイナーの多くは、キャリアをスタートして数年経つと、ビジネススキル不足による「壁」に直面します。これは、デザイナーが仕事のオーナーシップを保てず、プロジェクトや組織の意思決定の場面に十分に関与できないという課題として表れます。 本書は、そうしたデザイナーが「壁」を乗り越え、ビジネススキルを活かしてキャリアの新たなステージへと進むための実践的な能力やマインドセットを指南します。プロジェクト企画、マーケティング、チームとの協働、言語化力や提案力といった具体的なスキルを取り上げ、実務に活かせる知見を提供します。 デザインとビジネスの境界で成果を出し続けるための「道標」となる一冊です。 <ビジネススキル> プロジェクト企画/提案/経営・事業理解/価値創出/依頼対応/言語化/交渉/コミュニケーション/営業/マーケティング/ブランディング/仮説生成/インプット/リスクテイク/越境 <目次> 第1章 立ち位置をつかむ 第2章 周りを知って結びつく 第3章 自ら動いて巻き込む 第4章 自分の軸で対話する 第5章 変化して価値を高める <読者対象> □キャリアアップを目指すデザイナー □プロジェクトマネージャーやディレクター □デザイナーやエンジニアなど、クリエイティブな専門職についている方 □デザイナーやエンジニアを率いる組織のリーダー <著者紹介> 大﨑 優(おおさき・ゆう) デザインストラテジスト・サービスデザイナー。株式会社コンセント取締役。デザイン経営支援、事業開発支援、ブランディング支援、ビジュアルコミュニケーションデザインなどを行う。2012年にコンセントにサービスデザイン事業部を立ち上げ、主幹事業に拡大。2024年より、デザインによる人材育成や組織開発に関する事業部を管掌する。特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)評議委員。社会人のための「未来の学校体験」Xデザイン学校(X DESIGN ACADEMY)アドバイザー・講師。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒。愛知県名古屋市出身。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • はじめての水引アレンジ
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、おしゃれな女性の間で水引がブーム。人気の水引デザイナー、長浦ちえさんの新刊では、暮らしをおしゃれに演出する水引アイディアの数々と新しい感覚の和の水引アレンジを紹介します。おしゃれに贈り物をしたいときや、ハレの日のステキな水引使いのアイディアが満載。はじめての方でも水引アレンジが楽しめます。
  • 小堀遠州茶友録
    3.5
    幕府奉行職にして多くの建築・庭造りに参画。 当時のデザイン感覚をリードした茶の宗匠・遠州は、「綺麗さび」「遠州好み」という言葉をも生み出した。 本書は将軍をはじめ、大名、公家、僧侶、町衆に至るまで各界50人との幅広い交流とその行方を描く。 寛永文化を代表する数寄大名・マルチアーティストを多角的な観点から研究した稀なる外伝。図版多数。
  • 絵で食べていきたい!
    3.5
    イラストで食べていくために、とびぬけた才能は必要ではありません。美大出身でなくても、コネがなくても、イラストレーターで食べていくことは可能です。 30歳で会社員からフリーランスのイラストレーターに転身した著者が目指したのは「コンビニみたいなイラストレーター」、武器になるのは社会人として鍛えた「総合力」。持ち込み営業から少しずつ顧客を増やし、コンビニから独自ブランドへと進化を遂げるまでの日常をつづった実用エッセイ。イラストでお金を稼ぎたいけれど一歩を踏み出せない、もっと収入をあげたい、仕事の幅を広げたい、という人に、具体的な行動を起こし、持続していくための秘訣をシェアします。
  • 庭園日本一 足立美術館の挑戦
    3.5
    ◆島根県安来市の観光名所になっている足立美術館は年間50万人の入館者を誇る庭園で有名な美術館。1万3千坪におよぶ日本庭園は、著者の祖父、足立全康氏が生涯をかけて築いたもので、四季折々の変化を心ゆくまで楽しめるよう工夫されている。美術館では、日本一と言われている横山大観コレクションや、菱田春草、竹内栖鳳、上村松園、橋本関雪、榊原紫峰など近代日本画の部屋、北大路魯山人の展示が見られる。2025年には開館55周年を迎える。 ◆この庭園と日本画のコレクションを一代で築いた足立全康氏の自叙伝は2007年に『庭園日本一 足立美術館をつくった男』(日本経済新聞出版)として刊行されロングセラーとなっている。本書の著者、足立隆則氏は、全康氏の孫にあたり、現在の足立美術館館長。甲南大学経営学部を卒業後、東京の企業へ就職し、美術館とは縁のないサラリーマン生活を送っていたが、祖父に嘱望され帰郷、87年に館長に就任した。現在は公益財団法人足立美術館代表理事・館長。
  • スペキュラティヴ・デザイン 問題解決から、問題提起へ。―未来を思索するためにデザインができること
    3.5
    問題解決だけがデザインではない。 新しい視点を生み出す「もうひとつの」デザインの力。 企業のための問題解決、商品の売上向上。デザインと聞くとこうしたことを思い浮かべる人がほとんでしょう。しかし、現代の私たちが直面する課題の多くはもはや解決不能で、これらを克服するためには、私たちの価値観、信念、考え方を変えるしか他に手はありません。 本書は、「問い」を生み出し、未来のシナリオをデザインすることで、今ある世界に別の可能性を提示する「スペキュラティヴ・デザイン」について紹介した初の日本語版書籍です。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)のデザイン・インタラクティブ学科で10年にわたって教鞭を執り、「スペキュラティヴ・デザイン」の提唱者として世界的に注目を集めている著者が、アート・小説・イラスト・写真・映画などあらゆる領域を引証しながら、未来をスペキュレート〈思索〉する視点について紹介します。 著者(ダン&レイビー)の作品はもちろん、Superflux、スプツニ子!など、スペキュラティヴ・デザイン実践者の事例も豊富に紹介。デザインの持つ「もうひとつ」の力を提唱します。 ** 本書は、2024年4月にペーパーバック版『Speculative Everything, With a new preface by the authors』として、著者ダン&レイビーによる新たな序文を加えたかたちでMIT Pressより再刊行されました。 BNNでは、その新序文を加えたかたちで電子版『スペキュラティヴ・デザイン』の販売を2024年11月より開始いたします(紙版には新序文は掲載されていません)。 **

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  • イラストで読む ルネサンスの巨匠たち
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなど芸術家の素顔や人生を紹介し、作品を解説。愉快なエピソードが満載。<新装版>
  • 色えんぴつでかわいい動物
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1、2、3のステップと、「動物らしく」見えるヒントがいっぱい! やさしく丁寧に、ステップを追って描く、とってもわかりやすい動物の描き方の本。色えんぴつの使い方はもちろん、動物が大好きな秋草愛さんのコツをふまえると、簡単に「らしく」描くことができるようになります。★巻末に干支の年賀状つき。 著者:秋草愛
  • 色えんぴつでかわいい鳥たち
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気著者の好評「色えんぴつ技法シリーズ」第3弾! 色鉛筆で動物を描く人気シリーズに、「かわいい鳥たち」が登場しました。図案としても人気のかわいい小鳥から、フィールドスケッチで人気のカワセミなどの野鳥、フラミンゴやハシビロコウなど動物園の人気ものまで、人気の鳥たちが大集合です。 著者:秋草愛
  • プロに教わる 1秒で心をつかむPOPのつくり方
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版は紙版のp32~p37を含んでおりません。また、紙版と一部内容が異なります。予めご了承ください。 知らなきゃ損!POPを使った売り上げアップ術 パン屋さんやお菓子屋さん、雑貨店や書店など、商品の魅力をどうやって店頭で伝えるか、POPの描き方に悩んでいる方は多いはずです。目をひくキャッチコピーの書き方や、センスよく見せるレイアウト。手描き文字のコツやちょこっと添えるイラストまで、それぞれのプロが心をつかむPOPのコツを教えます。これ1冊あればもう迷わない、すぐにPOPがつくれる必携の1冊です。
  • 柚木沙弥郎 旅の手帖
    3.5
    人生初の海外旅行はヨーロッパの中世美術に憧れての一人旅。鋭い観察眼と豊かな感性で異国の文化を捉えた旅の記録。
  • 人生が劇的に変わる ねこねこさんのノート習慣
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    〈電子書籍版について〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。 【心の整理とアイデア発掘のための、シンプルなノート術】 この本は、日常で抱える心のモヤモヤを解消し、クリエイティブなアイデアを引き出すためのノート術を紹介しています。 著者であるねこねこさんは、シンプルで実践的なノート習慣を通じて、多くの問題を解決してきました。 日々の悩みや考えをノートに書き出すことで、頭の中を整理し、心の安定を図るだけでなく、新しい発想やアイデアを見つけ出す手助けをしてくれます。 忙しい日常でも続けやすい工夫が詰まっており、ノートを使って新しい自分との向き合い方を学べる一冊です。 〈こんな方にオススメ〉 ・日常のストレスや心のモヤモヤを解消したい方 ・クリエイティブなアイデアをもっと引き出したい方 ・自己成長や自己改善に興味がある方 ・忙しい生活の中でも続けやすいノート習慣を探している方 ・自分の考えや感情を整理し、心の安定を図りたい方 ・新しい発想やアイデアを見つけたいと考えている方 〈本書の内容〉 【Chapter1】ノートの始め方と選び方 【Chapter2】ノートを続けるコツ 【Chapter3】フォーマットの使い方 【Chapter4】デジタルツールで変化するノートの使い方 【Chapter5】ペンや道具の話 【購入者限定特典内容】 以下のフォーマットやハンドレタリングがダウンロードできます! 1.2025FUTURELOGフォーマット 2.チェックフォーマット 3.コーピングリスト(ねこねこ仕様) 4.ハンドレタリング詰め合わせ 〈著者プロフィール〉 ねこねこ 2016年より日付シートの配信を開始。Instagramにてモノクロ手帳と絵日記を公開(@88necoco)。「世界一の手帳術バレットジャーナル入門」(宝島社)、「手帳をもっと楽しく! DIY BOOK」(MdN)、「毎日を特別にするみんなのバレットジャーナル」(メディアソフト)、「夢を引き寄せる手帳術vol.2」(扶桑社)のムック・書籍等で手帳が紹介され話題に。 @88necoco lit.link/88necoco
  • 色の物語 黒
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 時代を超越し、私たちを引き付ける色 ◆黒とは「色」ではない? 夜の闇を連想させ、神秘性と不穏さを合わせもつ色。黒は光の波長を吸収するため、物理学の観点からは「色の欠如」とされます。有史以来人類とともにあった黒は、複雑で矛盾した存在です。宗教改革による禁欲主義がこの色を権威やファッションの象徴にし、さらに作家たちは神聖さと官能性、暴力性と安らぎ、無限と虚無、人間のもつあらゆる欲望や感情を黒を使って描いていきました。 ◆普遍的で感情に働きかける 本書では、レンブラント、ホイッスラーらが描いた黒衣の女性から、ピカソのゲルニカ、ポロックやマン・レイ、キース・ヘリングらの現代アート、さらに中国の山水画や古代メキシコの仮面など、さまざまな黒を用いた作品を収録。普遍的で感情に働きかける黒と秀逸なアート作品との関係を、気鋭のフランス人美術史研究家が解説します。 ◆構成(抜粋) アートの中の黒/黒の世界地図/黒の科学/完璧な黒を求めて/ナルキッソス(カラヴァッジオ)/女性の肖像(レンブラント)/マドリード、1808年5月3日(ゴヤ)/画家の母の肖像(ホイッスラー)/すみれの花束をつけたベルト・モリゾ(マネ)/ゲルニカ(ピカソ)/Number 26 A, Black and White(ポロック)/青い目の女(モディリアーニ)/黒と白(マン・レイ)/Detail Drawing(キース・ヘリング)ほか ◆「色の物語」シリーズ その色はどこから来て、どこへ向かうのか。古今東西文明のなかで、さまざまな意図で使われてきた「色」の歴史とストーリー、影響力を、名だたるアート作品の美しいビジュアルでたどる。「青」「ピンク」好評発売中。続編「赤」「ゴールド」刊行予定。 【著者について】 ヘイリー・エドワーズ=デュジャルダン 美術史・モード史研究家。エコール・デュ・ルーヴル、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション卒業。キュレーター、フリーランスのライターとして、ヴィクトリア・アンド・アルヴァート美術館の調査事業や展覧会に協力するほか、個人コレクター向けのコンサルタントとしても活躍する。ギ・ラロッシュのメゾンのアーカイブ部門の設立を手がけた。パリでモード史、ファッション理論の教鞭をとる 【翻訳者について】 丸山有美 Ami MARUYAMA フランス語翻訳者・編集者。フランスで日本語講師を経験後、日本で芸術家秘書、シナリオライターや日仏2か国語podcastの制作・出演などを経て、2008年から2016年までフランス語学習とフランス語圏文化に関する唯一の月刊誌「ふらんす」(白水社)の編集長。2016年よりフリーランス。ローカライズやブランディングまで含めた各種フランス語文書の翻訳、インタビュー、イベント企画、イラスト制作などを行なう。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • プロっぽいセンスが身につく デザインのきほん
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    ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 デザイン初心者・ノンデザイナーにおすすめ! プロっぽく見えるデザインのコツをたくさんお教えします。 作業前の情報整理から、 デザインの基本のレイアウト、文字、配色はもちろん、 さらにプロっぽくする写真・イラスト、装飾まで実例でわかりやすく解説します。 BeforeAfterで、どうすればプロっぽくなるか一目でわかります。 パターン違いなど、ちょとっこアイデアもたくさん載せているので、 デザインに行き詰まったときのアイデア帳としても最適です。 作業デスクに置いておきたい1冊です。 ●目次 Part1 最初が肝心! デザインする前に Part2 いい感じになるレイアウトのツボ Part3 見せる読ませる文字と文章のツボ Part4 イメージ通りに仕上げる色と配色のコツ Part5 写真とイラストの力を最大限に活かすワザ Part6 伝わるグラフとチャートのレシピ Part7 プロっぽく見える装飾レシピ

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