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Posted by ブクログ 2018年11月23日
俵屋宗達の風神雷神像は平面で見るものではなく、立てかけて見ることを想定して描かれているとか、キトラ古墳の壁画は宇宙との接続を描くものだったとか、慈照寺銀閣は月を鑑賞するために配置されデザインされているとか、銀閣は黒漆で塗られていたとか、興福寺阿修羅像は真っ赤に塗られていて別に切ない顔はしていないとか...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月02日
日本美術について全く知識がなかったが、読みやすかった。
日本美術をアナログで再現しようとする著者が、再現する過程で絞殺したことや学んだことを時系列に沿って記述している。写真が多く載っており、参照しながら読むのが楽しかった。
あくまでも時系列に沿って記述しているため、どの記述が著者の考察で、どの記...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月13日
わびさびの典型と思われていた日本美術を最新の技術をもとに元の形、色彩に再現してみると…
そこには思いがけない躍動感と豊かな色彩が。
触れられているのは、
俵屋宗達 風神雷神図 …屏風を離し、横からの光(夕陽)を当て、正面に座ると…
キトラ古墳壁画 …細かい描線。今にも動き出しそうな躍動感。隣...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月18日
銀閣寺は月を愛でるには最高の環境。背後の山さえもベストシチュエーションにあり、月を味わい尽くすための名所となっている。飛鳥時代から、ずっと日本人は月を愛してきた。そして、月に対する愛情が深まるに従って、それを意味する銀への愛着も募らせた。それ故に日本人は、銀を黒く酸化することをも恐れず大胆に使い続け...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月26日
〈目次〉
第一章 俵屋宗達 風神雷神図屏風
第二章 キトラ古墳壁画
第三章 銀閣寺
第四章 阿修羅像
〈内容〉
文化財の美術品の復元に携わる大日本印刷の技術者の第二弾。いわゆる専門家ではないぶん、斬新な解釈が続くが、当を得ていると思う。阿修羅像の手のポーズが(特に合掌している部分)、そうで...続きを読む
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