芸術の体系

芸術の体系

946円 (税込)

4pt

3.8

美とはなにか、芸術とはなにか。行進、曲芸、ダンスから絵画、音楽、建築、散文まで――。人間が人間として日々を生きるということと、芸術活動や芸術作品のありかたを常に結びつけて考えた思想家アラン。第一次世界大戦に従軍し、戦火の合い間に熱意と愛情をこめて芸術を考察し、のびのびと書き綴った芸術論。著者の「折り目正しい考え方」を丹念に追い、テンポよく、わかりやすく訳しおろした最高の芸術ガイド。

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芸術の体系 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年07月19日

    まだそれほどくっきりと見えてもいないのに、人生について観念的に悩む時期でもある少女期に、ご多分にもれずわたしも人一倍あれこれなんだかんだと苦悩の日々を過ごしました。生きるとは・・・、愛とは・・・、死とは・・・、などの中に幸福とはということにも関心を持って、それで手にしたのがアランの『幸福論』(串田孫...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月26日

     ダンス、装飾、詩、雄弁、音楽、演劇、建築、彫刻、絵画、デッサン、散文。以上の創作活動について、体系的な位置づけや意義について詳細に論じている。ただし、この体系は一般的なものではなく、あくまでもアラン先生独自の理解と解釈に基づく。上記の順番にも意味があり、動的な芸術から静的な芸術に至る連続性を保った...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月23日

    ダンス、行進、詩、音楽、演劇、建築、彫刻、絵画、デッサン、散文までの、様々な芸術活動の切り口から、それらの固有の美についての在り方を論じられている。
    前提知識がない僕には始終難しい書物であったが、全体を通して、それらの芸術活動は、表現するという立場で作品を造っており、それを僕たちは見せられる立場にい...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年10月08日

    到底一度読んだところで理解のできる
    簡単な本ではないものの、
    その文章は、新訳ということも(?)あって
    非常に心地のよい文章でありました。

    彼はこの本を彼の当時の年齢としては異例の
    激戦化で書き上げているのです。
    おそらく、生命の危機が彼の
    書く意欲をかきたてる起爆剤となったのでしょうか。

    亡く...続きを読む

    0

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