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Posted by ブクログ 2019年08月07日
良き。すごく。
●芸術は、個が全責任を負って観ることができる
・観る人の心を動かすもの、が良い芸術であること。
・どんな絵に心が揺さぶられるかは、その人にしかわからない。誰にもわかってもらえない。ましてや共有などできるはずがない。
・上手なだけの絵は、知識や技の痕跡は垣間見えても、直接、感性を呼...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月02日
美術批評家による随筆集。美術や音楽に関することから日常のくだらないことまで色々書いているけれど、特に印象に残ったのは次の2つ。
1つ目は、冒頭の「感性は感動しない」で書かれている、美術作品を「まとまり」として見るということ。絵や彫刻を見るとき、作品になにか始まりや終わりがあるんじゃなくて、目の前に...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月28日
率直というかなんというか、読んでいて心地の良い文章だなと思いました。喩えもとてもうまくて、こういう表現をする人はどんな風に育ってきたのかな、どんな学生時代を過ごしたのかなと、読み進むうちに興味が深まっていきました。
「眠りと執筆」や「憑依する音楽」など、感じてはいても普通は見逃してしまったり気づいた...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月08日
美術館に行くことが多いのだが、
自分の受け止め方、鑑賞の仕方はこれでいいのだろうか、と自問することがある。
これは美術を愛好する人ならば、誰しも思うことなのではないだろうか。
よく言われることに、「感性を磨く」という言葉がある。
本書の著者は、岡本太郎の言葉を引いて、これを厳しく否定している。
見...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月01日
読書することは新たな視点を獲得することだ。
他人(著者)の視点を借りることができる体験なのだ。
そう改めて感じた1冊だった。
美術批評家の著者に芸術に関してのエッセイ。
芸術への接し方から、読書の際の本の選び方、著者の地元への想いや子育て観まで内容は多岐に渡る 。
個人的には芸術への接し方につい...続きを読む
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