ビジネス・実用 - 世界思想社作品一覧

  • スポーツ・クリティーク
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    スポーツ文化という広大な沃野をどのように耕し、次代へと受け渡していくべきか――。 元アスリートとして培ってきた実践知と、現スポーツ研究者として研鑽している学問知。競技者としての「内の目」と、研究者としてスポーツ界を客観視する「外の目」を兼ね備えた著者が、その複眼的な視座を駆使し、現代スポーツに対していかなる批評が可能かを模索し実践する。 「スポーツ批評」という切り口で、「批評」という表現手段の復権を叫ぶ書! 競技者から学者になった「越境者」だからこその誠実な言葉。 町田先生、すごいことになってます! ――サンキュータツオ(漫才師/東北芸術工科大学文芸学科准教授) 【目次】 序章 スポーツ・クリティーク――その役割と意義 Ⅰ スポーツと社会を媒介する  第1章 スポーツと社会  第2章 アリーナの今と未来  第3章 オリンピック批評  コラム スポーツにおける感動の意味 Ⅱ スポーツが育む心身  第4章 スポーツと教育  第5章 アスリートの健康  コラム 北京オリンピックのドーピング問題 Ⅲ スポーツを通じて哲学する  第6章 スポーツの本質を求めて  第7章 生きる身体との対話  第8章 本との対話  コラム アスリートとして経験し、研究者として叩き上げる Ⅳ スポーツとアートを結ぶ  第9章 スポーツとアート  第10章 アーティスティックスポーツと著作権  コラム フィギュアスケート界における音楽著作権管理システム改革の兆し おわりに――ペンを持ってスポーツを生きる 初出一覧 本書は、『毎日新聞』連載〈今を生きる、今を書く〉において、二〇二〇年十月から二〇二四年十一月にかけて掲載された文章を中心として、四つのテーマで部立てし再編・加筆修正を行ったものです。 【「序章」より】 業界の中にいるからこそわかることは確かにある。いわば「内の目」でないと見えないことがあるということだ。ところが、一つの業界に長く居続けると、それ以外の世界からすれば考えられないような常識や慣習を普通だと思い込んでしまう恐れがある。そのようなバイアスが内の目にかかってしまっている場合、たとえ問題がそこにあったとしても気づくことができない。まさに「井の中の蛙」状態である。実際一九九三年から二〇一四年まで、私は競技者として二〇年以上もスポーツ界の中心にいながら、そこにあるはずのいろいろな問題に気づくことができなかった。しかし競技引退後に、研究者として学術的な知見を身につけていくと、この内の目にかかったバイアスが徐々に薄れ、それまで見えなかった問題が見えるようになっていったのである。それはすなわち、業界を冷静かつ客観的に見ることのできる「外の目」が培われたということなのだろう。こうして内の目と外の目を兼ね備えた複眼的な視座からスポーツ界という社会を見直してみることで、初めて顕在化する問題があるのだということを、研究者に転身した私は身を以て知るに至ったのである。
  • 愛と孤独のフォルクローレ――ボリビア音楽家と生の人類学
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    アンデス―アマゾンを往復し、出会った、孤独の思考 南米ボリビアで「新しい音楽」として興隆したフォルクローレ。個人の物語を愛し、他者の音を聴かず、堂々と嘘を楽しむ…。共に演奏し、木を伐り、考える中で導かれた、ポスト関係論の人類学。 ――「はじめに」より  彼らの人生のテーマを一言だけ取りあげることが許されるならば、それは「孤独」ということになるだろう。音楽家たちは、若い頃、家族にも背を向け、同じフォルクローレ音楽家たち同士の中ですら馴れ合わず、「自分」の探究を続けた。……  本書は、私が三年半にわたり、ボリビアで聞き、時には自分自身もその中に入って経験した、フォルクローレ音楽家たちの物語を記述していくものである。彼らは、ボリビア全体にとっても激動だった時代を、とにかく軽やかに──あるいは軽薄とすらいえるかもしれないほどの軽さで──駆け抜けた。その軽快で、明るい「愛」と「孤独」を書くのが本書の目的である。……  引き込まれる語り口。忘れられない名ゼリフ。驚きの展開。彼らのあまりに巧みな語りっぷりを通じて、普通の人の普通の人生がどれだけ面白いのか、私は見せつけられた思いだった。こうした経験があったので、私は、少しでも彼らの語りに近いものを自分で書いてみたいと思ったのだ。だから、この本は、通読できる民族誌を目指している。……  これまでの人類学にとって、「関係」という概念は揺るぎない重要性を持ってきた。それゆえ、関係以降にあるものを考えるというのは、極めて挑戦的な問いである。本書もまた──それがあまりに大きく、無謀な問いであることは承知の上で──「孤独」の側から人類学理論を刷新していくことを目指している。  音楽家たちが、とんでもなく新しい何かを愛し、目指したのと同じように。
  • 遊びからはじまる
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    1巻1,760円 (税込)
    子どもにとって生活は遊びそのもの。遊びは子どもの心とからだを丸ごと育てる。絵本、紙芝居、人形劇、お絵かき、ごっこ遊び、感触遊び、料理、かたづけ、栽培…。たくさんの遊びをとおして、子どもの育ちを見つめる。保育の入門書としても最適。シンガーソングライター・絵本作家の中川ひろたかさん、こどもの本屋「こどもの広場」店主の横山眞佐子さん推薦! 「子どもが世界にふれ、世界とつながって生きていく活動そのものが遊びだと思うのです。子どもの生は、遊びから始まります。遊びは子どもの心を育て、からだを育て、その人をつくっていく始まりなのです。」(「はじめに」より)
  • アフリカを学ぶ人のために
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    歴史や経済からポピュラーアートや結婚生活まで網羅する、アフリカ入門の必読書が大幅アップデート! 危機と困難を切り抜けてきた知恵と手法を、アフリカに学ぼう。
  • 居場所のなさを旅しよう
    3.0
    「友だちがいないやつは格好悪い」「居場所がないことは恥ずかしい」――そんなふうに悩むあなたへ。どこにも所属できない居心地の悪さについて、とことん考えてみよう。アウトサイダーの思想を手がかりに世界を旅する一冊。詩人の斉藤倫氏推薦!
  • 映画の詩学――触発するシモーヌ・ヴェイユ
    -
    『となりのトトロ』『リトアニアへの旅の追憶』『阿賀に生きる』『東京物語』『ニュー・シネマ・パラダイス』……映画という具体的な芸術に沈潜するとき、ヴェイユの思想はどう生きられるのか。己の詩をもつ人々が放つ美の閃光を読みとく。
  • エイサー物語――移動する人、伝播する芸能
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    「大切なことは生きていると実感できる瞬間であり、それを与えてくれるのがエイサーなのだ」――沖縄の盆踊りであったエイサーが、いまや日本全土、世界にまで広がっている。芸能伝播の現場で何が起きているのか。エイサーを踊り、歌い、伝えた人々の物語。 「はじめに」より―― さて、本書はたしかに研究書の体裁をとってはいるけれども、内容そのものは「物語」と言ってよいものだ。研究が進展するにつれて、伝播過程をたどる調査の結果が、そのまま一種の「物語」を形成していることに気がついた。それゆえ、本書の最大の特徴は、研究書と物語との、この異例の合体にある。その物語は八重山諸島から始まるが、しかしそこに留まらず、沖縄本島を縦断して日本本土にまで達する。その間に、戦後沖縄の「密貿易」の興隆とか、エイサーの手踊りに使われる「はたき」(ぜい)の由来とか、はたまた沖縄の若者の本土就職の状況とか、いくつもの小さな、あるいは場合によって、大きなエピソードがちりばめられている。その結果、本書は一般のエイサーファンの若者たち、すなわち、エイサーを愛してやまない、エイサーの魅力のとりことなった若者たちにもアクセス可能な内容となっている。とくにエイサーを実践しながら、エイサーそのものについてもっと知りたいと思っている若者たちに本書をぜひ読んでほしい。本書は、そもそもそうした若者を念頭に置いて書かれているからだ。
  • 沖縄の植民地的近代――台湾へ渡った人びとの帝国主義的キャリア
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    1巻4,180円 (税込)
    沖縄にとって〈植民地〉とは何だったのか?――琉球併合以来、日本人による差別と偏見に苦しんだ沖縄の人びとは、植民地支配下の台湾でどのように生きたのか。支配―被支配の間を往復した人びとの経験から、沖縄の近代と日本帝国主義を再考する。 ――おわりにより  日本が東アジアにおいて帝国主義的拡大を進め、地理的に近接する台湾を植民地化することにより、琉球列島は国民国家としての日本の辺境に位置づけられるとともに、〈内地〉と〈外地〉の境界領域となった。したがって、沖縄県の近代は辺境性と境界性という二面性の中で捉えられるべきである。  植民地帝国日本における近代沖縄の辺境性と境界性を具現化したのが、二〇世紀初頭の沖縄県から台湾への人の移動の興隆である。移動は、買物や通院、観光といった日常生活の延長上にあるようなタイプのものから、就職や進学を目的とした長期の滞在、さらには家族ぐるみでの移住といった定住型の移動まで多様な形をとった。本書では、一見両極端と思われる、小学校を卒業してすぐに台湾に渡航し現地で店員や女中として働いた出稼ぎ者と、沖縄県内で中学校や師範学校を卒業後に台湾で医学を学ぶために進学目的で渡航した若者たちの植民地的近代経験について検討した。  両者に共通するのは、国民国家としての日本の中で周縁化されていく沖縄県で生まれながらも、沖縄の境界性を利用しつつ帝国主義的キャリアを形成した点である。人びとは、植民地帝国日本において辺境であると同時に境界であるという沖縄県の特異なポジションを利用しながら移動し、上昇を志向する近代的主体として植民地台湾を生きた。……
  • お山の幼稚園で育つ
    -
    1巻1,540円 (税込)
    歩いての登園、森の探検遊び、俳句の素読などユニークな実践をするお山の幼稚園。幼児教育はすべての教育の根っこと信じる園長が子どもたちの無限の可能性を綴る。悩みながら子育てに奮闘するお母さん、お父さんを温かく包んでくれる言葉の贈り物。中川李枝子氏推薦!「目の前の子ども一人一人がよくわかり、いっそういとおしくなる」
  • 音楽と出会う――21世紀的つきあい方
    3.7
    1巻1,870円 (税込)
    人生を変えるような音楽と出会うには?AIによる自動作曲、若者の音楽離れ、カリスマ不在、癒し音楽ブーム…日本を代表する音楽学者が、21世紀固有の音楽現象を挑戦的にとりあげ、規格外の音楽とつきあう楽しさを自在に語る。著者おすすめの音楽も多数紹介。
  • 家族はなぜ介護してしまうのか――認知症の社会学
    4.8
    1巻2,530円 (税込)
    介護を頑張りすぎることへの問題提起――患者の人生や性格に合わせた介護が求められる現在の認知症。患者をよく知るからこそ、家族は悩み、憤り、反省する。認知症を理解し、介護へと導かれ、患者との関係を再構築するまでの家族の営みを丹念に描く。 ――はじめにより  彼ら家族たちは介護保険サービスを利用しながらも、何らかの形で介護を担っていた。彼らは例えば、日常的にケアマネジャーと介護の方針についてすり合わせ、患者が通う通所介護施設(デイサービス)を訪問して日々の様子を観察し、サービス内容に意見を申し立てていた。……  これから事例として紹介するように、彼らは介護の中で、悩むこと、憤ることを繰り返す。頼れるプロがいながらも、そして「介護はプロに」と思いながらも、彼ら家族は介護に、いわば巻き込まれていってしまう。……  私が注目するのは、「認知症」という病だ。そこに、「家族はなぜ介護してしまうのか」という謎を巡る、重要な論点が隠されている。  鍵となるのが、患者個々人の「その人らしさ(personhood)」に関する知識だ。患者本人を介護の中心に据え、多様な専門職がかかわる介護の体制がつくられるからこそ、介護家族の知識が頼られ、介護にかかわらざるを得なくなってしまう。  ……そんな彼らが、何を目指し、何に苦悩しながら介護をしていたのか。社会学の立場から、きちんと分析をしておきたい。
  • 賀茂川コミュニケーション塾――ビブリオバトルから人工知能まで
    4.8
    ビブリオバトルって何?コミュニケーションするロボットは創れる?ビブリオバトルの考案者にして人工知能の研究者が、既存の学問枠組みにとらわれずに、コミュニケーションの新しい視点を伝授。教授と高校生の対話によるライトノベル形式の入門書。
  • 感性は感動しない――美術の見方、批評の作法
    3.9
    子供の絵はなぜいいの?絵はどうやって見てどう評価すればいいのか?美術批評家・椹木野衣は、どのようにつくられ、どんなふうに仕事をして生きているのか?美術批評の第一人者が、絵の見方と批評の作法をやさしく伝授し、批評の根となる人生を描く。著者初の書き下ろしエッセイ集。
  • 基礎ゼミ 社会学〔第2版〕
    -
    自分と他人の関係ってどんなもの? 働くってどういうこと? エスニシティは他人事? 社会は変えられるの? 読んで、書いて、話して、社会学を丸ごと体験しよう! 〈問いを発見する→調べる→考察する→深める〉の4つのステージを通じて、レポートやプレゼンのコツがつかめる好評入門書の第2版。 ――はじめにより  あなたは先生から「〇〇についてのレポートを書きなさい」と言われて困ったという経験はありませんか。……  そもそも、「社会学」(に限らず大学で学ぶ学問全般)と「問う」「資料を読む」「考察する」「理論化する」という行為は重なって存在するものです。だとしたら、それらを別々に学ぶのではなく、一体化して学ぶ方が有効であり、またそれが本来の姿のように思います。一体化して学ぶことによって身につく、社会学に基づいて考える力、議論する力、書く力こそ、大学での学びにふさわしいのではないでしょうか。……  第2 版を出すにあたっても、その考え・思いは変わりません。この第2版はデータを新しくするだけでなく、社会の変化も反映すべく内容も見直しました。
  • 基礎ゼミ 社会福祉学
    -
    人々の生きづらさに触れ、支える営みを学ぼう! □各章の問いから、社会福祉学の視点を知る □仲間と議論し、何ができるかを考える □ワークシートで、論点や意見を整理する □個人の生きづらさを、社会との関係から捉える 誰もがしあわせに生きられる社会って、どんな社会? どうすれば実現できるの? 私は何をすればいい? 本書を読めば、困難に直面する人が、社会とどんなつながりを持ちうるかを、探究できます。 自分で考えるのはもちろん、仲間と一緒に考えることも、筆者の考察から学ぶこともできる、体験型入門書! ――はじめにより 本書では、従来のテキストで求められるような社会福祉学の「網羅性」や「普遍性」にこだわらない構成とすることにし……社会福祉学で想定される「生きづらさ」を抱える人のリアリティと、それらの人を支えるかかわりに着目しました。…… 「生きづらさ」の特徴は、それを抱える個人のこころだけではなく、その人の社会環境にも目を向けて問題を見出すところです。その個人と社会環境との「齟齬」に注目する言葉といってもよいかもしれません。…… 「生きづらさ」のリアリティとそれに対する社会の取り組みを通して、社会福祉学の輪郭をおぼろげながらでも描き出したいと思います。
  • 基礎ゼミ 宗教学〔第2版〕
    -
    アクティブラーニングで宗教を学ぼう!      □仲間と議論して多様な考え方を学ぶ  □ワークシートを使って考えを整理する  □宗教情報リテラシーを身につける  □宗教現象に対して自分なりの意見を言う 宗教って何? 宗教を学ぶ必要があるの? 本書を読めば、宗教が私たちの生活や社会と深くかかわっていることがわかります。自分で考えるのはもちろん、仲間と一緒に考えることも、筆者の考察から学ぶこともできる、体験的入門書! ――はじめにより  「知らない人どうしだと自分とは違った見方が多く、楽しかった。さまざまな考えをもつようになったのでよかった」。  これは、先に紹介した私の授業を受講した学生の感想です。  アクティブラーニングで宗教を学ぶことによって、学ぶことの楽しさを感じながら、宗教に対するみなさんの理解が深まり、本書で取り上げられている諸問題に対する自分なりの意見や主張が明確になる……  2017年に出版された本書(初版)は、さまざまな大学や教育機関の宗教学関係の授業で活用され、ありがたいことに刷を重ねることができました。刊行から年数が経ったこともあり、今回、第2版を刊行することになりました。  最新の宗教状況や宗教問題に即して各章の内容や巻末資料等を見直し、参考文献も更新しています。また、新しい試みとして、対面授業用のワークシートとは別にオンライン授業用/独習用のワークシートを作成しました。  周知の通り、2020年1月以降、日本国内でも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がまん延し、大学では対面授業がオンライン授業に切り替えられました。今後、(コロナ禍以外の場面も含めて)オンライン授業や1人で学習する場合を想定しました。そのワークシートは、ⅱページのURLまたは2次元コードから申請できますので、ご活用いただければと思います。
  • 基礎ゼミ ジェンダースタディーズ
    5.0
    1巻2,090円 (税込)
    女性はメイクをすべき? スポーツは男性向き? 災害の被害は平等? LGBTは私のまわりにいない? 女性専用車両は「男性差別」? 少子化は「女性の社会進出」が原因? 思い込みから自由になる技法(わざ)を学ぼう! ジェンダー研究の基本から最前線までを貫く、究極の入門書。 ――本書の特長(「はじめに」より) ①インターセクショナリティの視点を重視する ②多様な性のあり方を前提とする ③多彩なトピックについて、第一線で活躍する研究者が執筆 ④「問い」をデータで検証していくスタイル ⑤考察や問いを広げる、豊富なワーク ⑥ジェンダー研究を身近に感じられるコラム
  • 基礎ゼミ メディアスタディーズ
    -
    ネットは「みんなの声」を伝えているか。ジェンダー表現は炎上しがちか。さまざまな問いと適切な方法を通じ、メディアの特性や社会の仕組みにせまる。自分で読むのはもちろん、調べ、考えたことを書き、話すことで、研究のコツがつかめる入門書。
  • キャリアに活かす雇用関係論
    -
    働きがいのある人間らしい仕事の実現へ。経済社会の変化と人々の価値観の多様化が、性別に基づく雇用管理に変化を迫る。就職から始まるキャリアの形成過程をジェンダーの視点から分析し、現状・課題・解決への道筋を示す。働くすべての人の必携書。
  • ギニア湾の悪魔――キリスト教系新宗教をめぐる情動と憑依の民族誌
    5.0
    神と悪魔の憑依は、いかにして現実の〈もの〉になるのか? ――苦難を癒し、興隆するアフリカの新宗教。その核心は、モノや情動、環境の中に現れる霊的存在にある。写真や映像、エッセイを交え、霊と呼応する人々の生に迫る、マルチモーダル人類学。 ❖序章より 「悪魔」とは、多くの場合、アフリカの在来の神格や霊的存在、または妖術師である。…… 人々に憑依してその姿を現し、現実へと介入してくる。その中で人々の身体は、悲鳴を上げ、汗を散らし、目に見えない鞭で打たれ、涙を流す。手足を震わせ、身体を反らして、叫び、倒れ込む。立って走り、暴れつくした後に、床に寝そべり、うめき声を上げる。 それは、「人々は悪魔や妖術師を信じている」という記述にはとても収まらない、情動や身体など様々なものが絡まり合う中で起こっている出来事だ。神や悪魔といった人ならざるものたちが、いかに人々の間に立ち現れ、複雑に呼応しながら生が紡がれるのか。本書は、出来事が生起する場を起点として、このような問いを探究していくものである。 ※本電子書籍にはカラー写真が含まれます。
  • 月経の人類学――女子生徒の「生理」と開発支援
    4.5
    「生理の貧困」を訴え「生理の平等化」を求める動きは身近な各地で広がっている――本書は月経をめぐる国際開発の動向を整理し,フィールドワークで得た情報から各地の状況を分析、月経対処のローカルな文脈と現状を「今」同時期にとらえる
  • 現実批判の人類学――新世代のエスノグラフィへ
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    自然と文化、人間とモノ、主体と客体の二項対立を無効化する地平に立ち、現実が現実として構築される過程を細緻に分析することによって、世界が変わりうることを示す。「人類学の静かな革命」に共鳴する、別の現実を想像=創造する試み。
  • 国際協力を学ぶ人のために
    -
    頻発する紛争、越境する感染症、増加する難民、激しくなる気候変動。課題が山積する世界で、我々は何ができるのだろうか。国際協力の最前線から、今ある世界の困難と、人々の協力の可能性を学ぶ。定番のテキスト、待望の全面改訂!
  • 子育ての常識から自由になるレッスン――おかあさんのミカタ
    3.0
    「母とはこうあるべき」という「常識」がおかあさんたちの心を縛りつけている。大切なのは、育てる側の心が自由で生き生きとしていること。社会の、そして母親自身の「おかあさんのミカタ」を解きほぐし、別れを見すえた親子関係を考える。
  • 参加型アクションリサーチ(CBPR)の理論と実践
    -
    1巻4,730円 (税込)
    調査されるコミュニティの人びとが満足できる形で調査成果を還元するため、さまざまな参加型リサーチの方法を体系的にまとめたCBPR。歴史や理論的背景を紹介し、具体的なツールの活用方法と実践例の検証から、CBPRのもつ力を立証する。
  • 死にゆく過程を生きる――終末期がん患者の経験の社会学
    -
    1巻2,750円 (税込)
    告知、療養環境の選択、何かを遺すこと、お迎え体験――在宅緩和ケアを受け、自宅で最期を迎えたがん患者たちの語りから、「自らの死を予見しつつ今このときを生きる」という、「日常の生」と地続きにある「死にゆく過程の生」を描き出す。
  • 所有と分配の人類学――エチオピア農村社会の土地と富をめぐる力学
    -
    人びとは、富をいかに分け与え、「自分のもの」として独占しているのか? エチオピアの農村社会を舞台に、「所有」という装置が、いかに生成・維持されているのか、緻密に描き出す。「私的所有」という命題へ人類学から挑戦するデビュー作。 第30回発展途上国研究奨励賞、第37回澁澤賞受賞。
  • 新版 コミュニケーション・スタディーズ
    -
    1巻2,310円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人と人とが結びつくこと、関わること、関わらないこと。社会の基礎にあるコミュニケーションについて、ゼロから考えなおしてみよう。28の講義で何気ない日常の仕組みを解きあかす、究極の入門書。社会学の基礎も学べるロングセラーの改訂版。
  • ジェンダーで学ぶ社会学〔第4版〕
    4.0
    男性/女性の二分法を超え、多様性を認めあう社会へ――「育つ」「シューカツする」「ケアする」といった身近なできごとをジェンダーの視点からとらえ、「当たり前」を問いなおす。四半世紀にわたって読み継がれる好評ロングセラーの改訂版。
  • ジェンダーで学ぶメディア論
    3.0
    1巻2,310円 (税込)
    デジタル化と多様化が進むメディア。SNSを介したフェイクニュースやヘイトスピーチの広がり。それでもスマホを手放せない私たち。メディアと社会の今をとらえるとき、「ジェンダー」は最適なレンズとなる。メディア論の基礎をジェンダーの視点から学ぶ、新しい入門書。
  • 自己形成の心理学――他者の森をかけ抜けて自己になる
    4.5
    人は、どのように他者と出会い自己を形成していくのか? さまざまな「私」 の衝突をどう調整しているのか? ジェームズの自己論、エリクソンのアイデ ンティティ論、ハーマンスの対話的自己論……多彩な理論から自己形成の本質 を解き明かす。
  • 自閉症が文化をつくる
    3.0
    伊藤若冲やチューリングが生み出した文化には、不思議な共通点がある。人間が創造する文化には、時代と場所を超えて自閉症的な側面があるのではないか。文化史の地層から「自閉文化」の鉱脈を掘り起こし、「健常」な近代を問い直す斬新な試み。
  • 女性ホームレスとして生きる〔増補新装版〕――貧困と排除の社会学
    4.3
    1巻2,970円 (税込)
    女性ホームレスの生活史から、女性が貧困に陥る過程を浮き彫りにし、福祉制度や研究が前提にしてきた人間像を問い直す。2013年刊行の第33回山川菊栄賞受賞作に、著者による付録「貧困女性はどこにいるのか」と岸政彦氏による解説「出会わされてしまう、ということ」を収録した増補新装版
  • 戦争の記憶と国家――帰還兵が見た殉教と忘却の現代イラン
    -
    1巻3,520円 (税込)
    1980年代、8年に及んで続いたイラン・イラク戦争。戦死した兵士たちの記憶はいかに保たれ、忘れられるのか。支配体制や「軍」を支えている原動力とは何か。ある帰還兵への緻密な聞き取りから、現代イランの国家と人々を描く。
  • 絶望と熱狂のピアサポート――精神障害当事者たちの民族誌
    3.0
    1巻2,970円 (税込)
    絶望的なまでに健常者中心の社会を、熱狂的な〈お祭り〉でかき乱す、横浜ピアスタッフ協会(YPS)。「ピアになる」瞬間を追い求める当事者たちの活動、法人化への葛藤、それを「書く」ことの政治性……10年間の調査に基づくノンフィクション。
  • ゼロからはじめる女性学――ジェンダーで読むライフワーク論
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    読んだら、霧が晴れる――女性学・ジェンダー論・フェミニズムの重要ポイントをおさえたい人のためのガイドブック。足元の性支配や性差別について、文化や制度、歴史、データを見ながら考える。キーワード解説・ブックガイド・索引付き。
  • 臓器移植の人類学――身体の贈与と情動の経済
    -
    無償で臓器を提供した家族の背後に見え隠れする苦悩、部品化した身体の行方、脳死論争の現在……。制度と実践を緻密に分析することで、身体への技術的介入の先に現れる、生と死の姿を浮き彫りにし、社会と経済の秩序再編のプロセスを描き出す
  • 食べることの哲学
    4.0
    ブタもクジラも食べるのに、イヌやネコはなぜ食べないのか? 宮澤賢治「よだかの星」、食育の実験授業「豚のPちゃん」、反捕鯨映画『ザ・コーヴ』……食をめぐる身近な素材を、フランス現代哲学と日本哲学のマリアージュで独創的に調理し、濃厚な味わいに仕上げたエッセイ。食の隠れた本質に迫る逸品。
  • 大学生 学びのハンドブック[6訂版]
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 徹底的な学生目線で人気の初年次教育テキスト、6訂版 ノートのとり方、レポートの書き方、ゼミ発表の仕方など、大学での学びに必要なスタディ・スキルを、イラストで具体例を示して解説。メールやSNSの注意点など、大学生必携の基礎知識も満載。二色刷。 主な改訂のポイント ●インターネットを使った「資料の探し方」を増強 ●Word、Excelなどの画面キャプチャーを最新版に 読みやすさ・使いやすさはそのままに ●学生による取組例で、イメージしやすい「レポートの書き方」「ゼミ発表の仕方」 ●読解のヒントや文の流れがわかりやすく示された「テキストの読み方」 ●先生の話・板書・ノートの実例が併置された「ノートのとり方」 ●テキストに対応した授業用ワークシート(https://sekaishisosha.jp/news/n55271.html)
  • 知的所有権の人類学――現代インドの生物資源をめぐる科学と在来知
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    知識は誰のものか?豊富な薬草資源をもつインドに「知的所有権」という概念が持ち込まれたとき、現地で何が起こるのか。緻密なフィールドワークにもとづき解明。過去の労働への対価ではなく、未来への責任としての所有という概念を提示する、異色の所有論。
  • 中東を学ぶ人のために
    4.0
    1巻2,750円 (税込)
    全体像を一気につかむ、知の見取り図。歴史、宗教、ジェンダー、石油経済、ビジネス、紛争、難民――中東のダイナミズムを、16の論点から解き明かす。最新の研究に基づく必読の入門書。
  • 超楽器
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    コンサートホールを起点に鳴り響く16篇の物語。ジャングルの音、開演前のざわめき、神への祈り……。音楽の初源と極限がここにある。建築家・磯崎新氏の唱えた「ホール=超楽器」をひもとき、音楽を愛するすべての人に贈る、珠玉のエッセイ集。
  • ちんどん屋の響き――音が生み出す空間と社会的つながり
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    通り抜ける音が、巷の情動(こころ)に響きわたる――数十年の停滞ののち再起した、路上の巡回広告業ちんどん屋。大阪の路地裏、震災後の仮設住宅、脱原発集会など、様々な場に集う情緒、力、関係が、〈ヒビキ〉によってあらわになる。初のちんどん屋研究書。 ◇推薦の辞より 彼女の質問は、実にきめ細かく執拗だった。出版を心から喜ぶ――林幸治郎(ちんどん通信社創始者) 本書は刺激的な議論に満ちている。〔ちんどんは〕洋楽受容の歴史のど真ん中にある――大熊ワタル(音楽家/文筆家) ◇解説より ヒビキは現場の人を繫ぎ、歴史の蓄積を縫い合わせ、情動を活性化する……本書はちんどん屋を見たことのない読者に向けて、今日的な音楽/音響研究の諸テーマへと導くのに巧みだが、彼らを見聞きし、よく知っているつもりの日本人読者にとっても新たな発見に富むだろう。――細川周平(音楽学者) ◇本文「プロローグ」より ある日、私はこの〔渋谷のスクランブル〕交差点を歩いていた。心身ともにかなり弱っていたときだったこともあり、至るところに氾濫する消費主義の感覚的標徴に圧倒され、すでに経験していた孤独の感覚がさらにはっきりと浮き彫りになった。そんな中、突然、交差点を横切ってそれぞれの道を歩く人の波の中で、大阪でインタビューをしたちんどん屋の林幸治郎の言葉がよみがえってきた。 「家の中にいる人に聞かせているのよ。……街中ハッピーな人はいないよ。あんまりね。……鬱の人が〔家から〕出てくるような音を〔出さなきゃいけない〕」。 インタビューのときは、その発言はなんだか悲観的なように聞こえた。もしかして、自分自身の苦難を大阪都市部の見えない聴衆に投影しているのではないかとさえ思った。 でも、そのとき、交差点の途中で、私は突然、林と同じように世界が聞こえたのだ。この群衆の中で孤独の重さを感じていたのは私だけではないだろう。ちんどん屋の実践者がどのように社会関係やその断絶を「聞いている」のか、私はそのとき理解した。……ちんどん屋の音の労働は、ある社会的つながりに関する哲学に深く根ざしているということに気づいたのだ。 ……彼らの仕事が作り出そうとする音のアフォーダンス(環境が生み出す能力)に注目することで、公共空間をいかに理解しうるのか、そして、ちんどん屋の音が響く都市空間においていかなる社会的結合と断絶が生起しているのか、ということを考察していきたい。 ※本電子書籍は巻頭にカラー写真があります。
  • テレビから学んだ時代――商業教育局のクイズ・洋画・ニュースショー
    3.0
    1巻3,520円 (税込)
    テレビ朝日・毎日放送テレビ・読売テレビは、かつて教育テレビだった。本放送開始後ほどなく、強い批判にさらされていた1950年代の民放テレビ。新たに開局する教育テレビに課せられた課題とは何だったのか。番組づくりの〝苦闘〟を活写する。
  • 当事者対決! 心と体でケンカする
    4.1
    生きづらさの往復インタビュー。発達障害の当事者と、潰瘍性大腸炎の当事者が、互いを取材して考えた、それぞれが抱える苦悩と、それぞれにしか見えない世界。心と体はどっちがどうつらい? ふたりの当事者が、議論をたたかわせてケンカする!
  • 東南アジアを学ぶ人のために
    -
    躍動する7億人の〈現在地〉 急成長する経済、都市の熱気、揺らぐ政治情勢、植民地の記憶。 多様性に富む社会は、次々と新しい姿を見せている。 日本との関係が深まるいま、東南アジアの必須知識がわかる入門書。 【目次】 序 東南アジアを学び、ともに生きる(中西嘉宏・野中葉) 第Ⅰ部 歴史と自然 1 経済史──スパイスと港町が世界をつなぐ(小林篤史) 2 脱植民地化──終わりのない物語(長田紀之) 3 気候──熱帯泥炭地と人びとの暮らし(小川まり子) コラム1 心やさしき仏教の末路(伊東利勝) コラム2 岐路に立つカリマンタンの「森」の世界(寺内大左) 第Ⅱ部 社会と文化 4 民族──支配と生活を映す鏡(田川昇平) 5 宗教──社会のなかで創られ続ける「宗教的なもの」(久志本裕子) 6 若者──ポップカルチャーにみなぎるエネルギー(金 悠進) 7 ジェンダー──保守と進歩の対立を超えて(西川 慧) コラム3 海の上に暮らす人びと(中野真備) コラム4 シダ納豆は稲ワラ納豆よりおいしい?(横山 智) 第Ⅲ部 経済と政治 8 経済成長──多様性が織りなすダイナミズム(熊谷章太郎) 9 民主主義──キャラ立つ指導者たちの功罪(中西嘉宏) 10 紛争と和平──民族自決と国家主権のはざまで(谷口美代子) コラム5 「伝統」で稼ぐ生薬売り(間瀬朋子) コラム6 ある移民の人生(細田尚美) 第Ⅳ部 日本とともに 11 日本軍政の記憶──インドネシアに残るさまざまな痕跡(津田浩司) 12 東南アジアでの日本ビジネス──拡大、深化から共創の時代へ(梅﨑 創) 13 日本での東南アジアコミュニティ──急激な流入と進む定住化のゆくえ (野中 葉) コラム7 日本・東南アジア安全保障協力の新展開(鈴木絢女) コラム8 技能実習生の横顔(山口裕子) 索 引 【本書の特長】 ◦東南アジアの歴史・自然・社会・政治・経済、そして日本との関係を一冊で俯瞰 ◦各分野の第一線で活躍する研究者が、その知見をわかりやすく解説 ◦現地での経験やエピソードを交え、臨場感のある読み物としても楽しめる ◦もっと学びたい人のための必読文献リスト付き --------- 日本にとって、政治や経済など多方面で関係が深まりつつある東南アジア。 コンビニで店員さんがベトナムやインドネシア出身の人でも、もう珍しくない。 それなのに、私たちはまだまだ彼らのことを知らない。 経済成長の勢いも、社会変化のスピードも、日本よりずっと早くて元気だ。 ASEANによる地域統合で、経済の自由化と外交上の連携も進み、 いまや世界の注目を集める存在となった。 東南アジア社会は多様性に富み、自然環境も豊かで、魅力にあふれている。 もっと知っていいはずだ。 なぜなら「ご近所さん」としてともに生きる国々だから。 本書で東南アジアの基礎を学ぶことは、 これからの時代をともに生きるためのたしかな手がかりとなるだろう。 ---------
  • 都市を生きぬくための狡知――タンザニアの零細商人マチンガの民族誌
    4.3
    嘘や騙しを含む熾烈な駆け引きをしながら路上で古着を売り歩き、五〇〇人以上の常連客をもった著者。ストリートで培われる策略的実践知に着目して、彼らの商売のしくみを解明し、日本を逆照射する。第三三回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞。
  • 動物保護入門――ドイツとギリシャに学ぶ共生の未来
    -
    もう殺したくない。 もう殺されたくない。 保護施設や法を歴史的に発展させてきたドイツと、五輪前の野犬保護成功で急速に制度を変革するギリシャ。一方、殺処分、動物実験など問題の改善が進みにくい日本。施設での保護か、地域での共生か? 犬猫を中心に動物と人の望ましい関係を考える。 2019年改正法の内容を盛り込んだ最新版(第4刷)を元に電子書籍化!
  • 奴隷・骨・ブロンズ――脱植民地化の歴史学
    3.5
    1巻2,970円 (税込)
    過去につながり、今を問え!――BLM運動が糾弾する奴隷制の歴史。アイルランド移民の軌跡を物語る遺骨。欧米の博物館を揺るがすベニン・ブロンズ。「知の脱植民地化」の最前線へ。
  • 二十一世紀の若者論
    -
    若者たちはどう語られてきたのか? 大人たちの偏見にさらされ、生きづらさを抱えて浮遊する若者たちの姿を言説分析を通してとらえる。
  • 二枚腰のすすめ――鷲田清一の人生案内
    3.8
    どん底でも押し潰されずにもちこたえるための算段。読売新聞の人気連載「人生案内」から71の名問答を厳選。回答を裏打ちする人生作法「二枚腰のすすめ」は書き下ろし。付録は、自身の二枚腰の人生を描いた写真満載の自筆年譜と全著書リスト。
  • はじめての社会調査
    3.0
    質的調査と量的調査をバランスよく学べる究極の入門書!――人々の思いや暮らしのリアリティを知ることをとおして、他者と社会の多様な姿を発見していく社会調査。この一冊から調査の一歩を踏みだそう。社会調査士カリキュラムのA・B科目に対応。
  • 働きたいのに働けない私たち
    3.0
    韓国の子持ち高学歴女性は労働市場から退場していく。社会は有能な人材を失い続け、母親たちは代わりにわが子の教育で競争に参戦する。男性本位の職場、個人化されたケアを解体するために何が必要か。スウェーデン、アメリカとの比較から考える。
  • 人、イヌと暮らす――進化、愛情、社会
    3.0
    1巻1,870円 (税込)
    最新の科学とイヌへの愛が満載!科学×愛犬エッセイ! 進化生物学者と心理学者の夫婦の家に、真っ白な可愛い子犬がやってきた。名前はキクマル。続いて、やんちゃないたずらっ子コギク、可愛いわがまま娘マギー。3頭3様、個性の違う彼らとともに暮らして学んだことをつづる。
  • 人びとはなぜ満州へ渡ったのか――長野県の社会運動と移民
    -
    1巻2,750円 (税込)
    貧しさだけが移民の要因ではない。一般開拓団、青少年義勇軍ともに全国一多く送出した長野県は、社会運動の激しさでも際立っていた。経済要因では説明できない移民へいたる人びとの営みを、社会運動弾圧の影響や地縁などの視点から問い直す。
  • 批評理論を学ぶ人のために
    3.0
    感想から解釈へ、感動から批評へ飛躍するために。脱構築批評からフェミニズム批評、システム理論、そしてエコクリティシズムまで。 20 世紀から現代までの理論を幅広く学び、具体的な作品分析をとおして批評のプロセスも体感できる入門書。
  • 不揃いな身体でアフリカを生きる――障害と物乞いの都市エスノグラフィ
    3.0
    福祉制度が実動しないタンザニアで、「ふつう」に働けない障害者たちは、いかに生計を立ててきたのか。植民地期から現在までの彼らの姿を追う。障害学、都市下層研究、地域研究の枠組を越え、路上に「居る」障害者たちの生活世界を描く。
  • 文化人類学の思考法
    3.8
    文化人類学は、あたりまえの外へと出ていくための思考のギア(装備)だ!「こんなに『使える』本は滅多にない。ビジネスマンからクリエイター、学生まで、下手な実用書を買うくらいなら、これを常備しておくことをおすすめする」WIRED日本版元編集長・若林恵(黒鳥社)
  • プシコ ナウティカ――イタリア精神医療の人類学
    4.8
    1巻6,380円 (税込)
    なぜ精神病院を廃絶したのか?精神病院から地域への移行で何が生じたか。地域精神保健サービスの現場でいま何が行なわれているのか。イタリア精神医療の歴史と現状を展望し、「人間」を中心にすえた、地域での集合的な生のかたちを描く。
  • 僕がロボットをつくる理由――未来の生き方を日常からデザインする
    4.5
    1巻1,430円 (税込)
    ロボットやAIで、私たちの生活はどう変わるか? 衣食住から恋愛・仕事・創造の方法まで、ロボット研究の第一人者・石黒浩が、自身の経験や日々の過ごし方を交えて、「新しい世界を拓く楽しさ」と人生、そして「ロボットと生きる未来」を率直に語る。 〇全編語り下ろし。「未来の生き方」を考えるヒントが見つかる1冊です。 〇カバーと本編のイラストは、マンガ『孤食ロボット』の岩岡ヒサエ先生 〇世界思想社創業70周年記念新シリーズ「教養みらい選書」第1弾
  • 「みんな」って誰?――災間と過疎をのびのび生きる
    5.0
    人口減少と高齢化が進む社会で、災害に見舞われた地域は活力をどう取り戻したか。「みんな」(=空気)の力を知り、右肩下がりの時代を豊かに生きるための実践的ガイド。20年にわたる実践研究に基づき、組織と自分を変える新しい視点を提供。
  • むらづくり入門
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 災害,人口減少等々で疲弊していく地域をなんとかしたい! 人々が共同で自主的に自律的に,身の回りの環境に働きかけていく「むらづくり」に,謙虚に,欲張らず,ゆるく,楽しく,でもマジメに向き合う筆者の「流儀」をお伝えします。
  • メディア教育宣言――デジタル社会をどう生きるか
    5.0
    メディア・リテラシーをアップデートせよ!「スマホの悪影響から子供を守る」は正解じゃない。ソーシャル・メディア、フェイクニュース、データ駆動型資本主義の時代にこそ批判的思考が必要になる。新時代の批判的思考と実践力を身につける!
  • メディア文化とジェンダーの政治学――第三波フェミニズムの視点から
    -
    ポストバブル期の困難な時代を生きる女性たちにとって、フェミニズムは存在意義を持ちうるか? 多様な声をゆるやかに包みこむ第三波フェミニズムの理論と、女性たちの文化実践を結ぶ、今日的フェミニスト・カルチュラル・スタディーズ
  • 野生のエンジニアリング――タイ中小工業における人とモノの人類学
    -
    第二次世界大戦後、独自に発展してきたタイの機械技術。そこに関わる人とモノとは、どのような関係を結んできたのか。マルセル・モースの技術論、アクターネットワーク理論を駆使して文化/自然の二元論を乗り越える、テクノロジーの人類学。
  • やっかいな問題はみんなで解く
    3.0
    「地域にもっとにぎわいがほしい」「困っているはずの人から声が上がらない」「せっかくの専門知が専門外の人に伝わらない」。災害復興、再生医療、にぎわい創出、創造教育……境界を越え困難に立ち向かう作法と実践。共助で新しい価値を創る。
  • ロボットの人類学――二〇世紀日本の機械と人間
    -
    ロボット神話を解体する、ポストプルーラル人類学の挑戦! マンガやアニメのなかで活躍する一方、人間の生活を支える新技術として研究されるロボット。ロボットをめぐる文化/科学的実践を分析し、機械と生命、欧米と日本、過去と未来をつなぐ機械人間と日本人の密やかな関係を描き出す。
  • ローカルボクサーと貧困世界〔増補新装版〕――マニラのボクシングジムにみる身体文化
    -
    1巻3,960円 (税込)
    国際ボクシングマーケットに組み込まれていくボクサー達の、身体に刻まれた生き方を、ジムでの住み込み調査によって克明に描き出す。岸政彦氏による解説、調査対象となったボクサーたちのその後の人生を描く「後章」を加えた、待望の増補新装版。
  • 私は男でフェミニストです
    4.4
    韓国の男子高校で教える著者が、学び、実践してきたフェミニズムとは? 生きるための「男フェミ」宣言。 2018年に刊行後、韓国各紙で話題になり、「幸せな朝の読書推薦図書」や「今年の青少年教養図書」にも選定された「本格男フェミ入門書」。初の邦訳。 ▶上野千鶴子さん推薦!  「男なのに、フェミニストです」とか「男のくせにフェミニストなの?」とかいうのを聞くと、その他人ごと感にイラッとする。そうだよ、あんたのことだよ、これはあんたに宛てたメッセージだよ、と言いたくなる。  チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ流に『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』というなら、フェミニストでないひとたちをどう呼ぶか?  セクシスト(性差別主義者)というのだ。  セクシズムって男と女の非対称な関係のことだから、これから自由なひとはいない。このなかでは、ひとは加害者であるか被害者であるかのどちらかだ。いや、もうひとつ、忘れてた。傍観者っていうのがあった。……  ……韓国から、こんな男性フェミニストの本が生まれたとは感激だ。  女にも男にも、誰にも、被害者にも加害者にも、そして傍観者にも、ならないでほしい。   (「解説」より) ▶本文抜粋  私は男子高等学校の教師である。私の職場の半径二〇〇メートル内には、すぐにでも男性ホルモンで爆発しそうな完全なる「雄」八〇〇人が生息している。教室では、悪たれ口を叩き、力自慢に余念がないが、そこに悪意はない。なぜそんな行為をするのかと聞くと「とくに理由はない」という答えがいちばん多く、以下「面白いから」「強く見えるから」の順である。……  男たちに提案したい。声を上げる女性を抑圧する時間で自分を振り返り、フェミニズムを勉強しよう。時代が読み取れず、淘汰されることのないようにしよう。一緒にフェミニストになろう。失うものはマンボックスで、得るものは全世界となるだろう。   (「プロローグ」より) 【目次】 プロローグ――男がフェミニストだって? 1章 母と息子 2章 フェミニズムを学ぶ男 3章 先生、もしかして週末に江南駅に行ってきたんですか? 4章 八〇〇人の男子生徒とともに 5章 ヘイトと戦う方法 エピローグ――共に地獄を生き抜くために 読書案内――男フェミのためのカリキュラム 解説 『82年生まれ、キム・ジヨン』の夫、それとも息子?――上野千鶴子 訳者あとがき
  • 基礎ゼミ メディアスタディーズ〔第2版〕
    3/2入荷
    -
    フェイクニュースはなぜ広がるのか? 女性被害者は本当に多いのか? 私たちの不安は検索で解消されるのか? メディアは戦争をどう映すのか? 多彩な問いと最適な方法で、メディアの特性や社会の仕組みにせまろう! ワークシートで自分の考えを整理し、研究のコツがつかめる好評入門書の第2版。 ◎主な改訂のポイント ・第15章「メディアは戦争をどう映すのか?」を増補 ・CMのジェンダー表現、プラットフォーム資本主義、普及する生成AIなど、社会やメディア環境の変化に合わせた内容の変更 ・統計データ・分析資料・ブックガイドのアップデート ◎目次 はしがき 序章 なぜメディアを研究するのか?  ――複雑な世界をとらえるために(岡井崇之) 第Ⅰ部 プラットフォームから社会を見る 第1章 ネットは「みんなの声」を伝えているか?  ――情報の選択的接触、エコーチェンバー、世論の分極化(辻大介) 第2章 フェイクニュースはなぜ広がるのか?  ――フェイクニュース、生成AI、ソーシャルメディア(藤代裕之) 第3章 スマートフォンは写真をどう変えたのか?  ――写真史、ヴァナキュラー、プラットフォーム資本主義(増田展大) 第4章 美容整形は個人的なことか?  ――身体の社会学、言説、テキストマイニング(谷本奈穂) 第Ⅱ部 《home》からメディアを見る 第5章 CMのジェンダー表現はどう問い直せる?  ――性役割規範、客体化、ポストフェミニズム(柳志旼・村田玲子・田中東子) 第6章 障害者は「がんばる人」なのか? ――テレビ表象、感動ポルノ、障害学(前田拓也) 第7章 女性被害者は本当に多いのか? ――客観的現実、ラベリング、ジェンダーバイアス(四方由美) 第8章 私たちの不安は検索で解消されるのか?  ――信頼、リスク報道、食の社会学(柄本三代子) 第Ⅲ部 メディアで境界を越える 第9章 「外国人」選手はなぜ特別視されるのか?  ――異文化表象、南北格差、スポーツにおける人種化(窪田暁) 第10章 クールジャパンって本当にクールなの?  ――国家ブランディング、グローバル化、セルフ・オリエンタリズム(大山真司) 第11章 K-POPは誰のものか?  ――ポピュラー音楽のジャンル、ファンダム、文化コンテンツの越境(喜多満里花) 第Ⅳ部 メディアで記録/記憶する 第12章 地図アプリは世界を描いているか?  ――パーソナライゼーション、監視社会、場所性(松岡慧祐) 第13章 メディア経験から何がわかるのか?  ――オーディエンス、アイデンティティ、ライフストーリー(池上賢) 第14章 地域の記憶は誰のものか?  ――地域創生、ステレオタイプ、デジタルストーリーテリング(土屋祐子) 第15章 メディアは戦争をどう映すのか?  ――ウクライナ侵攻、間メディア社会、アイデンティティ・ポリティクス(遠藤薫) 終章 「メディアスタディーズ」の現在とは?  ――批判的思考に裏づけられたレポート作成のために(石田佐恵子)

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