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Posted by ブクログ 2024年04月11日
「かもしれない」の領域についての話が面白かった。調査者が完全にフィールドの人々に同化はできないが、自分の更新前の考えとその差異に戸惑いながら「かもしれない」を生きていくという話が印象に残った。また、フィールドの人たちにとっても呪術は「かもしれない」の領域だというのが面白かった。
また、戦争と平和の章...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月19日
文化人類学とはどういう学問か、初心者にもわかりやすい言葉で書いてくれていて読みやすかった。考えるということの概念?幅?が広がったので個人的には面白くまた読み返したいと思った。
白黒つけず、どうすればいいか、読書が考える余白を持たせながら話が終わるので各章読み終わった後も余韻とともにいろいろ考えを巡ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月23日
文化人類学がどういう学問かについて、扱う範囲を横断的に取り上げた入門書。学生向けのようですが、一般の読者にも大いに参考になると思います。
30年近く前、大学生の頃に少し文化人類学を学んだのですが、当時とは比べものにならないほど文化人類学側の意識が変わっていて、決して解釈を押し付けない、人々にどこまで...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月02日
人類学をするというのは、人類における「日常」の在り方の可能態を、見つめるということなのだと思う。
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自分のなかにあることばをいったん疑い、別の理解、あらたなことばの可能性を探る。文化人類学という学問には、このフィールドワークという身体的経験が欠かせない。
近代科学の根底には、人々が経験的に...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月01日
文化人類学というものに初めて触れました。エンジニアという職種で仕事していることもあって、普段から構造化やパターン化をして物事を単純にする思考が習慣になっています。そのような生活をしていると、ある種の人間社会にもその構造化やパターン化がうまく当てはまるような錯覚をしてしまっていると自覚しています。その...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月03日
全てのテーマを理解できた訳ではない(特に前半のテーマが難しかった)が、貨幣の話は面白かった。貨幣そのものに信用を置く現代の紙幣と、人に信用を置く石貨、どちらが進んでいるということはないのだなと。
仮想通貨が、ブロックチェーンという人の信用を担保にした仕組みを取り入れてることも興味深い。
呪術や人工知...続きを読む
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