作品一覧

  • 入門 男らしさの歴史
    4.0
    1巻935円 (税込)
    人は男に生まれるのではない。男になるのだ、と言えます。そして、時代が変われば、男らしさも変化します。……それをとらえるのが男性史研究です。そこでは英雄や偉人も登場しますが、男らしく生きる/生きようとする「ふつうの」男性も、男らしさに苦しむ男性も、男らしさから落伍した男性も重要な研究対象です。――「はじめに」より ・決闘に応じる男の名誉 ・徴兵を拒むのは臆病なのか ・男もハイヒールをはいていた/男はいつの時代も変わらないのか? 【目次】はじめに/第一章 男らしさはつくられる――男性史の誕生/第二章 男のからだを魅せる――身体とスポーツ/第三章 男同士でわかりあう――大学・クラブ・決闘/第四章 「男らしさの学校」に入隊する――徴兵制と「慰安婦」/第五章 戦わない男、戦えない男、戦いの果てに――誰が英雄か/第六章 「クィアな」性を生きる――「変態」は社会によってつくられる
  • なぜジェンダー教育を大学でおこなうのか 日本と海外の比較から考える
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アメリカ・フランス・中国の大学におけるジェンダー教育の歴史や実践例を紹介し、国内の教育の実情、社会人教育・男性学の視点、LGBTIの学生への対応も提示する。ジェンダー教育がダイバーシティー環境の整備=社会の多様性に直結することを提示する。
  • ジェンダーのとびらを開こう~自分らしく生きるために
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    家庭や学校など何気ない生活の中で無意識のうちにつくられるジェンダー意識について、身近な例をあげながらわかりやすく解説。

ユーザーレビュー

  • ジェンダーのとびらを開こう~自分らしく生きるために

    Posted by ブクログ

    ジェンダーとは、社会的、文化的につくられた性をさしている。本書を読むと意識しているもの、無意識でいるもの含めてジェンダーについて考えるきっかけを与えてくれる。先日、東京レインボープライド2023に参加してみて、意識が高まったときに読み返した。広く多様性を認め合う社会が当たり前になるには、まだまだ時間がかかるかもしれないが、必ず実現できるはず。こうした活動を絶やさぬことが大事なんだなぁ。

    0
    2023年04月26日
  • 入門 男らしさの歴史

    Posted by ブクログ

    フェミニズムやクィアスタディというよりも視点を逆にして男性性というものを見直すことによってだいぶ見通しが良くなる。モノグラフとして読んでおくと良い。主に政治・思想・文化について述べられているが、もっと行けば経済構造などに突っ込むことになるだろう。

    0
    2025年10月03日
  • 入門 男らしさの歴史

    Posted by ブクログ

    「男らしさ」がどのような道筋を辿って現代まで引き継がれてきたか、を丁寧に簡潔に捉えた一冊。

    文章がとても分かりやすくて、するする読めた!
    入門書として、とても適していると思う。さすが筑摩プリマー(前にも行ったことがある気がするけれど…)。

    巻末の文献などを参考にしながら、自分で学びを深めていきたいと思う。

    0
    2025年09月27日
  • ジェンダーのとびらを開こう~自分らしく生きるために

    Posted by ブクログ

    日常生活に溢れるジェンダー問題を考えさせられる一冊。日頃からゼミでジェンダーについて学んでいるが、ゼミに入るまでジェンダーについて考えたことがほとんどなかった。昔モヤっと感じたことが実はジェンダーに絡んでいたり、人と話すことで初めて気づくこともあった。この一冊をきっかけに、もっと世間のジェンダー意識が高まり、社会を変えていけたら良いと思う。

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    2023年03月21日
  • なぜジェンダー教育を大学でおこなうのか 日本と海外の比較から考える

    Posted by ブクログ

    大学の授業で紹介され手に取った。海外との比較から、日本のジェンダー教育の現状や課題を理解することができた。また、男性学という視点からの分析は新鮮なものだった。

    0
    2021年06月02日

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