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Posted by ブクログ
"人生にも仕事にも、これをやったら終わりという瀬戸際があります。跨いではならない敷居といってもいいです。小さな過ちをくり返しているうちに、この敷居の意識がだんだんと鈍ってきて、ついにそれを跨ぎ越したことにすら気づかなくなります。" 65ページ
"ずっと同じ列車の同じ席に並んできたと思っている夫婦が多いが、本当は同じ速度で並行して走っている別の列車にたまたま乗っていて、ずっと車窓の向こうに同じ顔があっただけのことだと言ったフランスの哲学者がいます。" 93ページ
"ある感情は別のもっと強い感情でしか押し退けられないものです。" 133ページ
人生相談の回答は直接的には自分と同じ悩みではないのだけれど、大変参考になった。
それのまとめともいうべき最後の「二枚腰のすすめ」は、生きる指針になると思う。まぁなかなかそううまくはいかないのだけれど。頭でわかっていても実践はそう簡単ではない。
「アングルを手前に退く」「自分と自分の置かれた状況を俯瞰する」「別の視点を持つ」「弱さを強さへと裏返す」
こう並べて書いてみると、そう目新しくもないけれど、何度でも確認しておきたい。
Posted by ブクログ
読売新聞掲載の人生相談を抜粋したもの。読売新聞は時々ホテルに置いてあるのを読むぐらいだけど、新聞の相談って面白いよね。何やってる人かと思ったら、哲学の先生だった。でもデザインのこととか、いろいろやってきた人だということは最後のを読んで分かった。その最後のやつが面白くて、紹介されてた遠藤さんという障害を持った人の話がとても印象的。「こんな夜中にバナナかよ」と似たような感じだけど、この映画見てみたいなぁ。NHKのロッチと子羊も哲学の番組だけど、私は実は哲学も好きなのだと改めて思う。生きるにあたり、何も考えずに暮らすことはできず、それは哲学なのだ。しかし、自分の弱さをさらけ出して人とつながって生きていくというのは、コミュ障の私にはハードルが高いと思っちゃうけど、生きてるだけで誰かの世話になっているというのは事実なのである。この先私が誰かの役に立つということはあるだろうか。身内以外の人とのつながりができるといいなとは思う。
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