前川直哉の作品一覧
「前川直哉」の「学校の「男性性」を問う 教室の「あたりまえ」をほぐす理論と実践」「基礎ゼミ ジェンダースタディーズ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「前川直哉」の「学校の「男性性」を問う 教室の「あたりまえ」をほぐす理論と実践」「基礎ゼミ ジェンダースタディーズ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
教員だけでなく、親御さんにもちょっと難しいかもしれないけど読んで欲しいですね。
初めの方の「学校で行われていることは暴力的」っていうあたりは、胸が痛いのですが、教員の自分の経験や、学校教育における改善点など、愛にあふれた本でした。
高校は男子校は「○○高校」だが、女子校は「○○女子高校」と男子校には「男子高校」とつかない。とか全く気づいていなかったです。
以下、ネタバレです。
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・高校は男子校は「○○高校」だが、女子校は「○○女子高校」と男子校には「男子高校」とつかない。(p.10)
・教員は、生徒に恐怖を与え、生徒の自由を奪い、生徒をコントロールするための手段として、様々な
Posted by ブクログ
非常に勉強になりました。
大学で様々なジェンダーに関するレクチャーを受けた気分です。
女性はメイクすべきか、男子同士のふざけ、スポーツは男性の方がむいているのか、女性専用列車は男性差別?、家族とは何、などなど。
それぞれに、自分を問い直すワークがついているのも秀逸です。
中でも、一番しっくりきたのは第5章「男性学、ホモソーシャルな絆」です。
男の子同士の「カンチョー」「ズボン下ろし」などの性的なふざけ。女子がやるとすごく怒られるのに、男子なら男の子だからね、みたいな部分があったりしますよね。
”男子間の性的侵害行為”は性被害という認識が働きにくい。
男子の方が攻撃的な”はやし言葉”(殺してや