作品一覧

  • ジェンダーで学ぶ社会学〔第4版〕
    -
    1巻2,090円 (税込)
    男性/女性の二分法を超え、多様性を認めあう社会へ――「育つ」「シューカツする」「ケアする」といった身近なできごとをジェンダーの視点からとらえ、「当たり前」を問いなおす。四半世紀にわたって読み継がれる好評ロングセラーの改訂版。
  • 国家がなぜ家族に干渉するのか 法案・政策の背後にあるもの
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    政府が「女性の活躍」を華々しく謳う一方で、家庭教育支援法案、親子断絶防止法案、自民党の憲法改正草案(24条改正)、改正教育基本法など、女性の権利を制約したり、家族のあり方や性別役割を固定化しようとする法律や法律案が議論され、それらを成立させようとする動きが顕著になっている。また、内閣府の婚活支援や各自治体の官製婚活も活発化しているのが現状である。 個人の権利を制限する一方で、「家族・家庭」や「個々人の能力・資質」までも共同体や国家に組み込むような諸政策の問題点の核心はどこにあるのか。 他方で、家族や子育て、性的マイノリティを支援する社会制度の設計は喫緊の課題である。国家の過度な介入を防ぎながらどう支援を実現していくのかを、家族やジェンダー、福祉、法学の専門家がそれぞれの立場から縦横に論じる。日本の右傾化を問ううえでも重要な一冊。 執筆者 本田由紀/二宮周平/千田有紀/斉藤正美/若尾典子/伊藤公雄 (以上、執筆順。敬称略)
  • 男性危機(メンズクライシス)?
    4.5
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 男性たちが直面しているある種の「危機」の状況とその背景を冷静にとらえ直し、海外の先進地での取り組みや日本での取り組みの歴史を広く紹介。女性学・男性学研究の両方の成果をふまえ、多様な性に関わる議論も視野に入れながら、日本でジェンダー平等を促進し、同時に男性たちの「危機」を緩和していくための実効性のある具体的政策を提言する。
  • 男性の非暴力宣言 ホワイトリボン・キャンペーン
    -
    1巻682円 (税込)
    「男性から女性への暴力をなくす」世界最大規模の啓発活動は、痛ましい殺人事件への国家的追悼から始まった。男性が男性に呼びかけるスタイルで、今や各国の学校や職場の啓発プログラム、行政や企業のイメージ戦略に展開している。男性の「力による支配」に価値をおく社会を、男性が変えるため、いま日本の男性たちへ。

    試し読み

    フォロー
  • 光の帝国/迷宮の革命 鏡のなかのイタリア
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 合理的・普遍的・理念的世界としての「近代ヨーロッパ」と対峙するイタリア。多元的なアイデンティティへの投企、多様性への挑戦──「ひとつ」であることの拒否の姿勢のなかにあるイタリアの文化と政治、その魅力を浮き彫りにする。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • 男性危機(メンズクライシス)?

    Posted by ブクログ

    伊藤公雄さんは日本における男性学の創始者、大家。最初にジェンダー平等という言葉を発信した人とのこと。その経緯もコラム2で書いている
    ジェンダー平等:男性主導の社会の仕組みを転換し、男女二項図式に基づく差別や排除の構造を根本的に転換することによって達成される。

    ジェンダー平等政策において、男性は長い間不在であった。しかし、21世紀になるとジェンダー平等に向けた国際政策において男性に注目が集まるようになってきた。

    1つは、女性の地位向上のためには、女性だけでなく男性も変わる必要があるということ。
    もう1つは従来の男性の理想像や役割のもとで男性も苦しんである。また本の中では多くの男性はケアを上手

    0
    2024年11月02日
  • 男性危機(メンズクライシス)?

    Posted by ブクログ

    昨今話題になっている「男女平等」の問題。私のイメージとして男女平等問題=女性問題だと思っていたが、この問題は男性にも大いに関係があるのだと、この本から学んだ。著書の中ではジェンダー平等として書かれているが、ジェンダー平等を実現することは、男性の社会生活の参画を意味すると言う新しい視点を得られた。

    0
    2024年02月27日
  • 国家がなぜ家族に干渉するのか 法案・政策の背後にあるもの

    Posted by ブクログ

    たまたまラジオで紹介されていて,また作者も熱っぽく語っていたので思わず購入.福祉の世界では,すでに家族への責任転換とか健康を維持しなさいと国家に命令されている個人像は跋扈している.このメカニズムを知る一端になると思い購入.

    0
    2018年11月12日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!