失われた手仕事の思想

失われた手仕事の思想

902円 (税込)

4pt

3.6

野鍛冶、萱葺き、箕作りなど手仕事に生きる人々を全国に訪ね、技の伝承や職業的倫理観などを考察、「職人」を通して「仕事」の根本を考え直す。

第1章 消えた職人たち
第2章 輪廻の発想ーー尽きない材料
第3章 徒弟制度とは何だったのか
第4章 手の記憶

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失われた手仕事の思想 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    手仕事に生きる職人たちを筆者が一人一人訪ね歩き、話を聞き書きしたものを纏めた文庫版です。僕は偶然本書を手にすることが出来ましたが、新しいものと古いものの間で揺れ動き続けるものを記録した貴重な一冊です。

    僕がこの本を読むきっかけとなったのはとある施設に用事があって、暇をもてあましていたときにそこに所

    0
    2013年11月06日

    Posted by ブクログ

    懐古、感傷、寂寥の強い香りに多少たじろぐ。

    効率化はされているし、消費第一の世の中ではあるが、大量生産の現場においてもそれでもいいものを作ろうと試行錯誤している職人がいないわけではないことを知っているので、この本に完全同意!とはならないけれど、それでも弟子の教育については思うところあった。

    10

    0
    2012年11月10日

    Posted by ブクログ

    高度経済成長期を抜けてきて、生活の中の大切な何かが、根っこのようなものがないような不安定な感じをもっている方、ぜひ読んでみてください。

    0
    2020年09月07日

    Posted by ブクログ

    従弟制度とはなんだったのか、昔の師弟関係のこと、考え方、今の師弟関係のあり方、なぜ職人がそのような師弟関係を築いて仕事をしていたのか、どのような生活でどのような教わり方をしていたのか、なぜ職人はいなくなっていったのか、生き方、考え方、などなど
    後半の章が面白かった。
    社会が変わり、買い手の考え方も変

    0
    2020年12月03日

    Posted by ブクログ

    「仕事=生き方」の時代は終わった。何を仕事とするかは、人生の中で複数ある選択肢の一つでしかない。人の仕事を機械がこなすことができるようになり、再利用を考える必要のなくなった大量生産の時代では、物を大切にする必要もなく、後先考えることも少なくなった。誰が何をしても変わらない。人はどんどん、入れ替え可能

    0
    2013年09月23日

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