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近代の名著として名高い『茶の本』は、明治39年(1906)に岡倉天心(1863~1913)が英語で書きアメリカで出版した書物です。そのタイトルや、再編集された利休の逸話・切腹話が多いことから、「茶道」について説きおこした本とも思われがちですが、実は、ハラキリで欧米に認知されていた当時の日本人を、日本の文化を擁護するために、欧米でも飲まれている「茶(紅茶)」を引き合いに出し、理解を求める意向で執筆されたものでした。七章からなる本文は短いものですが、どう解釈するかは訳者に負うところが大きい書でもあります。今回は、茶の道学実を兼ね備えた筆者が原文に挑んだ、茶の湯関係者待望の一冊です。
今回の新訳では、「茶道Teaism」と「茶の湯 tea ceremony」を明確に訳し分け、「道家思想Taoism」「禅道Zennism」と対置させるとともに、「茶道は、道教の仮の姿であった」と書いた天心の深意にせまっています。
また、英文のパラグラフごとに小見出しをつけているのも、訳者の工夫です。
60ページにおよぶ解説と、岡倉天心略年譜付き。
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Posted by ブクログ
同志社100冊 2014.June on One Purpose
人と交流するための心得(礼法)が記されている。原著英文。
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質素。貧弱から富者まで花の入れ方を知る 014
生の術 Art of Life 018
物質主義に反抗 030
人間性を回復するために茶を 033 激乱の東西世界で
直言のように心を満たし、そのほろにがさは、よい助言をうけた時のあと味を思い起こさせる 046
堕落をよせつけない力をもった真の有徳の人のような、清らかな純粋さが茶の中にある 046
淹茶えんちゃよりもやはり、抹茶 050
「生の術」の宗教。すべて…が調和 051
禅道と茶の結びつき。道家思想と。 052
道家思想は、儒教や仏教とは異なり、俗世をあるがままに受け入れ、悲しみと悩みに満ちたこの世に美しいものを見つけようとする。 062
禅は平等。えらい僧ほどより退屈で面白くない仕事。そして、重要な問答。 071
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continued.
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