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Posted by ブクログ 2015年12月11日
資源が不足しているからこそ、日本は「美意識」という資源を手にした…というところから話は始まる。シンプルという美、そしてシンプルを先駆けしていた足利義政、繊細で丁寧で緻密で簡潔な日本のデザインなど、日本の美意識という観点から我々を勇気付けてくれる一冊。
様々な小話が盛り込まれているが、リノベーシ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月20日
無印良品、愛知万博等を手がけたデザイナー、原研哉の本。
デザインするということは装飾的に着飾ったり、ものをお洒落にするということではない。
例えば「考え方」だってデザイン出来るし、するべきだ。
デザインするということの本質、核心に迫りながら今後の世界、そしてその中での日本の立ち位置や振る舞い方を提...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月05日
日本の文化を踏まえ、日本人の強みを生かして、今後の世界における日本の立ち位置や進むべき道を説いた一冊。
「デザイン」とは単なるファッションの創造のみならず、生活を作り上げていくもの。
デザイナーの仕事とは建築も含め、色んな工業製品だけではなく、生活様式や社会生活まで「デザイン」すること。
改め...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月01日
シンプルという概念がいつ生じたのか。シンプルとエンプティネスの違い。その部分が特に勉強になった。
長い時間をかけて日本人が生み出し時に壊し受け継いできてくれた美意識や文化というかけがえのない、いくらシンガポールや他の国がお金をかけて買おうとしても決して買えないことを、この時代に生きる私たちも最大限に...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月11日
日本を代表するデザイナーのひとりである原研哉による、岩波書店の月刊誌『図書』における「欲望のエデュケーション」という題名の連載(2009~2011年)をまとめたものである。
著者は、連載の題名「欲望のエデュケーション」について、「製品や環境は、人々の欲望という「土壌」からの「収穫物」である。よい製品...続きを読む
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