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Posted by ブクログ 2012年01月22日
原研哉さんと阿部雅世さんの対談形式で綴られたデザイン論です。
道具の始原が「棍棒」一つだけでなく「器」との二つであるという話から始まります。
「もの」ではなく「こと」をデザインするのだという原さんの考えには大いに賛成です。
「こと」をデザインするには、当然ですが、その「こと」の根本的なところから考...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
対談方式なので読みやすいことと、最前線で活躍されているお二人の「デザイン」ということの捉え方、言葉の大切さ、身近な暮らしの中の発見など、納得させられることばかり。さらに、2人とも教育分野でも活躍されているので、実際のワークショップの内容や日本と西欧のデザイン教育の違いなどが面白かった。最後の章の「デ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月07日
アーキテクトデザイナー阿部雅世氏とグラフィックデザイナー原研哉氏の東京とベルリンでの対談を纏めた書、デザインから生活文化、そしてコミュニケーションに至る欧州と日本の比較文化論になっているものの必ずしも脱亜入欧ではなく、少ないながらも日本文化の優位性なども触れておりとても興味深く読めた。脈拍や体温、血...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月31日
無印良品のアートディレクションをやってる原研哉さんと
ヨーロッパで製品開発や素材の応用研究などのデザイン活動を
しているという阿部雅世さんの対談。
ヨーロッパ、特にイタリア、ドイツのデザインの歴史や
職人工芸の過去と現在、日本のそれらを対比させながら、
グローバルな資本主義経済の世界の中...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月20日
あなたのやりたいことなんて誰も興味ない。
でも、あなたができることには興味があるし、そこが仕事になる。
紛争や侵略で逃げた先の新しい住まいで、
もう会えないかもしれない家族の写真を飾ったとき、そこが自分の家になる。
ヨーロッパ人が壁いっぱいに家族の写真を飾るのは、そのため。
家族の写真を財布に入れ...続きを読む
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