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駆け出しのグラフィックデザイナーとして、デザインと格闘する日々を描いたオリジナル版から十四年-。瑞々しいエッセイに記された、デザインを考え、創り上げていく姿に、「白」のデザインへと続く"感覚"と"思考"の航跡が見えてくる。新たに「国語入試問題にどうぞ」「ミラノに行く朝」「水の愉楽」を収録。
Posted by ブクログ 2021年01月30日
新聞で連載されていた文章と言うだけあって、小気味良いテンポで読める短編随筆集である。
日々触れるものに対して、疑問を見出したり、その背景に想いを馳せたりする視点は、デザインをする上で必要不可欠である。
普段からささやかな気付きがあるからこそ、細やかな配慮のある気の利いた作品を生み出すことができる...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月08日
美しく、小気味よい文章。こういう文章を読むと、気分もリズミカルになる。
JRの切符の下地の話とか、香港でのデザイン審査の話とかも面白かったけれど、一番印象的なのは、ウイスキーの瓶のデザインの話。デザイナーとしての理想をいうために、製造プロセス上の人々からの反発とか消極性を乗り越えていく内容。
また...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月09日
工業デザインやグラフィックデザインなどを手がける著者によるエッセイ。デザインに対する真摯な取り組みが文章から伝わってきてとても興味深い。10年以上前に雑誌連載されたコラムをまとめたものだが、まったく古さは感じない。インスタントコーヒーのラベルデザインの話や、ウィスキーの瓶のデザインの話などは、店で手...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月26日
・駆け出しのデザイナーは、デザイン料はいらないから
自分の自由になる仕事が欲しいと思う時期が必ずある。
これはデザイナーの麻疹だ。
・ビッグ・ネームに気負うのではなく、まず本人に会って
企画について話し合うべきだった。
・「これ、というモデルはいつも急に現れ、迷いの余地がないほど抜きんでて...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年12月07日
著者:原 研哉
グラフィックデザイナー原研哉のエッセイ集。
これは14年前に出た、エッセイ集に3つのエピソードをプラスしたもの。
とても勉強になる。どんな気持ちとか考え方でデザインしたのか。
自分と頭の作りが違うように感じた。
なるほど。
こんな視点があったとは。
一番印象に残ったのは切符とい...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月16日
グラフィック・デザイナーとして名高い著者の幻のエッセイ集のリニューアル復刻版。原本は「ポスターを盗んでください」(新潮社、1995年)だが、それに新しいまえがきとあとがき、さらにエッセイ3編を加えたもの。いかにデザインに興味がない人でも、この著者がデザインしたものを目にしたことのない人はいないはず。...続きを読む
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