月の番人

月の番人

ビジネス・実用
1,650円 (税込)

8pt

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「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラー・リストに選出された、
世界で大人気のマンガ家による、
不思議で、愛おしくて、切ない、SFマンガの新境地!

オール2色刷り!

谷川俊太郎さん推薦!
「無人の月の寂寥がホントで地球の賑わいがウソみたい」

【あらすじ】

「子どもの頃、警官になって月面で暮らすことが夢だったんだ」
主人公は月のコロニーの安全を守る警察官。しかし、過疎化が進み、事件らしい事件はなにひとつ起こらない。最近の重大事件といえば、迷子の犬の捜索だ。やがて住人は、彼を残してつぎつぎと地球に戻っていき、あたりは月の静寂に包まれていく。

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月の番人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    無人の月の寂寥がホントで、地球の賑わいがウソみたい(谷川俊太郎)静寂が、だんだんさみしくなくなっていくのがいい。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    7/5の夜。
    仕事で遅くなって1時間も取れず。そんな中手に取ったのが、トム・ゴールド『月の番人』。絵本です。
    本を開いた瞬間に、芳しいインクの香り。月が舞台で、空に広がる宇宙と散りばめられた星が目に飛び込んでくる。月で警官をつとめる主人公は、閑散とした街と、どんどん去っていく住民を見送る側にいる。コンビニが無人化し、住居ユニットがどんどん減っていき、主人公も耐えきれなくなりとうとう異動を願い出るが、受け入れられない。そんなとき、テイクアウト専門の無人ドーナツ屋がドーナツカフェに改装されることを知る。

    遅れてやってきた者の取り残された感触。警官という職業を考えれば、住人が最後の一人になってでも必要な存在。そもそも、最後の一人ってその警官自身なのでは、とも思えるけれども。人の小ささと圧倒的に大きな宇宙と閑散とした月のイメージが何度も何度も見せられ、孤独な警官を見守る我々読者までも悲観的な気分にさせる。
    でも。
    そんなステロタイプな感想をひらりとかわし、じんわりさせてくれるのが、この作品なのだろう。意外な展開に驚いたけれども、とてもすんなりと受け入れることができた。それは、我々ももしかしたら同じ選択をするかも知れなく、その可能性を見たからだろう。それでも、ちょっと現実的なところを見ると、このまま忘れ去られてしまう危険もあるので、手放しで喜べないものではあるけれども。
    トム・ゴールドの絵は淡々としていて、でも温かみがある。そして、人の顔はほぼ横顔しか描かれていない。だから、感情をはっきり見る機会がなく、半分は我々読者が補う余地を残してくれているのではないかと感じた。
    上司から派遣されるポンコツのセラピーロボットもなんの役にも立たないままに送り返されるが、段差も感知できず転んで起き上がれなくなったり、すぐに充電切れを起こすなど、お約束すぎるドジっ子ぶりを発揮し、実に愛らしい。
    月の最初の入植者の一人である老婦人による、月にあったかも知れない輝かしい未来像をおぼろげに感じつつ、本を閉じた。
    翻訳を担われた古屋美登里さんの塩加減も絶妙で、この世界観に合った、過剰さの無い、素敵なお仕事でした。

    0
    2022年07月06日

    Posted by ブクログ

    月の静寂のしーんという音が聴こえてきそうな、絵本のような一冊
    衛星レベルの孤独の中に、小さな温かい明かりが灯る

    谷川俊太郎
    『無人の月の寂寥がホントで地球の賑わいがウソみたい』

    A picture-book-like volume, as if you could almost hear the hush of the moon’s stillness.
    Within the solitude on a satellite scale, a small warm light begins to glow.

    0
    2025年10月01日

    Posted by ブクログ

    ほぼ無人の月をパトロールする男の孤独。でもどこかセンチメンタルで、こんな雰囲気どこかにもあったんだけどな。忘れちゃった。

    0
    2025年03月05日

    Posted by ブクログ

    人類は一旦月に移住したものの、やっぱり地球が良くて次々と帰還していく、そんな状況を設定したディストピア小説のような絵本。
    主人公は月面移住者コミュニティの警察官という設定。
    セリフは少なめ、紺色と白の2色しか使われない、そして登場人物は常に横顔だけ描くという独特のスタイルだが、創造力を大いに掻き立てられる。

    効率化や過疎化について何度も考えさせられた。
    モジュール状のパーツを組み合わせた簡易的なつくりのマンションが、ある日突然縮小して、自分の部屋のフロアが変わってしまい、部屋からの眺めも変わってしまう場面は印象的だった。居住者の意志は無視され、合理化が優先されている。
    また、自販機が故障したり、ポンコツなセラピーロボが登場するなど、技術が中途半端で、充分なサービスが提供されない点は、まさに過疎化問題を連想させる。

    そして、最後のシーンは寂しくも美しさを感じる結末だった。主人公は月に残り続けるのだろうか?

    0
    2022年05月22日

    Posted by ブクログ

    コマ割り漫画風。月に駐在するお巡りさんの日常。夜色の世界が静かで落ち着く。これは月の話だけど、かつて小さな島々に住んでいた島民たちが、時代の流れで本土に移り住むさまを思い起こさせた。お茶を濁すように派遣されたセラピーロボが、どうにもポンコツでちょっと笑える。カフェのお姉さんみたいな人もいるし、いつかまた、月に移り住みたいという人は現れるんじゃないかと思う。その頃、お巡りさんは地球に戻っているかも。

    0
    2021年12月20日

    Posted by ブクログ

    主人公は月のコロニーの安全を守る警察官。しかし、
    過疎化が進み、事件らしい事件は起こらない。
    やがて住人は、彼を残してつぎつぎと地球に
    戻っていき、あたりは月の静寂に包まれ…。

    0
    2022年02月17日

    Posted by ブクログ

    なんとなく寂しい本。紺の二色刷がいい。まんがというより絵本って感じがする。個人的には一人でいてほしかった。

    0
    2022年02月13日

    Posted by ブクログ

    生きるとは、一体どういうことだろうか。此のように、彼のように、とは言えないものだ。
    月で、住む人が減っていく中で、月に残って生きていくべきか。この是非を他人が言うことはできるだろうか。これまでとこれからを自身で考え、決めることに何を言うことがあるか。生きるための自身の決断に栄光あれ。

    0
    2022年01月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今ここにいると、パーティーが終わってみんなが帰るのを見てるような感じなんだ

    さみしさの表現が素敵だと思った

    月は美しいけれど、月から見る地球の方が美しい

    人が少ないと安心安全だけど、だれもいないのはやっぱりつまらなくてさみしい

    がんばったとき褒めてくれるひとがいてほしい

    機械のミスなら、人より許せるけれど、
    本当にすべて機械化するのがいいのかな

    効率化して、8階から4階立てになって、
    8階からの景色が見られなくなった
    大切なのは効率だけじゃないと思った

    0
    2022年01月24日

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