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19世紀にアメリカ西海岸のゴールドラッシュで金鉱労働者の作業着として誕生したデニム。
長い年月を経てデニムは進化を遂げデイリーウェアとして市民権を獲得しました。
日本人のデニム所有率は9割超、1人あたりの所有数は約4本と言われています。
一方、希少なヴィンテージ・デニムは世界中のコレクターや古着商人によってモデルによっては1千万円超の高値で取引されています。
現代のヴィンテージ・デニム価格高騰は、日本で昭和後期のバブル時代に巻き起こった古着ブームが発端です。
アメリカに眠っていたヴィンテージ・デニムの価値にいち早く気づき、世界中にその魅力を広めたのは、日本人なのです。
その証拠に、「デッドストック」「ヒゲ」「ハチノス」は、世界共通の和製英語です。
本書は、ヴィンテージ・デニムに人生をささげた男、原宿の老舗古着屋「BerBerJin」店長・藤原裕氏をストーリーテラーにお迎えし、
「服が売れない時代に、なぜヴィンテージ・デニムが1千万円で取引されるのか」を掘り下げて解説する、はじめてのデニム教養本です。
ヴィンテージ・デニムの魅力を写真満載のオールカラーで紹介し、いますぐ人に話したくなるデニム雑学をお届けします。
Posted by ブクログ 2022年09月25日
NHKでデニムハンターを扱ったドキュメント番組を見てから、同様の書籍を探していたところ本屋で見つけて手に取りました。デニムハンターに特化した内容ではないですが、勉強になり楽しく読見ました。デニムに歴史があり単なる衣服を超えた価値があることが良くわかりました。
デニムハンターが主人公の小説があれば読...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月16日
デニムが米国で作業着として作られ、必須ファッションアイテムとして定着していった過程や、パンツ・Gジャンの細かい仕様、ヴィンテージの市場が米国から日本に遷移したことなど、一通り学ぶことができ、面白かった。
今まで馴染みのなかった古着屋に一度行ってみたいと思った。古着屋って、どうしても敷居が高く、専門...続きを読む
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