【感想・ネタバレ】日本人が見出したヴィンテージの価値 教養としてのデニムのレビュー

あらすじ

19世紀にアメリカ西海岸のゴールドラッシュで金鉱労働者の作業着として誕生したデニム。
長い年月を経てデニムは進化を遂げデイリーウェアとして市民権を獲得しました。
日本人のデニム所有率は9割超、1人あたりの所有数は約4本と言われています。

一方、希少なヴィンテージ・デニムは世界中のコレクターや古着商人によってモデルによっては1千万円超の高値で取引されています。
現代のヴィンテージ・デニム価格高騰は、日本で昭和後期のバブル時代に巻き起こった古着ブームが発端です。
アメリカに眠っていたヴィンテージ・デニムの価値にいち早く気づき、世界中にその魅力を広めたのは、日本人なのです。
その証拠に、「デッドストック」「ヒゲ」「ハチノス」は、世界共通の和製英語です。

本書は、ヴィンテージ・デニムに人生をささげた男、原宿の老舗古着屋「BerBerJin」店長・藤原裕氏をストーリーテラーにお迎えし、
「服が売れない時代に、なぜヴィンテージ・デニムが1千万円で取引されるのか」を掘り下げて解説する、はじめてのデニム教養本です。
ヴィンテージ・デニムの魅力を写真満載のオールカラーで紹介し、いますぐ人に話したくなるデニム雑学をお届けします。

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Posted by ブクログ

リーバイスのジーンズが気づけば5本に増え、そろそろ基礎を押さえたいと思って手に取った一冊。
読んでみると、自分の知らないデニムの歴史や背景がどんどん広がり、想像以上に奥深い世界があることに驚かされる内容だった。

時計や靴といった“こだわり系”の趣味に通じるものも感じられ、少しずつ知識を積み上げながら、自分なりの一本を選べるようになっていきたいと思えた。

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

デニムの事が詳しくない方の入門書のような本。
ヴィンテージデニムに足を踏み入れていくための扉かな。
面白かった!

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

急激にデニムへの関心が高まっており、著者が働かれている店にて本書を見かけたため、手に取った一冊。
正直、なぜビンテージに極端に高い価値が付けられているのか疑問ではあったが、本書(マニアの著者の視点)を通じ、一言でいうなれば歴史を感じられるからではないかと解釈した。当時の時代背景を踏まえたデニムジーンズ/ジャケットのディティールの変化(例:大戦モデル)に惹かれるという感覚は、よく理解できる。要すれば、デニムを身に着けることによって、時間の流れ/超越を感じられるということが1つの価値なのではないかなと考えた。
未だ自分自身はビンテージには手を出せないが、本書を通じてより一層Levi'sをはじめとする各種ブランドに興味が出てきたのは確かであり、今後はより拘りをもって身に着けるものをチョイスできると思う。

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2025年01月31日

Posted by ブクログ

ジーパン大好きなので読んでみたが、ヴィンテージデニムマニアのためのマニアックな内容だった。ボロボロのジーパンに車が買えるくらいの大金を注ぎ込む。自分にはできそうにないなぁと思いながらもジーパンに対する愛着は持ち続けたいと思った。

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2023年04月15日

Posted by ブクログ

NHKでデニムハンターを扱ったドキュメント番組を見てから、同様の書籍を探していたところ本屋で見つけて手に取りました。デニムハンターに特化した内容ではないですが、勉強になり楽しく読見ました。デニムに歴史があり単なる衣服を超えた価値があることが良くわかりました。

デニムハンターが主人公の小説があれば読んでみたいです。

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2022年09月25日

Posted by ブクログ

デニムが米国で作業着として作られ、必須ファッションアイテムとして定着していった過程や、パンツ・Gジャンの細かい仕様、ヴィンテージの市場が米国から日本に遷移したことなど、一通り学ぶことができ、面白かった。

今まで馴染みのなかった古着屋に一度行ってみたいと思った。古着屋って、どうしても敷居が高く、専門的な知識を持つ人や、こだわりがある人だけが足を踏み入れる場所だと勘違いしていた。

現代は若者にとっての「カッコいい」が多様化しているので、あまりファッショントレンド(ジーンズの形状に直結する)を気にせず、捨てたり売ったりせずに履き続けたい。

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2022年08月16日

Posted by ブクログ

この本を読み終えて、やっぱりデニムについてもっと知りたい。デニムの良さを知るきっかけをくれる本です。
東京の古着屋まわりたい
ベルベルジン行ってみたい

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2022年04月13日

匿名

購入済み

デニムの写真が豊富に掲載されていてわかりやすかった。いつか自分もヴィンテージデニムに手を出しているかもしれない

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

デニム好きが「デニムハンター」の映像を見て、歴史が知りたくて読みたくなりました。詳しくて分かりやすい。
映像でのヴィンテージの買い付けをするデニムハンターは、鉱山の跡地に入って埋れるデニムを発堀。貴重なデニムを見つけると、買い付けというより宝物探しのような興奮ぶり。1850年頃からアメリカの金鉱労働者の作業着として誕生したデニム、金をポケットに入れて持ち帰らないために現場で私服に着替える、と知って深く埋もれる程の現場の厳しさが伝わる。「リーバイス」が立ち上げて材質を工夫する、汚れ、蛇除け、防虫対策と長い歴史を経てインディゴ染めに統一された、と知る。写真付きで様々な事を詳しく紹介されていました。デニムの楽しみ方が増えました。

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

ヴィンテージデニム、今では4桁万円で取引されるこの時代、その背景にどのようなことがあったか気になり手に取った1冊。
内容はマニアック、深掘り系なのでめっちゃデニム好きな人におすすめしたい。

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2025年05月24日

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