あらすじ
19世紀にアメリカ西海岸のゴールドラッシュで金鉱労働者の作業着として誕生したデニム。
長い年月を経てデニムは進化を遂げデイリーウェアとして市民権を獲得しました。
日本人のデニム所有率は9割超、1人あたりの所有数は約4本と言われています。
一方、希少なヴィンテージ・デニムは世界中のコレクターや古着商人によってモデルによっては1千万円超の高値で取引されています。
現代のヴィンテージ・デニム価格高騰は、日本で昭和後期のバブル時代に巻き起こった古着ブームが発端です。
アメリカに眠っていたヴィンテージ・デニムの価値にいち早く気づき、世界中にその魅力を広めたのは、日本人なのです。
その証拠に、「デッドストック」「ヒゲ」「ハチノス」は、世界共通の和製英語です。
本書は、ヴィンテージ・デニムに人生をささげた男、原宿の老舗古着屋「BerBerJin」店長・藤原裕氏をストーリーテラーにお迎えし、
「服が売れない時代に、なぜヴィンテージ・デニムが1千万円で取引されるのか」を掘り下げて解説する、はじめてのデニム教養本です。
ヴィンテージ・デニムの魅力を写真満載のオールカラーで紹介し、いますぐ人に話したくなるデニム雑学をお届けします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
リーバイスのジーンズが気づけば5本に増え、そろそろ基礎を押さえたいと思って手に取った一冊。
読んでみると、自分の知らないデニムの歴史や背景がどんどん広がり、想像以上に奥深い世界があることに驚かされる内容だった。
時計や靴といった“こだわり系”の趣味に通じるものも感じられ、少しずつ知識を積み上げながら、自分なりの一本を選べるようになっていきたいと思えた。
Posted by ブクログ
【学びたいこと】
デニムが好きで、デニムとTシャツが似合うかっこいい男に憧れている。
一方で、デニムに関する知識や高級デニムの価値は理解できていない。
本書を通じて、デニムの魅力や奥深さへの理解を深めたい。
【質問】
Q1 ヴィンテージデニムの価値とは?
Q2 ハイブランドのデニムの価値とは?
Q3 リーバイス、リー、ラングラー、ユニクロの特徴は?
【本書の答え】
A1
1990年代にヴィンテージブームが起こり、アンティークとしての価値が高まった。主な魅力は経年変化による独特の色落ちにある。
①タテ落ち:太もも前面に現れる縦筋状の色落ち
②ヒゲ:太ももの付け根などの放射線状のシワと色落ち
③ハチノス:膝裏にできる蜂の巣状のシワ
A2
イヴ・サンローランやカルバン・クラインなど。
・ラグジュアリーな作りをベースに、刺繍・プリント・クラッシュ・ペイントなどの加工が繊細でデザイン性が高い。
・美脚を意識した股下がタイトなシルエット。
A3
・リーバイス:世界初のデニムブランド。501が原点。
・リー:品質の高さが特徴。ジッパーフライ(チャック)を採用したデニムを展開。
・ラングラー:世界初のデザイナーズデニム。
・ユニクロ:高品質かつ手頃な価格。履き心地や色落ちのバランスが良い。
【本の概要】
本書は、デニムの歴史や価値を、対談やエピソードも交えて解説した一冊。
著者は古着屋に勤めながら、ヴィンテージデニムアドバイザーとしてYouTubeなどでも活動する藤原裕さん。
・デニムはゴールドラッシュ時代(1850年頃)の丈夫な作業着が起源
・「デニム」は生地名、「ジーンズ」は労働着の名称(現在はほぼ同義)
・三大デニムブランドはリーバイス、リー、ラングラー
・日本では岡山県がデニムの聖地として知られる(綿花や藍の栽培が盛ん)
【感想】
・私服はリーバイスのブラック、ネイビー、ブルーの3本で着回しており、今後も履き続けたい。
・特にブルーデニムは、タテ落ちなどの経年変化も意識して楽しみたい。
・一方で、自分の好みとしては、現時点でヴィンテージに過度にこだわりすぎる必要はないと感じた。
【実践すること】
・体を引き締め、デニムが似合う体型を目指す。
Posted by ブクログ
急激にデニムへの関心が高まっており、著者が働かれている店にて本書を見かけたため、手に取った一冊。
正直、なぜビンテージに極端に高い価値が付けられているのか疑問ではあったが、本書(マニアの著者の視点)を通じ、一言でいうなれば歴史を感じられるからではないかと解釈した。当時の時代背景を踏まえたデニムジーンズ/ジャケットのディティールの変化(例:大戦モデル)に惹かれるという感覚は、よく理解できる。要すれば、デニムを身に着けることによって、時間の流れ/超越を感じられるということが1つの価値なのではないかなと考えた。
未だ自分自身はビンテージには手を出せないが、本書を通じてより一層Levi'sをはじめとする各種ブランドに興味が出てきたのは確かであり、今後はより拘りをもって身に着けるものをチョイスできると思う。
Posted by ブクログ
ジーパン大好きなので読んでみたが、ヴィンテージデニムマニアのためのマニアックな内容だった。ボロボロのジーパンに車が買えるくらいの大金を注ぎ込む。自分にはできそうにないなぁと思いながらもジーパンに対する愛着は持ち続けたいと思った。
Posted by ブクログ
NHKでデニムハンターを扱ったドキュメント番組を見てから、同様の書籍を探していたところ本屋で見つけて手に取りました。デニムハンターに特化した内容ではないですが、勉強になり楽しく読見ました。デニムに歴史があり単なる衣服を超えた価値があることが良くわかりました。
デニムハンターが主人公の小説があれば読んでみたいです。
Posted by ブクログ
デニムが米国で作業着として作られ、必須ファッションアイテムとして定着していった過程や、パンツ・Gジャンの細かい仕様、ヴィンテージの市場が米国から日本に遷移したことなど、一通り学ぶことができ、面白かった。
今まで馴染みのなかった古着屋に一度行ってみたいと思った。古着屋って、どうしても敷居が高く、専門的な知識を持つ人や、こだわりがある人だけが足を踏み入れる場所だと勘違いしていた。
現代は若者にとっての「カッコいい」が多様化しているので、あまりファッショントレンド(ジーンズの形状に直結する)を気にせず、捨てたり売ったりせずに履き続けたい。
Posted by ブクログ
この本を読み終えて、やっぱりデニムについてもっと知りたい。デニムの良さを知るきっかけをくれる本です。
東京の古着屋まわりたい
ベルベルジン行ってみたい
Posted by ブクログ
デニム好きが「デニムハンター」の映像を見て、歴史が知りたくて読みたくなりました。詳しくて分かりやすい。
映像でのヴィンテージの買い付けをするデニムハンターは、鉱山の跡地に入って埋れるデニムを発堀。貴重なデニムを見つけると、買い付けというより宝物探しのような興奮ぶり。1850年頃からアメリカの金鉱労働者の作業着として誕生したデニム、金をポケットに入れて持ち帰らないために現場で私服に着替える、と知って深く埋もれる程の現場の厳しさが伝わる。「リーバイス」が立ち上げて材質を工夫する、汚れ、蛇除け、防虫対策と長い歴史を経てインディゴ染めに統一された、と知る。写真付きで様々な事を詳しく紹介されていました。デニムの楽しみ方が増えました。