現代美術キュレーター・ハンドブック

現代美術キュレーター・ハンドブック

2,200円 (税込)

11pt

4.0

近年、様々な文脈でキュレーターやキュレーションといった言葉を耳にするようになったが、本来の意味である、博物館や美術館などで作品収集、展示、調査・研究を司る専門職=キュレーターとはどんな職業であり、その仕事内容はどのようなものなのか。
キュレーターは展覧会の企画運営を取り仕切る花形職種であるようなイメージがあるが、実際にはきわめて実務的で地道な仕事の積み重ねである部分も多い。仕事の中心となる展覧会の企画の立て方から魅力的な展示作りのノウハウ、予算管理の仕方、作品の借用や輸送計画、アーティストとの共同作業、カタログ作成など、「展示」「展覧会」の具体的なハウツー・実務を著者の経験やさまざまなエピソードを交えて解説する。
展覧会作りに携わり始めたばかりの学芸員、企画を模索するキュレーター、展示に初めて関わるアーティストはもちろん、全国各地でますます盛んになっているアートプロジェクトや国際展に関わるNPOや民間企業、地方自治体の担当者、美術系の学生は必携の一冊。実務上は必須でありながら「書き方」があまり知られていない企画書や借用書、アーティストとの契約書の雛型など、資料も充実の入門的な手引書。

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現代美術キュレーター・ハンドブック のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年12月21日

    すごく読み応えあった。キュレーターを目指してる人や、関心のある人に向けた実用的な本。キュレーターという仕事がどんなものかを詳しく書いてある。今まで見てきた展覧会とか、これから行く展覧会や美術館を見る目が変わって尊敬と感謝がいっぱい。やっぱり私は見たい側の人間だと改めて認識。キュレーターという仕事を知...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年02月22日

    キュレーターの方々のお仕事を外縁から理解しようとする者にとっても役立つ内容でした。
    美術品の修繕についても書かれているとなおありがたい。

    0

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