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BTS、TWICE、EXO……日韓関係の悪化とともに韓流ブームは去ったと思っていたら、いつのまにか若者たちはK-POPに夢中になっていた。その魅力と秘密はどこにあるのか。グローバルなトレンドとポップな欲望が交錯するソーシャル・メディア時代の音楽空間をメディア論の視点から考える。
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Posted by ブクログ
2018年…。第4世代初期に書かれた本であるため、若干情報が古く今活躍する第4世代、5世代について解説されていないのが残念。 しかし、普段あまり知る機会の少ないKPOP誕生からメジャーな第3世代まで網羅していてとてもわかりやすかった。 KPOPという音楽文化が韓国の「経済」と「民衆」にどのような変化...続きを読むを与えたのか。 とても興味深かった。
K-POPをKとPOPに分けて解釈するという論法で分析されていた。韓国の国内事情、外交事情を踏まえつつ、音楽を取り巻く環境の変化が作り上げたKの部分。そしてアメリカを始めとした音楽史の変遷を捉えたPOPの部分。 K-POPというものは先進国では生まれなかったスタイルなんだろうなという感想を持った。 ...続きを読む
好きなK-POPアーティストはいますが、なぜ、ここまで世界的にヒットしているのかが知りたくて本書を読みました。 韓国における歌謡の歴史を紐解き、分かりやすく解説がしてあります。
なぜ、現在の日本の音楽が韓国の音楽に負けているか理解できた。 これは勝てるわけがないし、KPOPのほうが優れている箇所があまりにも多すぎる。
戦後の韓国歌謡界が、当時輸入が禁じられていた日本の歌謡曲の影響を色濃く受けていたこと、そしてその後米国のブラックミュージックの影響を受けながら、独自のマネージメントのあり方を模索しながら現在のK-POPが誕生していったことなど、面白かった。 YouTubeなどの映像メディアと相まって視覚的要素の重要...続きを読む性が増してきたという着眼点も興味深かった。 韓国政府が国策としてK-POPの振興を行なっているという言説は、ポジティヴ/ネガティヴ双方の観点からよく言われることではあるが、筆者はこれを否定している。韓国政府はソフトパワーとしてK-POPをうまく活用できているだけであり、K-POPそのものについては指図できるわけではないとのこと。たしかに、ポップカルチャーを国が完全に掌握するというのは、不健全なだけでなく、そもそも現実的に難易度が高く、ソフトパワーとして利用している側面が強いのかなと感じた。
韓国のアイドルグループにハマったので読んでみた。K-POPといえば東方神起、BIGBANG、少女時代やKARAが日本でも流行っていたというくらいの知識しかなかったため、そもそもK-POPとは何ぞや?というところから読み始めようと思い本書を手に取った。 視覚的な特質(スター性)や親しみやすい魅力...続きを読むが協調される日本型アイドルと、歌唱力やパフォーマンス力を持った憧憬の対象であるアメリカ型アイドルの融合から始まったK-POPは、そこからブラックミュージックと出会いラップヒップホップを盛んに取り入れアメリカ型アイドルへさらに舵をきった。それでいて「韓国的な感覚」(韓国語ラップや韓国歌謡の要素、「恨」の感情など)と接続することにより日本型ともアメリカ型とも異なるK-POPのフレームができあがった。という音楽史の流れは非常に興味深かった。
KPOPの現在に至る変遷をわかりやすく知ることができた。 膨大なチャレンジと文化の融合が今日のKPOPを彩る要素になっていると感じた。
K-POPの誕生から、現在にいたる道筋をたどる。J-POPに対抗するような時代から、世界的にK-POPが認められた現在へ。BTS、TWICE、EXO、等々。彼らの音楽を聴かないで本だけを読むことの愚かしさを感じた。
第三世代までのk-popを歴史的な過程を中心に解説している教科書のような本。若干賞味期限が切れている。アイリーンの炎上案件に言及されているが、パワハラではなく読書のほうだった。
2018年の書籍なのでK-POPのスピード感からすると昔の話になってしまうのは仕方ないものの興味深く読めた。今後ナムジャグルみたく自分たちメインで作詞作曲するヨジャグル出てくればまた一段階跳ねるかもね的な意見については(G)I-DLEが出てきたので彼女たちはここの系譜に入るのかなど現状と比べつつ読む...続きを読むと面白いかも。
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金成殱
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