哲学・宗教・心理作品一覧

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  • 新装版 万葉の時代と風土 万葉読本I
    -
    わが国における「詩」や「ことば」の淵源はことごとく万葉にあり、それは令和時代の今日まで、連綿とつながっている。「集」としての形成過程をたどり、時代・風土・精神などの観点から、万葉を万葉たらしめた背景をさぐりつつ、古代人の詩的感受性と現代の詩心との接点を模索する。卓抜な方法論と比類なき感性による「中西万葉学」の名著を新装復刊。ひとつの創造的・総合的アプローチを提示する連続講義、開講第一弾!
  • 哲学者マクルーハン 知の抗争史としてのメディア論
    4.3
    「メディアはメッセージ」「グローバル・ヴィレッジ」「空間と時間の消滅」などインパクトの強い言葉で1960年代を席巻したマクルーハン。「文明批評家」「未来学者」「メディア社会学者」「ポップカルチャーの哲学者」「インターネット時代の預言者」「コミュニケーション理論家」など、さまざまな呼称で輪郭づけられたトロント大学英文学者マーシャル・マクルーハンの正体と思想の中身は、本当のところ何だったのか。エリザベス朝文学を出発点とする個人研究史は、メタファーが持つ人間的思考の本質の探究へ、さらに狭いアカデミズム世界を超え出て技術・社会・文化の問題へと射程を広げてゆく。そこで焦点化されてくるのは人間の思考・行為を方向づけている「メディア」の偉力であった。メディアとは単なる媒体ではない。印刷・電信・電話・テレビはもちろん、衣服も住宅も貨幣も、道具も兵器も、あらゆる人工物がメディアであってそれは人間の拡張をもたらすこと、また究極のメディアは言語であってそれは人間を整形し、知のかたちを変形しうることを見通すに到ったのである。古今東西の事象に精通し博覧強記をもって知られたマクルーハン。また「論」を立てること、論理的文章を練り上げることを忌避したマクルーハン。アルファベットの発明がやがて文字・概念重視、視覚優位の西洋思想を築き上げていったことへの警鐘、そのアンチテーゼとしての聴触覚重視「口誦」文化復権への主張。難解と言われる著書と研究の射程を見抜き、計り知れない現代的意味の重さを読み解く。
  • キャラ絵で学ぶ! 仏教図鑑
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お釈迦さまが人間の悩みや苦しみを解き明かし、苦悩から解放されて幸せに生きるにはどうすればよいか、その実践法を説いたのが仏教です。日本の長い歴史のなかで、この国の文化の基盤のひとつになっています。 本書は、その仏教のエッセンスを、小学生にもわかるようにユーモアあふれるイラストと言葉で解説した「超入門」です。 「お釈迦さまの物語」や「仲間同士の仏さま」、「あなたを守ってくれる仏さま(守り本尊)」、「今も毎日使っている仏教語」、「お寺にあるもの(お寺めぐり)」、「お盆とお彼岸は何のためにあるのか(年中行事・仏事)」などなど、小学生にとっては「不思議な世界」である仏教に、楽しみながら親しめるつくりにしています。教養教育の一環としてもおすすめできます。
  • 忍者の精神
    4.0
    国内外から大きな注目を集める忍者。日本全国に残る忍術書を読み解き、その精神性を解き明かす!
  • 物質と記憶
    4.0
    フランスを代表する哲学者アンリ・ベルクソン(1859-1941年)が残した主著の一つである『物質と記憶』(1896年)については、すでに7種もの日本語訳が作られてきた。そのすべてを凌駕するべく、第一級の研究者が満を持して新たに訳出した本書は、簡にして要を得た「訳者解説」と相俟って、日本語でベルクソン哲学の真髄を伝える、文字どおりの「決定版」である。今後、本書を手にせずしてベルクソンは語れない。
  • 超訳 自省録 よりよく生きる
    4.3
    マンデラ元南アフリカ大統領ほか各国のリーダーが愛読し、シリコンバレーの起業家たちからも注目されている「哲人皇帝」として名高いマルクス・アウレリウスによる人生訓。
  • 理性の起源
    3.3
    理性があることは進化で有利なのか。どのようなかたちの理性が進化したのだろうか。最新の諸科学の成果をふまえながら、ヒトらしさの根源に迫る知的エンタテイメント。戸田山和久氏推薦。
  • “それ”は在る
    4.6
    「本作では、思考は私ではない、という教えの部分が、かなり強烈に書かれております。著者は改めて、過去に読んだ書物をなんとなく思いめぐらしましたが、驚いたことに、ほとんど全く、どの書物も明確に伝えていません。おそらく、本作にも書かれているように、思考が自分ではないなら、どのように学びが起きるのか、誰が何を学んでいるのか、というとても重要な問題に遭遇するからです。思考や想念や身体は、本当の自己ではない、とは多く書かれていますが、思考が自分ではない、という問題に詳細に触れているものを見たことがありません。そのような意味において、この部分はまさに、本作にもあるように、一気に階段を登り、存在自体に戻る体験を作り、与えることができる作品かもしれません。」(著者より)
  • 「不安」は悪いことじゃない 脳科学と人文学が教える「こころの処方箋」
    -
    不確実な時代を生き抜くための考え方とは。 脳という「人体のメカニズム」、思想という「こころ」……。 「2つの視点」で本質をみつめれば、不安と上手く付き合える。 「不安」の正体を知れば、昨日より前向きな自分になれる。 ●不安と病気の関係 ●なぜ格差で人が死ぬのか ●痛み止めの薬が心のキズに効くわけ ●なぜ人は他人の目を気にするのか ●夏目漱石が描く不安 ●不安に向き合うこと ●孤独と不安と向き合う自由 ●放射線による健康不安対策に関する研究
  • 食べることの哲学
    4.0
    ブタもクジラも食べるのに、イヌやネコはなぜ食べないのか? 宮澤賢治「よだかの星」、食育の実験授業「豚のPちゃん」、反捕鯨映画『ザ・コーヴ』……食をめぐる身近な素材を、フランス現代哲学と日本哲学のマリアージュで独創的に調理し、濃厚な味わいに仕上げたエッセイ。食の隠れた本質に迫る逸品。
  • ラカンの哲学 哲学の実践としての精神分析
    3.5
    フロイトが創始した精神分析を刷新し続けた不世出の存在、ジャック・ラカン(1901-81年)。1953年から最晩年の1980年まで続けられたセミネールでは何が起きていたのか? 主著『エクリ』をも読み解きつつ、セミネールの全展開を時系列順に通観していく本書は、ラカンを「哲学」として読むことによって前人未到の眺望を獲得していく。気鋭の哲学者が渾身の力をそそいで完成した、平易にして画期的な本格的概説書!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 日本の風水
    -
    古代中国から日本に伝わり、都市、住宅、墳墓を造る際など様々に利用されてきた風水。しかし実は、「気」信仰のない日本は独自に風水の解釈を変容させた。その違いをひもとけば、日本の信仰のありようが見えてくる! <目次> 第一章 風水とは何か 第二章 日中文化の気 第三章 中国風水論の展開  第四章 大陸の四神論 第五章 日本の風水論 第六章 魔除け 日本と中国  第七章 日本人の水の信仰 第八章 日本人のやすらぎの空間
  • 人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ
    4.4
    かつて日本の社会のいたるところに、上質な人間がいました。 たとえ経済的に豊かではなくても高邁に振る舞い、上に媚びず下には謙虚に接し、自己主張することもなく、他に善かれかしと思いやる---そんな美徳をもった日本人がたくさんいました。 また、そのような人々によって構成された集団も、自ら高い品格を備えていました。 たとえば、ものづくりの現場には、自分がつくった製品でお客さまに喜んでいただけることを誇りに思い、品質管理を強制されずとも、自分が手がけた製品の品質や出来映えに、万全の注意と細心の心配りを払い、手の切れるような上質の製品をつくる人々が存在しました。 それは、商品を売る店頭でも同様でした。駆け出しの店員であろうと、一生懸命にお客様の身になって尽くしました。その上質のサービスも決して上司にいわれたからではなく、またマニュアルに書いてあるからでもなく、もちろん売らんがためでもなく、思いやりに満ちた優しい心から自然に発露してくるものでした。 日本の企業が、そのような上質の人間に支えられていたからこそ、今日の日本経済の発展があるのだと思います。 ところが近年、世の中を見渡せば、以前にはとても考えられなかったような、ひどい出来事が続いています。(中略) 今こそ、日本人一人ひとりが、精神的豊かさ、つまり美しく上質な心をいかにして取り戻すかを考えなければなりません。年齢を問わず、すべての日本人が改めてその品格、品性を高めることが出来れば、日本は世界に誇る上質な国民が住む国として、再び胸を張れるようになるはずです。私は、それこそが、真の日本再生であると考えています。(プロローグより)
  • 社会
    4.3
    今日の社会科学にとって重要な問いは、「社会とは何か、それはいかにして可能か」という抽象的な問いではない。ある歴史性をもって誕生し、この問い自身が不可視にする「社会的」という概念を問題化することである。この概念の形成過程をたどり直し、福祉国家の現在を照射することで、「社会的なもの」の再編を試みる。

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  • 潜伏キリシタンは何を信じていたのか
    3.8
    230年の長きにわたり、信仰を守った潜伏キリシタン。2018年6月には世界遺産登録も予定されている。しかし本当に彼らはキリシタンを唯一の宗教としていたのだろうか。潜伏キリシタンの驚きの姿を明らかにする。
  • エンジェル・ヒーリング―――いつでもあなたは天使に守られている
    4.0
    どんな困難からもあなたを守り救ってくれる天使という存在への気づきを通して、スピリチュアルな生き方の大切さを説いた1冊です。必要なときには、スピリチュアルな存在に助けを求めて下さい。
  • 共時性の深層 ユング心理学が開く霊性への扉
    -
    ユング派分析家で、特に「アクティブ・イマジネーション」の研究で知られている著者は、個性化の鍵であり、超常現象の説明原理としても注目される共時性の謎に迫り、その本質が「今ここ」への集中にあることを突き止めた。
  • 日本の新宗教
    3.0
    幕末・明治維新期、国の形が大きく変わるなか、それまでの伝統宗教とは違う天理教、大本など新宗教が誕生した。以降も、戦争や高度経済成長の過程で、個人の悩みと寄り添うことの希薄な既存宗教のすき間を埋めるように、神道系・仏教系ともに多くの教団が生まれた。民衆は何を信じてきたのか。戦前の新宗教に大きな影響を与えた国家神道から戦後のカルト的な教団まで、近代社会を揺るがした日本の新宗教の全貌に迫る。 第一章 新宗教としての国家神道 第二章 神憑りから生まれた草創期の新宗教 第三章 天理教の誕生と拡大 第四章 大本、生長の家、ひとのみち教団 第五章 日蓮主義と弾圧された新宗教 第六章 創価学会と戦後の新宗教 第七章 新新宗教の終末論
  • いまこそ知りたい日本の思想家25人
    3.0
    現代日本を支えている、日本思想の礎となった25人について概説。日本思想史を俯瞰できる入門書。 1 日本思想の黎明期 空海 道元 親鸞 吉田兼好 世阿弥 2 日本の近世の葛藤 山本常朝 荻生徂徠 本居宣長 安藤昌益 二宮尊徳 3 日本の近代の幕開け 横井小楠 吉田松陰 福沢諭吉 新渡戸稲造 内村鑑三 4 「日本哲学」の始まり 西周 西田幾多郎 九鬼周造 三木清 和辻哲郎 5 世界における日本思想の独自性 北一輝 鈴木大拙 柳田國男 丸山眞男 吉本隆明
  • 道元「宝慶記」 全訳注
    -
    『宝慶記』は、若き道元禅師(1200~1253)が仏道を究めんと南宋に渡り、燃えたぎるような情熱をほとばらせて、正師たる長翁如浄禅師(1162~1227)に拝問(古徳先哲に対して言葉や文章をもって丁重に質問すること)した求道の記録です。それはまた、道元の問いに真摯に答えた如浄という老古仏が、正伝の仏法である只管打坐の世界を道元に嗣続せしめんとした、まことに慈悲深い慈誨の記録でもあります。
  • テーリー・ガーター 尼僧たちのいのちの讃歌
    4.0
    リアルな不幸や辛苦がゆえに釈尊のもとに集った女性たちの、現代にも通じる具体的な悩みや苦しみ、そして喜びが綴られる。仏教が本来もっていた男女平等思想を明らかにする名著。
  • 超訳 イエスの言葉
    4.0
    「敵をなくす一番の方法は敵を愛することだ」 ……2000年前、ローマ帝国支配下のパレスチナ地方に現れて、 圧政と宗教の束縛、貧困に苦しむ人々に愛と赦しを説いた一人の男、イエス。 彼は実際に何を語ったのか? ミリオンセラー『超訳ニーチェの言葉』編訳者がイエスの言葉を現代によみがえらせる。
  • 吉福伸逸の言葉 トランスパーソナル心理学を超えて追及した真のセラピーとは?
    -
    現在、日本で心理療法、ボディワーク、スピリチュアリティ、エコロジー、ホリスティック医療といった分野で第一人者として活躍している方々の多くが、1980年代に吉福さんの影響を強く受けています。 吉福さんは心理療法のセラピストであるとともに翻訳家、著述家として一般には知られていますが、一方で、アメリカの現代思想家、哲学者たちと多くの対話をし、社会のあり方や生き方などについて深い思想を巡らせた思想家でもありました。 この本ではさまざまな角度からそんな吉福さんが語った【吉福伸逸の言葉】について紹介していきます。  ●その言葉が彼のどんな人生体験から生まれたのか?  ●どんな時代の背景に影響を受け、何に興味をもっていたのか? そういったところを見ていけたらと思います。そのためにもまずは最初に、吉福さん自身がどんな人生を生きたのか、その軌跡を順に追ってみます。彼の経歴を知ることは、彼が語る言葉の背景を知る上で大切だと思うからです。(第1章より)
  • ドゥルーズと狂気
    4.5
    ドゥルーズの最重要主題でありながら正面から論じられてこなかった「狂気」を読みとりながら、まったく新たなドゥルーズ像を描き出すとともに、新たな生と狂気のありかたを開く衝撃の書。
  • 『夜と霧』 ビクトール・フランクルの言葉
    5.0
    フランクルの言葉は、昨年の東日本大震災と福島原発事故後の不安な日々に、多くの人々に慰めを与えた。 本書には、そのフランクルのメッセージを厳選し、以下の11のテーマ別に分類したものが収録されている。 (1)強制収容所での体験 (2)愛することについて (3)生きることの「むなしさ」について (4)人生の「苦しみ」について (5)生きる意味について (6)仕事について (7)幸福について (8)時間と老いについて (9)人間について (10)神について (11)生きるのがつらい人へ──心理療法的助言と苦しみへの対処法
  • 気が分る本
    3.0
    本書は、気が分るための手助けとなる本です。気を求めながらも、途中で諦めてしまう人が多いのは「気が分りにくい」ためです。では、頭脳で分らないものは誰にも出来ないのでしょうか。いや、そんなことはありません。 例えば、眠りです。これを言語で説明することに成功した人はいません。しかし、現実には誰でも眠れています。そして、眠れた人には‘眠り’という事実が分るのです。気も同じです。身体で分るものは、実際に体感して初めて分ります。だから、気を体感するように導けば‘気’は分ってしまうのです。そのヒントになるのが本書。 気は、呼吸・緩め・意識の共通部分に存在します。それぞれ日常的な用語ですが、気の世界に入るには、少し深い捉え方をする必要があります。そして、この三条件の絶妙なバランスの中に、‘気’は生まれ、感じられるようになります。 これは経験からの判断ですが、気を感じることは誰にでも可能なことであると思います。貴方に、気という素晴らしい感性の世界が開けたらとても嬉しいです。 (本書「はじめに」より)
  • 『不思議の国のアリス』の分析哲学
    -
    『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』――ふたつの作品には論理学者だった作者ルイス・キャロルがちりばめた知的お遊びがいっぱい。子ども向けのおとぎ話をよそおいながら、立派な教訓などは出てこない。論理といっても屁理屈といってもいいけれど、作者がしかけた知的遊戯を、さらに徹底的に論理的に考えてみると……。アリスと分析哲学と、一冊で二度おいしい哲学書。もしかして作者は映画や絵本よりこっち寄りだった!?
  • イラスト哲学入門 もし古今の哲学者20人が時空を超えて重要問題を議論したら
    -
    ワシダ教授が古今の大哲学者20人を招いて開く、哲学議論の紙上饗宴。時空を超えて哲学者たちが重要問題を徹底論議! イラストの絵解きがつき、それぞれの哲学の核心がいっきにわかる1冊。ブックガイドも充実。 ※本書は2001年刊『哲学ドリル』(すばる舎)を改訂、再編集した2010年刊『イラスト・哲学「仮想(ヴァーチャル)」大討論会』(彩流社)を改題、電子書籍化したものです。
  • ブルデュー 闘う知識人
    4.5
    エコールノルマル・スュプリウールを卒業し、知識人界の頂点コレージュ・ド・フランス教授に選任されたブルデュー。哲学を学び、やがて社会学に方向転換したブルデューは、今もフランスと世界の思想に大きな影響力を持つ知識人。界・文化資本・ハビトゥスなどの社会学概念は21世紀の社会を分析するのにも有効な武器となる。(講談社選書メチエ)
  • 大森荘蔵セレクション
    3.0
    戦後日本を代表する哲学者のエッセンス。ものも過去もじかに立ち現れている! 問いと思考の変遷を鮮明に示す論考を、衣鉢を継ぐ4人がセレクト・編集する。大森哲学を知る最良の入門書。解説は4人の共同討議。
  • 資本論の哲学
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一九六〇年代以降、物象化論に立つ思想家としてこの国のマルクス主義理論をリードした著者が、『資本論』の示す哲学的新地平を価値論において解く。価値とは人間労働が生産物に凝固したものか?あるいは商品交換のなかで定まる価格同然のものか?この対立を端的に乗り越え、社会的分業の協働連関態こそが、個々の商品を価値として通用させる所以を解き明かす。増補版の待望の再刊。
  • 海洋帝国興隆史 ヨーロッパ・海・近代世界システム
    4.3
    近代黎明期、困難な海上ルートを通じて、世界へと乗り出したヨーロッパ諸国が築いた海洋帝国。ポルトガル海洋帝国が形成した異文化間交易ネットワーク。商業資本主義の時代、海運国家として繁栄を謳歌したオランダ。イギリスの電信網が生んだ世界の一体化――。ウォーラーステインの「近代世界システム」を海と商人の視点から捉え直し、ヨーロッパによる世界支配の本質に迫る。(講談社選書メチエ)
  • 誰にも知られず問題を100%解決する法 男性のためのセルフ・セラピーブック
    -
    人間関係に悩んでいる人、自信のない人、鬱傾向のある人の必読書。 読むだけで癒され、気がつくと人生の達人になっている。努力なしの自己変革法。夫や恋人の隠れた心を知るために、女性も必読!
  • 見えない世界の物語 超越性とファンタジー
    3.4
    ハリー・ポッターや宮崎アニメを筆頭に、ファンタジーが世を席巻している。児童文学の一分野であったものが、大人をも魅了している。宗教的な神話や伝説、昔話などの物語が、どのように文学的な物語に変容したのか。「千一夜物語」、ペロー、グリム兄弟などの流れを追う。さらに、アンデルセン「人魚姫」、C・S・ルイス「ナルニア」シリーズなどを分析し、ファンタジー作品のなかに流れ込んでいる宗教的なものの源泉をさぐる。(講談社選書メチエ)
  • 影響力の正体 説得のカラクリを心理学があばく
    3.5
    人に影響力を与える要素は心理学の6つの原理、「返報性」、「一貫性」、「社会的証明」、「好意」、「権威」、「希少性」に分類できる。説得のプロたちはどのようにこれらの原理を利用し、消費者から「イエス」を引き出すのかを実験結果を用いて解説します。 長年、たくみな営業マンの被害者だった心理学者の筆者が、承諾誘導のプロの世界にみずから飛び込み彼らのテクニックを観察した結果、それらの多くは心理学の原理に基づく6つのカテゴリー――「恩義」、「整合性」、「社会な的証明」、「好意」、「権威」、「希少性」――に分類できることに気がついた。 説得のプロたちはどのようにこれらの原理を利用し、消費者から「イエス」の言葉を引き出すのだろうか? わかり易いエピソードや多くの実験例からその仕組みを解き明かします。
  • 臨床心理学入門 カウンセラーを志す人のために
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カウンセリング活動は最近、社会のさまざまな分野で盛んになっている。本書は臨床心理学とは何かというところからはじめ、従来あいまいであったカウンセリングのあり方や概念について検討を加える。
  • 小さな贈り物 傷ついたこころにより添って
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心理臨床の達人によるこころに響くエッセイと深い感動を呼ぶ講演のかずかず。
  • 思春期女性の心理療法
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これまでの15年あまりの私の心理臨床の体験をもとに、思春期の女性たちの心の危機の諸相と、それに対する心理治療者の具体的な対応を、フィクションの形で自由に描いてみました。フィクションではありますが、単なる絵空事ではなく、"心理的次元"では充分に事実に根ざしたものとお考え下さい。
  • 人生を変えるパワーシンキング : あなたが、なりたい自分になれる25のエクササイズ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人生を前向きに変えるダイナミックな対話型の自己啓発書。独創的な25のエクササイズで、悪い発想の習慣を断ちあなたがなりたい自分になれる。人生を豊かにする発想法が満載。

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  • 座席行動の心理学 : 着席位置をめぐる心理メカニズムの解明
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人はなぜそこに座るのか、着席位置が決まる過程にはどのような心理メカニズムが反映しているのか、座席行動からどのような心理を読み取ることができるのか。座席行動の背後にある心理メカニズムを究明する。

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  • 西行 月に恋する
    3.2
    和歌で名を成す西行は、流鏑馬の達人で蹴鞠もこなす。文武両道に秀で、雅俗両面の西行の青春期に焦点を当てて、平安末期のドラマチックな時代の中で生きる姿と待賢門院璋子との恋を描く。
  • エントロピーの常識が崩壊した! : 科学における人間の復権と21世紀科学革命
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 危険な「人間排除」の思想から「人間と科学の調和」へ!不可解なエントロピー増大の根拠は「人間」だった。
  • 真理の発見 ―説法自由自在 3―
    -
    仏法真理の入門書 目に見えない神秘の世界を、わかりやすく解説。 「説法自由自在」シリーズ第3弾 睡眠中の魂の状態や夢の意味、幽体離脱の実態、心と体の関係、そして霊界の法則など、いまだ現代科学では解明されていないテーマについて回答したQ&A集。 目次 まえがき 第1章 多様なる愛の発現 第2章 睡眠・夢・幽体離脱 第3章 心の構造と本体・分身理論 第4章 霊界の時間と空間 第5章 霊と科学 第6章 偉人たちの真実の姿 第7章 無限の進化をめざして あとがき

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  • 運命の発見 ―説法自由自在 2―
    -
    運命の秘密を知る。生きる意味を悟る。 人生が、明るい希望にあふれてくる。 初期講演会やセミナーでの質疑応答を収録した 大人気の「説法自由自在」シリーズ第2弾 さまざまな悩みや疑問に対して、 わかりやすく奥深く縦横無尽に答え 多くの人びとの運命を好転させたベストセラー。 あなたの悩みを解決するヒントが、見つかります。 〇希望あふれる人生を生きる秘訣とは 〇女性らしさをとり戻してみませんか 〇流産・中絶・臓器移植をどう考えるか 〇ガン、失明……心とからだの健康について 〇運命の開拓と正しい自己実現 〇悪しき運命をどうとらえ、克服していくか 目次 まえがき 第1章 明るく希望あふれる人生を生きる 第2章 女性らしさをとり戻してみませんか 第3章 生命の本質とその尊さ 第4 章 心とからだの健康と医療 第5章 運命の開拓と自己実現 第6章 未来への展望 あとがき

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  • 不動心
    4.8
    本物の自信をつけ、偉大なる人格を築いていくための手引書です。逆境の時の心構えや苦悩との対決方法など、人生に安定感をもたらす心得が語られています。
  • 宗教の挑戦
    -
    1990年代、宗教界に何が起こったのか―― アドバンスト宗教「幸福の科学」から 全日本人へのメッセージ 宗教のイメージを変えた先進的な書。 この一冊で、宗教の存在意義と地球の未来が見えてくる。 あらゆる分野の人々の絶賛を受けた大ベストセラー。 ○ 宗教は「社会的信用」を確立せよ ○ 霊的現象の真相と真偽の見分け方 ○ 「幸福の科学」は宗教の信用回復運動 ○ 霊界とは怖いものか? ○ 霊界では自分の心に合った世界が展開 ○ 仏陀とキリストの比較 ○ 世界宗教の思想的条件

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  • 宗教イノベーションの時代 目からウロコの宗教選び(2)
    5.0
    立正佼成会創立者・庭野日敬、真如苑教祖・伊藤真乗、そして、創価学会名誉会長・池田大作(守護霊)が本心を激白!
  • 明治神宮―「伝統」を創った大プロジェクト―
    4.0
    七〇万m2にも及ぶ鎮守の森、「代々木の社」とも称される明治神宮は鎮座から九十数年を数える。しかしその歴史は、全国で八万社を超える神社の伝統から見ればむしろ新しい。「近代日本を象徴する明治天皇の神社」とはいかにあるべきか――西洋的近代知と伝統のせめぎあいの中、独自の答えを見出そうと悩み迷いぬいた果ての、造営者たちの挑戦。
  • スリリングな哲学 : 人間を知るための旅
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 哲学書としての質を落とすことなく、なおかつわかりやすく面白い哲学入門書。
  • 命の教育、心の教育は何をめざすか : 心のノートへ到る道徳教育
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 命の重みを感じていないのではないかと思わせるような事件も起こり、生命尊重の教育が提唱され、心の教育にも国家予算が投入されているがこれらの取り組みは成功していない。その理由をさぐる啓蒙の書。
  • 超訳 鴎外の知恵
    3.0
    本書は、明治の文豪・森鴎外の箴言集を、現代文のカリスマ講師と知られる出口汪が超訳したものである。 鴎外は軍人、文学者として最高の地位を得た。 だが、鴎外は決して順風満帆な人生を送ったのではなかった。 体制派であると同時に、反体制的な発言を繰り返した。 恋愛と結婚、そして、離婚を経験した。 個人と家、個人と国家との問題に苦しみ、嫁姑問題でも煩悶した。 鴎外は何度も何度も挫折し、苦汁をなめた。 しかし、そのたびに強靱な意志力でそれを乗り越えていったのだ。

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  • 超訳論語
    4.5
    二千数百年にわたり、東アジア全体で読み継がれてきた最大の古典が「論語」だ。 現在の日本でも多くの人たちが「論語」を愛読しており、現代語訳や注釈の書も数多く出版されている。 そのなかで本書は、著者が従来の「読み」にとらわれず、 あらためて「論語」と向き合うことで生まれた異色の超訳である。 読者はこれまでの「論語」のイメージを一新する言葉の数々に驚くに違いない。 そして心を揺さぶられ、行動を変えずにはいられないだろう。

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  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚
    4.2
    五島慶太、田中角栄、川上哲治、吉川英治… 江戸時代から偉人たちに愛読されてきた、中国至宝の処世訓 『菜根譚』はおよそ四百年ほど前に、中国・明代の学者、洪自誠によって書かれた処世訓です。 日本には江戸時代末期に伝わり、これまで非常に多くの人から愛読されてきました。 中国よりも日本でよく読まれていると言われるほどです。 特に経営者や政治家、文化人に座右の書としている人たちが多く、 東急グループの創業者・五島慶太、元首相・田中角栄、小説家・吉川英治、元巨人軍監督・川上哲治など、そうそうたる顔ぶれが愛読者だったと知られています。 『菜根譚』は、人生にとって重要な原則を的確にあらわしていると高く評価されていますが、それには、十分な理由があります。 著者の洪自誠は、儒教・仏教・道教という、 中国はじめ東洋全体に影響を与えた三大思想について学び、 それぞれの足りない部分を他から補うようにして、この本を書いたのでした。 儒教は自らを厳しく律して学ぶことを説き、 道教は反対に自由にのんびりと生きることを勧めます。 この二つが現実的な知恵であるのに対し、 仏教は宇宙の真理を語り悟りの境地を教えます。 『菜根譚』にはそれらすべての要素が含まれていますので、読者のあらゆる悩みや問いに答えを与えることができるわけです。 あるページでは苦しみに耐えて努力すべきであると言い、あるページでは心にゆとりを持ち楽に生きることを勧め、 あるページでは現実は幻でありすべてを超越して生きるのがよいと語るこの本は、さまざまな状況や心理の間を揺れ動く私たち人間に対して、 常に何らかの答えを示してくれる非常に融通が利く書であるとともに、極端に走らずバランスをとって生きることの大切さを教えてもくれているのです。 『菜根譚』という書名は、明代よりさらにさかのぼる宋代の学者の言葉 「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」 (堅い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる)という言葉に由来します。 かみしめて味わうべき人生訓の書という意味が込められています。ぜひ、あなたにとっても、折にふれて開き「かみしめて味わう」本になってほしいと願っています。 (「はじめに」より)

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  • アランの幸福論 Propos sur le bonheur
    4.0
    時代を超えて読み継がれる“幸せに生きるための知恵” 「幸福論」と名のつく本は、世の中に多く存在しています。なかでも世界中で翻訳され古典的に読み継がれているのが、ヒルティ、ラッセル、そしてアランによるもので、これらはよく、世界の三大幸福論と言われています。 とりわけアランによる『幸福論』は、「哲学を文学に、文学を哲学に」変えようとする独特の文体によって日本でも昔からファンが多く、学生からビジネスマン、経営者まで幅広く親しまれてきました。 本書は、93編のプロポからなる原典(英語版)から、とくに印象的で、わたしたちの心に響く200の名言を訳出し、7章に分けて再構成したものです。 ここに収められた、短くも含蓄の深い考察、そしてその軽妙な語り口は、現代においてもけっして古びていません。むしろ、あふれる情報ときびしい競争社会に生きるわたしたちにとってこそ有用となるであろう「人生の知恵」に満ちた内容となっています。 本書があなたの人生の幸福のヒントとなれば、これほどうれしいことはありません。 (「はじめに」より)

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  • 超訳ニーチェの言葉
    4.0
    ニヒリズムや反宗教的思想といった独自の思想により二十世紀の哲学思想に多大なる影響を与えた、十九世紀ドイツの哲学者ニーチェ。「神は死んだ」という主張やナチズムとの関わりを噂されるなど、様々な伝説に彩られた孤高の哲人だが、実は彼は、ほとばしる生気、不屈の魂、高みを目指す意志に基づいた、明るく力強い言葉を多数残している。本書では、それらの中から現代人のためになるものを選別した。心ゆくまで、あなたの知らなかったニーチェの世界を堪能していただきたい。

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  • マキャベリの名言
    3.3
    「君主論」「政略論」「戦術論」「フィレンツェ史」など著作ごとに、まず2ページの概要、次に名言集、という構成。マキャベリの全思想が、名言を読んでいくだけでわかる1冊。
  • 古代ユダヤ賢人の言葉 超訳聖書
    4.5
    本書は聖書のなかでも旧約聖書を中心に、主にダビデ、ソロモン、そしてパウロの言葉で構成されている。 彼らは古代ユダヤ人のなかでもその知恵によるエピソードや名言で広く知られている。 ユダヤ人といえば、芸術、科学、あるいは金融など、さまざまな分野で傑出していることはよく知られている。 幾度となく、為政者たちによって絶滅の危機に追いやられながらも、滅ぶこともなく、厳然と世界にその影響力を保持する民族は、ユダヤ民族をおいてほかにはないだろう。 そんな彼らの原動力、国を失っても失せることがなかった民族意識と団結心、 そして現代社会に与える影響力、これらの源泉は、彼らが共有してきた独特の信仰と思想にある。 その信仰とは、ヤーウェと呼ばれる「天地万物の創造主」なる唯一の神を信じる信仰であり、 思想とは、他でもない聖書のことである。 聖書というと、多くの日本人は、キリスト教の教典だと思っているかもしれない。 しかし実際にはそうではない。 とりわけ旧約聖書は、キリスト教徒のみならず、 ユダヤ教徒、そしてイスラム教徒までもが認める聖典だ。 だから、キリスト教の教典なのではなく、キリスト教も聖書を使っていると言ったほうが正しい。 そもそもユダヤ民族にとって聖書とは「契約書」であると言っていいだろう。 彼ら古代ユダヤ人は、モーセという指導者に導かれ神と契約を交わす。 この契約とは、「生き方」の契約であり、ペナルティー条項付きの契約だ。 ひらたく言えば、ユダヤ人が規範としている生き方のマニュアルに従って生きると、 人生は祝福されるということを、世界中の人々が知るようになるために、 神がまずユダヤ人を選び、彼らと契約を交わし、 彼らに厳しくその契約条項に則って生きていくようにさせた、ということになる。 ユダヤ人の優秀ぶりと成功ぶりを見れば、この目的を十分に果たされていると言えるのではないかと思える。 ユダヤ人が「選民」と呼ばれるのはこのためだ。 実りある人生を歩むために学びたい、2000年以上前から変わらない、 奇跡の民族ユダヤの人生を強く賢く生き抜くための教え。

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  • 超訳ブッダの言葉
    3.7
    25万部突破のベストセラー『超訳ブッダの言葉』が待望の文庫エッセンシャル版として再登場! 心のトレーニングメソッドとしての仏道を語って多くの読者から支持されている気鋭の青年僧・小池龍之介が、 ブッダの言葉を経典から選び出し、超訳を施しました。 驚くほどわかりやすく心に染み込んでくる言葉の数々は、あるときは心を静め、 あるときは凛々とした勇気を吹き込んでくれることでしょう。 * 本文から ●君も相手も、やがては死んでここから消え去る 誰かと敵対して争いが生じそうになったら、しかと意識してみるといい。 君も相手もやがては死んで、ここから消え去る、ということを。 君以外の人々は、「自分もやがて死ぬ」という真理をうっかり忘却しているけれども、君がこの真理をはっきり意識していれば、 怒りも争いも静まることだろう。 「どのみち、君もやがてここからいなくなる。どのみち、私もやがてここからいなくなる。じゃあ、ま…、いっか」と怒りを捨てて、平静さを取り戻すように。(法句経6) ● 君以外の誰も君を傷つけない 君を嫌っている敵が君に対してする酷い仕打ち、 そんなものは大したことじゃない。 君を憎む人が君に対してする執拗な嫌がらせ、 そんなものは大したことじゃない。 怒りに歪んだ君の心は、 それよりもはるかに酷いダメージを君自身に与えるのだから。(法句経42)

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  • 【6冊 合本版】空海 ビギナーズ 日本の思想
    値引きあり
    -
    日本仏教を大きく変えた僧侶・空海。その主要著作をおさめる合本版。「三教指帰」「秘蔵宝鑰」「般若心経秘鍵」「即身成仏義」「声字実相義」「吽字義」「弁顕密二教論」「性霊集(抄)」を収録。
  • 孟子 全訳注
    3.5
    『大学』『論語』『中庸』と並んで儒教の「四書」とされる『孟子』は、仁・義・礼・智の徳に基づく王道政治を唱え、「性善説」に基づいた道徳論を説く。緊張に満ち、爽快感に溢れる文体はオーソドックスな古文のお手本となっている。中国哲学・国語教育に生涯を捧げた宇野精一による格調高い現代語訳が、孟子の教えの精髄を余すところなく現代の読者に伝える。儒教の必読書。(原本:『全釈漢文大系2 孟子』集英社、1973年)
  • 愉しい学問
    -
    本書は、フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900年)が遺した主著、待望の新訳である。1878年の『人間的、あまりに人間的』で採用されたアフォリズム形式の集大成として1882年に出版された本書では、「永遠回帰」の思想が鮮やかに提示され、有名な「神は死んだ」という宣言が登場する。続く『ツァラトゥストラはこう言った』(1883-85年)と並び、ニーチェ思想の神髄を伝える本書を、清新かつ斬新な日本語で!
  • 美の救い 柳宗悦傑作選集
    -
    民衆の暮らしに唯一無二の美を見出した柳宗悦。その思想はどこから生まれ、どのように広がり、どこに達したのか。彼が惹かれたものとは何か――。若松英輔が編む、柳宗悦入門の決定版。各章解題・解説付き。
  • 先生、宗教についてゼロから教えてください
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宗教がわかれば世界の動きがわかる! 本書は、世界中の主な大宗教として、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教を取り上げます。それだけでなく、神道などの民族宗教も含めて、 宗教とは何か? なぜ信じるのか? 争いのもとになるのはなぜか? といった、「宗教」についての疑問にゼロから答えます。 コンパクトながら要点を整理した本書を読めば、宗教がきっかけとなる社会や世界の様々な動きが理解できるようになります! 第1章 宗教を理解するには 第2章 ユダヤ教―民族の宗教 第3章 キリスト教―救世主の宗教 第4章 イスラム教―戒律の宗教 第5章 ヒンドゥー教―輪廻の宗教 第6章 仏教―悟りの宗教 第7章 儒教、道教、神道―東アジアの重層的な信仰 第8章 現代において宗教に何ができるのか?  1958年北海道小樽市生まれ。北海道大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学(宗教学・宗教史学)、宗教学者、昭和女子大学非常勤講師。著書に『教養としての宗教入門』『聖書、コーラン、仏典』『宗教図像学入門』(中公新書)、『人は「死後の世界」をどう考えてきたか』(角川書店)、『亜宗教―オカルト、スピリチュアル、疑似科学から陰謀論まで』(インターナショナル新書)他多数。 ※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。 ※本書内容はカラーで制作されているため、カラー表示可能な端末での閲覧を推奨いたします
  • ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本 精神科医が教えるラクな生き方
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著書累計230万部突破の精神科医が教える人生をラクに生きる方法 「人と会いたくない……」 「仕事がうまくいかない……」 「外出したくない……」 「自分を好きになれない……」 「将来が不安……」 そんなあなたでも、読むだけで、聞くだけで、ポジティブで明るい気持ちになれる! 本書では、41個の質問、悩みをとりあげて、それぞれの悩みを「楽にする方法」をお伝えし、各項目を動画で見ることができます。
  • 中国名詩鑑賞辞典
    5.0
    中国詩は古来、日本文化に深い影響を与えてきた。「国破れて山河在り」の成句で知られる「春望」。源氏物語に底流する哀切の長編叙事詩「長恨歌」――。上代の「詩経」から唐代の李白や杜甫、そして明清代まで名詩350首を厳選。読む・書く・味わうために必要な訓読、現代語訳、語釈、押韻などの項目を網羅した必携の本格辞典。押韻と平仄のルール、詩形分類、表現の変遷を概観できる「中国詩を読むための序章」と成句索引を収録する。

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  • 心屋仁之助のずるい生き方
    4.1
    心屋仁之助、最後の著作がついに完成! これまで心理カウンセラーとして、70冊を超える著作で伝え続けてきた「ずるい生き方」を1冊にまとめました。 この本を読めば ・がんばらなくても ・ガマンしなくても ・人に頼りきっても 「なぜか周りから愛される方法」が見つかっちゃいます! そんな「ずるい!」と言われるような生き方を選ぶための、 ちょっとしたコツをお教えします。
  • 彼からの告白で復縁率80% あきらめきれない恋をもう一度手に入れる方法
    -
    2万5000人の復活愛を成就させた、 カリスマ復縁・恋愛コンサルタントによる 最強の恋愛メソッド!! 復縁活動をするにあたっての基本的な心構えや復縁活動の流れ、最初のアプローチの仕方、SNS・LINE・メールを効果的にフル活用する方法、そして復縁を実現するための最終ステップまで、具体的に順を追ってわかりやすく復縁成就に導きます。 ◆あなたが本気なら、復縁は必ず叶う◆ 「彼とやり直したい。でも、また両思いに戻れる自信なんてない……」 そのように思うのは、あなたが復縁するための方法を知らないからです。 断言します! 復縁にもれっきとした方法論があります。 私はその絶対的な方法論を、15年以上のカウンセラー経験をもとに確立し、積み重ねてきたすべてのノウハウを1冊に詰め込みました。 自力で復縁できた方たちも、みんな同じ方法で復縁に成功しているのです。 彼女たちはみな、自分と彼との関係性を見直し、再び彼の愛を取り戻すことに成功しました。 その中には、恋人関係のみならず、夫婦としての婚姻関係から離婚して、再び復縁・再婚した方もいらっしゃいます。 まず理解してほしいのは、「本来のあなたの魅力」が「別れの原因」を上回れば復縁は可能であるということ。 ◆復縁とは過去にしがみつくことではなく、 過去を糧にした二人の新しい未来をつくること◆ 一度は惹かれあった二人なのに、一方は別れを望み、もう一方は関係の継続を望んでいる。 そんな二人の関係を修復することは、「新たな相手を振り向かせる」という通常の恋愛より難易度が高く、事情も複雑です。 でも、彼とあなたはもともと「縁」のある相手同士なのです。 だからこそ、これから彼と関係を深めていく過程では、「やり直す」ではなく、「出会い直す(=ゼロから新しく関係をつくる)」という姿勢から始めましょう。 周囲はもしかしたら、「そろそろあきらめたほうがいいよ」「もう無理じゃない?」「きっと他にいい人がいるよ」なんて言うかもしれません。 あなた自身、「あきらめが悪い」「未練たらしい」と自分を責める気持ちもあるかもしれません。 でも、一人の男性を思い続けることができるなんて、とても純粋で素晴らしいことだと思いませんか? 一人の男性を一途に愛せる自分に自信を持ってください。 ◎別れ際に彼が言っていた「理由」は真実とは限らない ◎彼のタイプに合わせてアプローチを変えてみよう ◎SNSを利用してあなたの魅力をアピール ◎「未練ゼロアピール」が最初のカギ ◎彼の友人や家族を味方につける ◎彼に合わせても「あなたらしさ」はなくならない ◎彼に彼女ができても焦らなくていい ◎もっと距離を縮めるための「駆け引き」 ◎復縁体質になる7つのマインドセット …etc. ◆限定特典つき◆ 読んでくださったみなさまへ、感謝をこめて、 「あきらめきれない彼との恋を叶える7days レッスン」を メールにて無料プレゼント!
  • 宇宙とあっさりつながる最強のワークブック【CD・付録無し版】
    -
    ※電子書籍版には付属CD・特別付録のしおりは付いておりません。お求めになりたい方は紙書籍でご購入頂けますと幸いです。 この本は、あなたが宇宙とつながり、宇宙を味方につけながら望む人生を歩むための12個のアファメーションとワークからなっています。 アファメーションとは「宣言」のこと。その言葉を唱えることで、強力に現実を言葉通りに書いてある方向へと導いてくれる自動ナビゲーションシステムのようなものです。 この「アファメーション」を別の言葉に置き換えると、「言霊」(ことだま)とか、「真言」(マントラ)とかになります。 この本では、マントラという言葉をよく使っていますが、この言葉(概念)を中心に、宇宙とのつながりを深めていただくように構成しています。ぜひ、覚えて、唱えてみてくださいね。 さて、本書の構成は2段階からなっています。 1st Phase 宇宙とつながりやすい心と身体をつくる はじめに、自分の心のクセや身体のクセなど、不要な古いエネルギーを手放し、確実に宇宙とつながり、その豊かさを受け取るための準備運動をしましょう。 2nd Phase 宇宙からの贈りものを受け取る ここでは、宇宙とのつながりを強く、深くするために、身体の中にある各チャクラに対応している宇宙のエネルギーを受け取り、開封していきます。 そして、取り組み方は簡単! 1 ただ、読み流す。 2 マントラを唱えながら読み進める(日常でも唱えてみる)。 3 気に入ったワークだけをやりながら、読み進める。ワーク後は、解説を見ながら自分なりの気づきを深めていく。 4 すべてのワークに取り組み、深め、日常に生かしていく。 4が一番おすすめではありますが、絶対そうしないといけないわけではありません。 気に入った箇所は何度も取り組んでほしいですし、マントラは覚えて唱えると、よい気に包まれ、バイブレーションがアップします。 とりわけおすすめなのが、付属CDのTrack2をリピートで聴きながら、本書に取り組んでいただくことです。 高周波な波動に包まれた、柔らかで美しい音楽が、あなたの全細胞を振動させ、ゆったりとリラックスした状態で、最高のパフォーマンスを引き出すようになります。 一日一回、この誘導瞑想をするだけで、加速度的に宇宙とのつながりを実感できるようになるでしょう。 さあ、宇宙とつながるインナートリップの旅へ、出発です!
  • 大切なことはすべて日常のなかにある
    4.8
    人生は、もっと「ごきげん」にできる。 「断捨離」のやましたひでこ、「病気は才能」のおのころ心平が贈る、 人生をよりよく生きるための108のヒント! 著者初のコラボエッセイ。 さあ、自分の人生を取り戻しに行こうか! 項目の一部をご紹介! 006 「住まいの垢」が「心の垢」。 012 モノの詰まりは思考の詰まり。 022 「ごめんなさい」が言えるのは健康。 029 「悩み」に快感を覚えていないだろうか。 032 楽天的でいよう。 ただし覚悟と勇気のある楽天を。 043 時に助けてと言える勇気。 045 私たちは、人を通して自分を知る。 051 何者にもなれる私たち。 063 今日は昨日より少し冒険してみる。 067 日常に勝るセラピーはない。 084 我慢は怠慢にすぎない。 086 カラダはココロを先取りする。 099 日常は冒険になる。
  • 生命倫理と看護哲学
    -
    「人は哲学の中に医術を、医術の中に哲学を織込まなければならない。」今、このヒポクラテスの言葉は、人間の「生老病死」と生命科学の最前線に立つ看護現場でこそ求められている。すなわち「人間としての看護の自覚があって、実際の看護がなされるべき」だとする著者は、批判哲学を基盤として現代社会に則した論理的世界観、科学哲学、看護哲学を提言することで一つの解答を示す。

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  • なぜ、あなたは変われないのか?
    4.2
    本書は、NLP、心理学、コーチングの手法で、「ビリーフ(根深い思考習慣)」を変えて、仕事やプライベートの悩みなど、人生のどんな問題も解決する1冊です。 ビリーフとは、私たちが「正しい」と信じている無意識の思い込みのこと。心理学やNLPの分野で、人間は、このビリーフを通して行動や感情を動かされている、とされる。いわば「人間の根本」のようなもの。 たとえば、「私は愛されない」「私は劣っている」「ものごとは、完璧にやらなければならない」「人から嫌われてはいけない」などの思考がそれにあたる。著者のもとへ訪れる悩みを抱えたクライアントの話を聞いてみれば、結局、ビリーフが問題の根源であることが多いと言う。 本書では、これまで3万人の悩みを解消してきた習慣化コンサルタントが、ビリーフを書き換える3つのステップを解説。解決策のカギとなるのが「書くこと」。書くことで、心配や混乱が解きほぐれ、言葉の先の高い次元で考えられる。本書では、書くべき内容と書き方、そして習慣化のプロならではの容易に「書き続けられる」ようになるメソッドを紹介する。
  • 非戦論
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 内村鑑三の非戦思想が深化していく道筋を徹底して読み解くことで、その平和論としてのスケールを甦らせる。それは、戦後日本の進歩的平和論と20世紀末から横行する宗教原理主義を共に乗り越える唯一の方法だった。
  • 〈物語と日本人の心〉コレクション Ⅲ 神話と日本人の心
    4.0
    河合隼雄が,ユング派分析家資格取得論文のテーマであった,日本神話の意味と魅力を,日本人読者に向けわかりやすく語る.太陽神アマテラスはなぜ女性なのか? ツクヨミの日本神話における役割とは? 世界の神話・物語との比較の中で日本人独特の心性の深層にせまるとともに,現代社会の課題を探る.晩年の主著,初の文庫化.(解説=中沢新一)

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  • 帝国の構造 中心・周辺・亜周辺
    5.0
    『世界史の構造』では十分に書ききれなかった「帝国」の問題を,従来の歴史観とは全く異なる「交換様式」の観点から解き明かす.近代国家にはない要素を持っていた旧帝国のはらむ可能性を再検討する,柄谷国家論の集大成.ウクライナ戦争の問題を考察するにも必読.巻末に佐藤優氏との対談「柄谷国家論を検討する」を併載.

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  • いのちの政治学 リーダーは「コトバ」をもっている
    4.6
    なぜ日本の政治家は、ペーパーを読み上げるだけで、表層的な政策論しか語れないのか。誰もが「いのち」の危機に瀕している今こそ、態度や存在から湧き出る「コトバ」によって人々に平穏をもたらすリーダーが、「いのちの政治」の実践が、必要なのではないか。聖武天皇、空海、ガンディー、教皇フランシスコ、大平正芳――5人の足跡を追い、残した「コトバ」を読み解く。さらに芸術家、文学者、現代の政治家たちとの比較や分析を行いながら、縦横無尽に語り尽くす徹底対談。
  • 困ったときは中国古典に聞いてみる
    NEW
    -
    日常生活のちょっとしたことから、人生を左右する大きな問題まで、さまざまな悩みや迷いについて、中国古典の知恵を借りて解決策を探っていきます。取り上げる古典は『論語』『菜根譚』『荘子』『老子』のほか、漢詩なども。 【特徴1】30の困りごとについて解決策を探る 現代人によくある悩みや迷いを30のケースにまとめました。たとえば、以下のようなものです。 「つい他人と比べて、劣等感を抱いてしまう」 「いつも同調圧力に負けてしまう」 「絶望的な失敗をしてしまった」 30のケースは、人生の喜怒哀楽に沿って分類。「喜」「楽」では、喜びや楽しさが困難の克服に役立つという視点で考えていきます。「怒」「哀」では、怒りや悲しさを覚える状況を取り上げて解決策を探っていきます。 【特徴2】1本10分=サクっと読める 1つの困りごとは6~8ページで完結しているので、短時間で読み切れます。ご自身が実際に直面している状況に該当するケースをその都度読んでもいいですし、最初から順番に読んでいっても構いません。 【特徴3】現代中国における古典作品の読まれ方なども分かる 「この作品は、中国では学校で暗唱させられるので、中国人なら誰でも知っている」など、作品が中国の学校教育でどう扱われているのか、現代中国での知名度はどうか、などを日中両国をよく知る著者が随時説明。古典から離れて、現代中国事情の解説も随所にあります。
  • 目撃証言
    4.5
    犯行現場や犯人らしき人物を見たという証言や当事者の記憶。それは犯人を特定し、事件の全容を解明するうえで最も確実なものと思われがちだ。だが、実際には間違いなくその瞬間を見たはずでも、あるいは自身が当事者であったとしても、その記憶は驚くほど不確かで当てにならない。ロフタスは、偽りの記憶が生成される過程を明らかにした心理学者であり、多くの法廷で長年、専門家として証言してきた。実際の裁判例に基づき、人々の記憶がときに無意識的に、ときに捜査手法に誘導されることで、いかに書き換えられていくかを克明に描き出した傑作ノンフィクション。 解説 笹倉香奈
  • 人間の本性を考える 上 ――心は「空白の石版」か
    -
    人間を決めるのは「生まれ」か、それとも「育ち」なのか。いまだに議論の応酬がやまないこの論争に介入し、世界中で大反響を巻き起こした認知心理学者スティーブン・ピンカーの代表作。本書でピンカーは、人間の心は「空白の石版(ブランク・スレート)」であってすべては環境により決定されるという議論に対し、性差など「生まれつき」の要素を無視することはできないとして徹底的な反証を繰り広げる。現代科学の膨大な研究蓄積を武器に、「人間らしさ」の根源を問う、現代の古典というべき一冊。上巻は、人間本性の存在を否定することの危うさを論じた「第III部 四つの恐怖を克服する」まで。
  • 戦場のカント ――加害の自覚と永遠平和
    -
    哲学者カントが訴えた〈永遠平和〉の眼目は、敵意が終わることにある。しかし、それは人間に可能なのか――。「撫順戦犯管理所」。中国で非道を為した日本兵たちがいた場所である。ここで中国人と日本人の間で起きた事態は、カントの理念の現実性を鮮烈なまでに突きつける。撫順を経た人々に加え、本書はアウシュヴィッツ収容所の帰還者やパレスチナ紛争の被害者の声にも耳を澄ませ、人が人を赦すことの意味を問う。人間の根底に光をあてた哲学的考察。
  • スタンフォード大学 いのちと死の授業
    4.0
    全米を代表するエリート大学の学生たちが、死を身近に感じるレッスンを受けることで、自らも語り、そして変容し成長していく。実際の感動の授業を再現。 著者はスタンフォード大学でマインドフルネスやEQでグローバルスキルや多様性を高める専門家として知られる。本書は実際の物語と実践を通し、若い人、ビジネスパーソン、さらにはすべての年代の人々へ向けて「よりよい生き方」への格好のガイドとなっている。
  • あなたに語る日本文学史
    4.5
    古来、日本文学は詩歌を中心に展開してきた。「万葉集」から始まり、「古今和歌集」「新古今和歌集」に注がれた情熱、中世の和歌と歌謡、江戸の連歌遊びと俳句――それらが近現代の散文にまで及ぼした影響に目くばせをしながら、詩人・大岡信が次世代のために語り継ぐ日本文学史。「文学史とはその言語への、無限定で深い愛着を、文学作品というある種の限定のもとにあるものを通じて、なんとか披瀝してみせるものだ」(「あとがき」より)。
  • 京大哲学講義 AI親友論
    3.8
    京都大学での人気授業を書籍化 人間失業、主人/奴隷モデル 、モラルベンディングマシン…… AIが脅威となるのか、人間が支配するのか、もしくは―― 敵だとみなす前に読みたい、めくるめくAI×哲学問答! 2045年に訪れるであろうシンギュラリティー。 私たちはAIに支配されてしまうのか、もしくはAIが人間の奴隷と化すのか、それともーーー。 真っ二つに割れがちなAI議論に、京都大学教授で哲学者の出口康夫が放つ新たな論点とは何か。 私たちがAIと親友になるにはどうすればいいのか。 AIと人間の関係性の転換点となる今こそ読みたい一冊。 【目次】 ▼はじまり ▼第一講 「われわれ」としてのAI 「人間失業時代」は本当にやってくるのか 「できなさ」にこそ人間の尊厳がある 「わたし」だけでは何もできない など ▼第二講 さまざまなAI AIバージョンアップ 人工的な「ひと」 人間とは何か、人格とは何か など ▼第三講 AIは奴隷か 主人/奴隷モデル 人の自由を侵すAIを開発してはいけない? 「仲間」ロボットは禁止? など ▼第四講 AIと自由 「自由」の多元性 自律としての自由 AIにとっての「やわらぎ基準」 など ▼第五講 仲間としてのAI 人間とAIロボットの「共冒険者モデル」 「のっぺらぼー」の同調圧力 理由があれば廃棄処分は許される? など ▼第六講 AIに倫理を装備する 悪に開かれたAI AIディストピア 権利の重みづけ など ▼第七講 親友としてのAI 「中身の壁」を乗り越えられるのか 死への脆弱性 AIビックバン など ▼座談会 AIと人間は親友になれるのか パネリスト…堂目卓生+石黒浩+青木宏文+出口康夫 命を終えるとき、AIも「いい人生だった」と感じるのか  ロボットはすでに人間レベルの意思決定ができる?  AI=人工知能と解釈すること自体、大きな誤解 など ▼講義を終えて
  • 責任と判断
    4.3
    「歯車理論」や「小物理論」の虚偽を突き、第三帝国下の殺戮における個人の責任を問う「独裁体制のもとでの個人の責任」、アウシュヴィッツ後の倫理を検討し、その道徳論を詳らかにする講義録「道徳のいくつかの問題」など、ハンナ・アレント後期の未刊行論文集。ユダヤ人である自らの体験を通して全体主義を分析し、20世紀の道徳思想の伝統がいかに破壊されたかをたどる。一方、人間の責任の意味と判断の能力について考察し、考える能力の喪失により生まれる“凡庸な悪”を明らかにする。判断の基準が失われた現代こそ、アレントを読むときだ。
  • 風土のなかの神々 ――神話から歴史の時空を行く
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    日本の神々とは日本人にとってどのような存在だったのか。神々は日本の風土のなかでどのような役割を担っているのか。日本の神は、自然を畏敬し国土の安寧を願う出雲系と、天皇による国家支配を正当化する高千穂・日向系に分かれる。高千穂・日向・出雲で景観問題の解決に奔走した著者が神話の舞台を歩き、「古事記」「日本書紀」編纂の場である飛鳥の遺跡に身を置いて、神々の来歴にひそむ謎を解く。【目次】序章 女神はなぜ洞窟に隠れたか――高千穂神話の世界から/第I部 出雲の神々の世界へ/第一章 スサノオの国づくりと和歌の起源――出雲平野の「わが心すがすがし」/第二章 斐伊川水系大治水計画――昭和・平成のオロチ退治/第三章 天下経営の大神――出雲大社表参道神門通りの道づくり/第四章 水に臨む神々――城原川流域委員会/第五章 疫病神の活躍――鞆の浦まちづくり/第II部 風土に生きる神々/第六章 巨大ナマズと戦う神々――要石とプレートテクトニクス/第七章 「ふるさと見分け」の方法――姥ヶ懐・裂田溝の危機/第八章 白き山の姫神――在地神と外来神/第九章 座問答――古代の大合併と合意形成の知恵/第十章 神々誕生の海岸――宮崎海岸侵食対策事業/第III部 神話から歴史への旅/第十一章 飛鳥にて――『古事記』『日本書紀』編纂スタートの地/第十二章 神話と歴史をめぐる三つの疑問/第十三章 飛鳥浄御原宮――神話と歴史を編む/第十四章 前例としての日本神話/第十五章 古代からの伝言――危機の時代のリスクマネジメント
  • 日本人無宗教説 ──その歴史から見えるもの
    4.3
    「日本人は無宗教だ」とする言説は明治初期から、しかもreligionの訳語としての「宗教」という言葉が定着する前から存在していた。「日本人は無宗教だから、大切な○○が欠けている」という“欠落説”が主だったのが、1960年代になると「日本人は実は無宗教ではない」「無宗教だと思っていたものは“日本教”のことだった」「自然と共生する独自の宗教伝統があるのだ」との説が拡大。言説分析の手法により、宗教をめぐる日本人のアイデンティティ意識の変遷を解明する、裏側から見た近現代宗教史。 【目次】はじめに 藤原聖子/第一章 無宗教だと文明化に影響?――幕末~明治期 木村悠之介/第二章 無宗教だと国力低下?――大正~昭和初期 坪井俊樹/第三章 無宗教だと残虐に?――終戦直後~1950年代 藤原聖子/第四章 実は無宗教ではない?――1960~70年代 木村悠之介/第五章 「無宗教じゃないなら何?」から「私、宗教には関係ありません」に――1980~90年代 和田理恵/第六章 「無宗教の方が平和」から「無宗教川柳」まで――2000~2020年 稲村めぐみ/おわりに 藤原聖子
  • 悟りと葬式 ──弔いはなぜ仏教になったか
    4.7
    出家者の悟りのための宗教として機能していた仏教が在家者の葬式のための宗教としても機能するようになったのはなぜか。布施、葬式、戒名、慰霊、追善、起塔それぞれの始まりを求め、アジア各地の仏教を探っていく。悟りを開いた出家者の霊力に対し、在家者が抱懐する聖者崇拝。布施をくれる在家者の要望に応え、出家者が受容する土着習俗。仏教学、民族学、文化人類学の成果をもとに、アジア各地に共通の背景を解明し、弔いが仏教となっていく過程を俯瞰する。
  • 丸山眞男と加藤周一 ──知識人の自己形成
    3.0
    戦後を代表する知識人である丸山眞男と加藤周一は、いかにしてその思想を育んだのか? ともに青少年期に戦争を体験し、その時代の空気の中で「日本人のものの考え方とはいかなるものか」という問題意識を深めてきた。当時の政治や文化の動向を丹念に追い、その思索や行動の跡を示すノートやメモ等の豊富な資料とともに、出生から敗戦まで二人の自己形成過程を比較対照し、20世紀の日本に生まれた知的風土の根源に迫る。
  • 失格でもいいじゃないの 太宰治の罪と愛
    -
    「生まれて、すいません」「待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね」「恥の多い生涯を送ってきました」 いくつかの盗作があり、薬物中毒者でもあり、心中事件を繰り返し、最後は妻子を残して愛人と38歳で入水心中を遂げた作家は、今なお多くの読者を惹きつけています。 三島由紀夫に毛嫌いされて、檀一雄を激怒させたが、それでも無視できない魅力を感じていました。 太宰は、ダメな人間であり、ダメな作家であったからこそ、その輝きが永続するのだと、著者は言います。また、現代だからこそ、読まれるべき作家なのだとも。 太宰の作品が持っている、弱者に寄り添う独特な視線、未来志向とはほど遠い、退嬰的なあり方、自堕落なあり方は、私たちが弱々しく生きる自由があり、弱々しくしか生きられない私たちに寄り添う力があるのです。 弱い立場にあった(今なおある)「女」という存在を太宰はどう表現しているのかを、女言葉を使った作品の解読から読み解く「第一章 言語的異装趣味 「女」は文学に何をもたらしたのか」。 戦前・戦後を挟んで、人間でなかった天皇は、「人間」となりました。第一章の議論を受けて、多くの周りの人々を喪失した経験を生き残り(サバイバー)として、生きながらえる時の罪悪感(ギルト)をどう捉えるのかという視点から、作品を読み解く「第二章 人間失格と人間宣言 二人のサバイバース・ギルト」。 そして、「第三章 治りたがらない病人 太宰と三島」では、第二章の議論を受けて、二人の対照的な作家のあり方から、戦後日本における、生き方の困難への立ち向かい方を読み解いていきます。 作家太宰治の魅力を根本から問いなおす一冊です。 【目次より】 序 章 ふたつの失格 第一章 言語的異性装趣味 女生徒の見た世界 第二章 人間失格と人間宣言 太宰治と天皇 第三章 戦後作家のサバイバル 太宰と三島 終 章 私的太宰治論あるいはすこし長いあとがき ほんとうのおわりに 註 主要参考文献 初出一覧
  • 公衆衛生の倫理学 ──国家は健康にどこまで介入すべきか
    4.0
    パンデミックにおける行動制限から肥満対策、健康格差や自己責任論、健康増進にかかわるナッジの問題点に至るまで。健康をめぐる社会のしくみは、人々の自由をどのように変えるのか。選択すべきは介入か、それとも個人の自律か──。高度化する健康管理の技術を注意深く読み解きながら、健康を守る社会の仕組みと個人の生き方の複雑な関係をめぐる問いにじっくり向き合う。自分自身で考え、共に生きるための倫理学。
  • 弱いニーチェ ──ニヒリズムからアニマシーへ
    3.0
    ニーチェは一般のイメージとは異なり、「強い」価値や精神を否定していた。ニーチェの言う「超人」とは、「弱い」方向へと疾駆する、人間の生んだ「高い価値」とは無縁な総合的人間である。超人のなかでは、無数の他者やものやことが闘争しており、その過程で偶発的に生まれる〈あいだのいのち〉を感受して生きること(=アニマシー)こそニーチェが目指したものだった。世界哲学の視点からニーチェを読み直すことではじめて見えてくる生命力あふれる人間像に、混迷の時代を生き抜く新しい力を見出す。
  • イスラームの論理
    4.0
    現代世界が直面しているテロの背景には、やむを得ない実力行使の側面がある。けれど、そもそもイスラームは本当に好戦的なのか。激しい攻撃にさらされてもなお、信仰者を増やし続ける魅力はどこにあるか。イスラームを貧困と暴政に陥れた“真犯人”は誰なのか。日本人がイスラームを理解することはできるのか―。日本人研究者、信仰者としてイスラームを30年以上見つめてきた第一人者が、イスラームの深奥を明らかにする。異文化を知ることは、自文化を知ることである。そこに立ち現れる日本の姿とは。【電子書籍オリジナルまえがき付き】
  • AI時代の資本主義の哲学
    -
    対・社会主義/対・国家/対・前近代社会―― 対比するものや時代によって「資本主義」の意味は変わる。 市場経済・企業組織の変容、中国の台頭。 いま「資本主義」は、どんな現実をうつすのか? 「市場」と「所有」のバランスにその本質を見出し、 歴史と概念から付き合い方を考える、AI時代の「資本主義の哲学」。 * もちろん私たちは「資本主義」という言葉、概念にだけ関心があるわけではなく、そのような言葉で指示されている現実そのものに対してこそ深刻な関心があります。しかしながら我々は「資本主義」という言葉、概念なしにはその言葉が指し示す現実について考えることはおそらく不可能なのです。――「はじめに」より   【目次】 はじめに 1 資本主義・対・社会主義 2 資本主義とは何か 3 仕組み 4 核心 5 AI時代の資本主義 おわりに 補論 資本主義と国家
  • 法哲学講義
    4.3
    法哲学とは、“法と法学の諸問題を根本的・原理的なレベルに遡って考察する学問”である。それは法学だけに留まらず、倫理学・政治哲学・経済学・歴史学といった領域とも交わる。法概念論や正義論をはじめ、法哲学における中心的議論はどのような性格を持っているのか。ケルゼン、ハート、ドゥオーキンなど代表的法哲学者への批判を行いつつ、明快に要点を解説。各章末には文献解題を付す。今日望みうる最良の法哲学概論。
  • 日本回帰と文化人 ――昭和戦前期の理想と悲劇
    3.0
    西洋文化を旺盛に摂取しつつ繁栄を遂げてきた近代日本は、昭和期に入ると急速に「日本回帰」へと旋回する。そのうねりのなかで文学者や思想家たちもまた、ときにそうした運動の主導者となっていった。和辻による日本古典美の称揚、保田らの「日本浪曼派」、北原白秋や斎藤茂吉の戦争詩歌、そして三木の東亜協同体論や京都学派の「世界史の哲学」――。戦後タブー視されがちであったこれらの作品を、当時の時代状況や彼らの内的論理に注目しつつ読み解き、「日本的なもの」の核心に迫る意欲作。
  • 近代日本思想選 三木清
    -
    活動的に哲学するとはいかなることか―。戦前日本を代表する知性として思想界を牽引した三木清。非業の死によりその哲学は未完に終わったが、それゆえに今日なお可能性を示唆してやまない。ハイデッガーからの決定的影響、マルクス主義の哲学的掘り下げ、そこから前景に浮かび上がる歴史という問題、そして同時代の政治への関与。三木の思考には時代との格闘の跡が生々しく刻印されている。本書は、主著『歴史哲学』などを中心に、1920年代の前期から30年代以降の後期まで、三木哲学の新たな読解に資するテクストを精選して構成。未来の思考を切り拓く力をいまここに伝える。
  • 女性のためのエネルギー護身術
    -
    大切な人と《相思相愛のエネルギー・フィールド》を作りだす最強のツール! うまくいかなくなった《大切な人》と向き合うための必修マントラ付き ENERGY SELF‐DEFENSE ・なんだかうまくいっていないパートナーとの関係をどのように変えていくべき? ・そもそも愛とは何か? ・彼と歩んでいるいまの自分は本当に幸せなの? その敏感さゆえに悩み多き女性のみなさん! 新時代の常識『エネルギー護身術』を率先して取り入れてみませんか? あなたが本当に築きたいパートナーとの関係、ベストな答えが、 エネルギーの壁を作り、誰からも奪われない〈本来の自分〉を完全に取り戻すことで見えてくる。 ぜったい味方につけたい、あなたのエネルギーをポジティヴに転換してくれるパワフルな色彩《聖なる浄化の白・防御の青・宇宙最強パワーの愛のピンク・禊の紫》も本書でチェック! 自身のエネルギー・バランスを整える方法を学びたいすべての女性、 超カンタンで効果的な防御魔法を身につけたいHSP・超敏感な方、 愛する女性を護りたいすべての男性も必見!

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  • 新装版 タオの法則
    -
    超感覚的能力を開花させる最新DVD『「タオの宇宙」を極める≪心の法則編≫~理想の自己を実現する心身実践法16話』との同時発売コラボレーション! 本書『新装版 タオの法則』と、著者自ら語りかけるDVD映像。一緒に繰り返し活用することで、宇宙不変の真理に深くダイレクトに繋がり、最高最大の啓示・開運へと導かれていきます。 老子の深遠なる宇宙の法則の中心は三つ。 一、万物は陰陽で成り立つ 二、万象は道(タオ)に基づく 三、道(タオ)の領域は至福の領域 本書は、人生の様々な難局を乗り越え、タオ=「至福の領域/悦」へと至るための究極のナビゲーション。 問題解決、願望実現、才能・能力、愛、人間関係、運、魅力、性――個々の悩み、願い、癒しなどの項目に応じた「宇宙の法則」の活用法をわかりやすく解説していきます。 古くて狭い観念を解き放ち、大いなる気づきとともに、今と未来の人生を劇的に変える老子の教え。 本書は、あなたの心の声を宇宙的な働き「悦」へとつなげる超パワーブックです。直観・閃きの心で、本書のページをぜひ開いてみてください――(道教的おみくじの要領で、必要な啓発を得ることができるようになっています。やり方詳細は本書にて説明) より高次な次元にあなたをステップアップさせるでしょう。 本作品は、2011年6月にヒカルランドで刊行された『タオの法則』の新装版です。

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  • エウセビオス「教会史」 (上)
    3.0
    キリスト教史の最も重要な1章 イエスの受肉からコンスタンティヌスによる「公認」までを描き、その後の西欧精神史に決定的影響を与えた最初のキリスト教会史! イエスの出現から「殉教の時代」を経てコンスタンティヌス帝のミラノ勅令による「公認」まで、キリスト教最初期300年の歴史。以後記される教会史の雛形となって著者エウセビオスを「教会史の父」と呼ばしめ、アウグスティヌスの著作とともに現代に至るキリスト教世界の価値観の原点ともなった『教会史』全10巻を全訳、詳細な註と解説を付す。 エウセビオスの『教会史』は、イエスの出現からはじまってキリスト教が帝国の「公認宗教」と認知されるまでの、教会形成と発展の過程における歴史を語ったものである。その歴史とは、キリストについて「証しする」ことがキリストのために「殉教する」ことと同義語であった時代の歴史であり、キリスト教側の弁証家や護教家が、ユダヤ教や諸宗教にたいして、自己が奉ずる宗教の「存在理由」を明確かつ強力に主張するために、それを「定義した」時代の歴史でもある。――<「訳者はしがき」より> ※本書の原本は1986~1988年、山本書店から刊行されました。
  • 近代日本思想選 九鬼周造
    4.0
    〈媚態〉〈意気地)〈諦め〉という三つの契機から、日本的美意識「いき」の構造を解明した九鬼周造。ハイデッガーやベルクソンらに師事し、豊かな方法的視座を身につけたこの哲学者にとって、人と人とのめぐり逢いの謎は、自身の実存ともあいまって生涯を覆うものであった。「偶然性」の哲学の誕生だ。のちにそれは、日本文化論における「自然」の思想においてひとつの帰結をみる。没後、時代ごとに異なる光が当てられてきた九鬼の哲学。本書は、自伝的エッセイからヨーロッパでの講演、人生観、晩年の詩論まで、その全体像と独創性を一冊で提示する。
  • アジア主義全史
    -
    江戸中期~明治期日本に起源を持つアジア主義は、中国などアジア諸国と連帯して西洋列強に抵抗し、アジア解放を目指すものだった。それは1930年代以降の日本のアジア侵略に名目を与えてしまった。だが大東亜共栄圏の思想は興亜論に形を借りた脱亜論であり、決してアジア主義ではない。戦前の中国のアジア主義や、現代日本の「東アジア共同体論」などに形を変えた左右両極のアジア主義的言説にも注目。真のアジア共生への道を探るべくアジア主義の全貌を描き、その再評価を試みる。

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