中井久夫の作品一覧

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作品一覧

2023/10/13更新

ユーザーレビュー

  • 小さな贈り物 傷ついたこころにより添って
    感動的なエッセイ。

    「障害受容」について、「子どもを育てる責任」について、「内発的な動機」について、「心理の仕事」について、「緻密な観察」について、「見立て」についてなどなど、一言で簡単に済まされがちな当たり前のことの中身を、経験を通したエッセイという形で、深い理解に導いてくれる。柔らかい語り口で...続きを読む
  • 災害がほんとうに襲った時――阪神淡路大震災50日間の記録
    再読。
    本棚に登録されていなかったことにびっくり。
    出版直後に読んだはずなのに、何でだろう??

    熊本地震の直後に読もうと思いながら手許に置きつつ、読めたのは今でした。地震の後しばらくの間、文章がうまく読めませんでした。読み始めたら一気に最後まで。随所に思いやりを感じて、あたたかく胸に響く記録でした...続きを読む
  • 復興の道なかばで――阪神淡路大震災一年の記録
    覚書
    職務中に被災して勤務続けた者をもっともリスク高い者として交代休息
    ほっと一息ついたときも心臓の危機 過労の直後に休むときが最も危ない 徐々に力を抜くべき
    高齢者とともに被災救援者もハイリスク
    災害に弱かったのはアルコール症と薬物嗜癖
    記憶は楽しい6割、悲しい1割、どちらでもない3割という比率で...続きを読む
  • 災害がほんとうに襲った時――阪神淡路大震災50日間の記録
    「災害がほんとうに襲った時」。
    1934年奈良県生まれの精神科医・中井久夫さん。

    終戦時11歳。2016年現在82歳でまだお元気なようです。

    精神医学の専門書を始め、専門外のエッセイ的なものなど、多数の著作があります。
    神戸大教授だった1995年1月、阪神淡路大震災。
    そのときの体験を記録した「...続きを読む
  • 災害がほんとうに襲った時――阪神淡路大震災50日間の記録
    「総じて、役所の中でも、法律を墨守する者と現場のニーズに応えようとする者との暗闘があった」(p.49)

    ・平時において法を遵守することは極めて常識的な事柄に属するが、危急の事態においてはこの「常識」がいかに足手まといとなることか。それよりも、その場その場で最優先課題をしっかり見定め、その解決のため...続きを読む

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