甲田純生の作品一覧
「甲田純生」の「1日で学び直す哲学~常識を打ち破る思考力をつける~」「スリリングな哲学 : 人間を知るための旅」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「甲田純生」の「1日で学び直す哲学~常識を打ち破る思考力をつける~」「スリリングな哲学 : 人間を知るための旅」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
≪内容紹介≫
高校の授業で少しはかじったものの、哲学をきちんと学んでこなかった人は多いことでしょう。
でも、大人の教養として、好きな哲学者を一人くらいは言えるようになりたいもの。
真なる知を求めて、死刑をも恐れなかったソクラテス、保証されたエリートコースを辞し、
アカデメイアを設立したプラトン、数の秩序を追求し√2を発見した教団の創始者ピタゴラス……。
彼らの努力と苦悩は人間味にあふれ、生きづらい現代を生きる私たちに大切なことは何かを教えてくれます。
常識や感性だけに頼らず、理性で考えられる人になるために、今こそ哲学を学び直しましょう。
≪目次≫
第一章 ソクラテス以前の哲学者たち
哲学者
Posted by ブクログ
本当は、別の本を購入目的だったのですが、その本の横にあったこちらをチョイス。(著者の方、申し訳ありません)
前から哲学に関心があったのですが、難解だろうという先入観があり、なかなか手がだせなかったのですが、"はじめに"を一読し、この本なら何とかなるかなと購入。
タイトルの様に、学び直すレベルどころかほぼ初学者レベルでしたが、かなり安易な記述であり、意識して各章を繋げて下さっていたので、読み進め易かったです。著者に感謝。
著書では、古代ギリシャから現代に至るまで、8名の哲学者を取り上げ、その理論を具体例を交えて解説してます。
さすがにパーフェクトな理解はできませんでしたが、手
Posted by ブクログ
哲学史の大きな流れに配慮しながら、哲学のエッセンスと面白さを伝えるというコンセプトの本。「哲学は思考のラディカリズム(常識的な物の見方を覆す、物事をその根本から考え抜く)である」という大きな軸となる考え方のもと、ピタゴラス、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、デカルト、カント、ヘーゲル、ハイデッガーという8人の哲学者が主に取り上げられている。
確かに哲学のエッセンスを掴むには最適の書だと感じた。奥に、ピタゴラスからアリストテレスに至る古代ギリシアの哲学については非常にわかりやすかった。数学の優位、現実への軽蔑など近代哲学のベースとなる考え方が、古代ギリシアで大体用意されていたということがよく
Posted by ブクログ
主に8人の哲学者の思考を紡ぐことで、哲学のエッセンスと面白さを
コンパクトに紹介してくれる。
哲学が「思考のラディカリズム」であることは分かりやすいが、それ自体が哲学の難しさというか理解不能さを表しているように感じた。
ピタゴラスから思考のモチーフを取り出し、ソクラテス、プラトン、アリストテレスからは、本質を照観するテオーリアの優先、イデア論、カテゴリー、そしてデカルトの疑う姿勢、カントの時間・空間の均質化、ヘーゲルの存在が内包する爆弾、ハイデッガーの存在と時間といった思惟が取り上げられている。
デカルトではないが、例えば「人間以外の動物のコミュニケーションは、現在という時間とのみ結びついてい