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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 内村鑑三の非戦思想が深化していく道筋を徹底して読み解くことで、その平和論としてのスケールを甦らせる。それは、戦後日本の進歩的平和論と20世紀末から横行する宗教原理主義を共に乗り越える唯一の方法だった。
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Posted by ブクログ
先づ、この本を読むにあたつて、或る程度聖書を読むでゐなければ、若しくはキリスト教に触れてゐなければ難解でせうし、そもそも非戦を唱へた内村鑑三さんとは誰ぞやを知らずして、スラスラとは読み難いでせう。 其れを前提に、旧約聖書から次の預言(オカルト的「予言」に非ず)の引用を以て、この本の基底と為してゐま...続きを読むす。 ──────────────────── イザヤ書/二章 四節 主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。 彼らは剣を打ち直して鋤とし 槍を打ち直して鎌とする。 国は国に向かって剣を上げず もはや戦うことを学ばない。 (日本聖書協会「聖書 新共同訳」) ──────────────────── ゆゑに、一般論としての「平和」であるとか「反戦」であるとかが書かれてはをりませぬ。キリスト者として非戦を探究されてゐます。神の平和を求めてゐます。観念的且凡庸な思想上での「平和」は最初の章で一蹴されてをり、この本の中でいふ平和の範疇にありませぬ。 また、単に内村鑑三さんだけでなく、カール・バルトさんの著述からも其の論考を用ひて、日本に於る所謂(いはゆる)「戦後民主主義」以降、現在へも至る世俗に倣ふことなく、唯真理にあつて非戦を平和を追ひ求めてゐます。
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