哲学・宗教・心理の検索結果

非表示の作品があります

  • 日本人無宗教説 ──その歴史から見えるもの
    4.3
    「日本人は無宗教だ」とする言説は明治初期から、しかもreligionの訳語としての「宗教」という言葉が定着する前から存在していた。「日本人は無宗教だから、大切な○○が欠けている」という“欠落説”が主だったのが、1960年代になると「日本人は実は無宗教ではない」「無宗教だと思っていたものは“日本教”のことだった」「自然と共生する独自の宗教伝統があるのだ」との説が拡大。言説分析の手法により、宗教をめぐる日本人のアイデンティティ意識の変遷を解明する、裏側から見た近現代宗教史。 【目次】はじめに 藤原聖子/第一章 無宗教だと文明化に影響?――幕末~明治期 木村悠之介/第二章 無宗教だと国力低下?――大正~昭和初期 坪井俊樹/第三章 無宗教だと残虐に?――終戦直後~1950年代 藤原聖子/第四章 実は無宗教ではない?――1960~70年代 木村悠之介/第五章 「無宗教じゃないなら何?」から「私、宗教には関係ありません」に――1980~90年代 和田理恵/第六章 「無宗教の方が平和」から「無宗教川柳」まで――2000~2020年 稲村めぐみ/おわりに 藤原聖子
  • 悟りと葬式 ──弔いはなぜ仏教になったか
    4.7
    出家者の悟りのための宗教として機能していた仏教が在家者の葬式のための宗教としても機能するようになったのはなぜか。布施、葬式、戒名、慰霊、追善、起塔それぞれの始まりを求め、アジア各地の仏教を探っていく。悟りを開いた出家者の霊力に対し、在家者が抱懐する聖者崇拝。布施をくれる在家者の要望に応え、出家者が受容する土着習俗。仏教学、民族学、文化人類学の成果をもとに、アジア各地に共通の背景を解明し、弔いが仏教となっていく過程を俯瞰する。
  • 丸山眞男と加藤周一 ──知識人の自己形成
    3.0
    戦後を代表する知識人である丸山眞男と加藤周一は、いかにしてその思想を育んだのか? ともに青少年期に戦争を体験し、その時代の空気の中で「日本人のものの考え方とはいかなるものか」という問題意識を深めてきた。当時の政治や文化の動向を丹念に追い、その思索や行動の跡を示すノートやメモ等の豊富な資料とともに、出生から敗戦まで二人の自己形成過程を比較対照し、20世紀の日本に生まれた知的風土の根源に迫る。
  • 失格でもいいじゃないの 太宰治の罪と愛
    -
    「生まれて、すいません」「待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね」「恥の多い生涯を送ってきました」 いくつかの盗作があり、薬物中毒者でもあり、心中事件を繰り返し、最後は妻子を残して愛人と38歳で入水心中を遂げた作家は、今なお多くの読者を惹きつけています。 三島由紀夫に毛嫌いされて、檀一雄を激怒させたが、それでも無視できない魅力を感じていました。 太宰は、ダメな人間であり、ダメな作家であったからこそ、その輝きが永続するのだと、著者は言います。また、現代だからこそ、読まれるべき作家なのだとも。 太宰の作品が持っている、弱者に寄り添う独特な視線、未来志向とはほど遠い、退嬰的なあり方、自堕落なあり方は、私たちが弱々しく生きる自由があり、弱々しくしか生きられない私たちに寄り添う力があるのです。 弱い立場にあった(今なおある)「女」という存在を太宰はどう表現しているのかを、女言葉を使った作品の解読から読み解く「第一章 言語的異装趣味 「女」は文学に何をもたらしたのか」。 戦前・戦後を挟んで、人間でなかった天皇は、「人間」となりました。第一章の議論を受けて、多くの周りの人々を喪失した経験を生き残り(サバイバー)として、生きながらえる時の罪悪感(ギルト)をどう捉えるのかという視点から、作品を読み解く「第二章 人間失格と人間宣言 二人のサバイバース・ギルト」。 そして、「第三章 治りたがらない病人 太宰と三島」では、第二章の議論を受けて、二人の対照的な作家のあり方から、戦後日本における、生き方の困難への立ち向かい方を読み解いていきます。 作家太宰治の魅力を根本から問いなおす一冊です。 【目次より】 序 章 ふたつの失格 第一章 言語的異性装趣味 女生徒の見た世界 第二章 人間失格と人間宣言 太宰治と天皇 第三章 戦後作家のサバイバル 太宰と三島 終 章 私的太宰治論あるいはすこし長いあとがき ほんとうのおわりに 註 主要参考文献 初出一覧
  • 公衆衛生の倫理学 ──国家は健康にどこまで介入すべきか
    4.0
    パンデミックにおける行動制限から肥満対策、健康格差や自己責任論、健康増進にかかわるナッジの問題点に至るまで。健康をめぐる社会のしくみは、人々の自由をどのように変えるのか。選択すべきは介入か、それとも個人の自律か──。高度化する健康管理の技術を注意深く読み解きながら、健康を守る社会の仕組みと個人の生き方の複雑な関係をめぐる問いにじっくり向き合う。自分自身で考え、共に生きるための倫理学。
  • 弱いニーチェ ──ニヒリズムからアニマシーへ
    4.0
    ニーチェは一般のイメージとは異なり、「強い」価値や精神を否定していた。ニーチェの言う「超人」とは、「弱い」方向へと疾駆する、人間の生んだ「高い価値」とは無縁な総合的人間である。超人のなかでは、無数の他者やものやことが闘争しており、その過程で偶発的に生まれる〈あいだのいのち〉を感受して生きること(=アニマシー)こそニーチェが目指したものだった。世界哲学の視点からニーチェを読み直すことではじめて見えてくる生命力あふれる人間像に、混迷の時代を生き抜く新しい力を見出す。
  • イスラームの論理
    4.0
    現代世界が直面しているテロの背景には、やむを得ない実力行使の側面がある。けれど、そもそもイスラームは本当に好戦的なのか。激しい攻撃にさらされてもなお、信仰者を増やし続ける魅力はどこにあるか。イスラームを貧困と暴政に陥れた“真犯人”は誰なのか。日本人がイスラームを理解することはできるのか―。日本人研究者、信仰者としてイスラームを30年以上見つめてきた第一人者が、イスラームの深奥を明らかにする。異文化を知ることは、自文化を知ることである。そこに立ち現れる日本の姿とは。【電子書籍オリジナルまえがき付き】
  • AI時代の資本主義の哲学
    3.0
    対・社会主義/対・国家/対・前近代社会―― 対比するものや時代によって「資本主義」の意味は変わる。 市場経済・企業組織の変容、中国の台頭。 いま「資本主義」は、どんな現実をうつすのか? 「市場」と「所有」のバランスにその本質を見出し、 歴史と概念から付き合い方を考える、AI時代の「資本主義の哲学」。 * もちろん私たちは「資本主義」という言葉、概念にだけ関心があるわけではなく、そのような言葉で指示されている現実そのものに対してこそ深刻な関心があります。しかしながら我々は「資本主義」という言葉、概念なしにはその言葉が指し示す現実について考えることはおそらく不可能なのです。――「はじめに」より   【目次】 はじめに 1 資本主義・対・社会主義 2 資本主義とは何か 3 仕組み 4 核心 5 AI時代の資本主義 おわりに 補論 資本主義と国家
  • 法哲学講義
    4.3
    法哲学とは、“法と法学の諸問題を根本的・原理的なレベルに遡って考察する学問”である。それは法学だけに留まらず、倫理学・政治哲学・経済学・歴史学といった領域とも交わる。法概念論や正義論をはじめ、法哲学における中心的議論はどのような性格を持っているのか。ケルゼン、ハート、ドゥオーキンなど代表的法哲学者への批判を行いつつ、明快に要点を解説。各章末には文献解題を付す。今日望みうる最良の法哲学概論。
  • 日本回帰と文化人 ――昭和戦前期の理想と悲劇
    3.0
    西洋文化を旺盛に摂取しつつ繁栄を遂げてきた近代日本は、昭和期に入ると急速に「日本回帰」へと旋回する。そのうねりのなかで文学者や思想家たちもまた、ときにそうした運動の主導者となっていった。和辻による日本古典美の称揚、保田らの「日本浪曼派」、北原白秋や斎藤茂吉の戦争詩歌、そして三木の東亜協同体論や京都学派の「世界史の哲学」――。戦後タブー視されがちであったこれらの作品を、当時の時代状況や彼らの内的論理に注目しつつ読み解き、「日本的なもの」の核心に迫る意欲作。
  • 近代日本思想選 三木清
    -
    活動的に哲学するとはいかなることか―。戦前日本を代表する知性として思想界を牽引した三木清。非業の死によりその哲学は未完に終わったが、それゆえに今日なお可能性を示唆してやまない。ハイデッガーからの決定的影響、マルクス主義の哲学的掘り下げ、そこから前景に浮かび上がる歴史という問題、そして同時代の政治への関与。三木の思考には時代との格闘の跡が生々しく刻印されている。本書は、主著『歴史哲学』などを中心に、1920年代の前期から30年代以降の後期まで、三木哲学の新たな読解に資するテクストを精選して構成。未来の思考を切り拓く力をいまここに伝える。
  • 女性のためのエネルギー護身術
    -
    大切な人と《相思相愛のエネルギー・フィールド》を作りだす最強のツール! うまくいかなくなった《大切な人》と向き合うための必修マントラ付き ENERGY SELF‐DEFENSE ・なんだかうまくいっていないパートナーとの関係をどのように変えていくべき? ・そもそも愛とは何か? ・彼と歩んでいるいまの自分は本当に幸せなの? その敏感さゆえに悩み多き女性のみなさん! 新時代の常識『エネルギー護身術』を率先して取り入れてみませんか? あなたが本当に築きたいパートナーとの関係、ベストな答えが、 エネルギーの壁を作り、誰からも奪われない〈本来の自分〉を完全に取り戻すことで見えてくる。 ぜったい味方につけたい、あなたのエネルギーをポジティヴに転換してくれるパワフルな色彩《聖なる浄化の白・防御の青・宇宙最強パワーの愛のピンク・禊の紫》も本書でチェック! 自身のエネルギー・バランスを整える方法を学びたいすべての女性、 超カンタンで効果的な防御魔法を身につけたいHSP・超敏感な方、 愛する女性を護りたいすべての男性も必見!

    試し読み

    フォロー
  • 新装版 タオの法則
    5.0
    超感覚的能力を開花させる最新DVD『「タオの宇宙」を極める≪心の法則編≫~理想の自己を実現する心身実践法16話』との同時発売コラボレーション! 本書『新装版 タオの法則』と、著者自ら語りかけるDVD映像。一緒に繰り返し活用することで、宇宙不変の真理に深くダイレクトに繋がり、最高最大の啓示・開運へと導かれていきます。 老子の深遠なる宇宙の法則の中心は三つ。 一、万物は陰陽で成り立つ 二、万象は道(タオ)に基づく 三、道(タオ)の領域は至福の領域 本書は、人生の様々な難局を乗り越え、タオ=「至福の領域/悦」へと至るための究極のナビゲーション。 問題解決、願望実現、才能・能力、愛、人間関係、運、魅力、性――個々の悩み、願い、癒しなどの項目に応じた「宇宙の法則」の活用法をわかりやすく解説していきます。 古くて狭い観念を解き放ち、大いなる気づきとともに、今と未来の人生を劇的に変える老子の教え。 本書は、あなたの心の声を宇宙的な働き「悦」へとつなげる超パワーブックです。直観・閃きの心で、本書のページをぜひ開いてみてください――(道教的おみくじの要領で、必要な啓発を得ることができるようになっています。やり方詳細は本書にて説明) より高次な次元にあなたをステップアップさせるでしょう。 本作品は、2011年6月にヒカルランドで刊行された『タオの法則』の新装版です。

    試し読み

    フォロー
  • エウセビオス「教会史」 (上)
    3.0
    キリスト教史の最も重要な1章 イエスの受肉からコンスタンティヌスによる「公認」までを描き、その後の西欧精神史に決定的影響を与えた最初のキリスト教会史! イエスの出現から「殉教の時代」を経てコンスタンティヌス帝のミラノ勅令による「公認」まで、キリスト教最初期300年の歴史。以後記される教会史の雛形となって著者エウセビオスを「教会史の父」と呼ばしめ、アウグスティヌスの著作とともに現代に至るキリスト教世界の価値観の原点ともなった『教会史』全10巻を全訳、詳細な註と解説を付す。 エウセビオスの『教会史』は、イエスの出現からはじまってキリスト教が帝国の「公認宗教」と認知されるまでの、教会形成と発展の過程における歴史を語ったものである。その歴史とは、キリストについて「証しする」ことがキリストのために「殉教する」ことと同義語であった時代の歴史であり、キリスト教側の弁証家や護教家が、ユダヤ教や諸宗教にたいして、自己が奉ずる宗教の「存在理由」を明確かつ強力に主張するために、それを「定義した」時代の歴史でもある。――<「訳者はしがき」より> ※本書の原本は1986~1988年、山本書店から刊行されました。
  • 近代日本思想選 九鬼周造
    4.0
    〈媚態〉〈意気地)〈諦め〉という三つの契機から、日本的美意識「いき」の構造を解明した九鬼周造。ハイデッガーやベルクソンらに師事し、豊かな方法的視座を身につけたこの哲学者にとって、人と人とのめぐり逢いの謎は、自身の実存ともあいまって生涯を覆うものであった。「偶然性」の哲学の誕生だ。のちにそれは、日本文化論における「自然」の思想においてひとつの帰結をみる。没後、時代ごとに異なる光が当てられてきた九鬼の哲学。本書は、自伝的エッセイからヨーロッパでの講演、人生観、晩年の詩論まで、その全体像と独創性を一冊で提示する。
  • アジア主義全史
    -
    江戸中期~明治期日本に起源を持つアジア主義は、中国などアジア諸国と連帯して西洋列強に抵抗し、アジア解放を目指すものだった。それは1930年代以降の日本のアジア侵略に名目を与えてしまった。だが大東亜共栄圏の思想は興亜論に形を借りた脱亜論であり、決してアジア主義ではない。戦前の中国のアジア主義や、現代日本の「東アジア共同体論」などに形を変えた左右両極のアジア主義的言説にも注目。真のアジア共生への道を探るべくアジア主義の全貌を描き、その再評価を試みる。
  • 増補 責任という虚構
    4.5
    人間は自由意志を持った主体的存在であり、自己の行為に責任を負う。これが近代を支える人間像だ。しかし、社会心理学や脳科学はこの見方に真っ向から疑問を投げかける。ホロコースト・死刑・冤罪の分析から浮き上がる責任の構造とは何か。本書は、自由意志概念のイデオロギー性を暴き、あらゆる手段で近代が秘匿してきた秩序維持装置の仕組みを炙り出す。社会に虚構が生まれると同時に、その虚構性が必ず隠蔽されるのはなぜか。人間の根源的姿に迫った著者代表作。文庫版には自由・平等・普遍の正体、そして規範論の罠を明らかにした補考「近代の原罪」を付す。
  • アジールと国家 ──中世日本の政治と宗教
    5.0
    世俗の権力の及ばない避難所、聖なる別天地としてのアジールは、人々を魅了し歴史の中で大きな役割を果たしてきた。比叡山、高野山、東大寺などは、個人支配者を持たないまま、国家権力と鋭く対峙する存在であった。また、天皇を超える権威を仏神に認めた彼らは、時には内裏にまで押し入って自らの要求を押し通した。寺社勢力を中心に無名の大衆の実力を探る。日本中世を舞台に、アジールの在り方と意義、盛衰を跡付ける一冊。
  • 詩としての哲学 ニーチェ・ハイデッガー・ローティ
    4.0
    プラトンによれば、ソクラテスは、「……とは何か」と問うた。「正義とは何か」「美とはなにか」。真理を捉えるための「知性」や「理性」を最も重要な心の働きとする西洋哲学の伝統が、ここから生まれた。 これに対して、本書は、「想像力」を優位におく思想に着目する。イギリスのロマン主義者からはじまって、アメリカのエマーソンに継承され、ニーチェ、ハイデッガー、ローティにつながる系譜である。 真理は定まっていて、「理性」や「知性」は、それをあるがままに捉える能力だとするのが、プラトン的「理性主義」だとすれば、「想像力」とは、新たな見方、捉え方を創造する力である。これをローティは、「詩としての哲学」と呼んだ。 デカルト、カントなど、理性主義の変遷をも検証しつつ、「詩としての哲学」の可能性を問う力作。
  • 発達障害の内側から見た世界 名指すことと分かること
    4.0
    精神科医が自分を振り返り自らに「発達障害」という診断を下したとき、自分というもののあり方、他者との関係や理解はどのように見えてくるのか。 ASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠陥多動障害)、DCD(発達性協調運動障害)などの診断名で呼ばれる「発達障害」は病気ではないし、必ずしも「障害」ではない。脳のスペックの傾向であり、そのスペックに適した環境に置かれていないがゆえの不適応と考えるほうがはるかに実態に近い。 私のスペックは、たとえば精神科医、牡羊座、A型、DCD、右利き、日本人、大学教授などさまざまに表される。しかし、その中の一つに焦点をあて人としての本質として前景化した形で周りから名指されてしまうと、その「分かられ方」は自分からは切り離され、独自の存在として扱われることになる。 物事を認識すること、人を理解することにおいて、人間の思考の営みは常になにかを捨て去り、排他的に対象を輪郭づけようとするのではないか。ゆで卵が生卵からゆで卵に変貌する臨界点はどこにあるのか。 人工的に作られた名前が必ずしも「定義」から出発しているとはかぎらず、定義もまた定義づけられた瞬間からその「過不足のなさ」は揺らぐことになる。 人を了解すること、人を説明すること、それらの間にはなにか質的な違いがあるのではないか。また自分が自分を分かるということはじつは大きな謎であり、他人のことが分かることの謎へと連続的に連なっている。 本書は、著者による発達障害の自分史を事例としてつつ、「私」あるいは「私」と他者との関係の「分かり方」を考察する。名指すことによって分かるのでなく、繰り返し語らい合い、ともに眼差すことによって「分かる」ことへと接近するだろう道筋を探って。
  • 精神現象学 上
    4.0
    感覚的経験という最も身近な段階から、数知れぬ弁証法的過程を経て、最高次の「絶対知」へと至るまで──。精神のこの遍歴を壮大なスケールで描き出し、哲学史上、この上なく難解かつ極めて重要な書物として、不動の地位を築いてきた『精神現象学』。我が国でも数多くの翻訳がなされてきたが、本書は、流麗ながら、かつてない平明な訳文により、ヘーゲルの晦渋な世界へと読者をやさしく誘う。同時に、主要な版すべてを照合しつつ訳出された本書は、それら四つの原典との頁対応も示し、原文を参照する一助となす。今後のヘーゲル読解に必携の画期的翻訳、文庫オリジナルでついに刊行。【※本電子書籍版には、紙書籍版本文の上欄、下欄に付した4つの原典(グロックナー版全集第二巻、ホフマイスター版、ズールカンプ版全集第三巻および大全集版〔アカデミー版〕)とのページ対応は含まれません。】
  • 遺族外来
    3.3
    人生最大のストレス、死別。最愛の人を失った悲しみ、苦しみを抱えて「遺族外来」を訪れた患者さんがやがて新しい世界に適応していく姿を描く。遺族に寄り添う医師によるノンフィクション。
  • 柄谷行人論 ──〈他者〉のゆくえ
    3.5
    自己の実存感覚に発する犀利な文芸批評に始まり、やがてシステムの外部へと目を向け、新たな交換様式論をベースに世界史の構造を探究するに至る──。日本の戦後思想においてたぐいまれな軌跡を残し続けている思想家・柄谷行人の核心を、本書は初めて析出し、その思想史的位置づけを試みる。〈他者〉をめぐる思考は果たしてどこへ辿り着くのか。画期的モノグラフがついに誕生!
  • なぜ私は一続きの私であるのか ベルクソン・ドゥルーズ・精神病理
    4.0
    オートポイエーシスという閉じた系の身体でありながら、意識が立ち上がるに際しては外部に連結する開口部を持たなければならないという矛盾。意識という現象はいったい何なのか。脳の働きとの関係はどうなっているのか。それは「私」という一続きの事態をどう成立させているのか。脳科学研究が「意識」の物質への還元を方向付ける趨勢に反駁したベルクソン、さらにドゥルーズの理論を参照し「私」の立ち上がる現場に迫る。
  • 大乗経典の誕生 ──仏伝の再解釈でよみがえるブッダ
    4.0
    日本仏教の源流にある大乗仏教。しかし、その経典群は、ブッダ自身が説いたものではない。ブッダ入滅後、数百年後に作られたものなのだ。どうしてそのような文献が、権威を持ち、仏教史の中で大きな影響力を持ったのか。また、それらはどんな材料やどんな論理で制作されたのか。ブッダの思想やブッダの伝承とどのような関係があるのか。「仏伝」をキーワードに、仏教思想の一大転機を実証的に探りつつ、そのダイナミズムを明らかにする。
  • 哲学で何をするのか ──文化と私の「現実」から
    3.0
    哲学は断じて浮世離れした学問などではない。これこそ、現実と切結び、それを新たなまなざしでとらえかえすための最高の道具なのだ。ニーチェの思想“パースペクティズム”を軸にして、私たちが一見自明に思っている「文化」のあり方、「わたし」の存在を徹底して問い直す。世界が生成する有様を描きながらも、なぜ多くの哲学が「絶対の罠」に取り込まれていったのかもあわせて論じる。新しいタイプの哲学入門書。
  • キリスト教は役に立つか(新潮選書)
    4.1
    信仰とは無縁だった灘高・東大卒の企業人は、いかにしてカトリック司祭に転身したか。「孤独感」を解消できたのはなぜか。旧約聖書から新約聖書、遠藤周作からドストエフスキー、寅さんからエヴァンゲリオンまで、幅広くエピソードを引きながら、ノン・クリスチャンの日本人にも役立つ「救いの構造」をわかりやすく解説する。
  • アーレント 最後の言葉
    4.0
    1975年12月4日にニューヨークの自宅で急逝したハンナ・アーレント。その机の上に置かれたタイプライターには数行が印字された1枚の紙が残されていた。ライフワークとなる三部作『精神の生活』の掉尾を飾るはずだった本のタイトルに続いて二つの銘が引用されて途絶えたアーレント最後の言葉は何を意味しているのか? わずかな手がかりを頼りに挑む探索の旅は、アーレントの出自と絡み合いながら、謎の真相に迫っていく。
  • ローティ ──連帯と自己超克の思想
    4.0
    プラグマティズムの最重要な思想家として、いま再び注目を集めるリチャード・ローティ。その政治的・社会的言説は、『哲学と自然の鏡』等の論著が提示する近現代哲学批判と通底している。彼の哲学は、絶対的真理にすがろうとする「客観性志向」を思考停止として疑問視し、自らを乗り越えていくための力として言語を捉え直した。ローティ個人と最も密接に交流のあった著者が、多面的な思想を平易明快に解説し、哲学史の系譜のなかで一つの筋へと繋げて見せる、決定版解説書。
  • 阿含経典1
    4.7
    ブッダはなにを語り、どのように説いたのか。その教えを最も純粋なかたちで伝える最古層の重要な仏教経典の集成。阿含=アーガマとは伝承されてきた聖典を意味する。これらの経典群のなかには、あらゆる宗派を超えた仏教の原初のすがたがあり、その根本がある。本書は厖大な阿含経典群のなかから、よく古形を保ち、原初的な経と判定される諸経をとりあげ、パーリ語原典からの現代語訳と注解で構成。第1巻は、ブッダの悟りの内容を示す「存在の法則(縁起)に関する経典群」と、その法則に即して人間をかたちづくる要素を吟味した「人間の分析(五蘊)に関する経典群」を収録する。
  • 戦後思想の「巨人」たち ──「未来の他者」はどこにいるか
    -
    脱政治化が進む日本において、吉本隆明や工藤淳らによって担われた戦後は特殊日本的なものとして急速に色褪せてきている。一方で「巨人」たちの時代の終焉を見届けた柄谷行人以降、戦後の思想空間は変容しつつも漸く普遍性へ向かって解き放たれつつある。そこにはどのような継続と変化が潜んでいたのか。「戦争と革命」という二十世紀的な主題が「テロリズムとグローバリズム(への対抗運動)」として再帰しつつある今日、「未来の他者」をキーワードに戦後七十年の思潮を再検証する。
  • 二宮翁夜話
    4.6
    実践的篤農家であり、国学・儒学・仏教に通じ農政哲学を追究する求道者でもある。そして一家、一村、一藩の財政再建にはリアルなプロ。尊徳翁、かく語りき。
  • マニ教
    3.8
    キリスト教がもっとも恐れた謎の世界宗教の全貌。世界初の包括的入門書。ゾロアスター・イエス・仏陀の思想を綜合し、古代ローマ帝国から明代中国まで東西両世界に流布しながら今や完全に消失した「第4の世界宗教」。「この世」を悪の創造とし全否定する厭世的かつ魅力的なその思想の全貌を、イラク・イラン、中央アジア、北アフリカ、ヨーロッパ、中国に亘りあまねく紹介する世界初の試み。(講談社選書メチエ)
  • イメージとしての〈帝国主義〉
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 情報化とコンピュータ化が加速する現代社会において新たな相貌をみせる「帝国主義」。その再定義に向けて、メディア・音楽・文学・美術・都市・民族・身体などに現れる象徴・記号・神話を読み解き、実態に切り込む刺激的な論考集。

    試し読み

    フォロー
  • 新版 聖書の名言
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 旧約・新約各100の名言を選び、解説して、聖書を読んだことのない人への手引き、理解の助けとなる本にした。文語訳、新共同訳を並記。聖書とキリスト教の基礎知識を網羅。
  • ベルクソン=時間と空間の哲学
    3.0
    ものごとは、けっして絵のように止まっているのではない。常に流動している。〈わたし〉の体だって変化し続けている。したがって、ものごとは、本当は流れたり、変わりゆくものとしてとらえないと、本質はわからないのではないか。ベルクソン哲学のポイントはここにある。時間の流れを「持続」という独自の概念でとらえ、記憶の蓄積こそが存在の鍵を握ると考えた、ユニークで重要なベルクソンの哲学を現代的な視点で読み直す快著。(講談社選書メチエ)
  • パンセI
    3.8
    近代ヨーロッパのとば口に立って、進歩の観念を唱導し良心の自由を擁護しながら、同時に合理主義と人間中心主義の限界と問題性に鋭い疑問の刃を突きつけた逆説的な思想家の代表作。
  • 分析哲学入門
    3.3
    英語圏の国々では現代哲学の主流であり続ける分析哲学。しかし、日本ではその存在感は薄い。その現状が「限りなく号泣状態に近いくらい悲しい」と嘆く著者による、渾身の入門書。「ある」とはどういうこと? 「知っている」とは? 「心」とは? 「物」とは? 分析という「理屈」を武器に、そしてユーモアを隠し味に、哲学的思考へとあなたをいざなう快著! (講談社選書メチエ)
  • 利他学
    3.3
    「自分の遺伝子を後世に残すこと」が生物の最大の目的ならば、なぜ人は赤の他人を助けるのか? なぜ自分が損をしてまで、震災の被災者に物資や義援金を贈るのか? 「情けは人の為ならず」という言葉と「進化」との関わりは? 生物学、心理学、経済学、哲学などの研究成果もまじえ、人間行動進化学がヒトの不可思議な特性を解明する!

    試し読み

    フォロー
  • 精神分析入門(上下)合本版(新潮文庫)
    -
    精神病の命名と分類に終始していた伝統的精神医学に対し、自由連想の採用という画期的方法によって症状の隠された意味を探る精神分析を創始して、二十世紀文学にも多大な影響を与えたフロイト。本書は、1915年から17年までウィーン大学で一般向けに行われた講義の記録であり、明快な論旨の進め方、啓蒙を目的とした対話的手法で書かれた最適の入門書である。 ※当電子版は新潮文庫版『精神分析入門』上下巻をまとめた合本版です。
  • 靖国
    -
    靖国神社はアミューズメントパークだった? 政治思想に関係なく靖国の歴史を詳細に調査して見えたのは、アミューズメントパークとしての姿。靖国議論を決定的に変えた名著復刊! ※本書は、『靖国』(二〇〇一年八月刊、新潮文庫)を底本としています。
  • わからないまま考える
    3.0
    【とことん迷うための倫理のレッスン】 セカイの真実や、人生の目的なんて、哲学は教えてくれない。 けれども先人たちの苦悩と葛藤と情念をはらんで、こんなにも熱く脈打つのだ。 縦横無尽の思索が<私>と世界を繋ぐ、媒介の倫理学。 ラッシュアワーの満員電車にはスピノザが現れ、 強いタバコの香りとガムラン音楽の思い出は荻生徂徠の声を呼ぶ。 世間論は『カラマーゾフの兄弟』の土の香りと交じり合い、 『エヴァンゲリオン』はグノーシス主義の末裔としての資質を覗かせ、 新海誠作品「君の名は。」「天気の子」は、セカイ系の未来を教えてくれる。 時代や地域、学問領域を超えて、 セカイや人生のあらゆる一瞬を哲学的にひもとく、 縦横無尽の思索の書。 「私は自分の理解できなかった恐怖と戦慄と絶望を感じた。私は哲学に向いていなかった、哲学を学び始めるべきではなかったと本当に何度も思った。しかし、『地獄は一定すみかぞかし』と親鸞は述べた。私は分からなさの中に永遠にとどまるしかないのである。それが哲学の本質ではないのか。(本文より)」
  • ネオ君主論 民主主義の敗北とテック右派の時代
    4.0
    賛否両論必至!? トランプ政権に影響を与える男の思想が明かされる。いま世界で最も話題の思想、それが「暗黒啓蒙(闇の覚醒)」だ。既存の民主主義・リベラリズムに異を唱え、絶大な権力をもつ「君主」が政府を率いるべきとする考えである。40歳で副大統領に上り詰めたJ.D.ヴァンス、自由至上主義をテクノロジーによって実現しようとするテクノリバタリアンの首領ピーター・ティール、トップダウンの剛腕によって改革を断行するイーロン・マスクなど、トランプに影響を与える人物は皆、この思想を信奉していると言われる。世界の命運を握る「闇の思想」の正体を提唱者本人が本邦初公開。 〈本書の読みどころ〉●トランプとヴァンスの決定的な違いとは ●いま世界に必要なのは「責任ある君主制」 ●キリスト教・主流プロテスタントvs.福音派 ●投資家としての直感に長けるピーター・ティール、企業家としての先見性に優れるイーロン・マスク ●アメリカに中国と戦う覚悟はない ●日本は「スタートアップ国家」として甦る 〈目次〉●序文(日本の読者へのメッセージ) ●第1章:「闇の覚醒」とは何か ●第2章:君主制の理想的なモデル ●第3章:トランプ政権の通信簿 ●第4章:テクノロジーを制する者が世界を制する ●第5章:中国への向き合い方 ●第6章:スタートアップ国家として甦る日本
  • 永久保存版 御朱印アートブック2
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【注 単行本に収録されている御朱印のうち、一部電子版では収録されておりません。ご了承ください】全国選りすぐりの美しい御朱印、珍しい御朱印を集めて掲載した前作『永久保存版 御朱印アートブック』の発刊から数年。御朱印の人気は以前よりも加熱し、寺社を参拝する人の数はより多くなっているようです。週末には、寺社の境内の御朱印受付所に行列ができていることを見ることも珍しくないようになりました。御朱印・神社仏閣巡りは、ブームというよりも、現代人の新たな趣味のジャンルの一つとして完全に定着した感があります。最近では、寺社側もそれらの人気に呼応するように、特徴的な絵付きの見開き御朱印や、カラフルな御朱印、金泥御朱印など、従来の御朱印の枠にとらわれない、進化したといっても過言ではない多様な御朱印が授与されるようになっています。本書では、新たに授与されるようになったユニークかつ美しい御朱印を中心に、見応えある、思わず欲しくなるアートな御朱印を多数ご紹介しています。
  • 進歩の思想・成熟の思想 21世紀前夜の哲学
    -
    「予定調和的進歩」という空想は挫折した。「無限成長」にも説得力がなくなった。文明が転換点に立つ今、“成熟の思想”は現代を救えるか。注目の「丸山真男論」を収録した、最新評論集。 【目次より】●prologue. 暗夜――新世紀を考えるにあたって ●1. 壁――科学技術と人間はどう折り合うのか ●2. 迷路――「成長の束縛」から逃れる時、人間は…… ●3. 訣別――丸山真男論(進歩主義への葬送) ●epilogue. 薄明――哲学は今、人間に何を与えるのか
  • 巷の神々 上
    -
    《現代の新興宗教の誕生、発展を眺めることで、逆に我々は、仏教の教典や、聖書に記されている奇蹟がまぎれもない事実であったことを知るのである。その限りで、新興宗教の信者たちが、現代における仏やキリストの復活蘇生を信じることを、あながち笑うことは出来ない。諸宗教の誕生、発展、堕落の歴史を眺めれば、神々は絶えず死に、そして絶えず新しく蘇って生れるのだ。》(本文)より 日本における既存の大宗教の神道や仏教が形骸化し、それにたずさわる神官や僧侶が形式的な宗教ルーティンに甘んじて、信者の心の救済に手を貸してこなかった――。今から半世紀前に物議を醸した話題作、待望の復刊本を電子化!

    試し読み

    フォロー
  • 上に立つ者の度量 『貞観政要』が教える究極のマネジメント思考
    4.0
    不滅の「帝王学の教科書」を、新たなスタイルでわかりやすく読み解いた、すべてのリーダーにとって必読の一冊が、ついに誕生しました。『貞観政要』は、中国史上、最善の政治を行なったといわれる唐の太宗と、それを取り巻く名家臣たちの言行録であり、北条政子や徳川家康なども座右の銘としてきた書です。太宗がどんな問題に直面し、どう行動したかについて、『論語』など中国古典の叡智をふんだんに交えつつ、紹介していきます。まさに、マネジメントの実際と中国古典の叡智を合わせて学べる、リーダーにとっての生きたヒントの宝庫なのです。しかし、中国古典であるために、現代の日本人には、なかなか手を伸ばしにくいのも事実です。そこで本書では、社長とその先輩の対話形式で『貞観政要』を読み解いていきます。現代の企業事例も引きながら、『貞観政要』のエッセンスが明解、かつ具体的に語られていくのは圧巻。ぜひ、手元に置きたい一冊です。

    試し読み

    フォロー
  • 13人の誤解された思想家 西欧近代的価値観を根底から問い直す
    -
    日々、流れてくる様々なニュースからも明らかなように、いま国際社会は多極化し、アメリカの一極支配は大きく揺らぎつつある。長らく続いた欧米社会中心の価値観や思想も、この揺らぎを反映して、至るところで衝突現象を起こしているのではないか。日本の近代は、西欧文明の咀嚼によって持ちこたえてきたが、いまや、その御本家を支える思想的な基軸が怪しくなってきており、日本人は自らの拠りどころとしてきた西欧思想を根底から問い直す必要に迫られている――と著者は説く。また著者は、こうも問いかける。偉大な思想家として遇されてきた人たちについて私たち日本人が抱いているイメージは果たして通説どおりのものなのか? そこには歪んだ理解が混入しているのではないか? プラトン、ルソー、デカルト、カント、マルクス、ニーチェ、フロイト、ハイデガーなど13人の思想家についてフレームアップし、日本人が自前の考え方を確立するための手引書。

    試し読み

    フォロー
  • これでいいのだ わが道を幸せに生きる方法
    4.3
    著者によれば、「世の中には、『これでいいのだ』と思うことのできる人々と、『これではいけない』と思ってしまう人々がいる」。そして、「最も悩み苦しむ人生を送るのは、何事においても、『これでいいのだ』と思うことのできない人々である」と言う。なぜならば、このような、「『これでいいのだ』と思うことができない人々」は、自己肯定することができず、悩みごとの底なし沼にいつもはまってしまっているからである。そんな、本当に真面目な人々に、もっと精神的に楽になって生きてほしいという著者の願いから、本書で著者は、「どのような苦しみや哀しみも、それをきちんと受け止めて、向き合いながら淡々と生き抜くための日ごろからの考え方」を、心の傷を拭きおとすように示唆してゆく。おなじみのダイアログ形式で、普段、本を読まない人にも読みやすく書き上げられた本書は、まさに、「辛さに満ちた人生を、読み込むほどに楽にしてくれる」漢方薬である。

    試し読み

    フォロー
  • 愛に悩んだ時どう生きるか 「不完全純愛主義」のすすめ
    -
    著者が行なっている、「光の学校」での無料カウンセリング。そこに最近、「愛に悩む」相談が激増しているという。たとえば、「愛してしまった辛さ」「愛されてしまった苦しみ」「愛されない悲しみ」「愛を失った絶望」……などを持て余し、心の痛みに耐えかねている人が、涙ながらに、それからの救いを求めているのである。若い人だけではない。シニア層の男女も、「愛のままならなさ」に、悲しみ沈んでいるという。今という時代を生きる人々の、どのような心が、現代の愛の悲しみを生み出しているのか。本書では、最も類似のケースが多い6つのシチュエーションを厳選し、実際のカウンセリングのような対話形式で、わかりやすく問題を解きほぐすとともに、心の平和を得るためのアドバイスを行なう。「愛に満ちた魂の対話」が満載された一冊である。

    試し読み

    フォロー
  • 論語と「やせ我慢」 日本人にとって公共心とは何か
    -
    サッカー元日本代表監督・岡田武史氏推薦!「“おもてなし”の原点がここにある。現役官僚による画期的な公共論。」――現役キャリア官僚が、「公とは何か」をその本質から論じあげた新しい日本(人)論。「やせ我慢」という福沢諭吉の言葉を手がかりに、小林秀雄、山本七平、吉本隆明らの言説を紹介しながら、公共性を「善きつながりを創り出す性質」と再定義。日本人が長らくつちかってきた公共心は、「日本ブランド」となりうること、その源流は論語にあること、論語は日本人の心性を語った書であることを明らかにする。「公は私によって成り立つ」――世界でもっとも高いといわれる「日本人の公共心」を支えているのは何なのか?

    試し読み

    フォロー
  • 不定形の思想
    4.0
    鶴見俊輔の原点にして主著ともいえる前期-中期の名アンソロジー、初めての文庫化。鶴見自身が自身の全作品のなかで最も気に入っていたという論考「かるた」を収録。解説:黒川創
  • 火の精神分析
    NEW
    3.0
    プロメテウス・コンプレックスから性化された火、アルコールの炎まで。神話と科学史を往還し、禁忌と欲望が生む火の夢想を読み解く
  • 孤独と人生:幸福について
    4.0
    ショーペンハウアーの「幸福論」 「いっさいの生は苦しみである」とみなしたショーペンハウアーが、逆に「生活をできるだけ快く、しかも幸福に過ごす」方法を説いたのが本書である。 『意志と表象としての世界』の哲学が「生活の知恵」として日常生活のなかにいかに応用されるか、ショーペンハウアー本人が具体的に記述している。 ショーペンハウアーにとって「生活の知恵」とは、襲いかかる運命から身を守る方法、この世でもてはやされるものの空虚さを知り、本質的なものを考える力であった。 「私は生活の知恵という概念をまったく独特な意味にとる。つまり生活をできるだけ快く、しかも幸福にすごすてだてと考える。そのための方策を幸福論と名づけてもよい。生活の知恵とは、実は幸福な暮らしかたを教えるものである。」 ゲーテやシェイクスピアなどの引用に富み、楽しく高雅な、厭世的哲学者による「幸福論」。 【目次】 はじめに 第一章 基礎になるまえがき 第二章 人にそなわるものについて 第三章 人が所有するものについて 第四章 他人がいかに思うかについて 第五章 さまざまな教訓と原則について 第六章 年齢のちがいについて あとがき(金森誠也) 解説(梅田孝太)
  • 存在と苦悩
    -
    日本独自編集版のアンソロジー 「ショーペンハウアーがけっして世捨人のような孤独な哲人ではなく同時代の社会の動きにも大きな関心を抱いていること……通俗的な事柄にも独自の見解を示していることに感心した。彼は真面目一方の学者ではなく、広く人生の諸相を観察し、かつそれを批判した人であった」(訳者あとがき)   主著『意志と表象としての世界』『倫理学の二つの根本問題』を中心とする著作から、ワーグナーに大きな影響を与えた有名な「音楽の形而上学」をはじめ、認識論・人生論・道徳論・芸術論等を抽出編集した、日本独自のアンソロジー。   苦悩としての生を説いた哲学者の、生の苦悩とそこからの救済をめぐる珠玉の警句がちりばめられた考察を精選。嫉妬、不安、野心、尽きせぬ欲望に満ちた世界を、われわれはいかにすれば逃れることができるのか。ショーペンハウアー入門にふさわしい一冊。梅田孝太解説
  • 出発点 私の知的発展
    -
    ウィーンに生まれ,戦間期の苦境を経験したカール・ポパー(1902-1994)は,哲学者としての人生をいかにして歩み始め,その批判的合理主義はどのように生み出されたのか.自らの人生を振り返りながら,広範囲に及ぶ思想の全体像を語る自伝で,ポパー入門にふさわしい.反証可能性を論じた付録も収録.ドイツ語版の翻訳.

    試し読み

    フォロー
  • 神智学の説く超常世界 ─壮大な妄想か、驚異の真理か─
    -
    まだあまり知られず、難解とも思われている神智学を丁寧に読み解く! 神智学は、物質世界の背後に多層的な霊的世界があると捉え、人間の魂はその中で転生を繰り返しながら霊性進化し、最終的に神的存在と一体化する道を辿ると説く。「人間や宇宙、死後の世界、魂の進化」などの根源的な問いを学究的に追求する思考・探究でもある。本書では、神智学を丁寧に読み解く。
  • 偶像の黄昏/アンチクリスト:ニーチェ・コレクション
    -
    「私はキリスト教に有罪の判決を下す。」 「私以前にはいかにいっさいの物事が逆立ちしていたかについて、手取り早く知りたいと思う方がいたら、まずこの本から取り掛かって頂きたい」(『この人を見よ』より) 「ニーチェは歴史を頭から否定し、またいちばん最後から否定する」(吉本隆明、本書解説より) ニーチェ最晩年に書かれ、彼の否定の系譜をたどる二作品を収録。キリスト教世界における神、真理、道徳、救済を否定し、ソクラテス、プラトン、カントを否定し、いま生きる現実と身体の価値を見つめなおす、いわばニーチェによるニーチェ思想の概説書。 一九九一年「イデー選書」より吉本隆明の解説を再録し、三島憲一書き下ろしの解説を追加し、ニーチェの入門書としても読むことができる一冊。
  • 弁論術
    -
    説得力のある言論の考察を通じ、説得の技術としての弁論術を論じた『弁論術』。修辞学やスピーチ術を学ぶ伝統のある欧米諸国では必読書とされている方法論だ。善や美、不正などの概念から説き、すぐれた洞察力で人間の感情と性格を分類して、比喩等の修辞など表現の技巧について考察を深める。感情論と性格論の論考は説得力抜群で、表現論はすぐにも使える実践的なものばかりだ。後世に多大な影響を与えた最強の説得術。
  • 障がいのある子どもを育てながらどう生きる?
    完結
    4.0
    自分の子どもに障がいがあると知ったとき、親にはさまざまな葛藤が生じる。 さざなみのように押し寄せてくるネガティブな思考に押しつぶされそうになる。 自身が、社会人になった発達障害のある子どもの親である著者も、 例外ではありませんでした。 ふと、子どものために自分が犠牲になっているとのでは、 と感じて自己嫌悪に陥ったり、 育児と自分自身のことでバランスの取り方がわからなくなってしまったり。 障がいのある子どもを子育ては、なかなか先が見えません。 だからこそ、子ども中心、子どものことだけで精いっぱい、 という状態に陥らないよう、 親である自分自身の生活設計についても、 一度しっかりと考えてみる必要があるのです。 とはいえ、子育てのための本はたくさんあっても、 親の生き方や考え方を教えてくれる本は現状、 ほとんどありません。 そこで著者は、 医療・福祉の分野で働いてきた作業療法士としての知見と、 自らの子育てに試行錯誤した経験をもとに、 「子育てをしながらも自分のことを大切にする方法」から、 「子どもが成長する支援」を経て、 「親子の将来」にたどり着く過程を自ら本書にまとめました。 親が自分自身を大切にすることなしに、 子どもを大切にすることはできません。 親の生き方は子どもにも伝わります。 「こう考えればよかったんだ!」につながる52の提案が、 きっとあなたの人生の支えになるはずです。
  • 脱・叱る指導 スポーツ現場から怒声をなくす
    4.0
    時代遅れの指導はなぜなくならないのか? ベストセラー「<叱る依存>がとまらない」の著者が質す 子どもたちの学びや成長の促進に必要な“真のコーチング”とは 特別対談収録 須江航(仙台育英硬式野球部監督) 池上正(サッカー指導者) 萩原智子(元日本代表競泳選手) スポーツ指導における「叱る」について、 その本質や向き合い方をさまざまな角度から掘り下げていく一冊です。 スポーツ界には未だに怒声や暴言、厳しい叱責を含めた「苦痛を用いた指導」が存在し、社会問題になっています。 本書はスポーツライターの大利実氏との共著という形を取っています。私自身は対人支援やコンサルティングの現場からスポーツ指導に関心を持っている人間であり、実際にスポーツ現場で指導してきた専門家ではありません。 そこで、野球界を中心に長年、育成世代の取材を続けている大利氏から、「叱る」についてさまざまな角度から問いを投げかけていただき、それに私が答える形で進めていきます。 指導者自身が「叱る」の根本を知り、理解を深めていくことが、子どもたちの心を育てる指導につながっていくと、私自身は考えています。 ------------------ (目次) 第1章 人はなぜ叱りたくなるのか 第2章 叱ることで人の心は育つのか 第3章 スポーツ界に求められる指導法 第4章 指導現場からの質問に答えます
  • 日本を変えたすごい僧侶図鑑
    4.0
    最澄、空海、法然、親鸞、栄西、道元、日蓮、天海、井上円了…… 人生も功績もすごすぎる! 古代から近現代まで、日本に仏教が伝来してから約1500年の間に生きた個性あふれる名僧50人を紹介。日本に大きな影響を与えた僧侶たちの生涯と教えがやさしく学べる。
  • 脳と音楽
    4.5
    権利の都合上、紙版と内容が一部異なる部分がございます。 気鋭の脳科学者が挑む「音楽とは何か?」。知的刺激に満ちた音楽理論書。・脳科学者が音楽のしくみ・存在意義を科学的に掘り下げる。・音楽家・音大生他、音楽を愛する全ての人に。・「音階/音律の成り立ちに関して、本書がもっとも理にかなって分かりやすい」(ピアニスト・角野隼斗氏推薦)。「音楽の仕組みや存在意義に根本から科学的にアプローチした本書は、多くの演奏家にとっても気づきの多い内容だと思う。音階/音律の成り立ちに関して沢山本を読んだが、本書がもっとも理にかなって分かりやすい。脳科学的な「緊張と弛緩」の話は、全ての時間芸術において成り立つと思う」(ピアニスト角野隼斗氏推薦文より)。 脳科学者が挑む、音楽とは何か? 耳の構造から音を読み解き、なぜドレミ音階なのかを経て、音楽の誕生を考察。物理学、心理学、脳科学的視点から重層的に「音楽」を探求する流れは、知的刺激に満ちて感動的。
  • 「死」を考える(集英社インターナショナル)
    4.3
    孤独死、絶望死、病死、事故死、自死、他殺……死を恐れる感情はどこから来るのか? 人は必ず死ぬ。だからこそ、人は「どう生きるべきか」を、みな考えている。人は死ぬとどうなるのか、なぜ死者を悼むのか、寿命を伸ばすことは可能なのか、日本と諸外国との死生観の違い。医学・哲学・倫理・葬儀・墓・遺品整理・芸術・生物学・霊柩車・死刑制度などの専門家に、死への「正しい接し方」を聞く。
  • イエスの御心 神の意図
    -
    聖書に残されたイエスの言葉は、人の想像を超えたところで語られている。混ぜこぜの世界は終わり、光と闇は分離する。人類が科学という最強の力を手に入れ、神との決別を果たしたと確信した時にこそ、神の鉄槌は下される。気付くべき者は、気付けよ。神は、賢いおとめと愚かなおとめの選別を既に終えているぞ……神に対する間違いを正す、神から人類へ向けた「最後の贈り物」。
  • 漢文の読法 史記 游侠列伝
    -
    中国の第一正史とされる、司馬遷『史記』。中国古典ファンなら誰もが一度は原文で読んでみたいこの重要書を、漢文の解説を辿りながら原文で読める一冊。『史記』のなかでも短くまとまり、かつ内容のおもしろい「游侠列伝」の全文を15日間で読もう。詳しい語釈や文法の解説を辿りながら一文一文丁寧に読み進めることで、漢文の読解力が高まります。西田太一郎『漢文の語法』読者必見!
  • 神の教え
    -
    イエス様の教え「聖書」、釈迦様の教え「神理の書」は、「神の教え」です。お読みになられることをお勧めいたします。私たちが霊界では、真理や生きる意味を理解されている証拠は、指導霊様、守護霊様、真理の霊に導かれ、この書が書かれたことです(本文より)。キリスト教の真理について、4つの領域をテーマに掲げ、きわめて克明に説いた作品。
  • ヒマラヤ大聖者のあなたの淋しさに寄り添う100のことば
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 友人と一緒でもふと「淋しさ」を感じるあなたに、心を癒し寄り添うヒマラヤ大聖者の言葉を届けます。友人と話していてもふと「淋しさ」や「孤独」を感じることはありませんか? SNSで常に人とつながる日常に、安らぎを感じられない方もいるのではないでしょうか。「自分の内側が満ちてくると淋しくなくなるのです。ごくごく当たり前のことにも素晴らしさが感じられるようになります」。見開きごとにお届けする100のことばを、一つずつ味わってください。ヒマラヤ聖者の慈愛が、あなたを癒します。
  • レーニン・セレクション
    -
    レーニンの思想を俯瞰すべく、主な著作物から重要な箇所を選び抜いたレーニン選集。2024年はレーニン没後100年。
  • 図解・最新 哲学大事典
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、哲学に関心を持つ人に向けて、現代の哲学を500のキーワードを通して描いた、用語・学説・理論の意味がひと目でわかる事典。ビジネス役立つ「現代哲学の視点」と西洋哲学史に沿った「哲学の歴史と展開」の二部構成。
  • 愛について アイデンティティと欲望の政治学
    4.0
    セクシュアリティをはじめとし,近代社会において私的領域の深奥に秘匿されてきた事柄の政治性を鋭く分析する本書は,あらかじめ定められた物語を攪乱し,語りえぬものに声を与える政治と倫理の新たな地平を切り拓いた.精緻な理論でフェミニズム批評の最前線を走りつづけた著者の代表作,待望の文庫化.(解説=新田啓子)

    試し読み

    フォロー
  • 世界は自分で創る〈上〉 思考が現実化していく185日の全記録
    5.0
    ゼロからスタートし、リアルタイムに引き寄せの法則を実践・報告し続けた"引き寄せブログランキング1位"1日2万アクセスの超人気ブログ「世界は自分で創る」が半年で書籍化へ!! 2014年3月のブログ開設をきっかけにセミナー開催、会社立ち上げ......そして念願だった出版まで。一体彼女に何が起きたのか!? そう、"いつだって人生はあなたを基盤に変えられます"。この本は、成功者でもなんでもない"普通"の人が"普通"の感覚で綴った唯一の自己啓発書です――。 自分の思考を変えたら本当に現実は変わるの?人生なんてこんなもの、夢なんて叶わない......"こんな思い込み"を持っていませんか?見方・感じ方を変えれば必ず世界は変わります。Happy流"日本人向けの引き寄せの法則"で「望む世界を意図的に創り出す」コツをあなたもきっとつかめるようになります♪ ☆ごくフツーの30代女性が、引き寄せの法則を理解し、日々の生活の中で工夫しながら実践していくことで、次々と自分の思い描いた夢を叶えていく過程をリアルタイムに報告しています。 今まで一度も引き寄せをやったことがない人でも、ゼロからトライして人生を変えた著者のプロセスを追体験するように読み進めていけば、無理なく大事なポイントをつかめるのではないでしょうか。楽しい図解イラストやコラムも加わり、具体的な実践方法も詳細に解説していますので、これらも実際の行動に向けた大きな助けになるかと思います。 なぜこれほど短期間で著者は超人気ブロガーになれたのか?本書を読めば、その秘密もきっと理解、納得できるはずです――。 そして下巻は、量子力学の先生のコメントを交えながら、さらに科学的根拠についても深く掘り下げ、応用の実践ワークも掲載していきます。2015年春刊行予定にて、お楽しみに!!

    試し読み

    フォロー
  • 僕という心理実験~うまくいかないのは、あなたのせいじゃない~
    4.4
    幸運と不運、成功と失敗。すべては事前に決まっている。だから、苦しむ必要はない。――前著『未来は決まっており、自分の意志など存在しない。 心理学的決定論』を刊行し、読者の皆様の多くから「自由ではないからこそ、生きていられる」という声を多数頂いた。本書では、私が心理学的決定論を信じるに至った科学的な論拠ではない部分、個人的な考えを自由に書いた。生い立ちなど個人的な背景についても少し書かせてもらった。
  • 正義への責任
    4.3
    自助努力を強要し,弱い個人たちを分断する政治から,かけがえのない存在として人びとがつながり合う政治へ.ホロコースト,人種差別,貧困…….過去から現在に至る構造的・歴史的不正義の責任を引き受け,政治を変革する可能性を問う.急逝した著者のためにマーサ・ヌスバウムが寄稿した序文も収録.解説=土屋和代

    試し読み

    フォロー
  • 図解・最新 心理学大事典
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心理学用語を図解で解説します。現代の心理学を500のキーワードを通してまとめました。用語の意味がわかるのはもちろん、通して読むことで心理学の流れから位置付けの理解が進みます。学業や仕事に役立ちます。
  • デンマーク発 ジェンダー・ステレオタイプから自由になる子育て 多様性と平等を育む10の提案
    -
    子育て×ジェンダー、どう考える?悩めるママやパパのための入門書 ジェンダーギャップランキング32位のデンマーク、116位の日本。順位は離れているけれど、発展途上という点では同じ。家庭で、保育園で、学校で「男らしさ」「女らしさ」といったジェンダー・ステレオタイプがどのように表れ、子どもに影響を与えているか、それを子どもに引き継がないために、大人はどんなことに気を付ければよいのか。デンマークでジェンダー平等教育に取りくむ著者が、エピソードと最新の知見を織り交ぜて解説します。子育てとジェンダーという視点から、デンマークの意外な一面を知ることもできる1冊。 【目次】 はじめに イントロダクション 提案1「男らしさ」「女らしさ」の呪縛を解く――男の子にだってなぐさめは必要 提案2 新しい言葉で、新たな現実を紡ぎ出す――大工さんは男性とはかぎらない 提案3 根拠のない思い込みに気をつけて――「女の子だから算数が苦手」は呪いの言葉 提案4 性のあり方を決めるのは子ども自身 ――プリンセスになりたい男の子はだめですか? 提案5 多様な社会を映し出す別の物語を語ってみる――ステレオタイプに一石を投じる方法 提案6 友だちづくりは男女の枠を超えて――性別で分けることに慣れすぎていませんか? 提案7 子どもの過ごす環境を創造的な視点で見直す――子ども部屋のカーテン、何色を選びますか? 提案8 おもちゃや遊びも、その子らしさを大切に――性別にとらわれず、平等な機会を 提案9 多様な人の姿、性のあり方を学ぶサポートを――構造的差別を解消するための第一歩 提案10 まずはあなた自身が変わることから――ステレオタイプから自由になるために 用語解説 訳者あとがき 【著者】 セシリエ・ノアゴー コペンハーゲン在住。1975年生まれ。教員を経て、デンマーク教育大学(現オーフス大学)教育社会学修士課程卒。デンマークにおける教育社会学・ジェンダー社会学の草分け的存在。20年以上にわたり、教育、文化とジェンダー、多様性が交差する点を中心に、教材開発、調査研究、講演、執筆活動をおこなっている。ジェンダー教育にかんする北欧諸国共同研究、欧州ジェンダー平等研究所の調査研究ほか、自治体の教員、保育士研修や、セクシュアリティ、ジェンダー、家庭内暴力等のテーマで教材を多数執筆。 さわひろあや 大阪大学大学院人間科学研究科卒。2003年よりデン マーク・コペンハーゲン在住。王立図書館大学(現 コペンハーゲン大学)で司書資格を取得後、公共・ 学校図書館勤務。現在は児童書専門店に勤めながらライターや翻訳業を行っている。
  • ムハンマドのことば ハディース
    -
    イスラームの開祖ムハンマドは,生死をともにした高弟である「教友」たちに何を伝え,語ったのか.聖典「クルアーン」に継ぐ典拠として読まれている,膨大な「ハディース」=ムハンマドのことばを精選.預言者の人となりや日常生活からイスラームの教えの根幹まで,信仰の源流のあり方を,預言者の肉声から知る.

    試し読み

    フォロー
  • 家父長制と資本制 マルクス主義フェミニズムの地平
    4.4
    女性への抑圧はいったい何に由来するのか.著者は主婦・家事労働に着目しつつ,階級闘争でも性解放運動でも突破しえなかった,近代資本制社会に特有の女性抑圧構造を,理論的,歴史的に明快に論じてみせた.マルクス主義フェミニズムの立場を打ち出し,研究の新たな地平を拓いた記念碑的著作.

    試し読み

    フォロー
  • 水晶(珪素)化する地球人の秘密
    5.0
    地球は〈炭素〉から〈珪素〉の時代になりました。 身体を珪素化することで、高いレベルの宇宙の叡智が入り、 今までのように食べたり、眠る必要がなくなっていきます。 また、従来はDNAは2重螺旋だと言われてきましたが、 目に見えない高次元多重螺旋があります。 DNAには起こるはずの病気やケガ、寿命の長さ、失敗や成功体験など、 どんな人生を送るかすべて書き込まれていますが、 高次元DNAを書き換えれば、あなたの人生を変えることができます。 本書は健康本の累計25万部、新規予約数年待ちの 「神経の流れを正す名医」が本当に伝えたい、 あなたの波動を上げて、新しい地球を生きるための本です。

    試し読み

    フォロー
  • 喜びの真法(まほう)
    -
    なぜただ喜べることを喜ぶだけでいいのか なぜ喜びを胸のスクリーンに映し出すと それがあなたに現れる現実となるのか? 魔法よりもはるかに強い 真法の法則 王と目の秘密を従え、 ついに目神(めがみ)の秘法へ! 3次元の世界では、 「努力して何かを達成したときに、幸せが待っている」 という方程式があります でも、5次元の世界では真逆なのです。 「あ、また喜べないところを見てしまった」 と気づいたら奇跡は起こります。 「喜べるところを見てみよう」 と思うだけでよいのです。 先に幸せになるから、 幸せの波動に合っている 出来ごとが起こるのです。 つまり「喜びの波動」とは、 魔法で望みを叶える以上に(!) 奇跡を呼ぶのです。 ですから「喜びの魔法」ではなく 「喜びの真法」なのです。 と、ここまででも、 けっこう衝撃的な驚きですが……。 これがただの序章というのが、 この本の凄さ――。 ついに宇宙の ≪BIGBANG≫ 級の 波動情報がこの後いよいよ! 開示されるのです~~。 ≪ヒント≫ 水は宇宙の記憶をすべて記憶しています。 人体の60%は水です。 目の水晶球は、すべての人類とつながっています。 目の水晶球には、宇宙のすべての情報が記録されています。 アカシックレコードには 目の水晶球からアクセスできます。 自分とは、アタマでも心でもなく「目」なのです。 ついに明かされる目神(めがみ)の秘法!

    試し読み

    フォロー
  • あなたもETとコンタクトできる! 宇宙人遭遇への扉、完全オープン!!
    -
    友好的なET(地球外知的生命体)は、オープンな心を持った地球人との コンタクトを望んでいます。「宇宙人は地球を侵略する」「UFOは脅威」という 情報操作に惑われずに、真実を共有できるレベルの人と交流したいのです! ETとのコンタクトには5段階あり、 UFOを200メート ル以内で目撃することから始まって、 最終的な目標はUFOの地上への着陸と、私たちがUFOに乗船し、 ETとコミュニケーションを行うことです!! ◎ 人工宇宙船(ARV)と本物のUFOは全くの別物だった ◎ アメリカ南部は人工宇宙船(ARV)など機密飛行物体の実験場! ◎ UFOは光体なので、2つに分 裂したりグローブ型になったり、自由自 在に変貌する! ◎ 近年話題の雲型UFO(クラウドシップ)で、宇宙人はこっそり活動している ◎ ピカッ、ピカッとフラッシングする流れ星型UFO ◎ ETが3次元に 出入りするために使う扉、電磁アストラルポータルがある! ◎ 人類がETコンタクトに必要なマスターキー ◎ ETから地球人へのコンタクト方法 ◎ ETへのファーストコンタクトは日本から始まる!

    試し読み

    フォロー
  • 望みの場所をパワースポットに! ふしぎな装置【オルゴナイト】のハッピーテクノロジー なぜ全世界のヒーラーが愛用するのか
    -
    オルゴナイトの原点は、生命活動に不可欠な自然界に偏在するエネルギーを研究したウイリヘム・ライヒ博士(1897~1957)。無限の可能性を秘めたライヒ博士の装置は、さまざまな疾病に改善効果を出していた。ところが1954年、FDA(米国食品医薬品局)によって、販売が禁止されてしまった。ライヒ博士の研究はその後、ロシアの科学者に引き継がれ、今では誰もが自作できるパワーグッズとして世界中に広がっている。電磁波やジオパシックストレス対策だけでなく、「エネルギーがアップした、ポジティブな思考になれて笑顔が増えた、運気が開けた、人間関係が改善した、植物やペットにもとても良い効果があった」など喜びの連鎖が広がるオルゴナイトの謎にせまる本。 エネルギーに敏感な方や、パワーアップしたい方、より快適な生活空間を求めている方々に必見の「オルゴナイト」情報が満載!

    試し読み

    フォロー
  • 『アミ 小さな宇宙人』ファンブック ありがとう、アミ。  みんなで手を取り次の世界へ
    3.0
    『小さな宇宙人アミの言葉』出版記念セミナーで語られた奥平亜美衣さん、アミプロジェクト曽根史代さん、そして日本語版『アミ』シリーズを手掛けた編集者=ヒカルランド石井社長の貴重なアミエピソードを本書でついに解禁!! アミの縁が繋いだ仲間が集まれば、そこはまるでひだまり。 参加者から飛びだしたのは、心暖まる夢のお話や驚きのUFO目撃談、予想外の宇宙人遭遇話!? シリーズ発売当時の読者からの貴重なファンレターやその後のインタビュー、みんなのアミストーリーも収録! アミ誕生から30数年 日本語版『アミ 小さな宇宙人』シリーズ刊行から17年。 あの頃アミとぺドゥリートがみんなの心に蒔いた種は、いまどんな花を咲かせているのでしょう。

    試し読み

    フォロー
  • 哲学の誤配
    -
    誤配とは自由のことである―― 近くて遠い読者に向けたインタビュー&講演録 韓国の読者に向けて語った2つのインタビューと、 中国・杭州での最新講演を収録。 誤配から観光へ展開した東思想を解き明かす必読のテキスト。 韓国の若手論客パク・カブンによる解説も掲載。 日韓並行出版。

    試し読み

    フォロー
  • 未来は今この瞬間から創られる いつからでもスタートできる! 人生を好転させる方法
    2.0
    あなたの『幸せ』『夢』『願い』を現実にする方法がここにある! 「引き寄せ」人気ブロガー 待望の第二作! 私たちは過去と関連付けてこれからの未来を考えてしまいがちなのですが、過去は全く関係ありません。 いつだって「今」この瞬間しか私たちは生きていないのです。 今、私たちが何をどう感じるか 今がどんな状況であっても「あなたの望む未来を創造する方法」を本書で余すことなくお伝えします。 本書を読むことによって、あなたの人生を輝くものにするお手伝いができれば幸いです。 第一章 引き寄せの法則とは(自分の本心を引き出すミニワーク付き) 第二章 引き寄せの法則 人間関係 第三章 引き寄せの法則 お金 第四章 引き寄せの法則 願望実現 第五章 引き寄せの法則 実践方法

    試し読み

    フォロー
  • 超能力が基盤の惑星系から<<ムー・日本>>に続々転生 レインボーチルドレン どんと来い!ポールシフト、富士山大噴火、列島断裂!(超☆はらはら)
    -
    現在、地球は地殻変動や異常気象が起こりやすい大変革期に突入しています。 エゴにまみれた人間の意識は地球に大きな負荷を与え続けており、これが限界点を超えると、すべてをリセットする強力な自浄作用である「ポールシフト」が発生します。 人類の淘汰を回避するには、エゴを捨て、宇宙意識(真我)に至る必要があります。 人類の意識転換のために地球に降ろされているのが、「インディゴチルドレン」「クリスタルチルドレン」「レインボーチルドレン」と呼ばれる魂の役割を持ったグループです。 各チルドレンの役割とは何か、天変地異を小難にして地上天国を実現するためにどうすればいいのか、その答えがここにあります! ◎ レインボーチルドレンは人類の意識転換の核になるニュータイプの子ども達で、三重螺旋構造のDNAを持つ ◎ 超能力が生活の基盤である他惑星系レモリアなどからの魂であるレインボーチルドレンは、地球ポールシフトのための人材でもあり、その超潜在力はとてつもなく大きい ◎ 富士山大噴火ともなれば、日本は分断され、世界中が大天変地異となり、ムー大陸が再浮上する ◎ 「なおひ」か「まがひ」か 、レインボーチルドレンの覚醒の方向が地球運命を分かつ ◎ 彼らが自分への愛「まがひ」として覚醒すると、人類は滅亡の方向に向かう ◎ 彼らが周りへの愛「なおひ」として覚醒すると、循環する助け合いの社会へと向かう ◎ ムーの流れの国であり民族であるこの国が主な転生先に選ばれたのは、私達日本人が彼らレインボーチルドレンを「なおひ」として覚醒させる

    試し読み

    フォロー
  • 魂の目的を知れば、人生はうまくいく
    -
    あなたの幸せへの近道、教えます。 メルマガ読者6万人の著者による、人生が劇的に変わるスピリチュアル・ナビゲーション。 あなたは、あなたが生まれてきた目的を考えたことがありますか。 そして、その目的を知ることで、人生は確実に変化するということをご存じでしょうか。 その目的は私たちの思考の中にはありません。では、それはどこにあり、どうすれば見つけられるのでしょうか……。 アメリカ在住20年、現地のスピリチュアルシーンで活動し、1万人のクライアントと接した中から、確信した人生の真実とは? 世界のスピリチュアルの常識で、まだ日本には広まっていない一番大切な事実とは? 本当の自分らしい生き方や、真の願望実現とは? 本書では、その秘密を明かすとともに、本当の意味で人生を思うままに生きていく方法について詳しくお伝えいたします。

    試し読み

    フォロー
  • モンテーニュの言葉:人生を豊かにする365の名言
    -
    デカルト、パスカル、ニーチェなど、後世の思想家たちに影響を与えた、フランス・ルネサンス期の思索と経験の書『エセー』。随筆という意味での「エッセイ」の出発点であり、数々の名句が散りばめられた知識人の教養書としても知られる。 いつかは挑戦してみたい古典の名著ではあっても、その分量(全3巻107章、白水社版で全7冊、2000ページ超!)に尻込みしてしまう読者も多いだろう。でも心配ご無用。 『エセー』を気軽に味わうための格好の案内図となるのが本書である。「仕事について」「名声について」「結婚について」「夫婦について」「快楽について」「老いについて」……テーマごとに印象深い名言が厳選されており、テーマを眺めるだけでもモンテーニュの関心が身近で日常的な、我々人間にとって普遍的・根源的な問いであることがよくわかる。『エセー』に正しい読み方などない。どこからでも気になったところを好きなように読んで構わないのだ。宮下志朗氏による新訳の軽妙さにも、親しみが増すこと間違いナシ。「名言篇」に続く巻末の「要約篇」では、『エセー』全章の内容がコンパクトにまとめられており便利。1日1名言で、『エセー』があなたの「人生の書」となるだろう。
  • 出羽三山
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 出羽三山神社が著す「出羽三山」の写真読本。 世界が注目する「自然」と「信仰」が息づく聖なる地「出羽三山」。古来修験道の霊場として人々の崇敬を集めるその地と十年にわたり向き合う写真家・稲田美織氏の写真と共に、歴史・文化・自然を解説したカラー写真読本。 (「出羽三山とは」より) 月山、羽黒山、湯殿山からなる「出羽三山」。 御開祖蜂子皇子が山を開いた1400年以上前から、自然と信仰が息づく聖地なる地として、さらに修験道の霊場として、人々の崇敬を集めてきました。 かつて、関西の伊勢神宮を参拝することを「西の伊勢参り」、東北の出羽三山を詣でることを「東の奥参り」と称しました。中でも関東以北の人々にとって、「奥参り」は重要な人生儀礼のひとつとされ、多くの人が出羽三山を詣でました。羽黒山で現世の幸せを祈り、月山で死後の世界を感得して往生を祈り、そして湯殿山で新しい生命をいただく。現在(羽黒山)、過去(月山)、未来(湯殿山)の三山をすべて巡ることで、死と再生を体感し、私たちは新たな魂として生まれ変わることができるのです。 ※この作品はカラー版です。
  • 仏像[完全版] 心とかたち
    4.5
    日本人は古来、心のありかたを仏像に託して表してきた。本書では哲学・美学・歴史学を総動員し、釈迦如来像から地蔵菩薩像まで10類型について、背景にある思想を徹底解明。50年以上にわたって売れ続けてきたNHKブックス『仏像』と『続 仏像』を、読みやすい書体にし、写真版も入れ替えて一巻本にまとめた決定版!
  • エンジェル・クリスタル・セラピー
    4.0
    クリスタル(パワーストーンも含む)は、妖精と同じ精霊界に属し、地球を守り保護している自然の天使です。ストレスが多く、心に傷を負うことが多い現代では、そんなクリスタルの発しているメッセージに耳を傾け、癒されることが大切。天使にお願いすると、今のあなたにぴったりの石と、その使い方を教えてくれます!
  • 〈中国思想〉再発見
    -
    ヨーロッパ的な意味での個人の自由がないことを、中国のマイナス荷とみなすことは正しくない。 むしろ「公」「大同」や「縁」のつながりの中での利他の道徳性に、中国的な個の基盤がある。 そこに改めて注意を向ける必要がある。 ヨーロッパにあるものが中国にない代りに、 ヨーロッパにないものが中国にあるのである。(本文より)
  • 神社検定 公式テキスト3 神社のいろは 続(つづき)
    -
    平成24年から、神社本庁監修による「神社検定」が始まりました(主催/一般財団法人日本文化興隆財団)。 神社本庁とは、全国約八万の神社を包括する組織です。平成28年6月には、「第5回 神社検定」が行われます。 毎回、テーマが設けられ、平成28年の3級のテーマは「神社の基礎と神話」、2級のテーマは「神社の歴史と万葉集」、 1級は特にテーマを設けず、ほぼすべての神社検定公式テキストから総合的に出題されます。 この公式テキスト3『神社のいろは 続(つづき)』は、大好評だった公式テキスト1『神社のいろは』の続編です。 歴史に重きをおいて神社や神道のことが詳しく解説されています。2級試験は、この『神社のいろは 続(つづき)』から約60%が出題され、 別売の公式テキスト8『万葉集と神様』から約20%、公式テキスト2『神話のおへそ』から約10%、 季刊誌『皇室』67号~70号から約10%が出題されます。 検定を受ける人には必須、受検しない人でも神社の正しい知識を身につけたい人にはうってつけの本です。
  • 神社検定 公式テキスト1 神社のいろは
    4.1
    参拝作法から、神様、お祭り、歴史まで、日本人なら知っておきたい神社のすべて。一冊読めば神社がますます楽しくなる!「神社検定」試験は、この本から50%が出題。
  • 神社検定 公式テキスト2 神話のおへそ
    3.8
    最近の神社ブームには目を見張るものがあります。しかし、冷静に考えてみれば、神社のことは知らないことばかり。そして、神社のことを理解するのに重要なのが「神話」です。なぜなら、それは神々の物語だからです。天照大御神(あまてらすおおみかみ)や須佐之男命(すさのおのみこと)といった神々の物語は、日本最古の歴史書『古事記』や『日本書紀』などに書かれています。本書は『古事記』を中心に、神話のあらすじと解説、ゆかりの地の探訪記事を掲載しています。日本各地の「神話の里」の写真も満載で、見ても楽しくやさしく理解できる神話の本です。読後には「神話とはこんなにも奥深く面白いものだったのか! 」となること、うけあいです。平成24年からは、神社本庁による「神社検定」が始まりました(主催/一般財団法人日本文化興隆財団)。神社本庁とは、全国約八万の神社を包括する組織です。大反響のもと、全国の会場で試験が行われました。平成27年6月には「第4回 神社検定」が行われます。毎回、テーマが設けられ、平成27年の3級のテーマは「神社の基礎と万葉の神様」、2級のテーマは「祭りと神社の歴史」、1級は特にテーマを設けず、ほぼすべての神社検定公式テキストから広く出題されます。この公式テキスト2『神話のおへそ』は、平成27年の試験では2級と1級の出題テキストとなります。検定を受ける人には必須、受検しない人でも神社の正しい知識を簡単に身につけたい人にはうってつけの本です。
  • 普遍宗教への階梯――スワミ・ヴィヴェカーナンダ講演集
    -
    科学技術万能の現在、宗教は一般に敬遠され、特にオウム真理教事件以来、宗教は決定的なマイナス・イメージとともに受け取られるようになってきた。が、これはなにも今に始まったことではなく、欧米では早くから近代的な理性・科学によってキリスト教の神話が批判され、伝統的宗教の土台は根底から揺さぶられた。

    試し読み

    フォロー
  • 私は何も信じない――クリシュナムルティ対談集
    -
    言葉・思考・信念を超えた英知なしには世界はついに平和も自由も知ることはない。 対話の中で炸裂・生成する英知。 霊感と創造―レオポルド・ストコフスキーとの対話 「気づき」への旅 J・ネルーとの会見 英知の炸裂―カルロ・シュアレスとの対話 存在の第四次元―C・L・ナーハルとの対話 グルと求道・ヨーガの四大道・ウパニシャッドの四大格言―ヴェンカテサーナンダとの対話 ジェイコブ・ニードルマンとの対話 「私は何も信じない」 愛、自由、悟り―ジョン・ホワイトとの対話

    試し読み

    フォロー
  • 白い炎――クリシュナムルティ初期トーク集
    -
    あたかも古代緑地から来るかのような風がさわやかに吹き渡り、深い平和があたりを領している“本然の生”。クリシュナムルティによれば、現代人の不幸の根本原因はそのような生から切り離されてしまったことにある。それゆえ、彼は本然の生の実現を妨げているさまざまな要因をあばき、われわれ一人ひとりの中にある潜在能力を呼び覚まし、日常生活をそのような生を実現するための喜ばしい“発見の場”として用いるよう促す。付「クリシュナムルティの言葉」

    試し読み

    フォロー
  • 発達障害が引き起こす不登校へのケアとサポート
    3.0
    近年、社会的な問題となっている不登校の背景には、4人に1人の割合で発達障害があるといわれている。本書では、発達障害へのケアと特別支援教育の視点から、こうした不登校の子どもに対する具体的なサポートの方法について紹介する。

    試し読み

    フォロー
  • 現代人の有りようを説く 正法眼蔵~道元、思索の軌跡
    -
    著者は工学博士であり長年技術者として活躍しながら、独自に道元の研究をしてきた。本書ではまず「正法眼蔵」の概要を説明し、その後、現成公案・仏性・行仏威儀・有時・山水経・洗面の点から読み解いていく。そして最後に「正法眼蔵」の今日的意義をハイデガーの哲学と絡めて述べていく。

    試し読み

    フォロー

最近チェックした作品からのおすすめ