切ない作品一覧
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3.0「男だって、出産して、子育てしてみればいいんだ」。 まさかの願望が現実に!?男が生んで男が育てる男女逆転のマタニティライフ! ――もしも、あなたが一晩寝て起きたその朝。世界が様変わりしていたら。 ――そこは、男が出産し、子育てする世界だったとしたらあなたはどうする……? ――これは、男女の価値観が逆転した、恋愛と子育てに奮闘する夫婦の物語である。 広告代理店に勤めるキャリアウーマン・中林美里は、人生を悩んでいた。家庭を取るか、仕事を取るか。 未来永劫変わらない女性特有のテーマに頭を抱える美里だったが……。 ――いや待て。なぜ女性だけがこんなに悩まないといけないんだろう この悩みは男性にはないものだ。不公平だし不平等で納得がいかない。 あーもう!一晩寝たら、世の中は、男が出産して子育てする世界になっていたらいいのに……! かくして、美里の想いは実現した。最愛の夫と過ごす、クスっと笑えてちょっぴり泣ける男女逆転マタニティライフ!
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3.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江坂麻実は、小学六年生。大阪で、陽気なお母さんとふたりぐらし。お父さんは、単身赴任で福岡にいっている。ある日、お母さんが会社の健康診断で、再検査を受けることになった。結果は、乳ガン。そして、急きょ入院をすることになった。「お母さんが、ガン」麻実は、不安をかかえたまま、たったひとりですごすことになった。人間の仕事、それは生きること-街路樹の葉が金色にそまるころ、少女は「心に生きるいのち」を知った。子どもと大人のための新しい児童文学。小学中級から。
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3.8ラグナロクにより神格を失ったロキを巡り、再び物語は動き出す!前作完結から数年、完全復活新章スタート!
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3.3亡き父の跡を継ぎ社長になった和之は、経営不振に悩んでいた。憂さ晴らしに入ったバーで酔い潰れ、目覚めると隣には見知らぬ男。昨夜の記憶はなく、下肢に残る不快な痛みに戸惑う和之を、その男・亮は微笑みながら、身体は覚えているはずと組み伏せてきて!? 抵抗虚しく、深みを抉られた和之は快感に喘がされてしまう。その上、借金完済と無償融資を持ち出した男に対し、施しを受けるのは赦されないと自身を担保にすることに――。
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3.5年収1億円になる考え方! ドラえもんの「ひみつ道具」が続々実現する「テック革命」時代が到来した今、地方でも、個人でも、ビジネスを成功させるヒントが満載。 東京で格闘家になる夢に破れ、30歳そこそこで故郷・熊本で起業した著者が自動車の再生バッテリーのネット通販事業をスタートし、現在では年商10億円、年収1億円を達成! テックを使った新しいビジネスモデルを次々と手がける著者の知見が凝縮された一冊。 「夢=妄想力」を持っている人が、これからはお金持ちになる時代です! 第1章 誰でも「四次元ポケット」を使いこなせる 第2章 なぜあなたは「未来の道具」が使えないのか? 第3章 テクノロジーの進化がもたらした、近未来化された現代 第4章 今ある仕事の8割が消えていく 第5章 ドラえもんの「ひみつ道具」はここまで現実になった 第6章 「四次元ポケット」を使いこなせばビジネスは100%うまくいく 第7章 ドラえもんがのび太に残したプレゼント 【著者プロフィール】 吉角裕一朗(よしかど ゆういちろう) 株式会社吉角 代表取締役(旧社名:益城電池)。1982年、熊本県生まれ。 世の中のあらゆる最新テクノロジーについて研究。次々と誕生する「テック(技術)」を既存のビジネスに組み込み、成功した事例について知見を広め、自らも実践する。テックをヒントにした最初のビジネスとして、自動車の再生バッテリーのインターネット通販事業を開始。その後、蓄電システムや工事現場用バッテリーのレンタル事業などを行い、次々と成功させる。現在、年商10億円。人生のビジョンは「テック(技術)」を活用した人の幸せ作り。 著書に『まだ、都会で貧乏やってるの?』(学研マーケティング)などがある。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
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4.3断罪直後に前世を思い出したフェルリナは、大好きだった乙女ゲームの世界に転生していることに気が付く。 だがフェルリナは悪役令嬢で、しかも明日には処刑されてしまう!! 美麗スチルで大興奮だった推し達の告白シーンを肉眼で見ずには死ねない…!! 目の前の最推しだったお助けキャラの騎士・アルフリートを巻き込んで、 すべての美麗スチルを回収&ついでに処刑も回避してみせます!
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3.1「オシャレ大好き!」「飲み会大好き!」――先を気にせず、楽しみまくった20代。 でも、気づいたら30代に突入したのに、貯金が全くない!! 30代は変化の世代――。こんな私、いざという時、どうなるの? 努力をしても貯まらないし、貯める方法もわからない。“節約節約”でお金を貯めるのも、なんだか息がつまりそう…。 「お金を貯める」ことは「お金を知る」こと。 『自分にとって大切なもの』を諦めずに、まずは“100万円”貯める方法、教えます! 大ヒット朝食コミック『いつかティファニーで朝食を』の著者・マキヒロチがかつての貧乏生活をセキララ告白! 人気ファイナンシャルプランナー・大竹のり子の指南で貯金体質に!! 家計の簡単な把握&見直し方法、30代の年収の現状、税金との上手な付き合い方、自分に合った銀行の選び方、損をしない保険の選び方、老後にかかるお金の話…などなど、大ボリュームのコミックエッセイです!
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3.5これまでの経験があるからこそできる、あなただけのビジネスで、いまの10倍、100倍を稼ぐことが可能になる「お金革命」! 起業後わずか5年で1000社以上のクライアントを指導し、自身も自由な時間を手に入れ理想の生活を送っている著者が、お金に困ることのない老後を送るための、「失敗しない複数収入の作り方」を伝授。インターネットにそこまでくわしくない方でも、無理なく自分のビジネスをスタートさせ、会社員時代とは比較にならない収入を得てもらう方法を、ステップバイステップでお伝えします! ・40~50代でゼロから資産家となった筆者のクライアント事例 ・会社員時代のリソースを活かせば、リスクなく稼げる ・定年後は、自宅でできるビジネスモデルを採用しろ ・お金を生み出す「攻めのお金」を徹底解説 ・10億円までのビジネスは、集客とセールスだけ ・最強のセールス手法は「体験談を楽しそうに語る」こと ・15個も売れれば、その道のプロとなれる
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4.5一見悩みもなく、毎日を楽しんでいるように見える遥。けれど実は、恋も、友情も、親との関係も、なにもかもうまくいかない。息苦しくもがいていたとき、不思議な男の子・天音に出会う。なぜか声が出ない天音と、放課後たわいない話をすることがいつしか遥の救いになっていた。遥は天音を思ってある行動を起こすけれど、彼を深く傷つけてしまい…。嫌われてもかまわない、君に笑っていてほしい。ふたりが見つけた光に勇気がもらえる――。文庫オリジナルストーリーも収録!
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3.0「魍魎戦記MADARA」に繋がる、花津版「MADARA」ワールド。この度、遂に電子版【全5巻】で登場!
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5.0【30歳、女性教師の苦悩…。】 恋人に捨てられたばかりの30歳、中学校教師の斑目先生。新しい出会いもなく、酒に溺れる日々を過ごす中で訪れた白馬の王子様との出会い。しかし、運命を感じた王子様は中学生で…。 (C)2014 Yousuke Nagase
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4.0「お願い、この額を修理して!」人間嫌いな額装店の職人・菱田(ひした)が受けたのは、無名画家の額装の修理。依頼者は、いわくありげな美貌の青年――。強引に依頼され渋々作業をするが、絵の裏から隠された手紙が現れ…!? 表題作の他、8年ぶりに戻ってきた初体験の相手との再会で、高校時代に心も体も奪われた甘い記憶が蘇るピュアな初恋物語も収録。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 15年かけて収集した誤例のエッセンスを凝縮。日本人が書く英語論文やマニュアルは、ネイティブには意味不明の誤文や文法ミスが数多く発見される。技術翻訳、科学英語のプロとして長年活躍してきた著者が豊富な例文を用いて、なぜ間違えるのか、どう直したらよいかを懇切丁寧に解説。必ず役立つ超実践的なハンドブック。(ブルーバックス・2004年7月刊)
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4.0いま世間では,健康を保ち,病気に対処する方法として,糖質制限や断食(ファスティング),マクロビオティック,酵素ダイエットなどの食事健康法が注目されています。民間のみならず医療現場で導入されるケースも珍しくなくなっていますが,その内容は様々。互いに逆のことを主張していたり,科学的な裏づけ(エビデンス)があるか疑わしかったり,いったい何が正しいのか困惑している人も多いでしょう。本書は,こうした食事健康法を総検証するとともに,現代人はなぜ慢性病に悩まされるようになったのか,どうしたら健康が回復できるのか,人類の起源や生活史をたどりながら最新科学の視点で解説。こうした検証の結果見えてきた理想の食事健康法=「狩猟採集型ダイエット」の実践ノウハウもわかりやすく紹介しています。
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5.0ルアーのシーバスフィッシングの第一人者として、多くのアングラーから広く支持されている泉裕文さん。今も重版を続ける2010年刊行のベストセラー『シーバス釣りがある日突然上手くなる』から4年の月日を経て、一段と充実した内容の新刊をついにリリース。 本書では、シーバスフィッシングの本質をシンプルに突き詰めることで、経験者がつい軽んじがちなベイシックの奥に潜む釣果倍増のコツを惜しげもなく大公開! そのエッセンスとなる「投げる」「巻く」「動く・動かす」「合わせる・寄せる・掬う」「見つける」「擬似る」「比べる」について、縦横無尽に語り尽くします。 各コンテンツは見開きで見やすく、読めば読むほど理解が深まるテキスト+イラスト+写真で構成。わずかなチャンスをモノにし、アングラーの無意識な弱点を克服できる、死角のない絶対釣力が身に付く未だかつてないシーバスフィッシング最強本の登場です!
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3.4正しい音楽家 待望の第2弾《早くも評判》ニッポン戦後サブカルチャー史(NHKEテレ・宮沢章夫)よりわかりやすい! どこよりも正しいサブカル本の誕生 恥ずかしい大人にならないためにも必読です…… サブカルほど、意味がわからないものはない。 そして、そんなサブカルについて語る人はさらに意味不明。 いちジャンルなのか?バカにした言葉なのか? ひとによってサブカルの意味がバラバラなのに、 サブカル議論なんて成立するわけがない。 そこでここらで一旦サブカルの意味を再定義しよう、 というのが本書の狙いである。 正しいサブカルの認識を持てば、サブカルおじさんがバカに 見えてくる。これが新世代「サブカルのススメ」だ! <目次> 第一章 幻想のサブカル地図 ―みうらじゅんはサブカルなのか― サブカルの源流を辿る/蔑称としてのサブカル/サブカルっぽい有名人/サブカル風評被害/みうらじゅんはサブカルではない 第二章 中森明夫と宮崎勤の“罪と罰” これが中森明夫だ!/中森明夫と宮崎勤/中森明夫のアイドル語りがひどい/中森明夫と岡田斗司夫 第三章 そのサブカル、間違ってます! サブカルを分けてみた/マウンティングするバカ/みんなアニメが好きだった/ファッションサブカル野郎/間違ったサブカル批判/サブカルのオタクいじめはあった?/イケダハヤト、はあちゅう/サブカル評論家と呼ばれている人 第四章 カリスマはいなくなった ターザン山本という男/ブレーンに頼りすぎて凋落/ビバ彦という男/町山智浩という男/カリスマぶるには断定口調が大事 第五章 サブカルと女性 「こじらせ女子」って?/久保ミツロウ問題/ネットがよく炎上する東村アキコ/岡田あーみんという事件/大塚さんのこと 第六章 サブカルおじさんの害 ―町山智浩をサンプルに考える― サブカルおじさんを慕う薄ら寒い人々/中年の悪ふざけは痛々しい/「女のマニアックな趣味は男の影響」という考え/おじさんは夢見る少年でいたがる 第七章 なぜサブカルは自分はオタクだと言いたがるのか 水道橋博士のケース/プロト・サブカルなら仕方がない/なぜサブカルは自分はオタクだと言いたがるのか/サブカルもオタクもダメダメだ/オタクだと言い張る唐沢俊一/中原昌也と高橋ヨシキのオタク叩き/今の『映画秘宝』どうよ/安易なレッテル貼りはダメ絶対
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3.4「さっきのは媚薬なの!早く洗い流さなきゃ!」 錬金術師を目指すリシェルは、誤って「強力な媚薬」を幼馴染のシオンにかけてしまった!! 必死で洗い流すも、時すでに遅く――いつもは美形でクールなシオンは、すでに熱っぽい眼差しで苦しんでいた。 ――媚薬の効果は7日間。 媚薬の効能を抑える方法は「定期的に性交」すること。しないと地獄のような苦しみが待っているらしい……。 シオンの苦しむ姿を見たくない。それに、シオンに想いを寄せていたリシェルは「責任を取らなきゃ」と、自分の身を差し出すことにした。 初めての経験に戸惑いながらも、甘く抱かれる毎日に、リシェルは幸せを感じていた。 しかし、甘い時間も束の間。「付き合ってもいないのに抱かれる」毎日が、辛くなってくる……。
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4.3大正九年、帝国大学に合格した深作清は貸家に向かう途中、道に迷い尾崎と名乗る男と出会う。大きな屋敷に住む尾崎は清がお金に困っていると悟り、屋敷に迎え入れた。しかし尾崎には秘密があった。それは自分が人に化けた妖狐であること、そして清の祖父・清史郎への恩返しのために清を迎え入れたということだった。隠し事がある中、二人の共同生活は続いていき――。【描き下ろし11Pあり】
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3.0ふたたび、日本製造業の時代がやってきた! 一時期、猫も杓子も中国へというブームが作られたが、それが誤りであったことは今や明白である。やはり、日本は「ものづくり」なのである。しかし、そうはいっても、この間の動きで、レベルが落ちてしまった日本メーカーが続出しているのも事実。それはなぜか? 何を失ったのか? 勝ち組メーカーと負け組メーカーとでは何が違うのか?「誰にもできない仕事」を手がけ続ける町工場の希望の星と、元・通産官僚にして2700社以上の現場を訪問している中小企業の第一人者が、縦横無尽に語り合う。「『雑貨』がつくれなければハイテクはつくれない」「日本の協力会社こそ『神の見えざる手』だ」「ものづくりにおいて能力主義は『麻薬』と同じ」「『まごころ』の日本VS『厳罰主義』の中国」「『技』はこうして磨け」……。「ものづくり」はこんなに素晴しい! 日本の行く先は明るい! 勇気がわき出る必読の一冊である。
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5.0勤めていた会社を解雇され、貯金もなく崖っぷちの美紅。とにかく食い扶持を得なければと考えた彼女は、ある大企業の秘書面接を受けることを決意する。そうして挑んだところ、実はこの面接、CEOの偽装婚約者を探すためのものだった! しかも、なぜかその場で即採用と言い渡されてしまう。相手となる日系ドイツ人のディーターは冷酷非道な野心家で、美人女優たちと数々の浮名を流す人物。あまりにも胡散臭い話だと訝しむ美紅だが、破格の報酬を提示された上、体の関係も求められず、二週間フリをするだけでいいと聞き、この話を引き受けることに。それなのに、彼は眩いほどの色気で美紅を魅了し、時に甘く、時に強引にアプローチを仕掛けてきて……?
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4.0★もう子供じゃないのに、彼は少しも気づいてくれない。住んでいたアパートメントが全焼し、身一つで逃げたジェシカは呆然と立ちつくしていた。すると、黒いメルセデスが目の前で止まり、男性が降り立った。社長のニック・グレイソンだ。こんなときにいちばん会いたくない人物が現れるなんて。十三歳のとき、自分はもう大人の女だと思い込んでいたジェシカはニックに一方的な恋心を抱いた。そして彼にキスした瞬間、これ以上はないくらい冷淡に拒絶された。それ以来、ニックは彼女を避け続けている。職場でたまに口をきくときは、いつも命令口調だ。今、ニックはまたもや横暴ぶりを発揮し、ジェシカに有無を言わせず、自分の屋敷に連れていった。
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4.5男らしさとはつねに、歴史の産物にすぎない。革新的な歴史叙述で知られるフランスの歴史学者が旧石器時代からの歴史をたどりつつ、男性性がいかに構築されてきたかを時代ごとに検証。時代遅れの家父長制に訣別し、男性のフェミニズム参画を説く最重要書。
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3.6住み心地のいい離れの一軒家で一人暮らしを続ける北川春子39歳。 母屋に越してきた、夫を亡くしたばかりの63歳、青木ゆかり。 裏手の家に暮らす現実的な今どきの新婚25歳、遠藤沙希。 年代も性格もまったく異なる3人の出会いから始まった、温かく、どこか嚙み合わない“ご近所付き合い"、その行方は――。 女も男も、人からは見えない、そしてジャッジすることのできない問題を抱えている。年齢や、生きる環境、価値観など、さまざまな違いを乗り越えて、人と人はほんとうに分かり合えるのか? 現代を生きる大人たちに贈る必読の一冊。芥川賞作家が描く新たな代表作! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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3.8これはきっと「あなたの物語」 住み心地のいい離れの一軒家で一人暮らしを続ける北川春子39歳。母屋に越してきた、夫を亡くしたばかりの63歳、青木ゆかり。裏手の家に暮らす、今どきの新婚25歳、遠藤沙希。偶然の出会いから微妙な距離感のご近所付き合いが始まった。「分かりあえなさ」を越えて得られる豊かな関係を描き出した珠玉の一作。 「わたし以外のほかの誰かが決めることじゃないんです」 人と比べられて気まずい思いを強いられたり、「みんな」と同じ条件や要素を手に入れられないことに疎外感を持ったりする世の中にあって、その言葉はすべての「わたし」の人生を支えてくれるお守りのようなものだろう。いうなればこの小説は、ひとりの人間が自分の内側からその言葉を紡ぎ出していく過程を丹念に言語化したものなのだ。(倉本さおり(書評家)「解説」より)
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4.0街の書店がどんどん姿を消している。いったい何が起きているのか。そしてこの流れは出版文化に何をもたらすのか
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3.8非常識で、冷笑的な人々が増えたこの国で ウクライナ戦争、陰謀論、ポスト真実の時代、公共財の私物化、バワークラシー、ハラスメント…… 非常識で、冷笑的な人々が増えたこの国で―― ・権力者支配(パワークラシー)の国で上昇志向に駆られた人の振る舞い ・なぜ複雑な話は「複雑なまま」扱ったほうがよいのか ・人からの採点を待つ「被査定マインド」をやめる ・ものごとは原理よりも「程度の問題」で考える ・子どもたちを歓待し、承認し、祝福する大切さ……etc. 親切、品位、勇気……失われゆく徳目を明らかにし、 〈大人の頭数を増やす〉道しるべがここに
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4.1ぼくはいかにして天皇主義者になったのか。 立憲デモクラシーとの共生を考える待望のウチダ流天皇論。 【ウチダ流「天皇論」の見立て】 ◆天皇の「象徴的行為」とは死者たち、傷ついた人たちと「共苦すること」である。 ◆「今」の天皇制システムの存在は政権の暴走を抑止し、国民を統合する貴重な機能を果たしている。 ◆国家には、宗教や文化を歴史的に継承する超越的で霊的な「中心」がある。日本の場合、それは天皇である。 ◆安倍首相が背負っている死者は祖父・岸信介など選択された血縁者のみだが、今上陛下はすべての死者を背負っている。 ◆日本のリベラル・左派勢力は未来=生者を重視するが、過去=死者を軽視するがゆえに負け続けている。 【本書の概要】 2016年の「おことば」から生前退位特例法案までの動きや、これまでの今上天皇について「死者」をキーワードとしてウチダ流に解釈。 今上天皇による「象徴的行為」を、死者たち、傷ついた人たちのかたわらにあること、つまり「共苦すること(コンパッション)」であると定義。 安倍首相が背負っている死者は祖父・岸信介など選択された血縁者のみだが、今上陛下はすべての死者を背負っていると指摘する(「民の原像」と「死者の国」)。 さらに日本のリベラル・左派勢力は生者=現在・未来を重視するが、過去=死者を軽視するがゆえに負け続けていると喝破。 同時に日本は「天皇制」と「立憲デモクラシー」という対立する二つの統治原理が拮抗しているがゆえに、「一枚岩」のロシアや中国、二大政党によって頻繁に政権交代する米仏のような政体にくらべて補正・復元力が強いとも論じる。 天皇主義者・内田樹による待望の天皇論。
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3.8どうしてこんな時代になったのか? 「丈夫な頭」を持つ9名の論者による平成30年大総括 平成の30年は、日本の国運が「隆盛」から「衰退」へと切り替わる転換期だった。 なぜ30年前に期待されていた「あのこと」は起こらずに、 起きなくてもよかった「このこと」ばかり現実になったのか? 平成という時代の終わりに向けて、この間に生まれた絶望の面と希望の面を、 政治・社会・宗教・自然科学など9つの観点から回想するアンソロジー。 【目次】 まえがき ――内田樹 戦後史五段階区分説 ――内田樹 紆余曲折の日韓平成史 ――平田オリザ シスターフッドと原初の怒り ――ブレイディみかこ ポスト・ヒストリーとしての平成時代 ――白井聡 「消費者」主権国家まで ――平川克美 個人から「群れ」へと進化した日本人 ――小田嶋隆 生命科学の未来は予測できたか? ――仲野徹 平成期の宗教問題 ――釈徹宗 小さな肯定 ――鷲田清一
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4.3映画は知ってから観ると100倍面白くなる!映画語りを牽引する二人による邦画入門、第二弾。戦争・パニック映画編には「人間の條件」「日本のいちばん長い日」「日本沈没」などを収録。
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3.0父が亡くなり、弟はまだ大学に通っているとなれば、所有地を管理するのはジェインの仕事だった。おまけに母の親友の遺言で、十八歳にも満たないアマンダの後見人役を託された。わたしはこのままきっと、恋をすることもなく婚期を逃すのだろう。ある日、ジェインが荒野で乗馬をしていると、銃声が響き、男性が傷を負って倒れていた。マックスというその男性の澄みきった瞳に、ジェインは心を奪われた。しかし、傷の手当てをするために家に連れ帰ると、アマンダを見た彼は恋に落ちたような表情を浮かべた。
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4.12・26事件前夜。密室状態の部屋で芸者が刺し殺された。 検閲図書館 黙忌一郎の依頼で事件を調査する特高警察の警部補が遭遇する奇怪な出来事とは……。『ミステリ・オペラ』につづく、シリーズ第二作
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5.0「がん闘病」のホンネとヒントが満載 意外となかった! 「おひとりさま」による 「おひとりさま」のための 新しい時代の「がん闘病記」 59歳、独身、末期がんの医療ジャーナリスト。 家事は全て自分でこなし、仕事を変わらず続け、趣味や海外旅行も楽しんでいる。 いつかはやって来る最期の瞬間まで、自分のことは全て自分で決めたい。 悲愴感ゼロ、前向きな気持ちになれる、新しい時代の「がん闘病記」。 ●本書より おひとりさまの末期がん患者である僕は、身の回りのことを自分でしなければならない。 これは一見面倒に見えるが、じつはありがたいことだと思っている。 家族がいて、周囲に甘えられる環境だと、自分ですることが減って時間が余るので、その時間を利用してメソメソするようになるだろう。 周囲もそんな患者に同情してメソメソするので、患者の周辺はメソメソで充満することになる。 おひとりさまは、最期の瞬間まで自分で決断していかなければならないので、忙しくてメソメソしている余裕がない。落ち込んでいるヒマはないのだ。 ●目次 この1冊で「がん闘病」の流れが全てわかる 第1章 検査がこわい 第2章 後悔しない医師選び 第3章 手術をためらう 第4章 心身と生活の変化 第5章 治療にかかるお金の真実 第6章 最新医療との付き合い方 第7章 抗がん剤がこわい 第8章 終活がはじまる 第9章 おひとりさまの死に場所選び
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4.5【直線パターンで型紙不要!まっすぐ切って、まっすぐ縫うだけのバッグ】 初心者でもかんたん・安心、シンプルかわいいバッグが、全25作品! かんたん3つのポイントは、 ①「四角いパーツで断裁がラク!」 ②「まっすぐ縫い進めるだけでかんたん!」 ③「シンプルなシルエットがかわい!」 四角いパターンを縫い合わせるだけで、短時間で完成できます。かんたんでかわいいバッグをつくってみませんか。 【目次】 まっすぐ切って、まっすぐ縫うだけでかんたん&短時間でできあがる! 作り始める前に 作品の作り方 PART1 すぐできる!シンプルバッグ PART2 かんたん&かわいい!おでかけバッグ PART3 布選びをひと工夫!切りっぱなしバッグ PART4 お気に入りの布で!布製品から作るバッグ <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を底本とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※目次ページでは、該当ページの数字部分をタップしていただくと、すぐのそのページに移動することができます。なお、さくいん並びに本文中に参照ページがある場合及び【立ち読み版】からは移動できませんので、ご注意ください。また閲覧するEPUBビューアによっては正常に動作しない場合があります。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたのものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
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3.4YouTuber絶賛!新世代小説家、爆誕。 第20回小学館文庫小説賞受賞作。 文学YouTuberベルさん、セゴリータ三世さんら、人気YouTuberもその才能に嫉妬する、新世代の小説家が2020年、爆誕! 天性の歌声を持つギンマと、彼の才能を信じて集まった、同じ大学に通うサミン、ランジ、ハルの4人は、東京の端に建つシェアハウスで共に暮らし始める。男女4人の関係は、美しい均衡を保っているかに思えたが、実はそれぞれが人には決して言えない秘密を抱えていた。差出人不明の白い封筒が、鈍い音を立てて「青春」をゆがませていく。ときに相手を傷つけ、ときに傷つけられ、4人がそれぞれに選んだ道とは――。 犯されたくなかった自分だけの居場所、ぶつけどころのない孤独、信じていたものに裏切られる絶望、抗いがたい嫉妬心、目をそらすことのできない淡い恋心。 青い春とは、いったいなんなのか? 24歳の若き才能が叫ぶように描いた、生々しさが心を貫くリアルな青春小説!!
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5.0【分かりやすい図解で再建の秘訣を伝授します!】 飲食店経営の皆さんへ。経営はうまくいっていますか オープンしたものの、こんなはずじゃなかった、と後悔しているのではないでしょうか。そんなあなたは、いますぐ、この本の26の秘訣を実践してください 効果的に!無料で!カンタンに!経営再建できます しかも、図解でわかりやすい。忙しい経営者のみなさんにピッタリです 外食企業を中心に、年間60回セミナーを実施し、自らも飲食店を経営する人気飲食店収益改善コンサルタント 東海林健太郎が、「このままだとお店がつぶれてしまう!」という悩みを抱える経営者に送る「お店をよみがえらせる秘訣」を書籍初公開。 祖母からつぶれかけの喫茶店を引き継ぐことになったOLかえで。はじめてはみたものの、お客さまは集まらないし、利益も出ない。「このままじゃ、つぶれちゃう!」という状況の中、新米オーナーかえでは、繁盛カフェのオーナーまことに助けを求めた…。 本書は、まことが伝授する「飲食店再建のための26の秘訣」を実践し、店をよみがえらせていくかえでの成長過程を通して、実践的な飲食店再建術について楽しく学べる実用書です。 かえでの取り組みに沿って実践するだけで、お店を再建。経営ノウハウを分かりやすく伝授する飲食店オーナーのみなさま待望の書。
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4.4返って来た本のページにまぎれていた恋文。宛名があるはずの1枚目は無い。文末の署名は本を貸した友人の名。その友人は急に東京を去るという。それは渡せなかった手紙の所為か。手紙を返そうと友人を待つ学生、廣瀬清高。トンネルの向かいにはヤミのマッチ売り、花城青司が立つ。煙草を吸うため花城から燐寸を貰い、待ちぼうけのいきさつを話す。「何一つお前のせいじゃねえよ」と、お人好しの廣瀬に惹かれはじめた花城は――。恋文で人生を狂わされた男たちが絡み合う人間関係と感情の中で選ぶ相手とは。草間さかえ長編連載「マッチ売り」~「やぎさん郵便」の第1巻。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容】 男女の出会いのきっかけとして、マッチングアプリを選ぶ人が増えてきました。10年前には無かった画期的なサービスである一方、本来の目的を見失って依存症となってしまう人も多くいます。本書では、そんなマッチングアプリについて様々な角度から考察し、どのように使用していけばいいのかについてまとめました。「恋人は欲しいけれど、本当にこのアプリを使用していいの?」と悩んでいる人から、「気づけば5年もマッチングアプリに課金しているけれど未だ理想の相手に出会えていない!」という人まで、様々な方に読んでいただきたいです。 第1章:今、結婚相手との出会い方が大きく変化している! 第2章:なぜ、マッチングアプリにハマるのか? 第3章:誰でも陥る マッチングアプリに潜む闇 第4章:利用者の声を赤裸々に! マッチングアプリ・ユーザーインタビュー 第5章:マッチングアプリで恋愛迷子にならないために 第6章:使い方を間違えなければ大丈夫! マッチングアプリとの上手な付き合い方 【著者】 香山リカ 1960 年、北海道札幌市生まれ。東京医科大学卒業。卒業後は精神科医として臨床に携わりながら、帝塚山学院大学教授、立教大学教授などを歴任。精神医学のほか幅広いジャンルで執筆活動を行い、多数の著書がある。2022年4 月からむかわ町国民健康保険穂別診療所副所長となり、総合診療医としてへき地医療に携わる。
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4.5友だちの勧めで始めたマッチングアプリ。【相性98%】運命の人との初対面――しかしその相手は元カノ・高宮光だった! 同じ大学の美少女・初音心ともマッチし……未練と新しい恋、どっちに進めばいいんだ!?
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3.6田島琴実、30歳、会社員。気づけば元カレと別れて2年。心配する既婚子持ちの妹に勧められ、マッチングアプリに登録してデートを始めてみたけれど。何も決めない優柔不断男子、 プロフィールと見た目が全然違う人、素性のあやしいイケメン……本当にアプリで運命の人は見つかるの? 恋愛も仕事も宙ぶらりんな30代女子、未来探しのゆくえは。共感が止まらないマッチングアプリ小説。
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4.1こんな顔、もううんざりなんだよ! 過剰に整ったルックスのせいで、 周囲の嫉妬と反感を一身に集める女子高生マッド。 いじめも炎上も停学も、美しすぎる代償―― なんてことが、あってたまるか! 十代の揺らぐ心と無意識のルッキズムを鮮烈に描き出す、会心作! 「これって全部、あたしが悪いの?」 県立第一高校に通う槙島朱里ダイアナは、名前の頭文字をとって「マッド(MAD)」と呼ばれている。圧倒的なその美貌は、周囲のあらゆる感情を刺激し、波乱を巻き起こしてきた。 敵視してくる女子グループ、媚びる男子勢、勝手に炎上するSNS、学園祭の入場制限……。 「これ、マッドのせいだよな」「調子乗ってんじゃねえよ!」心ない言葉を浴びせるクラスメイトたちだが、マッドが心のうちに抱え込む怒りと哀しみにふれたとき、自らの偏見とエゴに気づかされて――。 見た目から逃れられない若者たちの葛藤を描いた青春群像!
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3.0平凡地味な高校生の棚橋には“秘密の趣味”がある。それは、かわいく女装した自分の写真をネットにアップしてネットアイドル『ひかる』になること。内緒の活動でストレス発散する棚橋だったが、同じクラスの人気者・木野がひかるの大ファンだと知ってしまい!?他、三角関係やお仕置きエッチなど、未熟な少年たちの恋をエロティックに描く。小堀キミコ渾身の一冊!
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3.8全米ベストセラー! 頭がいい人は、 地図を描くように情報を見きわめ、 スマートな「最適解」を導いている! * * * 「判断力が優れている人」とは、どういう人のことを指すのだろう? ぱっと思い浮かぶのは「知的である」「頭の回転がいい」 「勇気がある」「忍耐力がある」などではないだろうか。 なかでも特に重要なのが、本書のテーマ「マッピング思考」、 「物事をまるで地図を描くように“俯瞰的に”とらえようとすること」だ。 たとえば…、 ●自分の間違いに気づき、死角を探し、仮定を検証し、軌道修正ができる。 ●「あの議論では私が間違っていなかっただろうか?」 「このリスクを取ることに価値はあるのか?」といったことについて目をつぶらず、率直に自問できる。 ●思い込みではなく、事実とデータにもとづき、曇りのない目で物事を判断する力がある。 あなたはこういったことが、自然とできているだろうか? 物理学者の故リチャード・ファインマンいわく―― 「自分に嘘をつかないことは、なによりも重要だ。だが、自分ほどだましやすい人間はいない」。 そう、私たちの判断力を妨げているものは「知識」ではなく「態度」なのだ。 近年、認知科学の研究から明らかになっていることは、 人間は自分の欠点やミスを認めるのがおそろしく下手だという事実である。 人はすぐに希望的観測に逃げ込み、 偏見や信条を肯定するような証拠だけを見つけようとする。 しかし、自分の思い込みから脱出し、真実に向き合って行動するときに何が起こるか、 その成功から何を学べるか――これが、本書のテーマである。
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4.3“大虐殺の首謀者”として裁かれた軍人は中国を深く愛していた。ついに明らかになる南京戦の全貌──。 折り重なる屍体。過酷な戦場の現実。押し寄せる日本軍に中国軍司令官は逃亡する。軍律に厳しい松井と血気にはやる師団長の確執。中国便衣兵の無法と日本兵の混乱……。その時、南京城内で何が起きたのか? 南京事件の罪を問われ東京裁判で処刑された松井石根を、中国人は今も「日本のヒトラー」と呼ぶ。著者はこの悲運の将軍の生涯を追いながら、いまだ昭和史のタブーとされる事件全貌の解明に挑む。 【目次より】 第1章 日中友好論者への道 第2章 大亜細亜協会の台頭 第3章 上海戦 第4章 南京戦 第5章 占領後の南京 第6章 興亜観音 第7章 東京裁判 最終章 歿後
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4.0東北・北陸の各地を旅し、数々の名句や研ぎ澄まされた散文による夢幻的紀行「おくのほそ道」(新訳・松浦寿輝)をはじめ、「閑(しづか)さや岩にしみ入(いる)蝉(せみ)の声」(芭蕉)、「夏河を越すうれしさよ手に草履(ざうり)」(蕪村)、「白魚(しらうを)のどつと生(うま)るゝおぼろ哉(かな)」(一茶)といった名句の数々と、連句「鳶(とび)の羽のの巻」、長詩「春風馬堤曲(しゅんぷうばていきょく)」など、江戸期俳諧三人の巨星の名句・連句を精選し、新たに評釈を付す。俳諧の文学的・詩的魅力を味わい尽くす最良の入門書。他に、鼎談形式で歌仙を愉しむ『とくとく歌仙』より「加賀暖簾の巻」なども収録。 解説=池澤夏樹 月報=:藤野可織・堀本裕樹
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4.0巡業先の広島の古刹で変死した、歌舞伎俳優・浅尾当次。その報を竹野記者から受けた雅楽は、親友である当次の死に疑問を持つ。一方、女子高校生の仲宮ふみ子は、修学旅行で当次の亡くなった古刹を訪れていた。数年後、ふみ子は、当次の長男・当太郎と運命的に出会う――著者の初長編『松風の記憶』。美しい演出家未亡人と若き劇団員が絡み合う、劇団ツバメ座で起こったふしぎな事件の真相を、竹野記者の手記のみから雅楽が推理する『第三の演出者』。戸板康二が遺した雅楽もの長編を完全収録。資料も充実の《中村雅楽探偵全集》シリーズ最終巻。【収録作】「松風の記憶」/「第三の演出者」/中村雅楽エッセイ=戸板康二/徳間ノベルズ版『松風の記憶』 あとがき=戸板康二/講談社文庫版『松風の記憶』 後記=戸板康二/創元推理文庫版編者解題=日下三蔵
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4.3「経営の神様」といわれた松下幸之助はいかなる人間観を持って経営を成功させたのか。総計170万部のベストセラー「生きがい論」シリーズの著者であり、人事管理を専門とする経営学者が、『松下幸之助発言集』全45巻を読破して松下幸之助の人生哲学の神髄に迫る。松下幸之助は「宇宙(神様、仏様)と自分のつながり」「自分とソウルメイト(縁ある人々)とのつながり」「会社と世の中(お客様を含む)とのつながり」「経営者と社員とのつながり」「社員どうしのつながり」そして「自分の奥にある本当の自分(魂)とのつながり」など、さまざまな「つながり感」を構築し尊重していくことが、あらゆる存在の幸福の追求に結びつくという真理を得た。宗教家ではない松下幸之助はそれをあらゆる機会に、人々に伝わりやすい言葉に置き換えながら表現してきたのだと著者は言う。一代で大企業を立ち上げた松下幸之助に新しい学問「スピリチュアル経営学」で迫った革命的な書。
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3.3元プロゴルファーの横手祐介が台東区三ノ輪の自宅で殺害された。発見者は横手に呼び出された元妻の佐々木鴻子。二人の間には娘がいてプロゴルファーを目指しており、その関係でよりが戻りつつあった。当夜、横手は葉賀開発の石井経理部長と会う予定で、現場に「いしい」と読めるダイイング・メッセージが残され、当の石井は消息を絶っている。この状況に加えて、横手が関わる斜陽ゴルフ場に融資した常磐銀行の営業一課長、横手を目の敵にするジャーナリストの死が相次いで報告され、事件は一挙に多層化して松谷警部らを困惑させるが……。これぞ謎解きの醍醐味、シリーズ最高峰、充実の第3作。
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3.8ロングセラー『育児の百科』で知られる小児科医が、人間らしい社会の実現と生きることの意味を追い求める中で見出した様々な命の姿。
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3.0あなたは地元が好きですか? 千葉県松戸市。東京のベッドタウンでありながら目立った名所や名物はなく、 かといって都会に引っ越すほど不便ではない微妙な立ち位置の街。 千葉県なのに海はなく、名産の梨は鳥取県に生産量を抜かれ、同じく名産のネギは埼玉の深谷ネギに知名度で負けている。 矢切の渡し、野菊の墓、どれも超有名な観光地に比べると微妙なところ。広がるのは田んぼ、畑の農地だらけ…。 松戸市ってそんな街。 ディスるのは愛があるから! 地元のいいところ、悪いところ、全部ひっくるめて地元愛! 文句を言いつつなんだかんだで地元を抜け出せない松戸っ子を描いた超地元密着型ご当地マンガ。
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4.0【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 松野夫妻に学ぶ“ナイスな暮らし”のヒント。 荒物とは、ほうきやバケツといった掃除道具、ざるにたわしといった台所用品など、日々の暮らしに役立つ道具です。時代の流れとともに、電化製品やプラスチック製品に取って代わられてしまった荒物を国内外から集め、全国の雑貨店やライフスタイルショップに届けているのが、東京・馬喰町の問屋街にある荒物問屋「暮らしの道具 松野屋」です。 多くは天然素材や金属を材料とし、小さな町工場や職人の工房でほぼ手仕事で作られている荒物は、使い勝手が良く、丈夫で長持ち。使い切った後は土に返る、サステナブルな日用品。弘さん曰く、「ベターでもベストでもなく、ナイス」な道具たち。 そんな道具の魅力を発信し続けている松野夫妻は、毎日の暮らしのなかでも荒物を活用し、松野屋が提案する「便利さよりも、心地よさや環境に配慮した暮らし」、つまり、「ベターでもベストでもなく、ナイスな暮らし」を実践しています。夫妻の日常を通して、多くの人に素敵な暮らしを送るヒントを伝える一冊です。 ※この作品はカラー版です。
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4.5311の東日本大震災を予知していたことで、一躍有名となった松原照子の近未来の日本に関する予言。増税や少子化など、問題が山積する日本を生き抜くための知恵を教えてくれる。とくに、不思議世界の住人からのアドバイスとメッセージが込められている。
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