作品一覧

  • NHK出版 これならわかる ブラジル ポルトガル語文法 入門から上級まで
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    1巻4,290円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ポルトガル語学習者であれば必ず持っておきたい文法書が登場! ブラジルのポルトガル語を徹底解説する一冊が、好評のNHK出版文法書シリーズに加わりました。豊富な例文とともに、全30章でポルトガル語の文法を学習します。ポルトガル語学習において最重要となる動詞の章には12章を割き、解説します。豊富な活用表が理解を助けます。「文字と発音」「形容詞」といった事項から、ポルトガル語において特徴となる「人称不定詞」や「接続法未来」などまでしっかりと学習することができます。ブラジルと欧州ポルトガルの言葉の違いも解説する章も用意しています。 巻末には、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、イタリア語の文法用語の名称を比較する「法と時制の名称対照表」を掲載。便利な巻末索引も付いているので学習に必要な事項を即座に調べることができます。 【内容】 第0章 ブラジルのポルトガル語について 第1章 文字と発音 第2章 ポルトガル語文法の予備知識 第3章 名詞 第4章 形容詞 第5章 副詞  第6章 冠詞 第7章 指示詞 第8章 所有詞 第9章 数詞、様々な数の表し方 第10章 前置詞 第11章 代名詞  第12章 疑問文と感嘆文/間投詞 第13章 比較 第14章 動詞1 不定詞と活用 第15章 動詞2 直説法現在 第16章 動詞3 重要動詞の用法 第17章 動詞4 直説法の現在完了 第18章 動詞5 直説法の過去表現  第19章 動詞6 直説法の未来表現 第20章 動詞7 現在分詞と過去分詞 第21章 動詞8 人称不定詞 第22章 動詞9 接続法 第23章 動詞10 仮定文・推量の文  第24章 動詞11 命令法 第25章 動詞12 再帰動詞 第26章 関係詞 第27章 接続詞 第28章 話法 第29章 接辞 第30章 ブラジルとポルトガルの違い
  • 星の時
    4.2
    1巻2,695円 (税込)
    地方からリオのスラム街にやってきた、コーラとホットドッグが好きなタイピストは、自分が不幸であることを知らなかった――。「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」による、ある女への大いなる祈りの物語。

ユーザーレビュー

  • 星の時

    Posted by ブクログ

    作品紹介・あらすじ

    23言語で翻訳、世界的再評価の進む20世紀の巨匠が生んだ奇跡の文学。
    「20世紀のもっとも謎めいた作家のひとり」(オルハン・パムク)
    「カフカやジョイスと同じ正殿に属する」(エドマンド・ホワイト)
    「オブライエン、ボルヘス、ペソアと並ぶ20世紀の隠れた天才」(コルム・トビーン)
    「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」(ウォール・ストリート・ジャーナル)
    荒野からやってきた北東部の女・マカベーアの人生を語る、作家のロドリーゴ・S・M。リオのスラム街でタイピストとして暮らし、映画スターに憧れ、コカコーラとホットドッグが好きで、「不幸であることを知らない」ひとりの女の物語は、栄光の

    0
    2025年11月16日
  • 星の時

    Posted by ブクログ

    こんなにも魔法にかけられた物語に出会ったことはあっただろうか。私的、No.1作品。

    奇妙な語りから始まるこの本には、章立てがない。少しでも流し読みをするとよく分からなくなる。だから1文1文を丁寧に。そう、丁寧に追っていたはずなのに、気づいたら、摩訶不思議な世界から、1人の女性の日常にのめり込んでいた。読み終わった瞬間、ふと魔法が解けて、我に返る。漫画に出てきそうなほどの放心状態になっていた。

    この物語の主題は、「踏み潰された無垢」、「名もなき悲惨」だと著者のリスペストールは言うが、まさにそうで、究極の貧しさや醜さやその中にある刹那的な美しさに心を奪われていった。貧しく、卑下されていて、明ら

    0
    2023年08月27日
  • 星の時

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者の前書きから始まったと思ったら、ふつうに思いっきり本編だった模様
    面白かった!日本語は読みやすい!
    こういうどうしようもない結末を迎える作品が好きで、本を読んでる自分がいるなと思った

    0
    2022年06月30日
  • 星の時

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とらえどころのない小説で、こんな話ですよ、と紹介しずらかった。ただ、マカベーアの物語を単純に不幸でした、で片付けずに、どういう解釈ができるのか考えることが大事だと思った。ロドリーゴ、マカベーア、クラリッセ、いろいろな角度から想像できると思う。
    不思議な小説ではあるが、これが作家クラリッセの祈りであり、叫びであると思う。これに触れてみるのも一つの経験としておもしろいと思う。

    とらえどころのない小説で、こんな話ですよ、と紹介しずらかった。ただ、マカベーアの物語を単純に不幸でした、で片付けずに、どういう解釈ができるのか考えることが大事だと思った。ロドリーゴ、マカベーア、クラリッセ、いろいろな角度か

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    2022年05月14日
  • 星の時

    Posted by ブクログ

    産まれてからずっと不幸な女性の物語。

    訳者あとがきの中で「『物語を生きる自己』と『物語を語る自己』として常に見分けしなければならない『作者』の運命」について言及されていて、アイルランドの作家が言う「もし誰かを憐れむべきなのだとしたら、自分自身を二つに分けて書くことを選択した作者」という言葉にはハッとなった。

    小説を読んでると時々、書き手の息苦しさ又は生き苦しさようなものが伝わってきて、気の毒に感じる時がある。この小説の読みにくさの理由はそれかもしれない。

    0
    2022年06月06日

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