作品一覧

  • 女学者・気で病む男
    -
    1巻440円 (税込)
    「女学者」は十七世紀フランス古典劇の代表的作家モリエール後期の傑作。上流サロンで教養を鼻にかける、とりすました女たちの姿を槍玉にあげ、縦横に諷刺したこの作品が上演されると、社交界の男女は色を失ったという。「気で病む男」は巨匠最後の作品。憂鬱症にとらわれた男の独り合点が引起す喜劇のうちに、医学と医者を諷刺しており、巨匠一流の壮健な笑いの総決算ともいえる。
  • 人間ぎらい
    3.8
    1巻473円 (税込)
    主人公のアルセストは世間知らずの純真な青年貴族であり、虚偽に満ちた社交界に激しい憤りさえいだいているが、皮肉にも彼は社交界の悪風に染まったコケットな未亡人、セリメーヌを恋してしまう――。誠実であろうとするがゆえに俗世間との調和を失い、恋にも破れて人間ぎらいになってゆくアルセストの悲劇を、涙と笑いの中に描いた、作者の性格喜劇の随一とされる傑作。
  • 星の王子さま
    4.7
    1巻792円 (税込)
    サハラ砂漠に不時着した孤独な飛行士と、「ほんとうのこと」しか知りたがらない純粋な星の王子さまとのふれあいを描いた永遠の名作。初版本に基づき挿絵を改めた新しいエディション。

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  • 星の王子とわたし
    -
    1巻550円 (税込)
    「『星の王子さま』は、ただの作家の作ではない。航空士といたいけな王子とが、一週間そこそこ、人間の大地を遍歴する記録ではあっても、つまるところは、人心の純真さを失わぬおとなの眼に映じた社会批判の書である」(はしがきより)。サン・テグジュペリの謎に包まれた一生を解き明かし、かつて子供だったことを忘れがちなおとなのために書かれた原作のより深い意味を探って、曇りない目で物事の本質を直視する童心のありようを、愛情ゆたかに訴えかけるファン必読の名エッセイ。

ユーザーレビュー

  • 人間ぎらい

    Posted by ブクログ

    自分を曲げることができないアルセスト。だけど、恋には逆らうことができない人間らしさに安心した。

    喜劇だけど、悲劇的

    0
    2015年05月07日
  • 人間ぎらい

    Posted by ブクログ

    一見飄々と書き上げたかの作品に見えるが、喜劇と悲劇という対極に位置する両者を苦も無く流麗に調和させる技術は物語の書き手なら誰もが嫉妬を禁じえない喫驚の一言。かのゲーテが本作を読んでモリエールに会う事を渇望したというのも頷ける至極の戯曲作品。

    0
    2011年11月21日
  • 人間ぎらい

    Posted by ブクログ

    モリエール随一の傑作とされる性格喜劇。若気の至りの塊のような青年アルセストが人間嫌いになっていく様を、ユーモアとペーソスたっぷりに描いていてほほえましい。理解してくれる友人がいて君は幸せだよ!

    0
    2011年09月04日
  • 人間ぎらい

    Posted by ブクログ

    モリエールにはまったきっかけ。タイトルに惹かれて手にとってみれば、まあ面白い。高校生のうちに出会えてよかった。数作品読んだ今もモリエールの中では一番好き。

    0
    2011年05月22日
  • 人間ぎらい

    Posted by ブクログ

    ロドリーグ。騎士。名門の家。恋人シメーヌ。ある日、ロドリーグの父親が、シメーヌの父親からビンタされる。ロドリーグは父親から「(私をビンタした)シメーヌの父親を殺して名誉を回復するのだ」と依頼される。ロドリーグは、シメーヌの父親を決闘の末、殺害。ロドリーグはシメーヌの館を訪れて、自分を殺せと迫るが、シメーヌは躊躇する。ピエール・コルネイユCorneille『ル・シッド(勇者)』1636 悲劇

    生のどの瞬間も、死への一歩である。ピエール・コルネイユCorneille

    トロイア戦争でトロイアはギリシアに滅ぼされる▼アンドロマック(アンドロマケ)。女。夫(トロイア王子)がアキレウス(ギリシア)に殺

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    2023年07月29日

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