内藤濯のレビュー一覧

  • 星の王子さま
    (ネタバレあり)言わずと知れた、児童文学の皮を被った哲学書です。とにかく考えさせられる台詞が多いのが特徴と思います。

    王子さまの目は非常にプリミティブであり、純粋であり、子どもっぽさがあります。だからこそ見えるものもあるのではないでしょうか。

    「かんじんなことは、目に見えないんだよ」

    作中の言...続きを読む
  • 星の王子さま
    子どもからしたら大人って難しい言葉を並べるし意味もなさそうなことでふんぞり返ってるから不思議で面白くて変な生き物。大人からしたら子どもは可愛いけど何するか分からない、何を見て何を考えて何を訴えているのか分からないから不思議で面白くて変な生き物。でもそのかわり、子どもと大人の切り替えっていつの間にかな...続きを読む
  • 星の王子さま
     この本を読むのは10回目ほどなのに読む度に新しい価値観を与えてくれる大好きな作品です。たいせつなものは目に見えないけど1つだけ目に見えるものを見つけました。それは「星の王子さま」という作品。これは世界中の大人、いや、子供たちにも読んで欲しい。
  • 星の王子さま
    子供の頃、大人になった頃に読みたい。
    実際に読んでみました!
    子供の頃。
    読書感想文で課題図書だったのかな?
    「書く」ことが大好きで、楽しく読んで書いた記憶。そして、読書感想文の賞もらって、校内放送で読みました。あと、それがきっかけでアルジェリアについて調べて、発表した記憶もあります。
    その頃どんな...続きを読む
  • 星の王子さま
    一生大切にしなければならないことが明確に書かれていて、何を言ってるか分からない複雑な本より断然心に響きました。

    以下私が大切にしようと思ったフレーズです

     だけれど、ぼくたちには、ものそのもの、ことそのことが、たいせつですから、もちろん、番号なんて、どうでもいいのです。

     ずるそうなふるまいは...続きを読む
  • 星の王子さま
    読むタイミングによって理解が深まっていくような作品だと思います。何かをずっと考えている人には、答えのような作品になると思います。大好きなお話しです。
  • 星の王子さま
    時間がたくさんあるはずなのに余計なことして忙しいと錯覚する。
    抽象度をあげればほとんどの作業が必要ない。
    持ち物の少ない場所へ行ってゆっくりしたいなぁ
  • 星の王子さま
    まだ3歳なので早いと思うけど、子供のために児童文学を集め始めた。ついでに自分も読み返す。良い本は良い。「星の王子様」はむしろ大人の方が刺さるかもしれない。
  • 星の王子さま
    5才の誕生日に父からもらったもの。当時は難しくて読もうともせず。初めて読んだのは10才の時。このときもよく分からず。うわばみに飲まれる象の挿絵を怖いと思っていた。その後、高校生の時に再読。この時は当時のわたしのバイブルに。20代半ばで読んだときには涙が出た。
  • 人間ぎらい
    自分を曲げることができないアルセスト。だけど、恋には逆らうことができない人間らしさに安心した。

    喜劇だけど、悲劇的
  • 人間ぎらい
    一見飄々と書き上げたかの作品に見えるが、喜劇と悲劇という対極に位置する両者を苦も無く流麗に調和させる技術は物語の書き手なら誰もが嫉妬を禁じえない喫驚の一言。かのゲーテが本作を読んでモリエールに会う事を渇望したというのも頷ける至極の戯曲作品。
  • 人間ぎらい
    モリエール随一の傑作とされる性格喜劇。若気の至りの塊のような青年アルセストが人間嫌いになっていく様を、ユーモアとペーソスたっぷりに描いていてほほえましい。理解してくれる友人がいて君は幸せだよ!
  • 人間ぎらい
    モリエールにはまったきっかけ。タイトルに惹かれて手にとってみれば、まあ面白い。高校生のうちに出会えてよかった。数作品読んだ今もモリエールの中では一番好き。
  • 星の王子さま
    2015.11.24
    星の王子さまのその後が映画になったとのことで観てきました。
    何回も泣いてしまった。
    キツネがかわいすぎて!(*ノωノ)
    ネコを飼っているので、そのネコとキツネを当てはめてしまって泣けた。
    原作のセリフがたくさん出てきて、それらはとても素敵で。
    自宅に帰ってから、またこの本を開い...続きを読む
  • 星の王子さま
    悲しみの物語だった。愚かに思える大人も結局は寂しがりで、子どもみたいな虚勢を張る。どんな立派な人間も本当はちっぽけな存在だ。けれど、それでも誰かを愛したり、傷つけたりする。でもそれでいいじゃないか。王子様は子どもで、純粋で、物事のほんの一部しか見えていない。絵の中の象が見えていないのは王子様も同じで...続きを読む
  • 星の王子さま
    この話を読み取ろうとすると、難しくて子どもにはできない…
    ただ、一つ一つの言葉がなぜか胸に刺さる気がして、、。
  • 人間ぎらい
    あらゆる文章、ここでは恋文の文章だが、その一致性と不一致性について考えさせられる。自分の心がわからなくなるのである。何かを無理やり書く場合には参考になるだろう。
  • 星の王子さま
    「サハラ砂漠に不時着した孤独な飛行士と,「ほんとうのこと」しか知りたがらない純粋な星の王子さまとのふれあいを描いた永遠の名作.」
  • 人間ぎらい
    面白い。
    おべっかや飾り立てた大仰な言葉遣い、本心とは異なる表面上の友情と愛情で満ち満ちた社会を嫌うアルセスト。
    「嘘をつくと蕁麻疹が出る(これは違国日記の高代槙生)」かのような彼は、真実の見えない厚化粧な社交界を嫌う。つまりは「人間嫌い」ということだろう。

    しかしそんな彼も「恋ってやつぁ、理性じ...続きを読む
  • 人間ぎらい
    世間知らずで潔癖なアルセストくんが恋に落ちたことで苦しみまくり人間嫌いになるという「喜劇」。本人からしたら悲劇なのだろうけれど…