内藤濯のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ(ネタバレあり)言わずと知れた、児童文学の皮を被った哲学書です。とにかく考えさせられる台詞が多いのが特徴と思います。
王子さまの目は非常にプリミティブであり、純粋であり、子どもっぽさがあります。だからこそ見えるものもあるのではないでしょうか。
「かんじんなことは、目に見えないんだよ」
作中の言葉を引用すれば、この一文(一言?)だけでも読むに値すると思います。
ただ、感情移入をする小説ではないため、そういう読み方をすると苦労すると思いますし、またたくさんの訳者さんがいるため、合う訳合わない訳があると思います。
全体を踏まえたうえで、星5をつけたいと思います。よかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ子どもからしたら大人って難しい言葉を並べるし意味もなさそうなことでふんぞり返ってるから不思議で面白くて変な生き物。大人からしたら子どもは可愛いけど何するか分からない、何を見て何を考えて何を訴えているのか分からないから不思議で面白くて変な生き物。でもそのかわり、子どもと大人の切り替えっていつの間にかなってるから、大人は子どもの時の素朴な疑問を忘れているから子どもの些細な疑問、子どもにとっては大事なことでも「そんなことより…」って言えちゃう。
王子さまと“僕”の会話は「大人たち」と「大人になりたい」って思ってる人達に本当に大切なことを教えてくれてる。 -
Posted by ブクログ
子供の頃、大人になった頃に読みたい。
実際に読んでみました!
子供の頃。
読書感想文で課題図書だったのかな?
「書く」ことが大好きで、楽しく読んで書いた記憶。そして、読書感想文の賞もらって、校内放送で読みました。あと、それがきっかけでアルジェリアについて調べて、発表した記憶もあります。
その頃どんなことを感じたかまでは覚えてないけど、これが全て。1度しか読んでないけど、アルジェリアについて調べるくらい、子供の心に残ってた。
大人になってからの出会いは、君の膵臓を食べたい。本を適当になおしたほうが、宝探しみたいで楽しい。そんな大好きなシーンに出てきた本でした。
それがきっかけで改めて星の王子さまが気になり、箱根のミュージアムに行ってきました!ちなみに、めちゃくちゃ素敵なミュージアムなのでおすすめです。作品について以上に、作者サン=テグジュペリについて理解できる良い展示。
実際に読んでみると、絵本であり、聖書みたい。子供でも読める絵本のような作品にも関わらず、人間の根本を描いている聖書。子供の心に残り、大人の心に刺さる作品。
大事なものは目に見えない
やっぱり、残るのはこの言葉です。
私の大好きな知世ちゃんの「思いは言葉にしなければ伝わりませんわ」を思い出す。
なつく、絆を結ぶ。
王子さまにとって、たった一輪のバラだった。
誰にでも、一輪のバラがある。何歳になっても、そのバラを大切にできる人でいたいなぁ。
星を見て思い出して。
空飛ぶ広報室の「空を見ても何も思い出さなくなったら」が浮かぶ。
空って、本当に雄大。旅行好きで色んなところに行くけど、実は地元の空が1番きれいかもしれないですよね!
星の王子さま読むと、その作品に対して思うこともあるし。人間の根本を示しているから、自分のこれまでの人生を振り返るというか…蘇ってくるものがたくさんある。これは大人にしかできない読み方かも。あと20年経ったら、また読みたい。 -
Posted by ブクログ
一生大切にしなければならないことが明確に書かれていて、何を言ってるか分からない複雑な本より断然心に響きました。
以下私が大切にしようと思ったフレーズです
だけれど、ぼくたちには、ものそのもの、ことそのことが、たいせつですから、もちろん、番号なんて、どうでもいいのです。
ずるそうなふるまいはしているけど、根は、やさしいんだということをくみとらなけりゃいけなかったんだ。花のすることったら、ほんとにとんちんかんなんだから。だけど、ぼくは、あんまり小さかったから、あの花を愛するってことが、わからなかったんだ
だけど、あんたのその金色の髪は美しいなあ。あんたがおれと仲よくしてくれたら、おれにゃ、そいつが、すばらしいものに見えるだろう。金色の麦をみると、あんたを思い出すだろうな。
心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ
子どもたちだけが、なにがほしいか、わかってるんだね。きれでできた人形なんかで、ひまつぶしして、その人形を、とてもたいせつにしてるんだ。もし、その人形をとりあげられたら、子どもたちは、泣くんだ...... -
Posted by ブクログ
10歳ごろに一度、15歳ごろに一度読んだことがありましたが、いずれも内容が理解できず...
20歳になってふと再読してみると、するすると頭に入ってきた。
王子様が「大切なものは目に見えないのだから」という言葉を繰り返し繰り返し呟いていて、子供から大人になる過程で見えなくなってしまうものは沢山あるなと考えさせられた。
とくに普段、わたしたちが「なんとなくさびしい」「なんとなくうれしい」と、言葉にすることを諦めてしまう感情を、ひとつひとつ拾って話す“きつね”が特に好きだった。
相手の評価軸にせよ、人生における見失ってはいけないものにせよ、私たちの普段感じている感情にせよ、「大切なものは目に見えない」。
大切な人たちに会いに行きたくなる物語。