内藤濯のレビュー一覧

  • 星の王子さま

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    心で見なけりゃものごとはよくみえない。かんじんなことは目では見えない。言葉で表現することは簡単な事だけど、本当はどうすればいいんだろうかと思う。それを思う心?愛着?難しい

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    2020年11月18日
  • 星の王子さま

    購入済み

    『大切なものを』子供目線で

    児童文学ですが、大人になって初めて解釈出来る内容だなと感じました。子供の時に読むと、抽象的で何を伝えたいのか、理解出来無かっただろうなと思いました。しかし、抽象的だからこそ、自分自身の事に当てはめて考えることが出来、読み返すごとに理解が深まったり、その時の心情や境遇によって受け取り方も変わってくるのではないかと思います。初めて読みましたが、また異なる邦訳のものも挑戦してみたいです!

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    2020年10月15日
  • 人間ぎらい

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    久しぶりに古典を読んだ。さくっと読めるので良い。とても皮肉のきいた作品。いつの時代も悪口は人間関係を強固にする手段だったのだなあと悲しくなるし、そんなもんかとも思う。

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    2020年01月13日
  • 星の王子さま

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    共同通信「本の世界へようこそ」が好きです。
    担当の田村文さんのレビューが気になって
    再読しました。
    「無人島に持っていく本」
    そんなタイトルが目を引きました。

    偶然(?)にも文藝春秋BOOKSにて
    小川糸さんも…
    「私が無人島にこの本を持っていく理由」
    とあります。

    田村文さんは2019年の9/16。
    小川糸さんは2019年の6/4。
    おっと、まさかのニアミス(?)ですか。



    私の初読は学生のとき。
    おそらく23~24歳だと記憶しています。

    それなりに純粋なつもりで
    本当のことを見つける視点を
    手に入れるために
    読んでいたんじゃないでしょうか。

    大人の威張りくさってる
    世の中はど

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    2019年10月12日
  • 星の王子さま

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    みんなが好きな本を読めない程度に心が捻れていて、本棚で埃をかぶっていた 2003 年新版 5 刷を取り出したのは安冨先生の功徳です。ナムナム。安冨先生の読みを途中まで進めてからだったので「そうとしか読めない」のはいいんだか悪いんだか。性悪女のバラに心を縛られた王子さま。なるほど。自分は「羊」の機能が面白いと思いました。「帽子」と同じ構造の絵なんだよね。羊が主役では(2019-08-20)

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    2019年08月21日
  • 星の王子さま

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    昨年最後に読み終えた本。

    と言っても、ずっと娘の寝る前の読み聞かせに読んでいて、大みそか、発熱してしまった娘に読んで読み終わった。

    年長の娘にはまだちょっと難しかったと思うが、一応寝る前には、「『星の王子さま』読んで」と言ってくれていた。

    何度も読み直さないとわからないかな、大人も。

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    2018年10月12日
  • 人間ぎらい

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    純心な主人公アルセストが、自分の最も嫌うつくろいの社会の色に染まったセリエーヌにのめり込む。恋に破れ人間嫌いとなって隠遁することを決意する。1640年代の作品だが現代にも通ずる物語。2018.7.7

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    2018年07月07日
  • 星の王子さま

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    難しかった。
    でもこの本は正解がなくて、人それぞれに感じ方が違うから好きに読めばいいのが醍醐味なのかなって思った。
    どのジャンルにも属さない、良い意味で風変わりな素敵な作品。
    そして子どもの頃の純粋な気持ちとか潜在する気持ちを思い出させてくれる本。また歳を重ねた時に読みたい。

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    2017年10月23日
  • 星の王子さま

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    いくつか新訳の物を読んでみたが、やはりこれが一番。美しい日本語。
    読みにくい、訳が悪い、と言う人は自分の語彙力が無いのを棚に上げてるだけ。
    王子様の不思議ちゃんな感じを嫌味無く表現してる。

    時々何かを確認するように読みたくなる本。
    そう、たくさんのバラと、'僕の'バラは違う。

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    2016年02月01日
  • 人間ぎらい

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    本音を言わず建前で人と付き合う

    そんな事が嫌いだ。
    そんな社会はクソだ。
    人間はもっと正直に生きるべきだ。

    そう思った時期って誰しもあると思う。

    主人公アルセストが滑稽でもあり、
    どこかいつかの自分と重ねてしまう。

    これを喜劇として受け止める私たちの社会もまた、悲劇的な喜劇と言えるのかもしれない

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    2014年08月18日
  • 人間ぎらい

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    鬼のような人間嫌いの主人公アルセスト。

    青年故か、誰にたいても斜に構えて反論のみw

    誰も認めようとしない思考回路がすでに自分をかぶっていてつらいですw

    アルセスト「僕はあらゆる人間を憎む。」

    この発言に集約されるアルセストのキャラがいいです。

    悪い事をしてるやつらは当然憎むし、社交界に染まって媚びまくってるやつらも鬱陶しいから憎むし、人徳のある立派な人物さえも憎む心を持っていないというところがうざいから憎むという徹底ぶりw



    まあこんな男がフランスの社交界でうまく行きていけるわけもないので、アルセストと周りを取り巻く人間との絡みは喜劇そのものです。



    ついでにといっては失礼で

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    2013年10月27日
  • 人間ぎらい

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    ネタバレ

    本心しか言いたくないという潔癖性を持つ主人公が、理性では如何ともしがたい恋愛に熱をあげ、最終的に人間ぎらいになる話。あくまで喜劇である。

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    2013年05月28日
  • 人間ぎらい

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    喜劇しか書けない?らしいモリエールさん。
    なかなか面白い。
    同時代だったらもっと面白いのだろう。
    電車で読むには向かない。

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    2012年12月24日
  • 人間ぎらい

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    当事者にとっての悲劇は第三者においては喜劇となる。そういうことだろう。
    登場人物に感情をおいて読み進めれば,この物語の結末は悲劇だ。けれども,これをあくまで戯曲として捉え,最後まで傍観の意思を貫けば,読み手はこの本を滑稽な喜劇として捉えることができるのである。

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    2011年05月15日
  • 星の王子さま

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    だいじなものはいつだって目に見えない。心でさがさないと。

    抽象度の高い童話で、本作の素晴らしいところもまた、心でさがさないと見えないのかもしれない、などとポエムじみた感想が浮かんだ。

    子どもの頃に読めばきっと星の王子様と飛行士や生き物たちのやり取りを純粋に楽しみ、その良さを心で感じていただろう。

    大人になって読むと頭で読もうとしてしまうからか抽象的な表現で頭がフリーズしてしまった。

    少し時間を空けてまた読んでもいいかもしれない。

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    2025年11月26日
  • 星の王子さま

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    この物語は一人一人解釈が違うと思う。

    『星の王子さま』は『ぼく』のイマジナリーフレンドだったのではないか。もう一人の『ぼく』。なぜ大人は理解してくれないんだという思いが、作り出しだ唯一理解してくれる、ちょっと不思議な王子さま。

    大切にしているバラもたくさんあれば価値が下がる。それは星も同じ。
    けどそんな事はない。
    本当は一つ一つにもの凄く価値がある。
    私達がたくさん見てる星も、本当は一人一人の笑顔で輝いている。
    星の王子さまはみんなの心の中にいるもう一人の自分ではないのかと思いました。
    自分の事を否定しないで大切にしよう!という作者からのメッセージではないかと思いました。
    (※あくまで個人

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    2025年10月04日
  • 人間ぎらい

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    三谷幸喜さんの文楽舞台の人形ぎらいに関連する書物として読むことにした。
    偏見的だが、いかにもフランス人のへそ曲がり的な論法で話が進んでいく。ある意味主人公のまっすぐな主張は理解するけど実際身近にいたらめんどくさい奴としか思えないかなと。
    戯曲形式なのでサラサラ読めたが、音読したらより登場人物の心理に近づけるような気がした。やらないけど。

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    2025年09月01日
  • 人間ぎらい

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    戯曲は苦手だがなかなか面白かった。内容は解説読まなきゃよくわからなかったがアルセストの偏屈さが楽しい。

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    2024年11月20日
  • 星の王子さま

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    作者の言いたいことが分かったかと言うと、正直分かっていないと思うが

    ゾウをこなしているウワバミ
    挿し絵
    ねちゃったヒツジ
    箱の中のヒツジを見る目がない
    バオバブの種
    見たいと思うたびごとに見られる夕やけの空
    かんじんなことは、目に見えない
    きっと、ぼく、長いこと苦しまなくていいんだね?
    5億も泉をもつことになる
    この体はおもくて、持ってけない

    一つ一つが大切に心に持っていたい気がする。
    私も、分からないおとなの一人になってしまっているのだろうな。

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    2024年01月17日
  • 人間ぎらい

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    演劇の脚本である。現物を見た後でないとその場面が頭に浮かばないので興味が持てない。
     現在であればYouTUbeで観た後にこの脚本を見ればいいと思われる。津村の読み直し世界文学の1冊であるが、読み直しても場面が浮かばないのは、日本でそれほど上演されなくなったせいなのかもしれない。

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    2023年10月26日