保科正之 徳川将軍家を支えた名君

保科正之 徳川将軍家を支えた名君

750円 (税込)

3pt

3.0

修学旅行先として人気があるのが、やはり京都や奈良など歴史のある街だ。史跡などの見所も多く、そして、その街ゆかりの歴史上の人物の足跡を訪ねるのも、旅の大きな楽しみの一つである。福島の会津若松も同様に、白虎隊で有名な、歴史のある街だ。その最後まで幕府に忠誠を貫いた風土を築き上げたのが、地元でいまだに尊敬を集める本書の主人公、保科正之である。保科正之は徳川二代将軍・秀忠の実子として生まれながら、権力闘争を避けるため、会津藩へと養子に出される。その後、藩主として力量を遺憾なく発揮し、名君と称される。しかし家光が亡くなり、四代将軍家綱は弱冠11歳。正之は兄・家光の遺言で家綱の後見人となり、幕府崩壊の危機に立ち向かう。本書は、最後まで陰の人に徹して、斬新な改革を次々に行い、幕府の長期安定の礎を築いた男を描く、書き下ろし歴史小説。会津を訪れる前にぜひ読んでおきたい一冊である。

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保科正之 徳川将軍家を支えた名君 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「徳川幕府を四代目で崩壊させるわけにはいかない」家光亡きあと、四代将軍家綱は弱冠11歳。保科正之は幕府の命運が、自らの双肩にかかっていることを感じていた。―秀忠の実子でありながら、保科家の養子となった正之。その出生に葛藤を抱きつつも、兄・家光のために、幕政の改革に乗り出すことを決意する。会津藩主とし

    0
    2009年12月22日

    Posted by ブクログ

    事実が淡々と進んでいく感じ。後半以降、保科さん失明寸前で血吐いてるんですが、その辺りでなんか阿部じーさんが大変ハッスルしてました(笑)。アレぎゃふんとは言ってない気がするよ、阿部さん!下馬将軍を懲らしめよう友の会(?)発足?

    0
    2009年10月25日

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