ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
戦後、産業構造が変容し、最盛期には4100キロにのぼった北海道の鉄道の約四割が消滅した。そこでは何が失われ、何が残ったのか。紀行作家として鉄道の魅力を伝える著者が廃線跡を丹念に取材し、開拓史、地域の栄枯盛衰、そこに生きた人々の息遣いを活写する。鉄道への郷愁と憧憬とともに、かつて北海道の基幹産業だった、石炭、鉱山、にしん漁、馬産、砂金などの歴史エピソードを渉猟し、新しい「鉄道民俗学」を試みる。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
廃線紀行と言ってもレールが敷かれていた場所 をトレースする訳ではありません。 かつて列車で旅したルートを車などで巡る旅な のです。 なので駅跡を中心に、かつては栄えたであろう 小さな町を訪れる紀行文になっています。 これがいいのです。 旅を楽しむ前提として、知識と教養が大切であ ることを教え...続きを読むてくれます。 どんな小さな町に寄っても、その町のゆかりの 人に思いを馳せて街の風景を描写しています。 後付けで調べたのかもしれないが、それにした ってここまで色々な歴史を知っているのであれ ば、どこに行っても楽しめるだろう。 知識と面白がる心を持つことこそが、旅を彩る 手段であると思い知らされる一冊です。
北大文学部出身の交通系ライターさんによる、北海道廃線紀行。廃線となった対象はたくさんある。 昔たどった鉄路もあり、それなりに懐かしい。 青森の五能線のように、観光メインで生き残れる路線があるか、検討の余地があれば良かったのだが。 一度廃止した鉄路の復活は考え難く、過疎の進行は防げないであろう。
<目次> 第1部 道北 第2部 道東 第3部 道央 第4部 海をめぐる鉄道 <内容> 「旅と鉄道」創刊期のデスクで、天夢人を創設し、社長を経てフリーライター。天夢人を退職後に、若いライターと北海道の廃線をまわった記録。巻末に廃線の紹介があるように、きちんとまわった様子が見て取れる。読んでい...続きを読むると郷愁を誘い、北海道に旅をしたくなる。自分も大学時代のフリー旅で回った旧万字線の折り返し時に、赤とんぼの大群に囲まれた時を思い出した。
人の姿があまり出てこないことは理由ではないだろう。 また、同伴者がいないことも同様。 途中で、宮脇俊三の文庫本を読みたくなってしまった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
北海道廃線紀行 ──草原の記憶をたどって
新刊情報をお知らせします。
芦原伸
フォロー機能について
「筑摩選書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
完全保存版 西部劇を読む事典
さらばブルートレイン! 昭和鉄道紀行
写真集 昭和の鉄道
新にっぽん奥地紀行 ~イザベラ・バードを鉄道でゆく~
時刻表探検
西部劇を極める事典
西部劇を読む事典 生活人新書セレクション
試し読み
世界食味紀行
「芦原伸」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲北海道廃線紀行 ──草原の記憶をたどって ページトップヘ