星に帰れよ

星に帰れよ

1,430円 (税込)

7pt

16歳の誕生日、深夜の公園で真柴翔は"モルヒネ"というあだ名のクラスの女子に会い――。高校生達の傲慢で高潔な言葉が彼らの生きる速度で飛び交い、突き刺さる。第57回文藝賞優秀作。

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星に帰れよ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本書はそれほど深い話ではないですし3時間程度で読める中編小説です。
    しかししかし未来を感じるすごい作家さんです。
    朝日新聞に寄稿していたのですが高校生らしい告白とともにおじさんを納得させる文章力があります。
    これからの成長が楽しみというか皆さんで彼女の成長を見守っていきましょう。

    0
    2021年02月12日

    Posted by ブクログ

    「じゃあモルヒネって呼んでよ。」

    みんなが面白いと言ってくれて、元気になれると言ってくれて、自分をモルヒネ(麻薬鎮痛薬)と名付けた姉。

    この世で生きる人たちは皆何かを抱え、隠すために鎧を纏ってる。
    ずっと笑ってる人も、ずっと無表情の人も自分を守るための鎧だと思う。
    一番大切なものは目には見えない

    0
    2022年12月11日

    Posted by ブクログ

    比喩が独特で少し長いけど、的確。
    その比喩を頭で想像しながら読み、句点までたどり着いた時に「あ〜、上手い」って毎度思った。
    作者が高校生と知って驚き。

    お笑いキャラなのに、薄くて鋭くて冷たいものを内に秘めているという、二面性のあるモルヒネについての記述がもっと欲しいと思った。もっと知りたいと思った

    0
    2022年01月09日

    Posted by ブクログ

    これを高校生が書いたのか、と思うと驚き。
    矜持 というか、自分の支柱が このころはまだしっかりしていなくて、何かの弾みに折れちゃったりもする。それでも、大丈夫 大丈夫 と自分をなだめながら、なんとかやっていくのだろう。
    今の子供たちって すごくスマートに見えるから、こういった困難も華麗にスルーしてい

    0
    2021年02月16日

    Posted by ブクログ

    今まで感じたことのない衝撃を、この作品から感じた

    確かに、文藝賞の選考委員の方々が指摘するように、アラ自体は素人ながら感じる。読みにくいところや、表現が陳腐に感じてしまうところなども目立つ。

    それでも、この作品にはそれらの欠点を吹き飛ばすだけの切実さがあった。何としてでもこれを物語にしなければな

    0
    2020年12月15日

    Posted by ブクログ

    作者が当時16歳で書き上げた文藝賞の小説。

    主人公のモルヒネから考えさせられたこと。

    人は意識的にしろ、無意識的にしろ、恣意的に他者にレッテルを貼ってしまっているが、レッテルを貼られた側の人間が意表を突いてきた時の恐ろしさは尋常じゃない。その恐ろしさと対峙できるのは「素直さ」だと思った。

    他者

    0
    2024年09月12日

    Posted by ブクログ

    あ〜高校生だな〜って感じ。
    内面の自分と、外面の自分が一致してないこの感じ。
    ソワソワして、見てももらえてなくて、周りが羨ましいって、この感じはよくわかる。

    モルヒネで麻痺させてたのは自分自身で、本当はモルヒネなんて呼ばれたくなかったし、みんなの前でだけ明るく振る舞ってるの気づけよって思ってたし、

    0
    2023年02月10日

    Posted by ブクログ

    最初はあまり意味がわからなかったけど、文が進むにつれてわかってきた。一人一人にそれぞれの価値観があるんだな〜と思った。

    0
    2022年08月25日

    Posted by ブクログ

    高校生が書いたことに驚き。
    自分を斜めに切り取るような、
    で、実はちょっと自自己肯定感低め。
    おもしろかった。

    0
    2021年02月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私が本当の私であること。
    私はムードメーカーのモルヒネで、親友のマユは可愛くて明るくて賢くて、そんなマユと付き合うことになった真柴。

    好きな女子と付き合えて嬉しいはずなのに、マユが自分の名前すら間違えたことに疑問を抱き、GPSを仕込んでモルヒネと尾行して見たマユのパパ活。

    自分の抱いていた好意と

    0
    2025年05月01日

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