機微作品一覧
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4.4※電子版特典にしいな みなみ先生の描き下ろしイラストが特別付録します。 「笑わない賢姫」アイリスは巻き戻り転生の記憶が蘇り、 隣国の王女フィオナが自分の前世であることを知る。 王子アルヴィンの裏切りによりフィオナが窮地に陥ると悟ったアイリス。 彼女はフィオナを救うべく王女の教育係として隣国に赴くが…!? 王子のくせに、機微が感じ取れないなんてダメダメです! 笑わない賢姫と冷徹王子のツン×クール=ラブ!?
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4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 働く現場で感じる「恥」「怒り」「涙」…ぜんぶ経営学に答えがある! 仕事やキャリアのモヤモヤを最新の経営学で解決する日経WOMANの大人気マンガ連載を書籍化。 『僕たちはもう帰りたい(ライツ社)』『だからお前はダメなんだ(大和書房)』など、人々の感情の機微を軽妙に捉えるマンガでツイッターフォロワー18万人のさわぐちけいすけさんと『世界標準の経営理論(ダイヤモンド社)』『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学(日経BP)』などのベストセラーを世に出す経営学者・入山章栄さんのタッグでお届け。 MBAよりもリアルな新時代のバイブルです。
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4.4全米最強のトレーダー養成機関「プリスティーン」が、勝者のセオリーを初公開! デイトレーダーとして株式相場で成功するための心構えを凝縮した一冊です。 最大の特徴は、皆が本当は気付きつつも忘れてしまいがちな事を、表現を変えながら執拗に繰り返し述べている点。本書によって、迷いの罠から逃れ、より信念を持って売買できるようになります。 例えば、「株式を取引するのではなく、人を取引する」という教訓。多くの初心者が、一つひとつのトレードに必ず相手がいることを認識していない。問題は「どちらが、より賢いのか」という点であり、マーケットの機微を知って、賢い側に立てるように鍛えるアドバイスをします。
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4.0芥川賞作家・西村賢太氏 大絶賛!! 「得体の知れぬ日常を底知れぬ生命力で渉(わた)る。そんな人たちが、ここにいる。」 ある日住人の一人が首を括った──。 訳ありの住人たちが住む、大阪の安アパートを舞台に、借金、DV、援交などなど、堕ちて生きる人間たちの人生の機微を綴る、ファッキン下流生活譚!! 飄々として過激。機微繊細にしてタフ。 今、最も読むべき漫画家・岩浪れんじ、衝撃の初単行本!! ジャンル不問の全方位WEBコミックサイト『COMIC MeDu』にて大注目連載中!
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4.4いいのかよ? 本気で抵抗しないとキスするぞ 地方鉄道勤務の朝霞は学歴と鉄オタを引け目に思い、憧れの職に就いたのに理想には程遠い日々。へこむ朝霞に手を差し伸べたのは運輸部のイケメン先輩・市川で……。 地方鉄道会社、日本海電気鐵道――通称かいでんに鳴り物入りで入社した朝霞は同僚たちから嫉妬混じりに「東大クン」と呼ばれ居心地悪い毎日。人の機微には疎くても何より鉄道が好きなのに……。そこへ声をかけてきたのは運輸部の運転士・市川。あまりのイケメンぶりにまるで接点を見いだせない朝霞だったが、一人はさみしいからと部屋に上がり込まれ、連日鍋をする羽目に。「俺とつきあう?」口調の軽さとは裏腹に、問う眼差しは真剣で……。 紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを完全収録した特別版!
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3.3検屍から謎を解く! 人生に絶望した少女が破天荒な天才少年とバディを組む、中華×ミステリー×ラブコメ? 1042年の北宋。 17歳の許紅花は、名医である父の許希について戦場で医者として活躍していた。 しかし怪我がもとで右手に震えが残り、戦場にも赴けず、実家の医院を手伝うこともできず、引きこもりとなってしまった。 ある時、紅花の姉が依頼を受けた検死に代わりに行くことになる。 検死のために向かった妓楼で、髑髏を抱えて罵詈雑言を喚き散らす少年、高九曜――人呼んで「髑髏真君」と出会う。 この出会いが、紅花の運命を大きく変えることとなった――。 口が悪く我儘で皆に疎まれているが、頭脳明晰で一回観察しただけで色々なことを見抜いてしまう九曜。 そんな九曜に振り回されながらも、彼の聡明さや心の機微に興味を持っていく紅花。 九曜も自分を拒絶しない紅花に興味を持ち、自分の主治医にしようと猛アタックする。 さらに許希の弟子、劉天佑からも言い寄られる紅花……。 果たして紅花の選ぶ道は? 紅花と九曜が辿り着く真相とは!
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4.5■第29回山本七平賞・奨励賞 受賞 ■紀伊國屋じんぶん大賞2021(紀伊國屋書店 主催) 第5位 入賞 ■読者が選ぶビジネス書グランプリ2021(グロービス経営大学院+flier 主催)リベラルアーツ部門 第4位 入賞 これが、ニュー・ノーマル時代を切り拓く哲学書。 「ずっとじぶんでも考えていたことが、別の光を当ててもらったような気がして、読んでいて興奮しました」 ――糸井重里(株式会社ほぼ日 代表) 「わたしはすでに受け取っていたんだ。読むと次にパスをつなげたくなる本」 ――伊藤亜紗(東京工業大学准教授・美学者) 「贈与を受け取ったから、私は家族の物語を書きはじめました」 ――岸田奈美(作家『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』) 「人間の『こころ』の力動の機微をとらえる近内さんのセンスには肌の温かさと機械の精緻さがある」 ――茂木健一郎(脳科学者) 「コロナ後の経済は『贈与』を軸に駆動します。必読でしょう」 ――山口周(独立研究者) 2020年最有望の哲学者、「希望」のデビュー作 この資本主義社会で「お金で買えないもの=贈与」が果たしている役割とは何か? 「人間」と「社会」の意外な本質を、みずみずしく平易な文体で驚くほどクリアに説き起こす。 ビジネスパーソンから学生まで、 見通しが立たない現代を生き抜くための、発見と知的興奮に満ちた「新しい哲学」の誕生! 「一見当たり前に存在しているこの『世界』の成り立ちを、『贈与』や『言語』、『常識」の成り立ちを通して説き起こした鮮烈なデビュー作。 人間の『こころ』の力動の機微をとらえる近内さんのセンスには肌の温かさと機械の精緻さがある。 ウィトゲンシュタインと小松左京の本書を通しての出会いは思考世界における一つの『事件』。 社会の見え方を一変させ、前向きに生きるために、この本を処方せよ!」 ―――茂木健一郎 目次 第1章 What Money Can't Buy――「お金で買えないもの」の正体 第2章 ギブ&テイクの限界点 第3章 贈与が「呪い」になるとき 第4章 サンタクロースの正体 第5章 僕らは言語ゲームを生きている 第6章 「常識を疑え」を疑え 第7章 世界と出会い直すための「逸脱的思考」 第8章 アンサング・ヒーローが支える日常 第9章 贈与のメッセンジャー
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4.42022年7月8日、選挙演説中に凶弾に撃たれ、非業の死を遂げた安倍晋三元首相の肉声。なぜ、憲政史上最長の政権は実現したのか。一次政権のあっけない崩壊の後に確信したこと、米中露との駆け引き、政権を倒しに来る霞が関、党内外の反対勢力との暗闘……。乱高下する支持率と対峙し、孤独な戦いの中で、逆風を恐れず、解散して勝負に出る。この繰り返しで形勢を逆転し、回し続けた舞台裏のすべてを自ら総括した歴史的資料。 オバマ、トランプ、プーチン、習近平、メルケルら各国要人との秘話も載録。 あまりに機微に触れる――として一度は安倍元首相が刊行を見送った36時間にわたる未公開インタビューの全記録。
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4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 外国語のなかには、他の言語に訳すときに一言では言い表せないような各国固有の言葉が存在する。本書は、この「翻訳できない言葉」を世界中から集め、著者の感性豊かな解説と瀟洒なイラストを添えた世界一ユニークな単語集。言葉の背景にある文化や歴史、そしてコミュニケーションの機微を楽しみながら探究できる。小さなブログ記事が一夜にして世界中へ広まった話題の書。ニューヨークタイムズ・ベストセラー。世界7カ国で刊行予定。
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4.5習近平に最も近いブレーンが明かす、具体的かつリアルな台湾統一のシナリオ。 本書の著者は中国国防大学教授(上級大佐)で、中国軍人の中でもタカ派として知られている劉明福氏。2010年、中国が世界一の国家になるための構想を綴った著書『中国の夢』が国内でベストセラーとなり、その文言は2012年に発足した習近平政権の政治スローガンにも採用された。 ここから分かるように、劉氏は習政権の政策決定に大きな影響を与えるブレーンだ。政権の看板政策である「反腐敗キャンペーン」についても、早期から軍幹部の汚職事件に関する報告書を作成するなど、理論的支柱の役割を果たした。 本書は『中国の夢』の続編として、2020年に中国で出版された。人民解放軍を世界一流の軍隊にするための戦略を綴ったものだが、台湾統一のシナリオなど中国の安全保障戦略の機微に触れる部分は、掲載の許可が下りずに大幅削除となっていた。 今回、監訳者の峯村健司氏、訳者の加藤嘉一氏は削除された部分を含む完全版原稿を入手。劉氏から編集権、出版権を預かったうえで日本語版の刊行が実現した。
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-河童、猫又、人魚など、世の中には昔から正体のわからない生き物が語り継がれて来た。 そしてそれらは今も存在する…。 私立十種高校には部員がたった二人しかいない生物部があり、その部室の地下には数多くの正体不明の標本が安置されていた…。 ある日、この生物部の二人、東森 覚(ひがしもり さとる)と専女 摩未 (とうめ まみ)のもとに2年生の白河啓子(しらかわ けいこ)が猫の死体を抱いて現れた。 目の前で車に轢かれて死んだその猫をせめて綺麗な姿で葬りたい、という彼女の願いを受け遺体の修復を引き受けた東森は、その修復の際に地下にあった猫又の手と言われる標本を欠損部の修復に使用した。 そして…翌日に彼女は姿を消し、彼女の周りの生徒が次々に事故に遭い始める。 果たしてこれは猫又の呪いなのか?! その他、東森が部室に保管してある河童のミイラを返せと必死の形相で部室を訪れた女。その女と河童のミイラの意外な正体は…「河童の巻」、人の怨念が腫瘍になって現れると言われる人面疽。その標本が生物部室から盗まれた。その盗難直前に生物部室を訪れていた少女は夜道でその標本を顔に投げつけられ、やがて少女の顔には不気味な腫れ物が…「人面瘡の巻」、生物部室に置かれた哺乳類の内蔵の標本とその中から出てきた人の目玉。調査の先に見えてきたのは人と動物の絆の物語だった…「名のない内蔵の巻」など。 古くから言い伝えられる正体不明の動物たち。それらの物語を通じて小山田いくが人の心の機微を描く、感動ホラーコミックの決定版!
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4.0ミステリ界の魔術師・泡坂妻夫。その最後の贈り物である作品集を、二分冊にしてお届けする。『手妻篇』は、辛辣な料理評論家を巡る事件の謎を解く「カルダモンの匂い」ほか、ヨーガの達人にして謎の名探偵・ヨギ ガンジーが活躍するミステリシリーズ、酔象将棋の名人戦が行われた宿で殺人が起こる、書籍初収録「酔象秘曲」、マジシャン同士の心の機微を描く「ジャンピング ダイヤ」ほか、マジックショップ・機巧堂を舞台にした奇術もの、住人が次々と死んだマンションにて交霊会を行い、真実を暴く戯曲「交霊会の夜」など13編を収録。/【収録作】〈ヨギ ガンジー〉「カルダモンの匂い」/「未確認歩行原人」/「ヨギ ガンジー、最後の妖術」/〈幕間〉「酔象秘曲」/「月の絵」/「聖なる河」/「絶滅」/「流行」/〈奇術〉「魔法文字」/「ジャンピング ダイヤ」/「しくじりマジシャン」/「真似マジシャン」/〈戯曲〉「交霊会の夜」/舞台裏 泡坂さん幕を閉じ=新保博久/泡坂妻夫著作リスト=新保博久編
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4.0本田宗一郎氏が、様々な場所に書き、語った言葉の数々を一冊にまとめたものが本書である。外国人の客が汲み取り式便所に落とした入れ歯を拾った話から人情の機微を説き、歌舞伎町での遊び方がわからなかったことから老害の本質を説く。若い頃に胸を躍らせたエンジンや飛行機との出会い、父の教え、そして藤沢武夫氏との邂逅。競争の本質とは何かをレースの経験から熱く語り、発明は恋愛と同じだと喝破する。成功とは99%の失敗に支えられた1%であるという信条を持ちながらも、失敗はついつい厳しく怒鳴りつけた話。遊びというものの本質、そして仕事というものの本質。そして人生の妙味……。自分だけの人生を自分の力で生き抜き、周囲の人を幸福にしようと努め、「人生の楽しみ、人生の本当の豊かさ、人生の可能性」のすべてを体得してきた人にしか語れぬ言葉が、本書からはあふれだしている。読めば読むほど、勇気づけられる、座右に置きたい一冊である。
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5.0素顔の自分で、愛されたい――。 強めの美人で「モテる」女、美央。しかしアプローチしてくるのは、料理を作っても「けっこうやるじゃん」、風邪を引いて助けに来てほしいのに「えー? 行ってほしい?」、あげく「顔はかわいいのに、性格はかわいくないよな」と平然と言い放つ、勝手な男たち。仕事もまじめにしているし、まともな男性と付き合いたいのに、どうしてこんな男ばかりなのか。恋愛ってこんなに、嫌なものなの……? そんな美央の前に、これまで会ったことのないタイプの穏やかな「いい人」、ヒロさんが現れて――。 一方、美央と同じ職場で働く理恵は、ゆるふわな見かけによらず、腹のうちにドス黒い感情をため込んでいる。そんな彼女がある日出会った、優しくて大切にしてくれる、デザイナーの完璧イケメン・あやと。しかしそんなあやとのもう一つの顔に接して、理恵の「シアワセ」はほころびはじめる……。 ダメ恋に傷付いても、何度でも立ち上がる女子たちのリアルな横顔。恋愛の機微を生々しく描き出して今もっとも注目を集める、山本白湯の最新刊!! WEBカルチャーマガジン「cakes」にて共感を呼び、累計330万PVを超える大人気連載に描きおろしを加え、ついに刊行!
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3.81週間前に喧嘩をした彼氏と公演で待ち合わせる女性、実家のパン屋を手伝う失恋したばかりのOL、塾講師に恋する女子高生。普通の女の子が普通に恋をする。儚く揺れやすい繊細な女心の機微を描いた12の物語。毎話異なる主人公の恋愛エピソードを短編漫画とエッセイで綴った、オムニバス作品。
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3.3バナナの皮で、あの人殺せますか……? 家族関係はどんでん返しの連続! 夫と義母を殺した罪で、懲役10年の判決を受けた茅野春子。「多重介護殺人事件」として知られるこの悲劇に意外すぎる真相が?(「妻の罪状」) 介護、遺産相続、8050問題、終活、夫婦別姓など、今日的な7つの問題をテーマに名手があざやかに描く、心揺さぶるミステリ短編集。変転する家族それぞれの心の機微が行きつく先にあるものとは……。 第1話 半身半疑 第2話 ガラスの絆 第3話 殻の同居人 第4話 君の名は? 第5話 あなたが遺したもの 第6話 罪の比重 第7話 妻の罪状
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4.3星野源が、雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載スタートした、エッセイ「いのちの車窓から」。 第1巻となる単行本は2017年に刊行し、ベストセラーに。 【累計40万部突破】となる大人気エッセイ集、待望の文庫化! ドラマ「逃げ恥」、「真田丸」、大ヒット曲「恋」に「紅白」出場と、 2014年以降、怒濤の日々を送った2年間。 瞬く間に注目を浴びるなかで、描写してきたのは、 周囲の人々、日常の景色、ある日のできごと、心の機微……。 その一篇一篇に写し出されるのは、星野源の哲学、そして真意。 文庫版では、カバーを新装&10ページ(エッセイ約2本分半に相当)にわたる、長い「文庫版あとがき」を新たに収録! ※電子書籍限定特典として、文庫版発売にあたって著者直筆のイラストメッセージ&サインを収録しています。
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4.1武士から菓子職人に転身した変わり種の主、治兵衛。父を助ける出戻り娘、お永。看板娘の孫、お君。 親子三代で切り盛りする江戸麹町の評判の菓子舗「南星屋」には、味と人情に惹かれやって来るお客が列をなす。 麹町を大火が襲った夜以来、姿を見せなくなった気のいい渡り中間を案ずる一家だったが、ある日、思わぬところから消息が届き……。 「誰だって、石の衣は着ているもんさ。中の黒い餡を、見せねえようにな」 やさしい甘みで包む親子の情、夫婦の機微。 諸国の銘菓と人のいとなみを味わう直木賞作家の大人気シリーズ最新刊! 〈収録作〉 饅頭くらべ 母子草 肉桂餅 初恋饅頭 うさぎ玉ほろほろ 石衣 願い笹
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3.8キレイになりたい! でもめんどくさい! という著者が、自己流に“はしょり”つつもさまざまなことに挑戦していく姿と、その女子ゴコロの機微をオモシロ愉快に描いたぐ~たらビューティー漫画。お世辞にも美容マニアとはいえない著者ならではの“赤裸々な本音”満載で、抱腹絶倒! 手間をかけずにキレイになりたい!!――この女性たちの願望をくすぐる(または反面教師の)エピソードがぎっしり詰まってます。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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-一昨年母親が急逝してから父と一緒に大衆食堂「くすのき亭」を切り盛りする楠了子(くすのき りょうこ)。 以前は色々夢もあったような気もするが、今は淡々と店の仕事をこなす毎日…そんな毎日の筈なのだが、彼女の周りにはいつも不思議な出来事がついて回るのだった。 ある日、閉店直後に電話が鳴り、了子が受けるとそれはラーメンの注文だった。 自分で調理し出前に行った了子だったが、電話をしてきた女性はこの世の者では無かった。 そしてその日から了子の元には閉店後のラーメンの注文が入るようになる。 了子は何者かに憑かれたように夜の出前を繰り返すが…。 その他、表題作品「くすのき亭の日々」の他、とあるレストランのオーナーが突然家に友人の娘を住まわせたことからそのオーナーと息子の間に起きる出来事を描いた「すぺしゃる料理人」、昔一緒に遊んだ男の子の面影を追って信州、小諸を訪れた女性の一日をほのぼのと綴る「約束」を掲載。 小山田いくが大衆食堂「くすのき亭」の日常にからめて、人間の機微を丁寧に描く珠玉のホラーストーリーの決定版!
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3.5仕事や人間関係に応用できる世界最古にしてもっとも愛読された勝負論&リーダー論。 古今東西、数多くある兵法書の中でも、最古にして最高の水準を誇るのが「孫子の兵法」。今も世界各国で愛読されているこの古典には、あらゆる「戦い」の機微が書き尽くされている。現代においても、ビジネス競争、受験戦争、出世競争、スポーツ、恋愛などさまざまな「戦い」がある。そうした場面にも十分に応用できる「知恵」がここには凝縮されているのだ。 本書ではイラスト、図表をたっぷり使い解説。また「実践・孫子の兵法」もあわせて紹介。
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-昔のおとなが背中で伝えた、生きるうえで大切なこと。 未来の同業者にみっともない仕事はできないという、職人の矜持。 般若心経を丸ごと暗記した五歳児のまなざしの先にあるもの。 大きな災害を前に口ごもるしかない、私たちの気持ち――。 生きることの機微をめぐる思考が、 日々の出会いやエピソード、遠い日の記憶から立ち上がる。 まなび、痛み、しあわせ、自由、弱さなど、 身近なことばを起点に広がってゆく哲学エッセイ。 【目次】 まえがき ―― 「これで死ねる」と言えるとき 1.伝えること/応えること 2.おとなの背中 3.人生はいつもちぐはぐ 4.ぐずぐずする権利 5.言葉についておもうこと 6.贈りあうこと 7.東日本大震災後 2011-12 ※本書は、小社より二〇一三年九月に刊行された単行本『おとなの背中』を改題し文庫化したものが底本です。
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1.0あたし、奈津(なつ)。たっくんと結婚して、あれまさか?と思って生まれて初めて産婦人科に行って受診したら、めでたく妊娠してました。そのことをちょうどパチンコしてたたっくんに伝えて、「うれしい?」って聞いたら、「なんかまだ実感わかない」だって。男親なんてそんなもんなのかなー? …それどころか、あたしの体調おかまいなしにエッチを求めてくる始末。うむむ。「やめてよ」って拒絶したら、なんとたっくんったら……! 若い夫婦の心とカラダの機微を瑞々しいタッチで描く、センシティブ・カップルストーリーの決定版!(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.5-3~特集/女たちの修羅場」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-「何回見ても顔キレーやな」。男子大学生の楚良(そら)は、通う大学に営業員として出張している男性・赤楚(あかそ)と話すのが楽しみ。美しい顔をしている赤楚だが、「見せものにされたくない」と言い…!? 感情の機微を掬い上げる作家・嘉内のデビューよみきり。(47P) (この作品はウェブ・マガジン:Trifle by 花とゆめ 5号に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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-イザナキ・イザナミの壮大無比なけんかに始まり、山内一豊とその妻など、古代から江戸にいたる歴史上の夫婦げんか十七例をとりあげ、ユーモアと諷刺をこめて男女の機微を軽妙な筆で綴る、喜劇夫婦の日本史。 虚実入り乱れる夫婦史伝を、詳細な史料をもとに読み直す。 【目次】 われらが祖先はかく戦えり――伊邪那岐命・伊邪那美命 やきもちニッポン事始め――磐之媛皇后と仁徳天皇 天平の王者は奥様本位――聖武天皇と光明皇后 優雅な王妃の投石――藤原安子と村上天皇 王朝美人は強かった――「蜻蛉日記」の作者と藤原兼家 うかれ女 離婚始末記――和泉式部と橘道貞 浮気のいましめ――茨田重方とその妻 過保護パパの代理戦争――高倉帝と徳子・平清盛の場合 徒労を重ねた正義派夫人――北条政子と源頼朝 妻の根性夫を走らす――日野富子と足利義政 不信のなかの裏切り夫婦――織田信長と濃姫 戦国“女性外交官”の怨念――徳姫と信康 歴史に残る痴話げんか――豊臣秀吉と禰々 夫に与えた強烈パンチ――前田利家とおまつ 奇妙なけんかの奇妙な結末――細川忠興と玉子(ガラシャ) 貞女の頭脳プレ――山内一豊とその妻 忠臣蔵にみる偽装離婚卜大石良雄と妻りく あとがき 改版に際して 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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-2週間の愛人契約。無垢な乙女は、触れなば落ちん果実となった。 モデルという仕事は華やかでも、ジェマイマは内気な娘だった。そんな彼女が、若きイタリア人富豪専属の愛人になるとは――。だがチェザーレ・デュランテと初めて会食の席で出会った瞬間、彼女はその強烈な魅力の虜になり、誘われるまま夜を共にした。会食はジェマイマの従兄弟の事業へ投資を求めるためだったが、チェザーレはそれを巧みに利用し、愛人契約を迫ったのだった。「一夜では足りない。2週間、僕の愛人になれば投資をしよう」濃密な夜を重ねるうち、ジェマイマの心にある想いが芽生える。2週間では足りない。彼と、永遠にこうしていられたら……。 ■美しく細やかに男女の心の機微を描くクレア・コネリーの愛人契約ロマンスをお贈りします。もうこのふれあいは情熱だけではないはずと願うヒロインと、それを頑なに否定するヒーロー。二人が想いをぶつけ合う感動のラストまで、一気読み必至です!
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3.0この子はあなたの息子よ。そう真実を告げたら、家族になってくれるの? 夫が遺した莫大な借金、幼い息子を奪おうと画策する義父。サヴァナは困り果て、亡夫の弟で初恋の相手トレントに助けを求めた。2年前、サヴァナはトレントに身を捧げたあと、冷たくあしらわれ、打ちのめされていた。さらに妊娠に気づき、途方にくれていたとき、形だけの結婚をもちかけてきたトレントの兄――まさかすべては跡継ぎ欲しさに彼が仕組んだ罠だったとは……。何も知らないトレントは、彼女と兄の結婚後、一切の接触を断った。今や成功者のオーラをまとう彼との久々の再会。目と目が合った瞬間、サヴァナは強烈な感情に心乱され、彼のオフィスで熱く結ばれてしまう。“息子の父親はあなたよ”とは言えぬまま。 ■日本デビュー作『ナニーの秘密の宝物』以来、ヒット作を飛ばし続けているキャット・シールド。彩り豊かな表現力でヒロインの心の機微を丹念に綴る王道ロマンスをお楽しみください。一気読み間違いなしの、シークレットベビーがテーマの物語です。
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5.0愛するがゆえの誤解が二人を遠ざける。会いたくて会いたくて、たまらないのに。 キャリーは同僚医師のコナーと、幸せな結婚生活を送ってきた。けれども長らく子宝に恵まれず、ようやく授かったと思ったら、生まれる前に天国へ旅立ってしまい、深い喪失感に打ちひしがれた。なんとか仕事に復帰し、立ち直ったかに見えたキャリーだったが、ある日突然、彼女は短い置き手紙を残し、愛の巣を飛び出した。〈ごめんなさい。離婚手続きを進めてください。どうかお幸せに〉涙でにじんだメッセージを読み、夫のコナーはキャリーを捜すが、ゆくえ知れずのまま、彼女が住み慣れた家に戻ってくることはなかった。それもそのはず、キャリーは、コナーがもう別の女性を求めていると、人づてに聞いて絶望の淵に落とされてしまったのだから……。 ■愛する夫を思うあまり、みずからが身を引くしかないと姿を消したキャリーの心中を考えると胸が締めつけられます。愛の試練と心の機微を巧妙に描く人気作家J・メトカーフが用意した結末とは……?
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 キリスト教の枠を超え人間の成立の普遍的な意味と構造を存在論的ダイナミズムとして分析、現代思想へ問題提示する。 【目次より】 はしがき 目次 序章 第一部 自己存在の探究 初期著作および『告白』を中心として 第一章 探究の甚本構造 序 第一節 探究の端緒 第二節 回心の意味と構造 第二章 確実性の問題 序 第一節 アカデミア派批判 第二節 内への超越 第三章 記憶と想起 知の成立根拠をたずねて 序 第一節 知への愛 第二節 知の両義性 第三節 ものと言葉 第四節 知の意味と根底 記憶論の展開 第五節 幸福の生の記憶 第四章 時間と志向 精神の発見 序 第一節 創造と時間 第二節 記憶・直観・期待 第三節 精神の志向的かたち 第五章 悪の問題 「自己・人間の成立」の機微をめぐって 序 第一節 問いの端緒 第二節 自己存在の謎 第三節 人間的自由の根底 第四節 創造と意志 第二部 「神の似像」の探究 『三位一体論』に即して 第六章 知を求める信 序 第一節 信という端緒 第二節 信と知との再帰的構造 第七章 自己知の探究 序 第一節 精神の三一性 第二節 自己知のアボリア 第三節 欲望と思惟 第八章 外なる人間の三一性 結合力としての意志 序 第一節 三一性の諸相と意志 第二節 精神の開かれたかたち 第九章 創造と原罪との問題 知の成立の意味と根底 序 第一節 人問の創造 第二節 原罪の成立とそのかたち 第三節 知恵と知識 第十章 信の構造 序 第一節 信の志向的かたち 第二節 幸福の生 第三節 不死性への与り 第四節 問題の展望 第十一章 「神の似像」の知と再形成とをめぐって 存在の現成のかたち 序 第一節 信の普遍的根底に向って 第二節 精神の自己還帰 第三節 神の似像の意味 第四節 還帰・転回の文脈 第五節 本源的な記憶と想起 第六節 神の似像の再形成をめぐって 第七節 神性の全一的交わり キリストの問題 註 あとがき 結語に代えて ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 谷 隆一郎 1945年生まれ。宗教学者。九州大学名誉教授。 東京大学工学部合成化学科卒業。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。 著書に、『アウグスティヌスの哲学』『東方教父における超越と自己』『人間と宇宙的神化』『アウグスティヌスと東方教父』『受肉の哲学』、 訳書に、『キリスト教神秘主義著作集 第1巻』(共訳)P.エフドキーモフ『神の狂おしいほどの愛』(共訳)『砂漠の師父の言葉 ミーニュ・ギリシア教父全集より』(共訳)『アウグスティヌス著作集 第18巻 2 詩編注解 2』(共訳)『フィロカリア 東方キリスト教霊性の精華 第3巻』『フィロカリア 第4巻』(共訳)『キリスト者の生のかたち』(編訳)『証聖者マクシモス『難問集』 東方教父の伝統の精華』など。
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-地球が蒼類と呼ばれる異生命体に支配され、ほとんどの生き物が死滅した未来。一部の人類は海底都市へと逃げ込み、人造人間〈イレニアム〉たちを使役して海中に潜んで暮らすようになっていた。荒廃した中国・上海に、六つのポッドが着底した。海底から送り込まれたイレニアムの作戦部隊だ。彼らの任務は蒼類の活動を抑制する酵素を持つ陸生サンゴ・アマノリスの採取することだった。隊員のアニカは生まれて初めて大地を踏みしめ、訓練の記憶を頼りに街を駆け抜ける。しかし、作戦遂行のために脳内に埋め込まれた装置が解除されたことで、その視界に色彩あふれる幻の上海の姿が現れ……自らの使命と向き合う主人公の心の機微を、現実と幻が交錯する都市の姿に重ねて描く、第11回創元SF短編賞受賞作。※本電子書籍は、『Genesis されど星は流れる』(東京創元社 2020年8月28日初版発行)に収録の「蒼の上海」のみを電子書籍化したものです。『Genesis されど星は流れる』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
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4.0アスペルガー症候群の人は、知的な能力に支障がないものの、対人コミュニケーション上の問題を抱えている。 特に男女関係のように、ボディランゲージや言葉の機微に依るところが多い場合、大きな問題が起こりかねない。 こういった事柄は、雑談や友人関係のつきあいを通して思春期に獲得していくものだが、アスペルガーの人は、これを学びにくいのだ。 実際、アスペルガーの女性には、男性の性的な要求を「そういうもの」と思って字句通り受け入れてしまう、性行為を強要されても断れない、等の問題が生じている。本書はそういった状況に対して、アスペルガーの女性がどのように対応して生きていけばよいかを具体的に記している。
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3.7できないことは、できません。 やりたくないことも、やりません。 三葉雨音は他人に感情移入できない26歳。 同僚星崎くんの退職を機に、仕事を辞める。 他人に興味を持たない長所を見込まれ三葉は 「お見舞い代行業」にスカウトされ、 移動手段のないお年寄りの病院送迎や 雑用をする「しごと」をはじめる。 文芸界の注目著者が 「めんどうな人」の機微を描く! 【主な登場人物】 ◆三葉雨音 26歳。職業はお見舞い代行。 他人に興味がない。 ◆霧島開 三葉の雇い主。 喫茶店の店主で、ホットケーキが苦手。 ◆リルカ スナックで働く、 感情豊かで共感能力が高い霧島の彼女。 ◆星崎聡司 三葉の元同僚。 湯気の立つ食べものが苦手。失踪中。 【依頼人たち】 ◆田島セツ子 病院への送迎。聞き上手な80代。 ◆権藤 肝臓の病気で入院中の70代。 因縁の相手。 ◆清川好美 手術の付き添い。 配偶者なしの42歳。
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4.0SNSで大反響! 「奇病に罹った少女と怪しい医者の話」が待望の単行本化! 単行本でしか読めない描きおろし漫画「ある少女の診療録」も収録! もうここには居られない――。 原因不明の病に苦しむ少女と、 その病の謎を追い求める怪しい医者の物語。 “奇病”を巡る、ダークミステリーファンタジー開幕!! 父が遺した屋敷で義母と義姉と暮らす少女・アリアは、 虐げられながらも唯一自分を愛してくれた父との思い出だけを縁(よすが)に生きていた。 しかしある日、体調を崩したアリアは咳と共に謎の黒い液体を吐き出す。 それは次第に瘴気となって、屋敷中の人間を瞬く間に昏睡状態に陥らせた。 助けを求めて屋敷を飛び出したアリアは、奇妙なマスクを着けた男と出会い……。 【担当編集より】 若手新鋭作家・Sue Lue(スールー)さんの作品が、 ついに、ついに、単行本化です!! 義理の母と姉と暮らしてる少女が ある日、突然、病を発症して怪しい医者と出会い、 治療を通して…というところから物語は始まります。 現代病として実際にあるんじゃないかと思わせるような 奇病ファンタジー設定が盛り込まれています。 作中で繰り広げられていくアレコレを通し、 治療中だけではなく治療後に抱える不安や悩み、 人との関わり等についても考えさせられたり、学ぶこともあったり……と、 いろいろな場面で登場人物たちの心の機微がリアルに描かれています。 アリアとドクターの関係性の変化にも注目していただきたいのですが、 本作にはいくつかのテーマが盛り込まれています。 未読な方のためにも現時点ではそのあたりの情報は控えますが、 今だからこそ読んでもらいたい作品です。 この奇病は一体なんなのか。 奇病、迷信、ダークファンタジー、マスク(!?)等の設定だけではなく、 ミステリー要素が好きな人にもハマること必至です! 物語の構成、世界観の設定をはじめ、各話の引きを秀逸に仕上げる、 著者のSue Lueさんの「アリアの診療録」、 ぜひ皆様にお楽しみいただけましたら幸いです。 (怪しい医者が時折みせる、おちゃめな言動にも注目です!笑) 【目次】 ・第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話 ・描き下ろし「とある少女の診療録」
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-モーパッサンは人間の欲望の織りなす日々の暮らしの機微を、さまざまな側面から切り取って鮮やかに示してくれる多くの短編小説を書いた。この集には表題作のほか、「聖水授与者」「月光」「宝石」「温室」「オトー父子」など20編を収めた。
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-夢と野心をもって江戸に出てきた男は、商人として成功するが…… 長年連れ添った夫婦のすれ違い、出世と引き換えに大切なものを失った男……現代人の心を動かす、珠玉の七編を収録した時代小説集。 貧しい百姓の末っ子として生まれた捨松は、故郷の下野(しもつけ)を飛び出し一人江戸へ上る。十数年後、捨松は商売で成功するものの、兄との再会を機に「大切なもの」を失ったことに気づく――表題作「あんちゃん」のほか、夫婦のすれ違いや恩師への慕情など、姿勢の人々の心の機微を直木賞作家が丹念に描く。ほろ苦くも優しい短編集。 ※ 単行本 2010年5月刊 文春文庫版 2013年4月刊 文春文庫新装版 2024年2月刊 この電子書籍は文春文庫新装版を底本としています。
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3.5「彼女とセックスできる理由を話して」 性的不能だと信じていた夫の愛人は、醜く太った中年の女だった。 専業主婦の日奈子のもとへ、ある日、夫の愛人と名乗る、太った中年女性がやってくる。 夫のユキは長らく性的不能だったはずで、日奈子とはセックスレスの日々が続いていた。 いったいいつから、私たちの関係は、こんなにも不安定なものになってしまっていたのか――。 日奈子は、衝撃のなかで、ある行動に出る。 どんな夫婦にも訪れ得る、あやうい瞬間。 繊細な描写で、残酷なまでにむき出される心の機微を描く。 解説・東直子 ※この電子書籍は2016年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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-人間社会に生きて行くこととは、その機微を理解すること、つまり、生き方のセンスを磨くことにある。生き方のこだわり、好みが性格を作る。性格を知るには、その国の代表選手のようなことわざを集めることだ。ことわざには、きらりと光る知性が、何気ない表情で埋め込まれている。まさに生きるヒントが宝の山のようにある。本書は、ことわざから説く心のレッスンである。
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-『PHP』誌における連載企画のなかで、長年にわたり、“PHPの顔”として不動の人気を博しているページがある。それは外回りの表紙の裏側、人呼んで「裏表紙」。わずか500字に満たない、掌におさまるような短い文章だ。初代の書き手は松下幸之助。ベストセラー『道をひらく』も実はこの連載から誕生している。60年以上にわたって、刊行月の季節に題材を取り上げながら、人生の機微や経営の妙味を語ってきた同欄。本書は現在の書き手、松下幸之助研究の第一人者である佐藤悌二郎による名編116編をまとめている。いつも読者を励まし、新しい気づきを与えた佐藤版の本質は、「心のもちようひとつで、お互いの人生は必ずよい方向に向かう」というもの。まさに幸之助の思いを受け継いできたものだ。読者待望の単行本化である!
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3.8語るは恥だが役に立つ! 淑女たちよ、下ネタは男のもののみに非ず。 知っていればいつか使えるはず。当代随一の漫画家&エッセイスト、 カレー沢薫が徒然なるままに書き綴る人生を楽しくする至極のエロ話。 奇抜なエロネタを提供する「担当」と、妄想を膨らませ、さらに深化させる カレー沢薫。ど肝を抜く、世にも過激なエロワールドが全面展開します。 男と女、性癖、性具の3章構成。エロを通し、人生の機微や、いつか役に立つかもしれない名言が満載。おたく女子、ネット女子のお供にも最適の本です。 タブーなき本音で迫るカレー沢節が炸裂する珠玉の40編。 好評既刊『猥談ひとり旅』(日本文芸社)に続く、週刊漫画ゴラク連載中の コラム「使えそうで、やっぱり使えないエロ知識」の書籍化第二弾! <著者について> カレー沢 薫(かれーざわ かおる) 1982年生まれ。無職の漫画家・コラムニスト。2009年に 『クレムリン』でデビュー。漫画連載以外にも多くのコラムを執筆。 主な著書は『ブスの本懐』(太田出版)、『負ける技術』(講談社文庫)、 『猥談ひとり旅』(日本文芸社)など。趣味はエゴサーチと課金。人妻。
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3.0ある日、自宅に送られてきた写真を見てアンジェルは色を失った。婚約者のザーヒルと恋人らしき女性の密会写真!中東の小国のプリンスであるザーヒルとは13歳のときに婚約し、恋い焦がれてきたものの彼はキスさえしてくれたことがない。それなのに、写真の中の彼は明らかに情熱に満たされ、心から幸せそうにほほ笑んでいる。愛されていないのなら身を引くべきね。アンジェルは決心し、ザーヒルを自由の身にしようとするが、その条件として、最後の願いを聞いてほしいと懇願した。「ひと晩だけ、あなたの花嫁になりたいの」■セクシーなストーリーの中にヒロインの心の機微を丁寧に描くルーシー・モンローの砂漠の国を舞台にしたストーリーです。10年間恋したシークとのせつない恋のゆくえは?
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4.0「諦めきれぬをどうあきらめた 諦めきれぬとあきらめた」──人の心のありようをうたった都々逸から、「箪笥屋は離れ座敷を嫁の部屋」など、ちょっとエロティックな川柳、破礼句(ばれく)、「世の中ね顔かお金かなのよ」といった回文まで、三五〇余りの句や歌を通して、日本人の心の機微、男女の情愛や性愛の世界を読み解くエッセイ集。
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4.0傲慢な夫は去っていった──最初で最後の贈り物を私に残して。 別居して1年近く、ジョアンナは離婚について話し合うため、大富豪の夫マットの屋敷を訪ねた。彼への愛情などもう残っていないと思っていたのに、再会するなり、思いがけず胸の高鳴りを覚えたジョアンナは、自分を叱りつけた。騙されてはだめ。彼の酷い仕打ちを忘れたの?二人の話し合いはしだいに熱を帯び、抑圧された情熱が炎となった。翌朝、マットのベッドで目覚めたジョアンナは動揺して逃げだすが、やがてさらなる動揺が彼女を襲う──妊娠していたのだ。だが、時すでに遅し。マットは新天地へと旅立ち、連絡も途絶え……。 ■大御所作家アン・メイザーが描く、ほろ苦い大人のロマンスをお楽しみください。夫と妻の絆を試すかのごとく次々と襲いかかる難問、複雑な男女の機微。ベテランの筆が冴える情感豊かな物語です。
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3.9一流は、能力ではなく、小さなこだわりで他の追随を許さない! 「あなたのしているネクタイに戦略がありますか?」 一流といわれる営業マンは、「営業という仕事に対して独特の視座」を持っています。 それは気がつくかどうかのものであったり、ちょっとしたこだわりであったりします。 そんなささいなものですが、時には持っているスキル以上に差がついてしまうものです。 ネクタイやボールペンの選び方、企画書のまとめ方など、それだけでも大きな差が生まれます。 さて、一流は結果を出すために、どんなところにこだわりを持って、 どんな行動をしているのでしょうか? リクルートのなかでTOPを誇り、研修等で優秀な営業を輩出している著者が、 一流といわれる人がこだわっている「営業の機微」を教えます! 営業に、特熱な才能は不要です。 本書を読むことで、ちょっとしたことが営業の「三流」「二流」と「一流」の差だと 気づくことができるでしょう。 成果の出せる、一流の営業マンに本気でなりたい人は、絶対に読んでください!
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3.0福岡伸一氏大推薦!! 「海底にひそむ沈黙の生物にもちゃんと心があることを証明した画期的な科学論」『ダンゴムシに心はあるのか』で注目を集めた著者が、深海生物オオグソクムシのユニークな生態を描きだしながら、動物の「心」と個性に迫る。深海生物オオグソクムシ。このたった11文字を声に出すだけで、ワクワクと不安の入り混じった何とも言えない気分になってきます。深海という暗黒の世界で、名前から察するに大型であろう未知のムシが蠢いている……。本書では、このオオグソクムシと私の出会いから最近の実験に至るまでを詳しく紹介しました。彼らの興味深い生態と、私達の試行錯誤の研究を、きっと楽しく読んでいただけると思います。一方、本書の主題は、動物の心と個性を探ることなのです。本書は、心の科学の本なのです。(「はじめに」より)○本書の目次より 第1章 心という存在/第2章 オオグソクムシの心と個性/第3章 オオグソクムシの心の機微/第4章 ダンゴムシの個性/第5章 ダンゴムシの心の機微/第6章 心は妖怪/…
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4.0「いらっしゃいませ。『オコジョのティールーム』へようこそ!」 幼い頃からの夢を絶たれた23歳・無職の青年コウが偶然たどり着いたのは、愛らしすぎる「しゃべるオコジョ」がオーナーを務める英国喫茶店。香り高い紅茶と、ダジャレ好きなイケオジパティシエによる絶品スイーツ、そして不思議なほど人の心の機微を読み取るオコジョさんのうんちく。訪れる人々をほっこり魅了するこの店でアルバイトをすることになったコウは、店のさらなる秘密に触れて……?
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3.7「ゲス不倫」叩きから、「熟年離婚」まで……。世の中は、かくも男女の問題に満ち溢れている。甘美で魅力的なはずの関係はなぜ、今や絶望的なまでに我々を追い詰めているのか? 男女の機微を知り尽くした作家とタレントが、出会いから恋愛の作法、不倫の在り方、看取りの瞬間まで、男と女を巡るあらゆる問題を徹底討論。しなやかでありながら、したたかでもある男女の「愉しみ方」を提言する。古典的男女観ともフェミニズムとも異なる視点の2人が、とかく男女に世知辛い日本社会を喝破する!【目次】まえがき/第一章 結婚したい女たち/第二章 男と女の利害関係/第三章 女は「損」なのか?/第四章 人はなぜ不倫を許さないのか/第五章 女はどう育つのか/第六章 死ぬことと、生きること/あとがき
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-新婚なのに、すでにレス!?更に夫からまさかの「恋人作っていいよ」発言!!! 『お見合い夫婦の性事情~新婚3ヶ月なのに浮気容認!?~』 <原題:お友達から始めてみよう> 借りパク常習犯の女が、婚約者を貸してと言い寄ってきて… 『レンタルいたしません!~婚約者を貸してくれと言われたら~』 <原題:レンタルいたしません> 初めての赤ちゃんの名付けを巡り、夫婦の譲れない戦いが始まる! 『命名バトル!~キラキラネームVS古風ネーム~』 <原題:キラキラが止まらない~この子の名前は私が付ける!~> 夫婦の数だけ事情がある…男女の機微を描く佐嶋しおり作品集! ※本作は雑誌「家庭サスペンス」「嫁と姑DX」等に掲載されていた作品を再編集・改題したものです。重複購入にご注意ください。
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1.0結婚相談所でバリバリ働いていても、自分の結婚のほうはちょっと考え中。そんな日常を送る羽鳥亜津紀にも、意中の人がいないわけではない。知り合って5年になる槇野一太郎は、エリート・サラリーマンを辞めてログハウス作りの専門家になった男だ。仕事にやりがいを感じているらしく、亜津紀と会ってもどこか素っ気ない。勿論、将来について話し合ったこともない。このままお互いに、なんとなく年齢を重ねるだけなのだろうか? 長いあいだ停滞していた2人の関係は、しかし嵐の夜に大きく動きはじめるのだった。巻頭におさめられた短編「男はいつもロマンチック」は、心の機微を描くラブストーリー。以降には、ひょんなことから恋愛の行く末を予知できるようになった女性・星川ありすの物語「アリスの部屋」他を収録。全部で6つの短編がお楽しみいただけます。
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-「男らしい」「女らしい」。そんな言葉に、眉をひそめる人が増えてきている。ジェンダーに不用意に触れることがタブー視されるようになったこの時代にあえて、男らしさとは何かを問う。自らを見失わないために進んで便所掃除にいそしんだ、「柔道の鬼」木村政彦。武道家が強くなることをめざすのは、人に生を分けるため。何かを寄付をするときには、自分にとってちょっと痛いと思える金額を出す、それこそが「身銭を切る」ということだ――。ベストセラー『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』の著者が、男同士の震えるような機微、忘れ得ぬ男たちの生きざまを描く。多忙な日々を過ごす中で、ふと「男らしく生きるとはどういうことか」を思い出したくなった時に読んでいただきたい一冊。 ●「格好いい」より「男らしいやつ」 ●師を思う ●自己アピールしない ●魂魄を留めんとする ●瞑想する時間を持つ ●下から上を見渡す ●静かな強さを持つ ●ライバルを持つ
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生」(栗木京子)、「離婚届」(谷川俊太郎)、芥川龍之介の恋文など、恋愛の様々なシチュエーションを綴った143の詩・短歌・俳句・手紙を収録。 国語教師として、生徒のことばの感覚を目覚めさせる授業が評判となった著者による、大人のための恋歌の読み方・作り方・楽しみ方。 年月を重ねたいまだからわかる恋心の機微。いまことばにしたい、あの時の気持ち。大家達の繊細な表現に触れると、忘れかけていた感情が甦り、自然にことばが紡ぎだされる。これからの日々を潤す大人のための恋歌の授業。
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-2700万部の大ベストセラー時代小説から名言・金言を総ざらい! 『鬼平犯科帳』とは、江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔である。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、若いころ、「本所の銕(てつ)」と呼ばれた無頼の過去を持ち、その経験から、市井の事情にも通じ、人情の機微を知るようになった。 その鬼平を中村吉右衛門が演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた『鬼平犯科帳』は、2017年にアニメ化され、大きな話題になった。 著者、故池波正太郎は『鬼平犯科帳』のほかに、『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』という人気シリーズも書いた時代小説の第一人者。東京・浅草という下町生まれ。小学校を卒業してすぐに働き始め、劇作家として活躍しはじめてからも、しばらくは都職員として働いていたという経歴の持ち主。そうした経験を通じて磨かれた人間観が作品を深みのあるものにしている。 「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」 「何事も小から大へひろがる。小を見捨てて大がなろうか」 「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ」 文庫版『鬼平犯科帳』全24巻と番外編1巻より、しびれる名台詞、寸鉄人を刺す格言、心をうつ人生訓をピックアップ。 著者自身の手になる挿画や、時代小説の挿画家としてしられる中一弥氏の作品も収録。
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4.0江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵。 火付盗賊改方とは、江戸の特別警察。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく、笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた男だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と言い、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する時代小説の金字塔だ。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年1月からはアニメ「鬼平 ONIHEI」も放送され、大きな話題になった。 2017年は池波正太郎の「鬼平」誕生50周年にあたる。これを記念して人気絶大のロングセラー「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻を、ふりがなを増やした決定版で順次刊行。 第一巻収録作品は「唖の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」の8篇。 伝説の粋人・ジャズ評論家で晩年は大の鬼平ファンでもあった植草甚一(1908~1979)の解説も収録。
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3.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 普段は運動もしていなかった中年の著者が、大震災のプチ避難で長距離を歩いた経験から一念発起、「四国お遍路を歩く!」に挑戦! 重いリュックを背負って、ひたすら歩いた7年半の涙と笑いの記録! 1日目は10キロを歩くのがやっと、それが逆に「歩く」に火がついた! 靴擦れに泣かされたり足の爪がめくれたり、股擦れに(!)に悩まされたり、痛む箇所にテーピングしたら水ぶくれになったり……。ウオーキングシューズもいろいろ試し、服装も工夫を重ね、リュックをどのようにして軽くするかに腐心し、雨のなか、強風のなか、あるいは暖かな日差しと季節の花と果物に迎えられて歩き、ついに88番・大窪寺にたどり着いた! そればかりか、スペイン巡礼の映画に触発されて、ヨーロッパの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラに向かうことを決意、ついに歩いて到達した。 四国でもスペインでも、行く先々で地元の人々のもてなしが疲れを癒やし、海や山、田畑の実りに励まされ、人の心情の機微に促されて歩き通した行程を軽妙な文体と多数の写真とで旅情たっぷりに紹介する。
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