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本田宗一郎氏が、様々な場所に書き、語った言葉の数々を一冊にまとめたものが本書である。外国人の客が汲み取り式便所に落とした入れ歯を拾った話から人情の機微を説き、歌舞伎町での遊び方がわからなかったことから老害の本質を説く。若い頃に胸を躍らせたエンジンや飛行機との出会い、父の教え、そして藤沢武夫氏との邂逅。競争の本質とは何かをレースの経験から熱く語り、発明は恋愛と同じだと喝破する。成功とは99%の失敗に支えられた1%であるという信条を持ちながらも、失敗はついつい厳しく怒鳴りつけた話。遊びというものの本質、そして仕事というものの本質。そして人生の妙味……。自分だけの人生を自分の力で生き抜き、周囲の人を幸福にしようと努め、「人生の楽しみ、人生の本当の豊かさ、人生の可能性」のすべてを体得してきた人にしか語れぬ言葉が、本書からはあふれだしている。読めば読むほど、勇気づけられる、座右に置きたい一冊である。
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Posted by ブクログ
HONDAの創業者、本田宗一郎の一日一語的な語録集。
この人すげえ。最高な人生やなあと思いました。
世の中の基準や考えなんかくそくらえで、自分が正しいと思ったことを貫く。
そして自分がやりたいことに全霊をかけるといったところかっこいいです。
周りを見回して所作を決めるのでなく、自分はこうだからと言って自分の思うように生きているのが憧れます。
性格は温かみのある激烈な人だったようです
特にいいなと思ったこと
・技術は恋愛と同じである
・技術と芸術の共通点
・技術の根本は礼儀
・悩みを乗り越える喜び
・アイデアこそが人たらしめる
・もっとも必要なことは賢さでなく、人にものを聞いたときに喜んで教えてもらえるような人格である。人間的評価が第一。
・経験は理論で裏付け、正しい知識にして初めて意味がある
・経験は過去のもの
・自分のために働け
・学歴差別を始め、その他の差別はくそくらえ
・若さとは物事を新鮮な目で見れること。失敗がいくらでもできること
・哲学「人の心をたいせつにする」
・ジョークはアイデアである
・「無」の境地が作り出すもの
・行動には常に動機があり、目的がある
最高の技術者だなあ
Posted by ブクログ
本田宗一郎について知りたくて読書。
著者の本を読んだのは初めてだ。いろいろな関係者やドキュメンタリーなどで見ることが大半だったので著者自身の著書は新鮮に感じる。1ページ1エピソードなので読みやすい。
感想としては、本田宗一郎という人間性が興味深い。豪快であり、人を引き付ける魅力があり、型破りな人物なんだと思う。
後半に出てくるマスキー法の話は「プロジェクトX」で取り上げられた有名な話であるが、若い人の成長が嬉しく、反省させられたという感想が印象に残る。
現場主義で常に好奇心を持ち、謙虚さも持っていたので66歳でスパっと退任してしまったのだろうと思う。世襲させず、2代目社長も60代前半で退任とホンダの社長は皆60代前半で退任している。この点もおもしろい。
汲み取り式便所での入れ歯のエピソードやその人の家や会社のトイレに人間性や考え変え方が現れているからとと最初に見に行く、静岡大学で聴講生となった話、自分の苗字を社名に残していしまったことを後悔している話など。
特に印象に残るのは「人を慮る精神」(p165)で、自分にあるようでない精神だと思った。
読書時間:約55分
Posted by ブクログ
「今日より明日、明日より未来」
「仕事は常に新しくしなければならない。どんな仕事でも新しい目で取り組む」とあります。人生で新しいことへのチャレンジはとても大事なことです。
今日より明日、明日より未来と可能性を信じて従業員が仕事に取り組むことによってホンダが大企業までに発展した原点が描かれています。
本田さんの大切にされていることが従業員にも伝わっていると読んでいて感じました。
私も会社の未来への可能性だけでなく、自分自身の可能性、仲間の可能性を信じて新しいことにチャレンジしています。
「ふるさとグルメてらす」や「ずんだらぼ」「日本酒作り」のビジネスでもチャレンジの積み重ねで拡大していきました。
チャレンジしていく中で新しい気づきも多くあります。
何か新しいことにチャレンジしたいと思っている方にはオススメの一冊です。
私も日々、新しいことにチャレンジし続けます。
Posted by ブクログ
本田宗一郎氏の、エッセイ。彼の人生哲学的な話が多い。
印象的だったのは、とても倫理観が強い人だなということ。企業と言えばお金を儲けることが第一義になりがちだが、事業が世の中の役に立たなければいけない、と考えている。また繰り返し述べられていたのは、国民一人一人がアイデアを生み出さないといけない、ということと、若い人を次々と起用し、年寄りは引くべきだということ。
彼は根っからの技術屋で、メカにかかわる仕事が大好きであった。好きこそものの上手なれで、夢中になって研究したその分野で実力を延ばし、日本が世界に誇る会社を作った。
やはり、抜きんでる人というのは、多方面に興味を持ち、サポートしてくれる人に囲まれるだけの人徳がある人なのだ。
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