【感想・ネタバレ】やりたいことをやれのレビュー

あらすじ

本田宗一郎氏が、様々な場所に書き、語った言葉の数々を一冊にまとめたものが本書である。外国人の客が汲み取り式便所に落とした入れ歯を拾った話から人情の機微を説き、歌舞伎町での遊び方がわからなかったことから老害の本質を説く。若い頃に胸を躍らせたエンジンや飛行機との出会い、父の教え、そして藤沢武夫氏との邂逅。競争の本質とは何かをレースの経験から熱く語り、発明は恋愛と同じだと喝破する。成功とは99%の失敗に支えられた1%であるという信条を持ちながらも、失敗はついつい厳しく怒鳴りつけた話。遊びというものの本質、そして仕事というものの本質。そして人生の妙味……。自分だけの人生を自分の力で生き抜き、周囲の人を幸福にしようと努め、「人生の楽しみ、人生の本当の豊かさ、人生の可能性」のすべてを体得してきた人にしか語れぬ言葉が、本書からはあふれだしている。読めば読むほど、勇気づけられる、座右に置きたい一冊である。

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Posted by ブクログ

2022/03/13
2022年8冊目。
本田宗一郎の言葉が詰まった一冊。必読書。すぐに読める構成になっておりそこも嬉しい。
渋沢栄一氏の著書でも感じたが、非常に先見性に富んでおり、観察眼というか、要点をしっかりと捉えられている。(突っ切った人だけが至れる境地なんだろうか?)

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2022年03月13日

Posted by ブクログ

HONDAの創業者、本田宗一郎の一日一語的な語録集。
この人すげえ。最高な人生やなあと思いました。
世の中の基準や考えなんかくそくらえで、自分が正しいと思ったことを貫く。
そして自分がやりたいことに全霊をかけるといったところかっこいいです。

周りを見回して所作を決めるのでなく、自分はこうだからと言って自分の思うように生きているのが憧れます。
性格は温かみのある激烈な人だったようです

特にいいなと思ったこと

・技術は恋愛と同じである
・技術と芸術の共通点
・技術の根本は礼儀
・悩みを乗り越える喜び
・アイデアこそが人たらしめる
・もっとも必要なことは賢さでなく、人にものを聞いたときに喜んで教えてもらえるような人格である。人間的評価が第一。
・経験は理論で裏付け、正しい知識にして初めて意味がある
・経験は過去のもの
・自分のために働け
・学歴差別を始め、その他の差別はくそくらえ
・若さとは物事を新鮮な目で見れること。失敗がいくらでもできること
・哲学「人の心をたいせつにする」
・ジョークはアイデアである
・「無」の境地が作り出すもの
・行動には常に動機があり、目的がある

最高の技術者だなあ

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2013年05月19日

Posted by ブクログ

本田宗一郎について知りたくて読書。

著者の本を読んだのは初めてだ。いろいろな関係者やドキュメンタリーなどで見ることが大半だったので著者自身の著書は新鮮に感じる。1ページ1エピソードなので読みやすい。

感想としては、本田宗一郎という人間性が興味深い。豪快であり、人を引き付ける魅力があり、型破りな人物なんだと思う。

後半に出てくるマスキー法の話は「プロジェクトX」で取り上げられた有名な話であるが、若い人の成長が嬉しく、反省させられたという感想が印象に残る。

現場主義で常に好奇心を持ち、謙虚さも持っていたので66歳でスパっと退任してしまったのだろうと思う。世襲させず、2代目社長も60代前半で退任とホンダの社長は皆60代前半で退任している。この点もおもしろい。

汲み取り式便所での入れ歯のエピソードやその人の家や会社のトイレに人間性や考え変え方が現れているからとと最初に見に行く、静岡大学で聴講生となった話、自分の苗字を社名に残していしまったことを後悔している話など。

特に印象に残るのは「人を慮る精神」(p165)で、自分にあるようでない精神だと思った。

読書時間:約55分

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2012年10月03日

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長く技術屋一筋でやってきた方だからかな
言葉が荒い。でもそれが生っぽくていい。
自分を聖人君子なんて微塵も思ってないし、偏った人間である事、自分達を老害と言い切る。
でも、何事にも真剣な人と云う事がヒシヒシと伝わってくる⤴︎
自分が出来ないことをやってくれる人、特に奥様(家庭)と藤沢武夫への感謝と尊敬も語っている。

今回刺さった事は
技術や進歩はそれを扱う人間の為にあると云う事
人間力を磨かなくてわ!

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2025年03月10日

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「今日より明日、明日より未来」
「仕事は常に新しくしなければならない。どんな仕事でも新しい目で取り組む」とあります。人生で新しいことへのチャレンジはとても大事なことです。
今日より明日、明日より未来と可能性を信じて従業員が仕事に取り組むことによってホンダが大企業までに発展した原点が描かれています。
本田さんの大切にされていることが従業員にも伝わっていると読んでいて感じました。

私も会社の未来への可能性だけでなく、自分自身の可能性、仲間の可能性を信じて新しいことにチャレンジしています。
「ふるさとグルメてらす」や「ずんだらぼ」「日本酒作り」のビジネスでもチャレンジの積み重ねで拡大していきました。
チャレンジしていく中で新しい気づきも多くあります。

何か新しいことにチャレンジしたいと思っている方にはオススメの一冊です。
私も日々、新しいことにチャレンジし続けます。

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2024年02月23日

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先輩からいい社員だなんて思われるようじゃその先輩以上にはなれやしない。
上司の顔色を窺って萎縮して生きる人間になるな。

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2024年02月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

備忘録
・自分が楽しみながら働くには、得手に帆あげて生きるのが最上。得意な分野で働くべし。上司は部下が何が得意かを見極め、人の配置を考えるべし。社員も能ある鷹は爪を出し、自分の得たものを上司に申告すること。そのためにはいち早く自分の得てを発見すべし。そのために職業適性等の診断テストや周囲の見解を参考にする。
・人の好み。人間関係でも人の好みときに下をしようとしたら、ついには自信を失ってしまう。しかし自身の能力を高めれば、人の好みはもう発言権を持つなくなるはずである。
・人生そのものを1つの事業にかける。
・上司の顔色ばかり伺って萎縮して生きるような人間は日進月歩の現代には通用しない。先輩のにらみを恐れず、勇気を持っていろいろ経験し視野を広める。ある程度の行き過ぎや過ちがあったとしてもそれが前向きの、正しいと信じたコードであれば、若気の至りとして許される。その特権を浪費してはいけない。
・ですが、技術のバランス、進歩を競う猫の戦争の話。製品の良い面悪い面がすべて出てくる。強いやつは必ず勝ち、将来世界のマーケットが不足すると言うお墨付きをもらう場所。とにかくかたねばならない。技術改善と宣伝の1番手っ取り早い手段。
・相互信頼。財務など不得手な領域は得意な人を信頼し任せた方が人生の時間を有効に使える。相互信頼の哲学があれば成り立つ。
・お互いに秘密を持ち守りあう量で、人間関係の質が判断できる。人生において最も大切なものの一つが、人間関係、友情。相互の愛、信頼、尊敬により支えられる。

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2021年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

給料ばかりで人は働けない
得意な分野で働け
謙虚だと周りが知恵を貸してくれる
自分をあきらめてはいけない
人を動かせる人は他人の気持ちになれる人
信用
 →①人間愛②約束を守る③人に儲けさせる
 →自分の人生と仕事を通じて
  多くの人に恩恵を与える
時間はすべての生命
 →金よりも時間
行動は全人格の表現
思想が行動の正否を決める
 →行動には常に動機があり目的がある
 →動機は目的はその人間の思想が組み立てる
 →何をするかより何を考えているかが重要

若さをすごく大切に考えており、
老いる前に引退した。

自分のために一生懸命仕事をすることを伝えた。

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2020年04月14日

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『失敗すれば「馬鹿なやつだ」「出すぎた真似をするからさ」と冷たい嘲笑と非難を買う。これでは日本人のあらかたが去勢され,『コトナカレ主義』にちぢこまるのも不思議ではない』。
そうそうそうそうこの感覚。
表で戦わないで裏で卑怯な行いをするなんていけませんねセンパイ!てやつですね。

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2014年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本田宗一郎氏の考え方が素直に感じ取れる、そんな本。
簡素な文なのに、一歩踏み出せない私の背中を押してくれる、そんな感じがした。
この本を読んで、本田宗一郎氏がさらに好きになった。
自信を持って、 お薦めする。

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2012年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

先輩からいい社員と思われてるようじゃその先輩以上にはなれない。この言葉を聞いてハッとした。会社では素直が大事。素直にやっていれば良いと軽く考えていたが、自分の意見を持ち、自分の軸をもとに行動していきたいと感じさせられた。

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2025年09月03日

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結構遊び人な感じの人だったのだと分かりました。ところどころ金言が散りばめられていて、よい自戒となりました。

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2020年05月23日

Posted by ブクログ

本田宗一郎氏の、エッセイ。彼の人生哲学的な話が多い。
印象的だったのは、とても倫理観が強い人だなということ。企業と言えばお金を儲けることが第一義になりがちだが、事業が世の中の役に立たなければいけない、と考えている。また繰り返し述べられていたのは、国民一人一人がアイデアを生み出さないといけない、ということと、若い人を次々と起用し、年寄りは引くべきだということ。
彼は根っからの技術屋で、メカにかかわる仕事が大好きであった。好きこそものの上手なれで、夢中になって研究したその分野で実力を延ばし、日本が世界に誇る会社を作った。
やはり、抜きんでる人というのは、多方面に興味を持ち、サポートしてくれる人に囲まれるだけの人徳がある人なのだ。

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2018年05月23日

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言っていることは今でも新鮮。
人間尊重がよくわかり、その大事さを説いているが、今でも実現できていない…
私も実現できていない…

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2017年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本田宗一郎、ご存知の通り知らぬ方はいないであろう、本田技研工業の創業者である。学歴は尋常小学校卒のみ。

この本は、そんな本田さんの人生哲学が垣間見れる書籍である。十章に渡っていろいろな事について述べられている。

それでは順に紹介していこう
・ある日海外の取引先とお酒を飲んでいた本田さん、ところが相手が酒に弱く、入れ歯ごと洗面器の中に戻した。宿の女将がそれを厠に捨てた。

翌朝本田さんは、そのボットン便所の中に裸で入り、入れ歯を探し当てたそうだ。こんなこと本田さんは全然気にしないそうだ。

・本田技研工業がようやく隆盛になり、いよいよ工場を建てようと、日本各地を回ったそうだ。

宴会などでもてなす自治体もあった中、三重の鈴鹿市は渋茶一杯しか出してくれなかったそう。それで鈴鹿に決めたのだ。

・社長を辞めてから、念願の社員全員と会って握手することができた。日本国内で七百ヵ所、回るのに一年半かかった。海外の駐在員のところを飛行機で回った。

それも半年かかったそうだ。本田さんが泣くと若い連中も泣いたそうだ。なんでも自分が嬉しいからやったとのことだ。

・本田さんの右手はいわゆる「ゴット・ハンド」で、ずっと平面をさすっていると、今でもミクロン(千分の一ミリ)の凹凸まで分かる。

それ以下だって自信があるそうだ。それゆえ、人の手相を見たら、未来はともかく過去は間違いなく当たるとの意見だ。

・昭和二十年代の終わりの頃、ホンダに労組ができた。そのころ、新しい機械を買ったので、金がなく給料が払えなかった。従業員はただならぬ雰囲気だったそう。

そこで本田さん、みんなを集めて、いろいろ話した。今までの行きがかり、今後の見通し。
そして土下座して謝った。そうするとみんな拍手をして、納得してくれたとのこと。

・基礎から勉強しなおすため、浜松工業専門学校に入学し聴講生となったが、不必要な科目には一切出ず、試験も受けなかった。学校からは当然、退学の通知が。

校長から呼び出されて「おまえには卒業の免状はやれん」といわれた時、「免状なんていりません。そんなものより映画の入場券の方がまだましです」といってやったそうだ。

・本田さんは、ホテルに泊まると職業欄にいつも「会社員」と書くそうだ。ホテルマンにはけったいな顔をされるが、社長、部長、課長、包丁、脱腸みんな韻をふんで同じだ。

指揮命令をはっきりさせるための符丁で、社長なんかそんなカッコイイものではないそうだ

・本田さんは、根っからの技術者で、物をこしらえるのが得意だが、売って金をとるのがからきしダメなそうで、そこを藤沢さん(副社長)がやってくれている、とのことだ。

本田さん曰く、藤沢さんは技術はまるでダメだけど、商売のほうはすごく上手い。なんども資金繰りのピンチを救ってくれたそうだ。本田さんと藤沢さんはまさに名コンビだった。

・製品というものは正直なようで、絶対嘘をつかないそうだ。また言い訳もしない。メーカーにとっては、製品の一つがすべてである。

・昭和三十七年、今まで車を作ってない者は、車を作ってはいけないという「特振法」を通産省がつくった。本田さん、通産省に乗り込んで机をたたいて怒った。

結局その法律は止めになったが、統合しろといわれた。つまり日産かトヨタに入れと。そこでまた怒った。ウチは株式会社だ、統合させたかったら株を買え、と。

・人間、腹が減るから、どうしてもカネと名声を手に入れなければいけない。とはいっても、本田さん、若いことは他力本願だった。そういうと”正直だな”と言われそうだが、他力本願だと相手にハッキリ言えるからだそうだ。

ところが壮年になると、他力本願では通用せず自力本願で行かないといけない、自分のこれまで得た知見、経験等で物事を解決する。若者は他力本願を意識することによって成長するそうだ。

とここまで、いろいろな事を本書「やりたいことをやれ」からの、ほんの一部の抜粋である。ぜひ名経営者で名高い、本田宗一郎さんの息吹を知りたい方は一度手に取って欲しい。

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2016年05月16日

Posted by ブクログ

1ページに一話づつ、本田のオヤッサンの説教が聴ける本。
ぱらぱらめくって読むだけでもよし。
もちろん最後までじっくり読むもよし。
目から鱗の言葉も多数。何を今更と思う言葉もあり。
”あの”本田宗一郎の言葉か!と思うとありがたみあり。

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2013年11月16日

Posted by ブクログ

日本が誇る本田さんの本。

多分3時間くらいで読める分量なのに、
読むのに3日もかかっちまったい。

それくらい手を止めて考えさせられた本。
哲学したいときにぜひどうぞ。
社会人若手だとなお良い、かも。

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2012年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本田宗一郎さんの人柄がわかる本だった。得意なことを伸ばすのは大事だと思うし、若いからこそ躊躇せずに挑戦して色んなことを学んでいきたい。その時代だからこそ、出来るところもあっただろうけど、1つのことに打ち込む姿勢は大切だと思った。

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2025年09月05日

Posted by ブクログ

・・・以下メモ・・・★は自分が思ったこと

自己弁護とは、あくまで人の向上心の基本でなければならない

能力や資質がさまざまに異なる人々が、どの程度、共通の目標のもとに一緒に努力を傾けるかにかかっている。平等な感覚、仲間意識といったものが、企業、社会、国家においてどれほど大切であるか

人間の心を理解し、喜怒哀楽を理解し、不満や希望を知らなければ、大衆に受け入れられる商品を、創造し生産することはできないはずである。
→どんな技術も最終的には人のため

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2023年11月25日

Posted by ブクログ

HONDA 創業者、本田宗一郎氏の哲学

2022年に読む!!!としてたのに、
2023年、読んでみた。

いろいろと気になるフレーズがありました。
古い本ですので時代と合わない事も有りますが、
結構言い当てている内容がありましたね。
先を見る鋭い洞察力を持つ人だったんでしょう。
その辺りはビリビリと感じました。

しかし、
現在のHONDAはなんなの?
結局レッドブルに愛想尽かされた。
2026年からFordと組むことになったね。
HONDAの態度よ…出たり入ったり、、、
一貫性の無さが信用失墜の原因かな。
自業自得だが、
F1に居場所無くなるんじゃないか?
つまらん事してるよね。

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2023年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1ページに1つ書かれており、とても読みやすかった。

成功とは99%の失敗に支えられた1%である。と書かれており、何事にも挑戦することが大切であると思った。

世間では大人の言いなりになる子や、大人の考え方の枠から飛躍しようとしない子がいい子であり、自分の意思を堂々と主張したり、個性的な考え方や行動をする子悪い子と言うレッテルを貼りがちである。けれども私は逆だ。世間で言う悪い子に期待している。なぜならそういう子供こそ個性にあふれ、可能性に満ちた本当の意味の良い子だからである。
これを読み、いい子、悪い子と言われる基準が大人であるとするならば、それはおかしな問題であるも思った。

上記の二つは、忘れずに覚えておきたいと思ったので記しておく。

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2022年08月29日

Posted by ブクログ

1ページごとにまとまっていて読みやすかった。
時代が変わっても通用する本。
渋茶一杯で決めた話が面白かった。

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2021年10月24日

Posted by ブクログ

1日24時間という限られた時間から、いかに人間が自由にできる時間を多く獲得するか、その為には自分の大切なこと、やりたいことに積極的に時間を投下する姿勢が必要になるんだと思う

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2020年05月24日

Posted by ブクログ

経営のトップの人また、技術者の方はどんなことを考えていたのかを知りたくなり、この本を読みました。
あとタイトルで読みたいと思いました。

いろいろ、はっとさせられました。。

この本で、一番考えさせられたのは「失敗」についてです。
本田さんは失敗を進歩向上して、生んだもの=踏み込んで初めて知れるもの
としており、若い時の失敗は将来の収穫を約束するものとしています。
また、失敗を恐れて何もしない人間は最低とも言っています。

私自身、失敗におびえて何も動けない時が多々ある人なので、あぁやっぱりそうなんだと感じました。
失敗におびえない考え方を学んでいく必要があると思いました。

そして、失敗することに加えて、実践し得た経験から正しい学びをすることが重要としていました。
"ふりかえり"というものはとても大事なんだと改めて感じることができました。

本田さんは技術者として、いろいろ語っていると思っていたのですが、
大事にしていたのは"礼儀"についてでした。
物を作るまた、一緒に仕事をしていくうえでやっぱり相手の立場になって考えなければならないこともこの本でなんども出てきていました。

自分自身礼儀については後回しにしていた部分があるので、その点についても深く考えていかなければならないのかなと思いました。

失敗することは"いいこと"という気持ちになれるように今後の日々の過ごしで習得していきたいと思いました。

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2020年05月16日

Posted by ブクログ

テーマごとにショートメッセージをつづった本。

【勉強になったこと】
・得意分野に着目し、適切なポジションに配置することが
 大事であり、上位層に取って最も重要な仕事。
 そのためにも現場メンバーの得意なことを常日頃から
 知ることが大切。
 コミュニケーションを自ら取るスタンスを取って、
 メンバーが得意とすることを知ろう。

・他人に聞くことを恥ずかしいと思ったり、
 プライドが許さないと思ってはいけない。
 聞いたほうが早いなら聞くことだ。

・人を動かすことの出来る人は、
 他人の気持ちになれる人である。

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2018年02月25日

Posted by ブクログ

本田さんさ豪快な人だったんだなと思いました。会社の親しい人とは家の行き来をしないという話しはなるほどと思いました。

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2016年08月12日

Posted by ブクログ

ものづくりに携わるものとして、本田宗一郎は技術者ということもあり、尊敬している経営者の一人でした。この本を読んで、さらに自分の中の本田宗一郎の魅力が高まりました。

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2016年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

"HONDA"の創業者であり、戦後の日本を代表する
技術者でもある本田宗一郎氏自身が、
第一線を退かれたHONDAの終身顧問時代に
著述した本書。

私自身のステレオタイプですが
技術者出身のメーカーの創業者である
(メーカなら技術者が創業者のケースがほとんどやけど)
松下幸之助氏や稲盛和夫氏の
著書は、有名な経営のバイブル本
となっていますが、同じ技術者出身の
本田宗一郎氏の本は珍しいなと思い、
興味本位で購読。

読んだ感想としては「THE 日本の技術者」
という印象を持ちました。

この本の中身は、”HONDAイズム”が
本人の著述によって公開されています。
「馬鹿にせず、馬鹿にされず」
という「人間平等の精神」という信念が何度も
記載されていました。
→今のHONDAにも”HONDAフィロソフィー”
という形で受けつだれているみたいです。

また、当時専務だった藤沢武夫氏が、
HONDAを大きくした影の功労者だと
言われていますが、本書でも、著者自身が
認めていたので、藤沢氏の経営手法の方が気になり、
浮気したくなりました。

また、技術者ということで、”知識”や”経験”
についても多く記載されていた。
「物知りな奴は、過去しか知らない。
俺が知りたいのは未来だけ。」など、
一文ごとに著者のエネルギーを感じる
本でした。

半日もあれば読み終えます。
メーカの営業さんんとかに役にたつ本かと
思います。

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2014年01月19日

Posted by ブクログ

本田宗一郎の経営哲学というか、人として生きる上での教訓が散りばめられた一冊。結局は「人」がわからなければ何もできない。いくら頭がよくて技術があっても、最終的に製品を使うのは「人」であり、ともに働くのも「人」。
それはさておき、僕はもっとも「いいな」と感じたのは『ホンダの工場を訪れるのはいつも楽しい。なぜならいつも新しい事が起きているから。皆生き生きと働いている』という話。僕は事務の仕事をしているが、事務も製造現場も常に新しさを求めていくという点では同じ。自分の職場も「訪れて楽しい」と思えるようにしなければ。

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2012年10月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

経験を価値あるものにする。
経験から正しい知識を学び取っているか。

親にばれないよう 成績表のハンコを手作りしたり
昔のトイレに落ちた入れ歯を拾ってみたり
お地蔵さんの鼻を直そうとして もいでしまったり
なんだか豪快なかんじ。

時間を大切にし、礼儀を大切にする。
写生をすることで 物事の本質に近づこうとする姿勢もなかなか。

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2012年09月22日

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