哲学・宗教・心理作品一覧

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  • THE TEACHING OF BUDDHA 和英対照仏教聖典
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お経をやさしくわかりやすい言葉に翻訳・編集しました。ブッダの教えを日常生活のヒントにしてください。The Teaching of Buddha is a collection of Shakyamuni Buddha’s teachings. We have compiled this easy to understand book so that everyone can receive these teachings.
  • 仏教聖典
    4.7
    お釈迦さまとして知られる仏教の開祖、ブッダ(仏陀=目覚めた人の意)が説いた真実の教えを集めた「お経」の中から、教えの大切な要素とたとえ話を偏りなく選び、それらを日常のやさしいことばにかえて表現しました。我々の現実生活に対して最も深いつながりをもった、親しみのある教えを、いつでも心の糧にしてください。 私たちの生活と心の指針となるよう、「人生」「修養」「悩み」「日常生活」「家庭」「社会」などの分野にわたって生活索引を付しました。
  • 8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声
    3.8
    声を出さない、誰の声も聴かないなどという日は、ほとんどないのではないでしょうか。声は自分を取り巻く生活にあたりまえにあるもの。まるで空気のようです。空気はなくならなければ、その重要性に気がつきません。声もとても大切なものなのに、意外と意識されている人はいないのではないでしょうか。でも、自分の声を知ることは、自分という“存在の意味”を知ること。「病気」「悩み」「嘘」……声を聞くことによって、さまざまなことを知ることができます。そして声によって人生まで変えることもできるものなのです。そんな“声の魔法”をお教えましょう。 山崎 広子(やまざきひろこ)国立音楽大学卒業後、複数の大学にて心理学および音声学を学ぶ。音楽ジャーナリスト・ライターとして取材・執筆をするとともに、音声が人間の心身に与える影響を認知心理学をベースに研究。学校教材の執筆も多く手がけ、ミュージック・ソムリエ協会では音楽心理学の講師を務める。「音・人・心 研究所」創設理事。日本音楽知覚認知学会所属。
  • 福音のこだま
    -
    人々、特に悩み苦しむ人、社会の隅に追いやられた人、顧みられない人、悲しむ人のよき理解者、指導者として、独自の霊性を培っているカトリックの森一弘司教の聖書の黙想書。生活に密着した内容で、親しみながら読み進むことができる。聖書の登場人物によりそいながら、第一部はあわれみの神秘、第二部は罪の神秘、第三部は愛の神秘と題し、イエスをとおして神とのかかわりが深まっていく。第四部の祈りの神秘では、福音書の中に見られるイエスの祈る姿をとおして、祈りの意味や祈りの方法についてわかりやすく記しているので、ここから読み始めるのもよいだろう。本書をとおして、イエスや聖書を親しく感じるようになるだろう。

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  • 阿弥陀経のことばたち
    -
    日常のお勤めなどで唱えられる『仏説阿弥陀経』の言葉を分かりやすく解説した一冊。「舎利弗」の欄では、「『阿弥陀経』はお釈迦さまが、舎利弗よ、舎利弗よ、と何度も呼びかけながら説法されたお経。舎利弗は弟子たちの代表である。とすれば舎利弗よ、の呼びかけは『あなた』への呼び声に聞こえないか」と問いかける。
  • 世界人名物語 名前の中のヨーロッパ文化
    -
    神々や英雄への憧憬、聖人や名君への賞賛から生まれた名前。歴史と文化に根ざす人々の思いと固有のイメージがこめられている名前の由来と変遷をさぐり、多様な文化の交流と積み重ねの上に成立しているヨーロッパの発想、価値観、社会観を明らかにする。ギリシャ・ローマ神話からハリウッドスターまで、人名で読み解くヨーロッパの文化、歴史、民俗。(講談社学術文庫)
  • 未完の哲学論考
    -
    この本は万人に読まれるものでない。サルトルのような二流の思想家が書いた書物と酷似している。それでもこの論文には沢山のエッセンスが詰まっている。
  • 初期哲学断片集
    -
    私が書き続けた論文の断片集。なかなか面白いことも書いていると思う。まずはこの書を手に取って哲学の意味を少しでも体得していほしい。
  • 天才と狂人 対話編 I
    -
    さまざまな哲学討論を集めた作品。特に興味深いのは天才と文学のくだりである。この書籍(本)を手にすれば境地は開かれる。
  • 【7days アサーティブネス】こじれない人間関係のレッスン
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「コミュニケーションってむずかしい……」そう思えるなら、あなたはもうすでにアサーティブ(肯定的な関係をつくる表現)への道を歩いています。「むずかしい」は「できない」ではありません。この本は、そのむずかしいことをわかりやすく、楽しく努力していくために、感じて、考えて、行動するテキストです。人間関係のこじれのモトとなりやすい「キレる」「タメる」「コモる」ステップに焦点をあてて自己分析し、しなやかな表現へと踏みだすきっかけとなる本です。

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  • 東日本大震災 その時、そして復興へ
    -
    地震、津波そして原発事故。浄土真宗の教団とその教えに生きる人たちのその時、そして復興への歩み。被災寺院住職や門信徒、支援活動を続ける人の手記などを通してその記録と記憶を伝える。西本願寺発行の新聞「本願寺新報」掲載の関連記事や復興支援活動の関連資料も掲載。
  • はじめての親鸞さま
    -
    親鸞さまのご一生、そしてその教えをやさしく学ぶ浄土真宗入門書の決定版。 時代を超え、世代を超えて人々のこころを震わせる親鸞さま。この一冊を読み終えたとき、あなたは人生に新たな意味を見出す。
  • ワークショップ 人と人とのあいだ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間関係のなかで受けた心身の傷は、いちど癒されなければ、歪みとなって沈殿し、ありのままの自分を生きることができない。そのありようを、からだのワークショップをつうじてとらえなおし、変えていくこころみ。

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  • 癒しのワークショップ 子育て、自分育ち
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子育てに疲れたり、イライラしたりしていませんか。自分一人、孤独感に襲われ、疎外感を味わっていませんか。からだと心を解放する試みからどんな“癒し”が生みだされていったか。どうすれば、自分を開き、表現し、人と人とのいい関係をつくりだしていけるか。

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  • 自然体のつくり方 レスポンスする身体へ
    4.5
    〈自然体〉とは〈技〉である!自らの軸はしっかりと保ちながら、外へと開かれた柔軟な構え。それは、意識しなければけっして身につかない、しかし、だれでも獲得できる心身の〈技〉である。内なる「中心感覚」と、他者との「距離感覚」を習得する。

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  • 曹操注解 孫子の兵法<新装版>
    4.5
    あらゆる戦略・経営思想の手本として、数千年後も世界を動かし続ける「孫子の兵法」。米国をはじめ、世界の国々が指針にする戦略論の名著に、希代の政治家として知られる曹操が解説をつけた決定版。
  • パラドックス 論理分析への招待
    -
    新たなパラドックスの発見と、それとの格闘が、人間の思索を深め、新しい論理学や意味論の形成をもたらした。「嘘つきのパラドックス」や「不意打ち試験のパラドックス」、さらに「自由と必然」「他人の心を知り得るか」など古来の哲学的難問を取り上げ、自然科学的世界像と日常的世界との亀裂に生じるパラドックスとして論理分析を武器に解明していく。(講談社学術文庫)
  • 聖書の読み方
    3.0
    世界でもっとも多く読まれている書物であるにもかかわらず、ともすれば日本人には敬遠されがちな聖書。しかし、そこには意味深いメッセージが随所に秘められている。律法と福音、処女降誕、キリストの復活……。これらの真の意味は何か。「北森神学」で知られる著者が、聖書そのものに即して伝授する読み解くためのコツの数々。聖書初学者必読の書。(講談社学術文庫)
  • 神道の常識がわかる小事典
    3.0
    日本の風土から生まれた固有の民族宗教・神道。私たちの日常に深く根を下ろしながら、その由来や作法を知らない人が多いのでは? 「二拝二拍手一拝」にはどんな意味があるのか。なぜ禊(みそぎ)や祓(はらえ)が大切なのか。天皇と稲作の関係とは……。神道の根本思想を説きながら、興味深い話はさらに広がる。「神道」という語は中国で造られた熟語であるという。割り箸のルーツは神道儀式にあった。神職のことを禰宜(ねぎ)と呼ぶのは神を「ねぎらう」から。神棚は、南向きないし、東向きの高いところに設けるのがよい、など日本人なら知っておきたい神道の基本知識を教えてくれる。さらに、『古事記』『日本書紀』をはじめ、国学の四大人(うし)といわれる荷田春満、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤などの国学者についても紹介。また、伊勢神道、吉田神道、山王神道など、神道の様々な流派についても解説する。碩学が太古より伝わる神の道を解き明かしている。

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  • すべての「思い込み」から自由になる生き方 愛も豊かさも、いまここで受け取れる
    値引きあり
    4.0
    私達の人生の悩みは、自分の中にある「自我」が物事に意味づけすることによって生じています。つまり、すべて「思い込み」なのです。自我の自分は「本当の自分」ではなく、「本当の自分」の境地に至ったとき、人は本来のその人らしい自由な人生を生き始めます…。「男女関係」「お金や成功」など、誰もが気になる事柄から、その「思い込み」 に切り込んで見抜く視点をわかりやすく語ります。 (※本作品は、紙書籍に付属しているCDとCD内容に関する記述は未収録となっています。あらかじめご了承ください。)
  • 歎異抄(現代語版)
    -
    いつの時代も世界中の人々の心をとらえ続けてきた『歎異抄』が、身近でやさしい現代語に。丁寧に訳された本文に加え、正しく理解できるように脚註と訳註を付し、巻末に蓮如上人の書写本を収録。
  • 60歳までに知らないとヤバい 定年再雇用の現実
    3.3
    ボーナスなし、給料4割減が当たり前……。 そんな嘱託再雇用で「負け組」にならない方法を、300社以上の現場を調べた著者が説く。 やり方一つで、定年はチャンスに変えられます! 定年後、約8割の人が選ぶのが「勤めている会社での再雇用」。「60歳前と変わらず頼りにされて元気に働いている定年者」がいる一方、「冷たく扱われ、しまいに退職を選ぶ人」がいるのも事実。その差を分けているものは一体何なのか? 300社以上の高齢者雇用の現場を見てきた著者が分析する再雇用の「勝ち組・負け組」の法則。「ウチの会社の制度は世の中的に仕方がないのか? 他社の方が得なのか?」もわかる。 65歳までの雇用が全企業に義務付けられた今、誰もが迎え得る「再雇用のリアル」を徹底解説。これだけ知れば雇用継続は大丈夫! <主な内容> 「改正高齢法」で65歳まで働ける? 給与は6~7割とする企業が大多数 再雇用の現場で「好かれる人材」「嫌われる人材」 経営陣や同僚・後輩のホンネとは? 反面教師にすべき「再雇用で挫折する人々」 本当にいた! 「私は部長なら出来ます」 再雇用で「負け組」にならないためにすべきこと 起業するなら「小商い」を目指せ  ほか 著者紹介:1951年、東京都生まれ。経営人事・経営教育コンサルタント、元・高年齢者雇用アドバイザー。芝高校、法政大学法学部卒業。コンサルティングの実績は約50社、経営教育指導の実績は約400社にのぼる。著書に『人事・給与改善マニュアル』(経営書院)などがある。
  • ジブリの世界を創る
    4.0
    『思い出のマーニー』で初めてアニメの美術監督に挑戦する種田陽平氏。『キル・ビル』『有頂天ホテル』『イノセンス』など数々の傑作の世界観を実現させてきた「映画美術の神様」が、創造の極意を語る。
  • 空海の思想
    3.3
    7世紀に勃興したイスラームの東進に抗してインド仏教は大きく変化する。マントラ(真言)を中心に据え、それを唱える身体的修行によって精神の在り様の根本的転換を図ろうとする新しい仏教が姿を現す。それは「密教」と呼ばれ、7世紀中頃から8世紀初めに中国に伝播する。その仏教の激動期に空海は生まれ、新しい教えを求めて入唐する。そこで空海は何を得たのだろうか。空海が遺した言葉に向き合うことによって、中世的「弘法大師」信仰を解体し、空海の言葉に込められた「いのちの思想」に迫る。
  • 入門 老荘思想
    3.8
    2009年1月、ほぼ完本の『老子』竹簡群が、北京大学に運び込まれた。これは、墳墓から盗掘され香港の骨董店を経由して海外に流出するところを、大学関係者が買い取り、寄贈したものである。諸子百家の中にあっても、儒家等とは大きく異なる主張を唱えたとされる道家であるが、その評価は果たして正しいのだろうか? 新資料を踏まえて、『老子』『荘子』の言葉をじっくり読み解くことで、その謎に包まれた思想がいま解き明かされる。さらに、後年の中国思想家や仏教への影響、江戸期の日本やその他ヨーロッパ諸国での受容にも目をむける。
  • 揺れない心 本当の強さを身につける作法
    -
    「20年間無敗」の伝説をもつ著者の強さの秘密はどこにあるのか? 勝負哲学の鍵を握る「平常心」を軸に、「不安」「怒り」「焦り」「落ち込み」をなくす心と行動の作法を48に分類して解説する。
  • てのひら般若心経(小学館文庫)
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ものごとを逆さに捉えることなく、妄想に悩まされることなく、心は徹底して平安……膨大な仏の教典のなかから、その精髄を抽出し仏の教えをやさしく説いた、たった262文字の「般若心経」。その凝縮されたエッセンス「50講」の世界へ、心なごむ50体の野仏たちが誘う。こんなお守りがほしかった。(カラー教本仕立て愛蔵版) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 現代文明論講義 ――ニヒリズムをめぐる京大生との対話
    4.1
    「なぜ人を殺してはいけないのか」「なぜ民主主義はうまくいかないのか」―現代の社会の抱えるさまざまな難問について、京大生に問いかけ、語り合う。若い学生たちの意外な本音から、戦後日本、さらには現代文明の混迷が浮かび上がってくる。旧来の思想―戦後民主主義や功利主義、リベラリズム、リバタリアニズムでは解決しきれない問題をいかに考えるべきか。アポリアの深層にあるニヒリズムという病を見据え、それを乗り越えるべく、日本思想のもつ可能性を再考する。
  • 断られた人が、夢を実現する。
    -
    「断られても、 平気になることが 才能だ。」(「プロローグ」より) 断られた数の多い人が成功するのは必然です。それだけたくさんトライをしているからです。断られるのに弱い人はトライをしなくなり、チャンスを失うので、夢を実現させにくくなります。 本書では、夢を実現させるコツを、具体例を交えてわかりやすく指南。大きな一歩を踏み出したい時、自分の立ち位置が気になる時、元気がない時……悩みを吹き飛ばす一助となることでしょう。 断られることに弱い人、断ることが苦手な人、いつも逃げ遅れる人は必見。数々のベストセラー、ロングセラーを世に送り出してきた著者の、成功哲学がぎっしり詰まった一冊です。
  • なぜ人は神頼みするのか?
    -
    「ああ、神さま! 仏さま!」 なぜ、私たちは「神頼み」するのでしょうか? 「神さま」「仏さま」のあなたの中にある真実を見てください。 サンタ営業メソッド開発者 YSコンサルタント創業者 1951年北海道美唄市生まれ。 15歳で単身上京し、社員食堂の皿洗いをしながら定時制高校に通う。 高校卒業後、自らを鍛えるために化粧品、宝飾品のフルコミッションセールスでは、 トップセールスマンとして活躍。その後、70店舗のレストラン社長として活躍し、現社主。 この間、教育プログラムの販売で世界一の実績を持つ。これらの経験をベースに独自の 「サンタ営業メソッド」を開発し、多くのトップセールスマンを育て上げるほか、 セールスに関する研修、講演、執筆活動を行う。 また「本当の自分=真我」を開発する 画期的セミナー「真我開発講座」を編み出し、心の分野でも世界15カ国において 約25年間に亘り、研修、講演、執筆活動を展開している。 著書に「社長!二代目の仕事は魂の継承だ」「サンタさん営業ドロボー営業」 「一日ひとつ変えてみる」など80冊以上、ベストセラーも数多く出版している。
  • 「貧乏」のすすめ
    3.5
    欲望を植え付けられ幸福感が満たされなくなった現代人。なぜ私たちはこうなってしまったのか。「貧しい者こそむしろ幸福」という、その理由を宗教と経済の観点から分かりやすく解説する。
  • 時代を生きた女たち
    4.0
    日本女性初の五輪メダリスト人見絹枝、西郷隆盛を支えた奄美の妻・愛加那、「鹿鳴館の名花」と讃えられた大山捨松など、幕末~昭和を力強く生きた35人の「女の生きざま」。 ※本作品は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • デカルト哲学
    -
    あらゆる世俗的な思想を根こそぎにして、「善く生きる」賢者の生を追求した、西洋近代哲学の父……それこそが、デカルトである。死者や病者によりそって思考し、哲学者の神とは何かを語り、まっすぐな倫理をめざす。そこにこそ、「我思う故に我在り」の哲学者の、いまなお読み直すに足る魅力がある。教科書的な知識としてではなく、現代を生きるわれわれ人間のための至高の哲学として、デカルト哲学を描き出した不朽の力作。(講談社学術文庫)
  • 憂鬱になったら、哲学の出番だ!
    4.3
    水と油のような存在とされてきた、ビジネスと哲学。でも、いい仕事をし、いい人生を送るために、ビジネスマンにも哲学が必要だ。デカルトやニーチェなどを解説した、世界一簡単な哲学の教科書。
  • よく生きる
    3.5
    「よく生きる」。これは人間にとって究極の問いである。人は強くて、同時に弱くなければならない。人は強くなければ自分の存在を守れない。しかし、それは動物としての生存の維持である。人は、弱くなったとき、他者の心を理解し、真の交わりに入る。古今東西の哲学、宗教、文学を通してこの真実を明らかにする。
  • バルセロナ、秘数3
    5.0
    秘数3と秘数4。3は、結婚とエロティシズムの数であり、2と1がひとつになって運動を生み出し、世界を作る。一方で、4は3が作り出した世界に、正義と真理、均整と均衡を与える。秘数3と秘数4の対立と闘争が、西欧キリスト教文明のダイナミズムを生み出してきた。このふたつの秘数を都市の四次元空間で統一し、よろこびを生み出す幸福のバルセロナ紀行です。(講談社学術文庫)
  • 超訳「資本論」
    完結
    3.2
    歴史的大著が、新書1冊に!――なぜ、資本主義は格差社会を作り出すのか?若者が定職もなく街にあふれ、庶民のなけなしの預金は減る一方。景気が伸びても、給料は上がらず、物価だけ上がった。悲しいかな、これが、資本主義の本当の顔である。『資本論』をいったん遠くに放り投げた日本人よ、いま再び拾い上げ、ページを開け!画期的超訳、その第1弾!
  • 「日本人らしさ」とは何か 日本人の「行動文法(ソシオグラマー)」を読み解く
    -
    「集団主義」「横並び行動」「会社主義」……日本人ならではの特徴といわれ、欧米人からしばしば「理解できない」「変わっている」と指摘されるこうした傾向は、なぜ生まれたのか?本書は、それを日本文化の異質性やユニークさとして片付けず、背後にひそむ合理的な行動原理の結果とみる。それは決して、日本人にしかわからない特殊な論理ではなく、「自分の利益を追求し、不利益を避ける」という人間の普遍的な行動原理に基いている。日本人が日本人同士で生活していく上では、これも一つの「正解」なのである。文章に「文法」があるように、人間の社会的行動も何らかの規則に従っている。筆者はそれを「行動文法(ソシオグラマー)」と名づけ、個人の考え方から日本社会全体まで、さまざまな事例を挙げて明晰な解説を試みている。日本と日本人の本質に迫った傑作評論であり、21世紀を間近に控えた今、改めて考え直すべき多くの問題を提起した一冊である。

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  • 天狗芸術論・猫の妙術 全訳注
    5.0
    江戸時代の談義本2作を、読み易い訳文とともに文庫化。いずれも、宮本武蔵『五輪書』とならぶ「剣術の秘伝書」であり「人生の書」でもある。「天狗芸術論」は、剣術者が深山で天狗に出会い、老荘や孔子・孟子、仏教思想をまじえて「芸術」すなわち「武芸」と「心術」の核心に触れる。「猫の妙術」では、どんな猫も敵わなかった大鼠を、一見のろまな古猫が簡単にやっつけてしまう。若い猫たちと家主の剣術家は、古猫に教えを乞う。(講談社学術文庫)
  • 「哲学実技」のすすめ そして誰もいなくなった・・・・・・。
    4.0
    教科書は要らない。あなたのからだひとつでどこまで考えられるか? 哲学用語と世間語を使わない哲学塾へ、ようこそ。
  • 哲学の可能性~哲学で何が救えるか?
    3.0
    3・11以降の日本は、いったいどこに行こうとしてきたのだろうか。遅々として進まない被災地の復興、収束しない福島第一原発の事故処理、出口が見えない核廃棄物の最終処理問題、暴走しはじめたかに見える政治状況……。閉塞状態が続くこの現状にわたしたちはどう対峙すればいいのか。本書に収載されている3編はいずれも15年以上前に発表されたものだが、指摘されている内容の本質は、現在のわたしたちを取り巻いている状況と奇妙なほどに一致する。

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  • デカルト入門
    3.6
    「私は考える、ゆえに私はある」―近代精神の確立を宣言し、現代の知の枠組みとなる哲学の根本原理と方法を構築した近代哲学の父デカルト。コギトの確立に体系の集約点をみるドイツ観念論の桎梏を解き放ち、デカルトの真実の姿を見いだそうとする本格的な入門書である。デカルトの思想を現代的視座からも読みなおす意欲作!
  • 経営者の手帳―――働く・生きるモノサシを変える100の言葉
    3.9
    私はおよそ20年くらい前から、経営者など多くのリーダーとお会いし、さまざまな人々の言動を見るなかで、 感じたこと、気がついてほしいことを言葉にしてきました。 そうした「語録」を一覧表にし、語録の一部を、 私は毎週開催される社会人学生を対象とした大学院での講義や、 経営者や経営幹部向けの研修会で紹介してきました。 やがてこの拙い語録は、徐々に全国各地の人の目にふれていき、 たくさんの方から「1冊の本にまとめてほしい」という要望をいただくようになりました。 しかし今回もまた、出版までは苦しい日々が続きました。すでにつくった語録は70程度ありましたが、 これを機会に100の語録を紹介しようと考えたからです。 また、その語録の意図するところを、限られた文字数で解説する必要があったからです。 この本が、日々一生懸命に生きている方々のよりどころとして、少しでもお役に立てればと思います。 ■目次 ●1 経営者PART1 ・経営とは、会社(組織)にかかわるすべての人々の永遠の幸せを実現するための活動のことである ・経営においては、常に“五人”の幸福を念じ、その実現を図らねばならない ・経営者がいやなこと・望んでいないことを、社員が望んでいるわけがない ・「教える教育」ではなく、「教えさせる教育」こそ最高の教育である ・人財はアメやムチではなく、正しい経営のなかから自然に育つ ・社員がやる気を喪失する最大の要因は、経営者や上司に対する「不平、不満、不信感」である ・経営者/管理者の最大の使命は、部下を管理(マネージ)することではなくフェロー(メンバー、仲間)をリード・支援することである。 ●2 経営者 ●3 人財 ●4 顧客 ●5 企業と経営 1 ●6 企業と経営 2 ●7 働く・生きる ■著者 坂本光司(さかもと・こうじ) 1947 年、静岡県生まれ。 現在、法政大学大学院政策創造研究科教授、 同大学院中小企業研究所長、人を大切にする経営学会会長。 他に経済産業省やJICA 等、国や自治体、団体の委員多数を務める。 専門は中小企業経営論、地域経済論、障がい者雇用論。 主要著書に 『日本でいちばん大切にしたい会社』シリーズ<1~6>(あさ出版)、『経営者の手帳』(あさ出版)、 『「日本でいちばん大切にしたい会社」がわかる100 の指標』(共著、朝日新聞出版)、 『人を大切にする経営学講義』(PHP 研究所)など多数がある。
  • あなたは間違っている(あさ出版電子書籍)
    4.0
    ■私たちが信じている「常識」は、本当に正しいのだろうか――。 ・彼氏のケータイを見るのはホントにいけないこと? ・「助け合う」のは当然? ・やっぱりイケメンは得なのか? ・男女の間に本当の愛はあるか? 『常識』を疑うための哲学講義 ◆担当編集者のコメント その昔、太陽が地球のまわりを 回っているということは“常識"でした。 誰もがそれを正しいと信じて疑わなかったのです。 ところが今、こんなことを信じている人は誰もいません。 「常識」は、一転して「非常識」になったのです。 少し立ち止まって考えてみましょう。 気鋭の哲学者が、日常に鋭く切り込み、 誰もが信じている「常識」を覆します。 自分の中に新しい思考回路をつくり出す1冊。 ◆著者のコメント  人は「常識」と呼ばれるものを無条件に信じてしまいがちです。 「どうして?」「だって、そんなの常識じゃん!」というように。 「常識」とは、それだけで絶対不動の根拠であるかのように思われているのです。  でも、どうしてそれが正しいと言い切れるのでしょうか?  そもそも「常識」とは、単に多くの人が抱いている共通認識にすぎません。  この共通認識は、時代や状況、場所によって変化します。  よく、外国に行くと、自分の国では考えられないような食習慣や商習慣に驚くことがありますが、それはそれぞれの共同体では、まったく別の「常識」が存在しているということなのです。そう考えると、何が正しくて何が間違っているのかも、よくわからなくなってきませんか?  本書では、哲学の視点から大いに「常識」を疑いました。  哲学は疑うことから始めて、真理に到達する営みです。そうしてみんなが信じている嘘を暴いていく行為です。  では、常識を徹底的に疑う旅に出発しましょう! ■目次 ●第1章 ものの見方を疑う ●第2章 仕事の常識を疑う ●第3章 人間関係の常識を疑う ●第4章 社会の常識を疑う ●第5章 人生の常識を疑う ■著者 小川仁志
  • 「わかる」とはどういうことか ――認識の脳科学
    3.9
    人は、どんなときに「あ、わかった」「わけがわからない」「腑に落ちた!」などと感じるのだろうか。また「わかった」途端に快感が生じたりする。そのとき、脳ではなにが起こっているのか―脳の高次機能障害の臨床医である著者が、自身の経験(心像・知識・記憶)を総動員して、ヒトの認識のメカニズムを解き明かす。
  • 高校生のための哲学入門
    3.8
    どんなふうにして社会はここまできたのか。西洋も日本も「近代」を通過することにより、自分で自分の生き方を決められる社会になってきた。しかし「個人」は一人では生きられない。他者との関係の中で自分の道を見きわめていくにはどうしたらいいのか。「知」の在り処を探ってきた著者が書き下ろす、万人のための哲学入門。
  • 哲学思考トレーニング
    3.8
    哲学は工夫しだいで思考のスキルアップに直結する。分析哲学、科学哲学、懐疑主義、論理学、倫理学などの思考ツールを使いこなす術を完全伝授! もっともらしい屁理屈や権威にだまされず、筋道を立てて考え抜くコツが身につく。すぐにも応用可能なノウハウを習得しながら、哲学的思考の真髄も味わえる知の道具箱。
  • 哲学マップ
    3.7
    哲学の多様さと難解さにひるんでしまう人は多い。しかし、各思想のエッセンスと思想間のつながりを押さえて眺めると「なぜそれが問題になるのか」「どうしてそういう考え方をするのか」という勘所が見えてくる。古代ギリシアから現代哲学まで、西洋形而上学から東洋思想までを網羅し、哲学を活用するためのガイドブック。
  • カント入門
    4.2
    真理の最高決定機関であるはずの理性が人間を欺く二枚舌をもつとしたら、一大事ではないだろうか。この理性の欺瞞性というショッキングな事実の発見こそが、カント哲学の出発点であった。彼の生涯を貫いた「内面のドラマ」に光をあて、哲学史上不朽の遺産である『純粋理性批判』を中心に、その哲学の核心を明快に読み解く。
  • 捨てる哲学 引き寄せの法則
    5.0
    【目次】  まえがき ●“良いところ”取りをするな! 大胆に全部捨てろ! ●大切だと思っているものから真っ先に『捨てろ』 ●喜ぶ力はあなたの中にある ●愛には“執着の愛”と“放つ愛”がある ●与える心が豊かさを無限に引き寄せる ●人生は重荷を降ろして軽やかに爽やかに ●喜びの輪を無限に広げていく生き方 ●大胆に今までのやり方をリセットし、全く新しいやり方へ ●さなぎ人生から蝶の人生へ ●昨日に生きず、明日に生きず、今に生きる ●人生のベクトルを変えよう ●あなたのやり方を全部捨て、豊かな人の流れの方向に乗っていけ ●より良きものと出逢えば捨てることが出来る ●デジタル人生 ●理想を捨てた時に本当の姿が見える ●会社も夢も過去の栄光も全部捨てる ●「生命の法則」は「守り」でなく「突き放せ」 ●『捨てる』ということは柔軟な発想をもって生きることだ ●『捨てる』と即座に自由が手に入る ●執着心が人間を不安や恐怖心でぐるぐる巻きにしている ●子どもをキチンと育てたければ、まず子どもを捨てろ ●親に自分の人生をつぶされてはならない 子どもも『親』を捨てろ ●夢を捨てろ! ●『欲望のモチベーション』を捨て、『喜びのモチベーション』で生きろ ●『喜びのモチベーション』へのスイッチ ●深く知らなければ喜びは見えて来ない、浅い考えは捨てろ ●苦しむことによって深さを知れ! ●「捨てる哲学」の実践 ●知識の時代から意識の時代へ ●心の三層構造 ●人間は記憶で出来ている ●プラスのインプットは逆効果 ●『捨てる哲学』の究極の結論『真我』とは? ●全てを捨てざるを得ない時、人生は一変する ●部分を捨てて全体に目覚める ●日本を捨てろ! 地球を捨てろ! ●命を捨てて究極の世界へ ●命を捨てて『永遠の命』に目覚める  あとがき
  • あなたの悩みは一瞬で消せる
    -
    人生を楽にラクに生きる方法 悩みや苦しみがある人は幸せになれる! 「本当の幸せ」「本当の喜び」は、「本当の自分」を知ることによって訪れる。 人生を自由に、軽やかに生きるための秘訣を公開! 【目次】 なぜ一瞬で悩みが消せるのか?――――――まえがきに代えて 第1章 悩みを一瞬で消すには? 第2章 比べる、羨ましがる、裁く心をどうするか 第3章 本当の自分を知る歓び 第4章 真剣に求めると人間は一瞬で変われる 第5章 仕事は自分を活かすためにある 第6章 恋愛も結婚も失敗したっていいじゃないか ここらでちょっと一休み――――――なかがき 第7章 親子問題の解決は“放つ愛”にある 第8章 夫婦問題は「これでよかった」と言うとぐんと変わる 第9章 病気は治るように、体はつくられている 第10章 あなたはいま、どこにいますか 第11章 宇宙の法則で生きる もっと自由に、もっと軽やかに――――――あとがきとして
  • わかりやすいはわかりにくい? ――臨床哲学講座
    4.1
    ひとはなぜ、自由が拡大したのに不自由を感じ、豊かな社会になってかえって貧しさを感じるのか。「自由」「責任」の本質は何か。哲学の発想から常識とは違う角度からものを見る方法を考える。人々と対話し思索を深める“臨床哲学”の立場から、複雑化した社会のなかで、自らの言葉で考え、生き抜いていく力をサポートする。
  • 日々是修行 ――現代人のための仏教一〇〇話
    4.2
    仏教の本質は修行である。苦を生み出すものが「この私」であるなら、心を鍛え、私自身を変えることで、苦しみから自由になれるはずだ。現代に生きる私たちにとって、ひたすら信じる救済の宗教よりも、釈迦本来の合理的な教えの方が、むしろ馴染みやすい。初期仏教の思想をベースに、生活に結びつく叡智一〇〇話を紹介。
  • レヴィ=ストロース入門
    3.5
    若きレヴィ=ストロースに哲学の道を放棄させ、ブラジルの奥地へと駆り立てたものは何だったのか? 彼の構造主義を中心とする思考は、現代思想にも深い影響を与え、西洋の自文化中心主義への反省と主体の解体をうながす大きな役割を果たした。本書は、レヴィ=ストロースの代表作『親族の基本構造』『野生の思考』『神話論理』をとりあげ、彼が未開社会の親族構造や神話研究から汲みあげた豊かな思考の可能性の核心を読み解く。しばしば誤解されがちな「構造主義」を本当に理解し、ポストコロニアル論にも活かすための新しい入門の書。
  • バタイユ入門
    3.8
    聖なるものへの覚醒とはなにか。エロチシズムとはなにか。熱き情念に突き動かされながら、人間の思考のあり方を問い、その限界の彼方を指し示した人、バタイユ。ヘーゲルを頂点とする西欧文明における理性の体系に対し、「非-知」「好運」を看板に掲げて果敢に戦いを挑みつづけた。現代のヨーロッパはいまだ彼が投げかけた問いの内にあり、そこにまたバタイユの思想を問う意味がある。「死とエロチシズム」の思想家の活動の全貌を新たな視点から明快に解き明かす入門書。
  • レヴィナス入門
    3.9
    フッサールとハイデガーに学びながらも、ユダヤの伝統を継承し、独自の他者論を展開した哲学者エマニュエル・レヴィナス。自身の収容所体験を通して、ハイデガーの「寛大で措しみない存在」などは、おそるべき現実の前に無化されてしまうと批判する。人間はどれだけわずかなものによって生きていけるのか、死や苦しみにまつわる切なさ、やりきれなさへの感受性が世界と生を結びつけているのではないか。こうした現代における精神的課題を、レヴィナスに寄り添いながら考えていく入門書。
  • 日本人はなぜ無宗教なのか
    4.1
    いまや日本人は自分たちを「無宗教」と規定して、なんら怪しむことがない。しかし、本当に無宗教なのだろうか? 日本人には神仏とともに生きた長い伝統がある。それなのになぜ「無宗教」を標榜し、特定宗派を怖れるのか? 「……私は、宗教とは、人間がその有限性に目覚めたときに活動を開始する、人間にとって最も基本的な営みだと理解している……」。著者は民族の心性の歴史にその由来を尋ね、また近代化の過程にその理由を探る。そして、現代の日本人に改めて宗教の意味を問いかける。
  • 大衆の反逆
    4.2
    一九三十年刊行の大衆社会論の嚆矢。二十世紀は「何世紀にもわたる不断の発展の末に現れたものでありながら、一つの出発点、一つの夜明け、一つの発端、一つの揺籃期であるように見える時代」、過去の模範や規範から断絶した時代。こうして、「性の増大」と「時代の高さ」の中から《大衆》が誕生する。諸権利を主張するばかりで、自らにたのむところ少なく、しかも凡庸たることの権利までも要求する大衆。オルテガはこの《大衆》に《真の貴族》を対置する。〈生・理性〉の哲学によって導かれた予言と警世の書。
  • ニーチェ入門
    4.2
    ルサンチマンの泥沼の中で「神」や「超越的真理」へと逃避するのか、あるいは「永遠回帰」という「神聖な虚言」に賭け、自らの生を大いに肯定するのか? 二十世紀思想最大の震源地であり、今日もなお、あらゆる思想シーンに絶大な影響力を誇るニーチェの核心を果敢につかみ、さらに未来へと開かれた可能性を大胆に提示する、危険なほどの刺激的な入門書。
  • フーコー入門
    4.0
    「真理」「ヒューマニズム」「セクシュアリティ」といった様々な知の〈権力〉の鎖を解き放ち、「別の仕方」で考えることの可能性を提起し続けた哲学者、フーコー。我々の思考を規定する諸思想の枠組みを掘り起こす〈考古学〉においても、我々という主体の根拠と条件を問う〈系譜学〉においても、彼が一貫して追及したのは〈思考のエチカ〉に他ならなかった。稀代の哲学者の変容しつつ持続する歩みを明快に描き出す、新鮮な入門書。
  • ハイデガー入門
    3.6
    二〇世紀哲学における最大の巨人と称されるハイデガー。半世紀以上にわたり、彼の思想はあらゆる知の領域に圧倒的な影響を及ぼしてきた。哲学史上最重要な作品の一つとして、大いなる成功と絶望的な無理解の断層に屹立する哲学書『存在と時間』。そこに隠された真の狙いとは何なのか? 本書は難解で知られるハイデガーの思考の核心を読み解き、プラトン、アリストテレス以降の西洋哲学が探求し続けた「存在の問い」に迫る。ハイデガー哲学の魅力の源泉を理解するための一冊。
  • アリストテレス入門
    3.9
    プラトンとならぶ古代ギリシア哲学の巨人アリストテレス。彼はのちのヨーロッパ哲学に影響を与えただけではない。いわゆる三段論法を中心とする形式論理学の基礎を築き、具体・抽象、普遍・個別、可能・現実といった概念を創始して、近代自然科学の発展をささえる知の総合的な枠組をつくりあげた。われわれがさまざまな事柄を考える際の思考法そのものに関わる問題を、彼はどのように追求していったのか。本書は、そのねばりづよい知の探求の軌跡をたどるアリストテレス再発見の試みである。
  • 現代語訳 論語
    3.9
    温かく、刺激的で、ときには厳しく、ときにはユーモアが漂う孔子の言葉をすっきり読めるかたちで現代語訳。「学び続けることの中に人生がある」――二千五百年もの間、読み継がれ、多くの人々の「精神の基準」となった古典中の古典を紐解けば、いつでもどこでも生き生きとした精神に出会うことができる。
  • 正義論の名著
    4.0
    「公正さとは何か」「正しさの基準はどこにあるのか」などなど、今日でも論じられる「正義」について、大思想家たちの「名著」は大きなヒントと刺激を与えてくれる。プラトン、アリストテレスから、ホッブズ、ロック、ベンサム、ニーチェ、さらにはロールズ、デリダ、サンデル…。主要な思想のエッセンスがわかる一冊。
  • 翔太と猫のインサイトの夏休み 哲学的諸問題へのいざない
    4.3
    中学生の翔太と猫のインサイトが、「いまが夢じゃないって証拠は?」「心があるって、どういうこと?」「たくさんの人がいる中で、自分だけが『ぼく』なのはなぜ?」といった問いをめぐり対話する。「私」が存在することの奇跡性や可能世界、正義原理、言語ゲームなどの諸問題を取り上げる予備知識のいらない哲学入門。
  • 宗教学の名著30
    4.0
    宗教学は経験科学の発達を背景としてヨーロッパで誕生した歴史の短い学問である。近代人は宗教に距離を取りながらも人類が宗教を必要としてきた理由を理解し、時に知的反省を加えてきた。本書は古今東西の知から宗教理解、理論の諸成果を取り上げ、現代人にとっての「宗教」の意味を考える決定版ブックガイドである。
  • 仏教、本当の教え インド、中国、日本の理解と誤解
    3.6
    紀元前五世紀のインドで生まれた仏教。中国では布教に漢訳の経典が用いられたのに対し、日本は漢文のまま経典を輸入した。両国においてサンスクリットの原典は、ほとんど顧みられていない。中国は漢訳ならではの解釈を生み出し、日本では特権的知識階級である僧が、意図的に読み替えた例もある。ブッダの本来の教えをサンスクリット原典から読み解き、日中両国における仏教受容の思惑・計算・誤解を明らかにする。
  • 空間の謎・時間の謎 宇宙の始まりに迫る物理学と哲学
    4.2
    空間とは何か、時間とは何か。この最大級の謎の解明には物理学と哲学が取り組んできた。絶対空間と絶対時間を主張したニュートンと、それに対抗して「時空の関係説」を唱えたライプニッツから出発して、最新の宇宙論にいたる物理学の成果を哲学者の目から見ればどうなるか。宇宙の始まりに迫る量子宇宙論へといざない、物理学に隠されていた時空の哲学の潮流を解きほぐす。直観的な理解を助ける図表を多数収載。
  • 心が温かくなる日蓮の言葉
    5.0
    「酒と女房があればいい」「親友のためなら地獄に落ちる」「馬をわが子のようにかわいがる」…。日蓮の遺した手紙の一節である。厳しい一面が先行しがちだが、彼ほど庶民感情を解し、喜怒哀楽を素直に表現した僧はいない。だからこそ宮沢賢治も内村鑑三も矢内原忠雄も共感したのではないか。本書では、文学的にも評価される日蓮の至言をより多くの方に読んでいただけるように「いのち」「感謝」「誇り」「友情」「愛」「信」「悲しみ」「国土」といったテーマごとに分類。理解しやすい解説を心掛けた。数え切れない法難を乗り越えてきた彼の言葉は時代を問わず悩める人々の心に火をともす。

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  • クリスマスセラピー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 クリスマスの準備に追われて忙しく過ごしていませんか。あるいは、心からの喜びもなくクリスマスをただ「きれいごと」としてすませていませんか。 本書は、クリスマスのしきたりの良い部分を残し、自分自身のバランスを保ちながら、理由のない思い込みを削り落とすための、実行可能な知恵を提供しています。 本書の色鮮やかなページによって、この輝かしい季節にあなたの心は高められ、あふれるばかりの元気とすばらしい喜びを取り戻すことができるでしょう。 何よりもだいじなことは、クリスマスの祝いの中心にある出来事を――心の中で、自分なりの方法で――真剣に考えるように招かれているということです。なぜなら、かんじんかなめの、一番深いクリスマスセラピーは、そこ、すなわちイエスの誕生の神秘とそれが意味していることのうちにあるのですから。

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  • 幻想の未来/文化への不満
    3.8
    抑圧に抵抗しようとする人間の自己破壊的な傾向に注目しながら、宗教のはたす役割を考察し、理性の力で宗教という神経症を治療すべきだと説く表題2論文と、一神教誕生の経緯を考察する「モーセと一神教(抄)」。現代のヨーロッパ社会のあり方と、キリスト教という宗教の本質についての卓抜した洞察から、晩年のフロイトのもつ苦い味と、人間に対する透徹したまなざしが実感できる論文集。
  • メノン~徳(アレテー)について~
    3.6
    20歳の青年メノンをソクラテスが挑発! 「徳(アレテー)は教えられるものでしょうか?」メノンの問いに対し、ソクラテスは「徳とは何か?」と切り返す。そして「徳」を定義する試みから知識と信念、学問の方法、魂、善をめぐって議論は進んでいく――従来あまり重視されなかったことばのニュアンスを細かく読みとり、対話のやりとりと内容の微妙な関係を鮮明に浮かびあがらせた意欲的新訳。プラトン対話篇の最高の入門書。
  • 教育心理学入門
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 教育の場の心理現象を具体的に浮き彫りに描き出し、指導や教育の留意点を記載し実践面のガイド書としての性格をもつように編まれた教育心理学の本格テキスト。各章執筆者の研究資料と内外の代表的な研究資料をもとに学問的性格を失うことなく、かつ分かり易く教育心理学の重要かつ中心的課題が解説されている。
  • 本化仏教を説く 法華経「本門八品」にみる久遠本仏の世界
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第1章 仏教の中心の教えは「法華経本門」にあり、さらに本仏の衆生救済は仏種子の下種にあること示す。第2章 法華経二十八品(章)の要点を簡明に述べ、各品に説かれた深意と位置付けを明確にする。第3章 釈尊一代の仏教経典の核心とともに、実践修行のありかたと、末法衆生が成仏できる法とは何かを究める。第4章 経家阿難が望見する「久遠本地」の世界では、本化の菩薩たちが活躍し、末法救済の一点が見据えられていることを明かす。まとめ 題目に秘められた法華経の真実こそが「南無妙法蓮華経」であること説く。

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  • 平和と国際情報通信 「隔ての壁」の克服
    -
    早稲田大学オープン教育センター「平和学」ゼミにおける各界ゲストスピーカーの熱い講義を再現。21世紀の平和がさまざまな「構造的暴力」を克服することによってこそ実現するという最近の平和学の積極的平和の理念が、諸分野で活躍する講師たちの「論ずれば争う、働けば和す」という行動の経験に基づき、生き生きと展開される。心の平安を通じて隔ての壁をのりこえた記録集でもある。

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  • 努力論
    4.1
    「努力している、もしくは努力せんとしている、ということを忘れていて、我がなせることがおのずからなる努力であってほしい」。何かをなそうとしても、ままならぬことの多いこの世の中で、いたずらに悩み苦しまずに、のびのびと勢いよく生きるにはどうすればよいか-人生の達人露伴の説く人生論。(解説=中野孝次)

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  • 山伏 入峰・修行・呪法 [復刻版]
    -
    兜{と}巾{きん}、白衣の結{ゆい}袈{げ}裟{さ}、錫{しゃく}杖{じょう}をつき、笈を背に法{ほ}螺{ら}貝{がい}をふく、いまでも出羽三山、大峰山中に出没する山伏・・。年二回先達に従って入{にゅう}峰{ぶ}し、水断、穀断、懺悔、相撲などの苛酷な修行で体得した験力により、加持祈祷の呪法を行なう彼らのなかには、中世の最盛期を過ぎると修行を忘れ、まじない師に堕するものもあらわれた。本書は、民間信仰に仏教が結びついて完成された修験道の真髄を、山伏の奇怪な行事、生態のなかにさぐる。
  • サブリミナル・マインド 潜在的人間観のゆくえ
    3.9
    人は自分で考えているほど、自分の心の動きをわかっていない。人はしばしば自覚がないままに意志決定をし、自分のとった行動の本当の理由には気づかないでいるのだ。人間科学の研究が進むにつれ、「認知過程の潜在性・自動性」というドグマはますます明確になり、人間の意志決定の自由と責任に関する社会の約束ごとさえくつがえしかねない。潜在的精神を探求する認知・行動・神経科学の進展からうかびあがった新しい人間観とは。
  • 神・キリスト・聖霊 : 聖書は何を語りかけているのか
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 聖書の中には、天地宇宙の始まり、人類の創造、神の人間に対する命令、人間の神からの離反、神と人との葛藤、キリストの救い、などが記されています。いったい神は、聖書を通して人類に何を語りかけておられるのでしょうか。

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  • 空海「秘蔵宝鑰」 こころの底を知る手引き ビギナーズ 日本の思想
    3.7
    『三教指帰』で仏教の思想が最高であると宣言した空海は、多様化する仏教の中での最高のものを、心の発達段階として究明する。思想家空海の真髄を示す、集大成の名著。詳しい訳文でその醍醐味を味わう。 ※本作品は紙版の書籍から解説が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 「ゼロリスク社会」の罠~「怖い」が判断を狂わせる~
    4.0
    現代の我々を襲うリスクは、歴史や経験からは教訓を引き出せないものばかりである。何が、どれくらいの量あると、どれだけ危険なのか。イメージや先入観、本能の発する恐怖に惑わされずに、一人一人が定量的に考え、リスクを判定していくにはどうしたらよいのか。これ以上、身体的・経済的損失を出さないために……本書では、この時代を乗り切ってゆくために必要な「リスクを見極める技術」について、気鋭の科学ライターが教える。
  • 開運! 恋とお金のご利益案内 <お金編&恋愛編>【セット版】 ~金運&恋愛運アップの関東周辺寺社巡りガイドブック
    -
    緑豊かな神社仏閣にお詣りすると、すがすがしい気持ちになるものです。日常の喧噪から離れ、自分を見つめ直したり、煮詰まった思考や悩みを解消したりするのにおすすめの“パワースポット”でもあります。本書は関東周辺のおすすめ神社仏閣の中から、特に金運アップに御利益があるとされる14の神社仏閣と、恋愛運アップに御利益があるとされる33の神社仏閣をご紹介。各神社仏閣の解説だけでなく、見所やお土産の情報など、ガイドブックとしても使っていただける構成になっています。本書は、金運に御利益があるとされる神社仏閣を集めた<お金編>と、恋愛に御利益があるとされる神社仏閣を集めた<恋愛編>の2冊を1冊にまとめた、お得なセット版になります。 「impress QuickBooks」(インプレス・クイックブックス)は、スマートフォンや電子書籍端末で気軽に読めるコンパクトな電子書籍です。通勤や通学、昼休みなどの空き時間に、文庫本のような感覚で、旬なトピックスを手軽に楽しむことができます。

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  • 禅僧とめぐる京の名庭
    4.0
    枯山水に立ち現れる深山幽谷、白砂に広がる禅の小宇宙。息を呑む“京の絶景”は、禅の庭にこそある! 世界遺産として登録されることも多い幾多の京都の禅寺の中から21の名庭を厳選し、禅僧ならではの視点から庭に込められた禅的な悟りを紹介し、世界的庭園デザイナーならではの視点から遙か先達の作庭意図を読み解く、今までにない「京の禅の庭」決定版解説書! 庭の平面図付きで、深く濃い見方が分かる。
  • 子どもを伸ばす親の習慣 色彩フードセラピー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 色は子どもの気持ちを表すと同時に、心理に影響を与えます。 身の回りの色使いと毎日の食事に「色彩フードセラピー」を取り入れて 子どもの持つ可能性を引き出してあげましょう。 ●目次 1章 色でわかる! 子どもの心理 2章 ストレスを軽減する色彩フードセラピー レシピ1 五色の彩りおにぎり弁当 レシピ2 自然の味を活かしたおやつ 3章 集中力を高める色彩フードセラピー レシピ3 ミルクと野菜のクリームシチュー レシピ4 野菜多めのナポリタン 4章 知識力を高める色彩フードセラピー レシピ5 ネギトロ巻きと厚揚げの和食 レシピ6 エビチリ&卵と野菜サラダ レシピ7 自分で作った野菜たくさんカレー レシピ8 サバのソテーマリネ風ソース 5章 親子の絆を深める色彩フードセラピー レシピ9 細巻き弁当 本タイトルは、レイアウト固定型の商品です。 ・フリースクロール(リフロー)型でないので、文字サイズの変更、フォントの変更ができません ・マーカーは付けられません ・テキスト検索はできません ・推奨端末はPCかタブレットです(スマートフォンは推奨いたしません) 以上ご確認のうえご購入ください。
  • 「うつ」とよりそう仕事術
    4.0
    「うつ病」の治し方や復帰方法を説明した書籍は数多くありますが、うつ病の人が本当に知りたい「復職後の働き方」を説明したものはありません。本書では、復職を「ゴール」とするのではなく、復職の先の「巻き返し方=働き方」を、著者の実経験をとおして紹介しています。 現在も「うつ病」と闘いながら仕事を続けている著者が贈る、仕事と生活を充実させる小さな工夫が詰まった1冊です。「うつ病」に悩む方はもちろん、家族や職場の周囲に「うつ病」の方を抱えている方にお薦めします。世の中は上昇志向の強い人間ばかりではありません。少し気弱だけど普通に働きたいと願う方にも役立つ仕事術となっています。

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  • 発想美人のススメ ストレスを大きくする人 小さくする人
    3.0
    「発想美人」とは、自分の考え方によってストレスの悪影響をかわす努力をしている人のことです。発想美人に必要なのは、才能でも素質でもありません。大切なのは、「意識」。本書では、発想転換のコツからライフスタイルの見直しまで、発想美人に近づくためのポイントをたくさん紹介しています。第1章 発想美人への道は、心の見直しから始まる!;第2章 女性のカラダとストレスの関係は?;第3章 発想を変えてストレスを小さくしよう!;第4章 人付き合いのストレスに強くなろう!;第5章 仕事でストレスをためないために;第6章 発想美人になるためにライフスタイルを変えよう!

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  • 働く人のための「読む」カウンセリング ピープル・スキルを磨く
    4.0
    本書は、カウンセリング分野の知識やスキルを紹介し日常生活に生かしてもらうという実用書です。多くのカウンセリング経験、自治体や教育機関での講習会の経験をもとに、「コミュニケーション力を上げるとはどういうことか」「自分の怒りやストレスにどのように対処するのか」「思考がネガティブになっているときに注意すること」「自分の勘を大事にする」など、社会人や学生に必須のポイントを専門家の視点から伝えます。自分の心のクセに気づき、ストレスの少ない生き方をするためのヒントを紹介します。

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  • 「私」を生きるための言葉 日本語と個人主義
    4.5
    すべての人間は、透明な言葉を生むようにできている―。 気鋭の精神科医が豊富な臨床経験をもとに、日本語に潜む神経症性を徹底分析。多くの“1人称で生きる”人々の例に学びながら、借り物ではない言葉とは何なのか、探求していきます。心の問題に関心のあるすべての人、日本語に使いづらさを感じている人、クリエイティブな仕事をしていきたい人のためにヒントとなる考え方を提供します。

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  • 社員のメンタルヘルスで困ったらこの1冊
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 職場のメンタルヘルスにおける労務管理のポイントと解決策をわかりやすく全解説! いまやメンタルヘルスの問題は全ての企業にかかわる課題です! (1)メンタルヘルスに関する企業の義務と留意点がわかる! (2)最新の行政指針や判例・法改正情報・政策動向もわかる! (3)労災保険・健康保険など社会保険の給付手続きも解説! (4)職場復帰支援とメンタルヘルスケアの流れもスッキリ! 各種の社内規程と書式例も充実。 採用・休職・職場復帰・退職などの手続きでトラブルにならないために。必携の処方箋! 【目次】 序章 メンタルヘルスの基礎知識 第1章 メンタルヘルスに関する労務管理 第2章 職場復帰支援プログラムの作成 第3章 メンタルヘルスと社会保険の給付手続き 第4章 メンタルヘルスケアのしくみと取り組み方 巻末資料 モデル規程と各種書式例
  • 神社の由来がわかる小事典
    3.3
    現在わが国の神社総数は十一万余。そのうち、神社本庁管轄の宗教法人は約八万を数える。しかし、神社には二つとして同じものはない。「お稲荷様」「八幡様」「天神様」の名で親しまれる各神社も、祭神は同じだが、由来、祭り、建築物などはそれぞれ異なっている。日本人にとって八百万の神々とは何か。神社はいかに生活に溶け込んだのか──。本書では、その起源、御利益、社格の違いなどをわかりやすく解説する。なぜ「神社」を「杜(もり)」と呼ぶのか。「万葉集」では、神社の二文字を「もり」と読んでいるという。あるいは、「神宮」「神社」「大社」の違いを知っているだろうか。本来、「神宮」といえば皇祖神天照大神を祀る伊勢神宮だけを指す。そして「大社」とは、代表格の神を祀る神社のことである。さらに、「注連縄(しめなわ)」「堅魚木(かつおぎ)」「狛犬(こまいぬ)」とは何か。なぜお祭りで御神輿をかつぐのか……。神道学の碩学が、太古より伝わる神の道を解き明かす。
  • 言いたいことが言えない人 「恥ずかしがり屋」の深層心理
    3.7
    認めてもらいたいのに気持ちをハッキリと伝えられない。さみしいのに人と接すると居心地が悪い。気まずくなれば自分の殻に閉じこもり、非難されると不機嫌になる。だから摩擦を避ける。恥ずかしがり屋は「失敗するのが怖い」「他人から評価されるのが怖い」「断られるのが怖い」「親しくなるのも怖い」。そして臆病になり、他人を警戒し、不信感を持つようになった人なのだ。「こんなこと言ったらバカにされる、嫌われる」と思っていませんか。我慢しないでちょっとだけ自分を信じてみたら、人づきあいが楽になる。

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  • 法華経 真理・生命・実践
    3.0
    中国隋代に樹立し、最澄によって伝えられた天台思想が大乗経典で釈迦の正説と仰がれ、中核になった歴史過程を明らかにする。信仰対象として、人生の指針として、政治の理念として信奉した高山樗牛、宮沢賢治、尾崎秀実、北一輝などが形成した思想の系譜も辿る。
  • ハッピーラッキー
    -
    心理学であきらかにされているルールを使えば、誰でも、やり方と考え方しだいで、ハッピーになれます。心理学者である著者が、専門誌を読みあさってつかんだ、ハッピーのエッセンスを凝集した1冊。ハッピーになるための技術を実践的に扱った本です。本書で紹介している法則やルールのほとんどはすべてに科学的な裏づけのあるものなので、安心して実践してください。

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  • 聖書の大地
    4.0
    医学を学び研究してきた著者が、58歳にして信仰の道に入る決心をしたのは何故か。シナイ半島からイスラエル、ヨーロッパへと、聖書ゆかりの土地を旅しながら愛してやまないキリスト教芸術や体験を綴る。

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  • 歎異抄
    値引きあり
    4.0
    悪人正機説や他力本願で知られる真宗の開祖・親鸞。危険思想視され烈しい弾圧にあいながらも、人々に受け入れられていった、その教えの本質とは何か。師の苦悩と信仰の極みを弟子の唯円が綴った聖典に詳細な語釈、現代語訳、丁寧な解説をほどこした。日本人の「こころ」を追究する著者の手でよみがえる流麗な文章に秘められた生命への深い思想性。
  • 人類から未来永劫戦争をなくす そのために
    -
    1945年、長崎の原爆投下数日前に生まれた著者は、多くの不条理を経験したことをきっかけに、その不条理の原因を究明し始めた。哲学、宗教、科学等々を探求し、苦悩を超えて有神論としての歴史観を著者なりに再創造している。神創造主との乖離に気付かず迷走してきた人類が、戦争をなくすために、今何を考え、行動するべきなのか。今からでも遅くないと背中を押してくれる一冊。
  • カスハラの犯罪心理学(インターナショナル新書)
    4.2
    「カスタマーハラスメント(カスハラ)」とは、従業員への悪質なクレームや物理的・精神的な嫌がらせ全般を指す。「店員にキレる客」を誰しも見たことがあるように、カスハラは日本で大量発生している。さらに、コロナ禍によって拍車がかかり、被害は拡大している。2022年2月には、厚生労働省から「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」が発表され、現代日本において大きな社会問題と化しているのだ。本書では、犯罪心理学者として長年カスハラにかかわってきた桐生正幸が、豊富な調査実績を基にカスハラが生まれる構造を分析し、その対策を提案する。
  • 孤独のレッスン(インターナショナル新書)
    3.5
    少子高齢化や核家族化の進行、そして、2020年から猛威をふるう新型コロナウイルス。まさにいま日本社会においても孤独は「対処すべき問題」として注目されています。本書では孤独に向き合った作家の評論や、冒険、山小屋生活などで得た独自の孤独論など、総勢17名の著者が様々な孤独を語ります。何気ない日常の、騒がしい街中で不意に襲ってくるあの「孤独感」はなんなのか? 決してネガティブなだけではない孤独の持つ「孤高のしたたかな世界」に浸れる一冊です!
  • 言語ゲームの練習問題
    3.6
    【もっとも易しいヴィトゲンシュタイン入門!】 なんで犬をイヌって呼ぶの? 地球人の数学と宇宙人の数学は似てる? 私とあなたの「痛い!」は同じ? 私たちを支配する「社会のふるまい」のルール=「言語ゲーム」。 そのヴィトゲンシュタイン哲学の核心を、36の練習問題を解きながら平易な言葉で解説! 「約束しよう。 この本は、ヴィトゲンシュタインに比べればまるでオモチャだ。小学校の算数だ。でもその問題が解けるかどうかで、自分の生き方も、ものの見方も、まるで違ってしまうという覚悟で考えよう。さもないと、ものを考えたことにはならない。 子どもは、真剣に遊ぶ。真剣に遊ばなければ、遊んだことにはならない。 おとなは、真剣に考えよう。考えることに、お金はかからない。その気になれば、誰でもできる。そして、真剣に考える大人が増えれば、この世の中はその分だけ、ちょっとましになると思う。」ーー第3章より 【本書の内容】 ・失われた文明の解読は、暗号の解読と同じ? ・言語を正しく使って、初めて人間は人間になる ・『論理哲学論考』と『哲学探究』の相違点 ・言葉の意味は、言葉では説明できない ・私を私たらしめる「固有名」と「確定記述」 ・人間は言語ゲームを抜けることができるか? ・クリプキの懐疑論と「くゎ算」という思考実験 ・規範(価値)は同時に「事実」である   ……ほか 【本書の構成】 1、隕石衝突問題 2、世界の終わり 3、宇宙人を見分ける 4、言葉と意味 5、言葉と実物世界 6、固有名 7、ゲームとルール 8、数列とルール 9、偶然と自由と可能世界 10、感覚と内面 11、文の仕組み 12、嘘 13、ルール懐疑主義 14、確実性について 15、言語ゲームの応用問題
  • 恋のトリセツ
    3.6
    ベストセラー「トリセツ」シリーズ最新刊!男女の脳の違いを研究してきた著者が、「大人の恋」に正面から向き合う。一生手放せない男とは?女の最終兵器とは?大人の恋の楽しみ方、満載!

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