作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 脳から見るミュージアム アートは人を耕す 3.3 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻891円 (税込) ウィズ・コロナの新しい生き方を模索し始めた今こそ、私たちに必要な、脳に効く「美」を求めて、ぜひミュージアムに出かけてみてはいかがだろうか? 実は、ミュージアムは「美」が展示されているだけの場所ではない。知れば知るほど、とてつもなく奥が深い世界なのだ。人類の記憶のアーカイブに潜っていくような、(良い意味での)妖しさ、ヤバさがある。 東京藝大には大学美術館があるが、大学美術館准教授の熊澤弘先生はいわば「ミュージアムの達人」で、世界のミュージアムの成り立ち、展示、ミュージアムの持つ資料から博物館学の実習に至るまで、私が教えを乞うている先生の一人である。 ここからは熊澤先生の力をお借りして、仮想ゲームのミュージアムよりも、リアルなミュージアムこそがはるかに熱いのだ――ということを読者の皆さんと一緒に体験していきたい。言ってみれば、探検家・中野信子が、案内人・熊澤弘先生とともに、ミュージアムの深遠なる魅惑の世界に分け入っていこうというわけだ。 この「探検本」を読み終えるころ、読者の皆さんは、世界各地のミュージアムの歴史やそこに所蔵された作品の面白さはもちろんのこと、その舞台裏で静かに働いている学芸員の役割やアートの鑑賞術などの基礎知識も身につけているはずだ。 ミュージアムは、入る前と後とで物の見方が変わる体験ができる場所だと思うが、この基礎知識を身につけることで、ミュージアムに行く体験自体がこれまでよりもより深まるかもしれない。 (中野信子) <主な内容> はじめに ミュージアムは脳に似ている(中野信子) 第1章 ミュージアムの誕生:その華麗にして妖しい魅力に満ちた世界 はじまりは「驚異の部屋」/記憶の三段階/コレクターと「絶対美感」/美術品は誰のものか 第2章 ミュージアム、その陰の部分:論争・ワケあり・ヤバいもの ナチスに翻弄されたコレクション/マインド・パレスを支配する/学芸員の使命/大量殺人犯の作品の展覧会 第3章 実際に鑑賞してみる:どんな作品をどのように観たらよいか? 中村キース・ヘリング美術館の感性/金沢21世紀美術館の賢さ/正しい鑑賞法なんてないか?/ルーヴル美術館で遭難しかける 第4章 これからのミュージアム体験:アートはなぜ必要なのか? アフター・コロナの課題/現代アートはわかりにくい?/アートが社会にもたらす絶大な効果 おわりに 日本は世界に類を見ないミュージアム大国(熊澤弘) 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 熊澤弘の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 脳から見るミュージアム アートは人を耕す 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.3 (9) カート 試し読み Posted by ブクログ 中野さんは常設展に対し「整う」という表現をされている。アートの中には心をざわつかせるものも多々あるが、中には確かに「整う」作品もある。 どちらが良いというわけではないが、自分の中に基準を持つという意味では、この「整う」という感覚は大事だと思うし、それを与えてくれる作品と出会うことは人生を豊かにしてくれるだろう。 0 2023年10月06日 脳から見るミュージアム アートは人を耕す 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.3 (9) カート 試し読み Posted by ブクログ 脳科学者と藝大美術館の先生による対談。ミュージアムの成り立ちとか、意義とか、絵の見方等の広い話題が、とても面白かった。 脳が美をどう捉えるかを知る本かと思ってたけどそちらはやや薄め。でも無問題。 1 2021年06月03日 脳から見るミュージアム アートは人を耕す 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.3 (9) カート 試し読み Posted by ブクログ 脳科学視点の考察は余り無かったが、熊澤先生のミュージアム講義目当てで手にしたので満足(*‘ω‘ *)。体力が無く、美術館巡りや生講義の受講は実現が難しい自分のような素人学習者にとって、こういった良書は光明。 1 2021年01月18日 脳から見るミュージアム アートは人を耕す 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.3 (9) カート 試し読み Posted by ブクログ 現在(2024年4月)開催中の「吉原展」を近々やることを熊澤先生が示唆していてお!と思ったら、この本は2020年に出版されていたんですね。企画展って4年前から企画されているものなのですね… 0 2024年04月26日 脳から見るミュージアム アートは人を耕す 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.3 (9) カート 試し読み Posted by ブクログ 脳科学者と美術史家のお二人の対談形式の本です。 ミュージアムの誕生史から陰の面まで、 鑑賞の楽しみ方から体験することの意味まで語られています。 沢山のアーティスト名が出てきて、ネットで作品を検索しながら楽しく読めました。 ライトな本♪ 0 2023年07月25日