国内小説の検索結果

  • 少年トモと失われたサンクローサの伝説
    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    怖くても進む。その一歩が、世界を変える。 トモは決して特別な英雄ではなかった。怖がりで、迷い、父に守られてばかりの少年だった。けれど、苦しむ誰かに手を伸ばし、見えない光を信じ続けた時、彼の旅は世界の運命を動かし始める。水と光を失った大地に奇跡を取り戻す、少年の成長と再生のファンタジー。 著者プロフィール ソラチ 岡山県北部の田舎町に生まれ、自然と共に育ちました。 一卵性双生児として生を受け、命の不思議に向き合い続けてきた人生と、別れと出会いの記憶から、この物語は生まれています。石は友達。「トモ」という名前に宿る〝友″という響きは、私の子供達への祈りそのものです。サンクローサの森が、読者の皆様にとって、友のように寄り添う光になりますように。

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  • 少年とリング屋
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    プロレス、夢、「何者」かになる――文豪TAJIRI、始動。 プロレスラーにあこがれる少年が、リングが積みこまれたトラックに潜り込むことから始まる、リング屋さんとの心の交流を描いた表題作『少年とリング屋』をはじめ、プロレスを通して人々の夢と「何者か」になろうとするおかしみ、人生の悲哀を描く、短編連作。 【目次】 第1話 少年とリング屋 第2話 醜い顔 第3話 かっこいい女 第4話 「全然満足していません」 第5話 俺は何者 第6話 夢の結末 エピローグ
  • 少年と老婆
    値引きあり
    小説・文芸
    5.0
    1巻800円 (税込)
    暗闇じゃないと光は見つからないの。「この世でもっとも美しい女性」は、嵐の夜に消えた夫を探して、5つの国を旅し6人の王に出会う。「E☆エブリスタ」で不動の1位を誇った伝説の人気作品がいよいよ書籍化! 『奴隷区』の岡田伸一による、この上なく残酷で純粋な、愛を求める冒険物語。学校に通うのをやめた「少年」は、近くに住む「老婆」に勉強を教わる。「老婆」は、不思議な話をして聞かせた。それは、「この世でもっとも美しい女性」が旅した5つの国と、神秘の力を持つ6人の王様の話。“やまない雨の国”“明日から戦争の国”“選択する恋愛の国”“夢見る黄金の国”“紅い地球の国”。「美しい女性」は、新婚旅行直前に失踪した「夫」を探していた。そして、ある国の愛を知らない「愚かな姫」との出会いが、彼女を過酷な運命へ突き落とす。正義、恐怖、弱さ、勇気、夢、憎しみ、不幸、美しさ――。人生の大切なヒントを探す旅に出よう。
  • 少年の輝く海
    小説・文芸
    3.5
    1巻440円 (税込)
    瀬戸内の島。東京から山村留学にきた中学二年生鳥海浩次は、退屈な島暮らしにうんざりしていた。ある日、地元の同級生・計が、蔵から海図を見つけ出す。水軍の財宝をつんだ船が嵐で沈没したという伝説があり、その船のありかが記されているというのだ。格好の暇つぶしと、山村留学仲間の花香を誘い、三人で海へこぎ出すが……。少年少女のきらめく夏物語を瑞々しく描く。
  • 少年の行動
    完結
    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    ワーキングクラス・ヒーロー前史 まだ自立前の少年であるならば、 生きる環境は、親や家庭で決まってしまう。 ここにあるのは、労働者階級の息子として生まれ、 学校になじむことができず、既存の音楽にも納得できず、 どこかに向かっていきたい衝動と、 どうにか手に入れた楽器、あとは自分自身の肉体しかない そんな少年たちのそれぞれの孤独と出会いの劇である。 のちに、世界中で最も著名なロックバンドとなる彼らの 苦しく、輝かしく、不安なきらめきに満ちた日々が 長篇小説となっていま、ここに届けられる。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • 少年パラダイス
    小説・文芸
    -
    1巻1,144円 (税込)
    高度経済成長のただなかにある1971年、田舎に住む小学生の竜一も、新しい時代の幕明けをおぼろげに感じていた。個性豊かなクラスメイトに、新任の若い教師――何かが起こるということなしに、しかし日々何かが起こっている子どもたちの世界は、目には見えない幸せに包まれていた。過ぎ去りし輝かしき日々が、いま色鮮やかによみがえる。

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  • 少年籠城
    小説・文芸
    4.3
    1巻2,200円 (税込)
    猟奇殺人×子ども食堂立てこもり 究極のサスペンスミステリ。 地方の温泉街の河原で、子どもの惨殺遺体が発見された。 警察は、小児わいせつ事件を繰り返していた15歳の少年・当真への疑いを強める。 逃亡中の当真は警官の拳銃を強奪し、子分とともに子ども食堂に立てこもった。 自分は無実で、人質を殺されたくなければ、警察は真犯人を捕まえろという。 子ども食堂の店主・司は、人質の少年少女を守るために戦うことを誓うが―― 当真は本当に無実なのか。他に殺人犯はいるのか。 さらに新たな遺体が発見され、暴走する当真は引き金に指をかける―― 誰もが予想できない結末が待つサスペンスミステリ。
  • 庄野潤三電子全集 第1巻 1949~1954年 「プールサイド小景」ほか
    小説・文芸
    -
    1~20巻2,750円 (税込)
    家族小説の第一人者・庄野潤三が新人作家として出発した1949年から1954年に発表された17編を初出順に収録。 日本の家族小説の第一人者・庄野潤三の足跡を、初出順の編年体で辿る電子全集の第1巻。 デビュー作品「愛撫」から、第32回芥川賞受賞作品「プールサイド小景」まで、1949年から1954年の6年間に発表された17編を収録した。 「愛撫」は第二次大戦から復員後、大阪府立今宮小学校から大阪市立南高校の教諭になってほどない、1949年4月28歳の時に、同人雑誌「新文学」に発表された作品。きっかけは九州大学時代の友人・島尾敏雄のすすめで投稿したことによる。 のちに次兄・庄野英二の伝手で中山義秀が「愛撫」を創作合評で取り上げたことから、「群像」編集部より声がかかり、次回作「舞踏」が「群像」1950年2月号に掲載され文壇にデビューすることとなる。 そのほか単行本『愛撫』収録の「スラヴの子守唄」「メリイ・ゴオ・ラウンド」「喪服」「恋文」「会話」「流木」「噴水」に加え、単行本『プールサイド小景』に収録された「紫陽花」「十月の葉」「臙脂」「桃季」「黒い牧師」「団欒」「結婚」「プールサイド小景」も収録。 解題は監修を務める日本文学研究者で日本大学芸術学部准教授・上坪裕介氏が担当。付録として「愛撫」「舞踏」の初出掲載誌、「プールサイド小景」の冒頭浄書生原稿等を収録する。 ※この作品はカラーが含まれます。
  • 庄野潤三ノート
    値引きあり
    小説・文芸
    5.0
    1巻885円 (税込)
    小学校、旧制中学、就職先の放送局で庄野潤三の後輩として過ごした阪田寛夫は、いつしか庄野文学最大の理解者となった。習作から刊行当時の最新長篇、そして随筆集までも順に丁寧に読み解くことによってのみ、鮮やかに見えるその豊穣な世界――正確かつ簡潔でありながら深い愛情に溢れる筆致が、読む者を思わず感動へと誘う。類まれな作家論の達成。
  • 笙野頼子三冠小説集
    小説・文芸
    3.7
    1巻660円 (税込)
    野間文芸新人賞受賞作「なにもしてない」、三島賞受賞作「二百回忌」、芥川賞受賞作「タイムスリップ・コンビナート」を収録。未だ破られざるその「記録」を超え、限りなく変容する作家の「栄光」の軌跡。
  • 笙野頼子発禁小説集
    小説・文芸
    -
    1巻2,200円 (税込)
    文芸誌に掲載された作品を中心に再構築。書き下ろし作品のほか、著者自身による解説も。 発禁作家になった。 「何も変な事も書いていない」 「自分が女である事を、医学、科学、唯物論、現実を守るために書いた」 多くの校閲を経て現行法遵守の下で書かれた難病、貧乏、裁判、糾弾の身辺報告。 【目次】 前書き 発禁作家になった理由? 女性文学は発禁文学なのか? 九月の白い薔薇 ―ヘイトカウンター 返信を、待っていた 引きこもりてコロナ書く #StayHomeButNotSilent 難病貧乏裁判糾弾/プラチナを売る 質屋七回ワクチン二回 古酒老猫古時計老婆 ハイパーカレンダー1984 初出一覧 【著者】 笙野頼子 笙野頼子(しょうの よりこ) 1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。元・立教大学大学院特任教授。 81年「極楽」で群像新人文学賞受賞。91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年「タイムスリップ・コンビナート」で芥川龍之介賞、2001年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー大賞、05年『金毘羅』で伊藤整文学賞、14年『未闘病記―膠原病、「混合性結合組織病」の』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。著書多数。
  • 焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕
    小説・文芸
    3.9
    1巻847円 (税込)
    都内で起きた刺殺事件の捜査本部に現れた東京地検特捜部の検事、灰谷。一方的に情報提供を求めたうえ、自身が内偵中の野党議員の秘書を犯人と決めつけ、身柄を拘束する。警視庁捜査一課の樋口は証拠不充分を主張。だが、灰谷が逮捕に踏み切って......。常に謙虚で同僚や家族も尊重する等身大の刑事が、巨大機構の狭間で己の信念を貫く傑作警察小説。
  • 娼婦の部屋
    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    安息を求め、一人の娼婦の許へ通う男が、やがて彼女の存在自体に彼の平衡を狂わせられていく「娼婦の部屋」、スーツケースいっぱいに奇妙な品物を遺して死んでいった娼婦を描く「軽い骨」、男娼の部屋に通う女学校教師を描いた「寝台の舟」、小学生が性の秘密のにおいを嗅ぐ「悪い夏」など秀作8編。性を通して、人間存在の本質や意味を探る吉行文学の真骨頂!
  • 娼婦の部屋・不意の出来事
    小説・文芸
    3.8
    1巻671円 (税込)
    男に翻弄され、ほかの職業についてもすぐに元の娼婦に戻ってきてしまう女に対する「私」の奇妙な執着を描いた『娼婦の部屋』。場末のキャバレーで働く女と、女のヒモで気の弱いヤクザ、三流週刊誌の記者である「私」との三角関係を淡々と描いた『不意の出来事』。ほかに『鳥獣虫魚』『寝台の舟』『風景の中の関係』など、初期の傑作短編13編を集めた作品集。新潮社文学賞受賞。
  • 勝負師
    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    大阪という土地の空気とそこに生きる人々の暮らしと人生の機微を巧みに描き出した作之助の戦中・戦後の代表作選集。坂田三吉を描いた「勝負師」、終戦直後の混乱した大阪の姿に、自らの心情を重ねて描いた「世相」、嫉妬から競馬におぼれてゆく律儀で小心な男を描く「競馬」、そしてダジャレ尽くしの、作之助ならではの「猿飛佐助」ほか、「六白金星」「アド・バルーン」「鬼」「四月馬鹿」「郷愁」「中毒」など10編を収録。
  • 掌篇歳時記 秋冬
    綿柎開(わたのはなしべひらく)、水始涸(みずはじめてかるる)、朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)――。季節を表す言葉を鍵に、物語は膨らんでゆく。十二人の作家の想像力で、旧暦「二十四節気七十二候」が現代の物語に生まれ変わった。六世紀ごろに大陸から伝わり、改暦を重ねながら明治の初めまで用いられてきた旧暦。そこには春夏秋冬の四季に留まらない、さらにこまやかな季節が織り込まれている。大暑や立秋、大寒といった季節の節目を表す二十四節気と、「地始凍」「熊蟄穴」など、動植物や空模様がそのまま季節の呼び名に採り入れられている七十二候。古来伝わる“季節の名前”が現代の作家たちを刺激し、味わい豊かな掌篇に結晶した。<旧暦の魅力を知る解説つき>」*電子版には筒井康隆「蒙霧升降」は収録されていません。西村賢太「乃東枯」重松清「鷹乃学習」町田康「大雨時行」長野まゆみ「綿柎開」柴崎友香「玄鳥去」山下澄人「水始涸」川上弘美「蟋蟀在戸」藤野千夜「霎時施」松浦寿輝「地始凍」柳 美里「朔風払葉」堀江敏幸「熊蟄穴」白井明大「輪のようにめぐる季節のさなかで 二十四節気七十二候について」
  • 掌篇歳時記 春夏
    麋角解(さわしかのつのおつる)、東風解凍(とうふうこおりをとく)、桃始笑(ももはじめてわらう)――あまりにも美しい、四季を彩る"季節の名前"。古来伝わる「二十四節気(にじゅうしせっき)七十二候(しちじゅうにこう)」に導かれ、手練れの十二人がつむぐ匂やかな小説集。
  • 掌編集 流星マエストロ
    小説・文芸
    -
    1巻220円 (税込)
    誰かが見つけるショートショート集。タイトル先行で書いた掌編たち。ある意味エピタフ。そこに刻んだ銘は「tu fui ego eris」あたり――掌編3篇を収録。
  • 消防署の方から来ました!
    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    芳本美代子出演・演出の舞台化小説! 詐欺まがいに高額な消火器を訪問セースルしていた主人公。たくさん買ってくれた老女には、ちょっとした秘密があって……。悲しい恋に、思わず号泣。一気に読める、感動の短編小説です。

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  • SHOW MUST GO ON 1945謀略のメロディ
    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    青山翔造は、連合軍の進駐後、英語屋として多忙な日々を送る中、『ニューズウイーク』記者と名乗るマコト・ハーバートと会う。 マコトの紹介で劇場の仕事を始めた翔造は、ショーの世界の虜に。 一記者ながらマコトは次々と軍の便宜を図り、夢の実現へと翔造を助ける。 マコトが授けた指令が、芸能界を左右する。驚天動地の戦後謀略サスペンス!
  • 賞味期限のある恋だけど
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻396円 (税込)
    恋に落ちるときは、理屈じゃない。たとえそれが永遠に続くものでないとわかっていても……。マイアミでプロ・テニスプレーヤーを目指して奮闘する可奈と、はからずも“不法入国者”となってしまったジャマイカ人の青年。NYのバーでピアノを弾く絵未と、脚本家志望の風変わりな男。2つの出会いには、切ない期限があった――。試行錯誤しながらも、前を向いて歩く女性のしなやかな強さを爽やかに描く。スウィートでビターな恋愛小説。
  • しょうゆ顔少年の謎
    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    「おしょうゆ顔」世代のダンディズム研究。汗なし、涙なし、脂気なし。「朝シャン」で髪を整え、バーゲンに賭ける青春? ポスト新人類の思想と行動を鋭く分析、時代を読む痛快キーワード集――「もう、早く洗面所あけてよ。私だって使いたいんだから!」「一体なんなんだ、キミたちは!」……しょうゆ顔少年の朝、至福のひとときは姉貴の悲鳴によって破られる。シャンプー、整髪、お肌の手入れ。東にバーゲンあれば、青春を賭けて並び、西にパーティーあれば、タキシードで駆けつける。彼らのダンディズムとは何か? 軟弱と笑わば笑え、現代少年生態図鑑。
  • 松籟邸の隣人(一) 青夏の章
    小説・文芸
    3.6
    1~3巻1,899~2,200円 (税込)
    明治時代の湘南といえば、大磯だった! この地には、明治20年代後半から、伊藤博文、大隈重信、陸奥宗光などの大物政治家や、岩崎弥之助など経済人が別荘を建て、そこを目指して多くの人が集まるようになった。また大磯は、日本初の海水浴場として、老若男女が集う一大リゾート地だったのである。本書は、この地をこよなく愛し、後に宰相となる少年・吉田茂と、謎の隣人・天人(あまと)の二人が、別荘地で起きる様々な事件を解決していく連作活劇ミステリー。茂が少年時代を過ごした吉田家の別荘は、父・健三によって「松籟邸」と名付けられていた。一方、隣人・天人が住んでいたのは、瀟洒な洋館。アメリカ帰りとも思えるこの若者は、一体何者なのか。そんな天人によって人間性を育まれた茂は……。『天離(あまさか)り果つる国』で注目を集めたエンタメ作家が、虚と実を巧みに織り交ぜて紡ぎ出した「明治浪漫」。
  • 少林寺拳法拾遺物語 天地拳第一系、用意!
    小説・文芸
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    かけがえのない時間を爽やかに描いた、本格的青春スポーツ小説。 幼いころから剣道に打ち込んできた柘植虎次郎は、ある事件をきっかけに破門となってしまう。 高校に進学し、少林寺拳法部への入部を決意した虎次郎は、それぞれの理由で集まった個性豊かな仲間たちと出会う。 部員同士の絆、衝突、涙、葛藤――青春のすべてが詰まった本格的スポーツ小説。

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  • 症例A
    小説・文芸
    3.8
    1巻968円 (税込)
    精神科医の榊は美貌の十七歳の少女・亜左美を患者として持つことになった。亜左美は敏感に周囲の人間関係を読み取り、治療スタッフの心理をズタズタに振りまわす。榊は「境界例」との疑いを強め、厳しい姿勢で対処しようと決めた。しかし、女性臨床心理士である広瀬は「解離性同一性障害(DID)」の可能性を指摘し、榊と対立する。正常と異常の境界とは、〈治す〉ということとはどういうことなのか? 七年の歳月をかけて、かつてない繊細さで描き出す、魂たちのささやき。
  • 精霊流し
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻474円 (税込)
    戦後の混乱期。長崎で生まれた雅彦は、三歳の時に両親からヴァイオリンを与えられ、将来を嘱望され幼くして上京する。成長する中で雅彦は、大切な家族、友人、仕事仲間たちとの幸福な出会いと凄絶な別れをくり返してきた。ささやかだけど美しい人生を懸命に生き抜いた、もう帰らない人々への思いを愛惜込めて綴る、涙溢れる自伝的長篇小説。
  • 昭和悪女伝
    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    特殊慰安施設協会(RAA)――太平洋戦争直後、進駐軍兵士の性の処理のため作られた施設である。日本女性の貞操を守る、という理由で、ダンサーや事務員の名目を使い若い女性を募集した。華やかな銀座のクラブのマダムたちにも、この施設の出身者がいたのだ。伝説的なママ、津島映子を中心に、自らの知恵と肢体を武器に生き抜く女たちの物話。
  • 『昭和阿佐ヶ谷レジデンス』に関する取材記録
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,870円 (税込)
    ストーカー気質の元カレから逃れようと「安心」を求めたOL・高梨紗英(仮名/26歳)は築50年の物件へ引っ越しを決意。 膨大な防犯カメラにほっとし、穏やかな住人との日常が始まった。 ところが紗英は奇妙な掲示板に侵食されていることに気づく。 「寄ってきますのでバルコニーへ私物は禁止」 「水回りの点検中は、蛇口からの呻き声や髪の毛の混入も問題ございません」 エスカレートする内容に怯える紗英へ、まさに当物件への取材が依頼された。 果たして救いの手か、それとも……?
  • 昭和怪談
    小説・文芸
    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    我が身可愛さに欲をかき、他人を傷つけ深みにはまる。ほら、また同じ過ちを――〈まだ気づかないのか。お前は今も昭和を生きているんだよ〉。関東大震災の傷跡、戦争と復興、高度経済成長と公害、マスメディアの台頭、バブル景気……破壊と創造に明け暮れた「こわい昭和」を描き出す異色の作品集。時代の熱と人間の脆さが生みだす怪談は、かくも怖くて愛おしい。
  • 昭和御前試合
    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    ――何はともあれ、ここに私の原点があることは確かである。この短編集の中に、今の私につながるいくつもの要素、パロディ精神であり、ものを奇妙な角度から見る視点の取り方であり、文体模写などであるのだが、それがちゃんと入っている。清水義範はここから始まった(文庫版へのあとがきより)。 人気急上昇著者のデビュー作!
  • 昭和新山
    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    「軍がなんと言おうと……誰かがこの地震と地形の変化を見守らねばならない」──太平洋戦争末期に北海道、有珠岳の麓に突如として隆起した昭和新山。調査・報道を抑えた軍部の圧力をはねのけ、私財を投げうって、新山の成長を観察・記録した男の半生を描く表題作ほか、南極を舞台に一年間も禁欲生活を強いられる越冬隊員のセックスを問題にした「氷葬」、日本で白熊を見たという話を複雑な男女関係にからめて描く「まぼろしの白熊」等、異色の六篇を収めた。
  • 昭和天皇ご自身による「天皇論」
    小説・文芸
    3.5
    1巻660円 (税込)
    昭和天皇は苦悩し、どんな決断を下したのか? 8月15日、いま考えなければいけないこと――昭和天皇には、昭和8年の国際連盟脱退は納得できない国策決定であった。国際的な孤立を恐れたのだ。天皇機関説に対し「少しも不都合がない」と、もっとも明確な意見をもっていたのが、国民の意思を重要に思っていた昭和天皇というのは、歴史の皮肉である。その陛下は、いかに現人神として神格化されたのか! 神格化に抵抗した昭和天皇の真実。
  • 昭和天皇の声
    小説・文芸
    4.0
    1巻800円 (税込)
    「君側の奸」はどこだ!? 皇道派VS.統制派、二・二六事件、 共産党委員長が天皇主義者へ転身―― 男たちの耳にこだまする、幾つもの「天皇の声」。 感涙の最終話で明かされる「真実」とは? 歴史連作短篇集 純朴な陸軍中佐・相沢三郎が統制派の首魁・永田鉄山に凶刃を振るう場面で始まる「感激居士」。二・二六事件の裏のドラマを描く「総理の弔い」「澄みきった瞳」。ある共産党員の魂の遍歴を辿る「転向者の昭和二十年」、そして実質的表題作ともいえるラストの「地下鉄の切符」。抑制された筆に目頭が熱くなる連作短篇集。解説・杉江松恋 目次: 感激居士 総理の弔い 澄みきった瞳 転向者の昭和二十年 地下鉄の切符 ※この電子書籍は2019年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 昭和なつかし図鑑 私が原っぱの少年だったころ
    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    昭和30年代ブームの仕掛け人の初エッセイ! ――銭湯、駄菓子屋、紙芝居。ラムネに鯨肉、コッペパン。ガリ版先生、東京オリンピック。メンコにチャンバラ、プラモデル。テレビは正座で、プロレス・ブーム。走るはオート三輪、乗るはボンネットバス。「ALWAYS 三丁目の夕日」の時代考証を手がけた、昭和30年代ブームの仕掛け人による、初の自伝エッセイ!
  • 昭和に生きた一匹の龍
    小説・文芸
    -
    1巻1,881円 (税込)
    俺たちは、ただ真っ直ぐ生きたいだけだ 1980年代、新宿歌舞伎町。裏社会で生きる男たちの「義理と人情」を描く、濃密な人間ドラマ。 ディスコで出会った瀬川正春と山田ジョージは盃を交わし義兄弟となる。しかし二人を襲う過酷な運命。そしてジョージの妹・ジニーへの想い。欲望と暴力が渦巻く夜の街で、2人が信じたのは兄弟の絆だった。 幻冬舎グループ主催「第5回小説コンテスト」特別大賞受賞作品!

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  • 昭和二十年夏、僕は兵士だった
    小説・文芸
    4.4
    1巻649円 (税込)
    俳人・金子兜太、考古学者・大塚初重、俳優・三國連太郎、漫画家・水木しげる、建築家・池田武邦。戦場で青春を送り、あの戦争を生き抜いてきた5人の著名人の苦悩と慟哭の記憶。巻末に児玉清氏との対談を収録。
  • 昭和二年生まれの流儀
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    昭和二年生まれは、少年時代を戦争の中で過ごし、青年時代の入口で敗戦を迎えた――。昭和三十年代にデビュー、ともに自分の道を見つけ書き続けてきた城山三郎と吉村昭。気心の知れた二人が、戦争観から酒飲みの流儀まで心おきなく語り合う全対話四篇と、関連作品を一冊に収める。 【目次】 昭和二年生れの眼差し   吉村昭  Ⅰ あの戦争とこの半世紀の日本人  対談:城山三郎×吉村昭 語りつぐべきもの        対談:城山三郎×吉村昭 ぼくの流儀・きみの流儀     対談:城山三郎×吉村昭 私たちが生きた時代       座談:城山三郎×吉村昭×佐野洋  Ⅱ 名門・背広・軍服     城山三郎 昭和・戦争・人間     吉村昭 昭和二年生まれの戦友へ  城山三郎
  • 昭和の犬
    小説・文芸
    3.7
    1巻700円 (税込)
    昭和三十三年滋賀県に生まれた柏木イク。気難しい父親と、娘が犬に咬まれたのを笑う母親と暮らしたのは、水道も便所もない家。理不尽な毎日だったけど、傍らには時に猫が、いつも犬が、いてくれた。平凡なイクの歳月を通し見える、高度経済成長期の日本。その翳り。犬を撫でるように、猫の足音のように、濃やかで尊い日々の幸せを描く、第150回直木賞受賞作。
  • 昭和の青春物語
    小説・文芸
    -
    1巻1,683円 (税込)
    「今後の数百年を経て、大きな時代の転換点として私の生きてきた昭和は回顧されるものと思います。何が変わったのか?」(「おわりに」より)。“昭和”と聞いて、あなたは何を感じますか? 将来への確かな切符を手に入れるため、二郎が向かった先には──。今の世に迷いを持っている人たちに贈る、〈生き抜く〉術がわかる、米寿を直前にした男の自伝的小説。
  • 昭和の名短篇 戦前篇
    小説・文芸
    4.0
    1巻990円 (税込)
    激動の昭和・戦前戦中期、作家たちはみずからの限界点を見つめながら、文学を愛する人たちの期待に応えようとした。そこから忘れがたい多くの名編が生まれた――。芥川龍之介から中島敦、織田作之助まで現代詩作家・荒川洋治が厳選した全十三篇を発表年代順に収録。解説では昭和の名長篇も紹介する。文庫オリジナル。〈編集・解説〉荒川洋治 【目次】 玄鶴山房/芥川龍之介 冬の日/梶井基次郎 橇/黒島伝治 風琴と魚の町/林芙美子 和解/徳田秋声 一昔/木山捷平 あにいもうと/室生犀星 馬喰の果て/伊藤整 満願/太宰治 久助君の話/新美南吉 コブタンネ/金史良 名人伝/中島敦 木の都/織田作之助
  • 昭和未解決事件 松本清張の推理と真犯人X
    小説・文芸
    4.0
    1巻950円 (税込)
    戦後日本の闇に迫る『日本の黒い霧』『昭和史発掘』といった名作を残した作家・松本清張。戦後最大の事件と呼ばれた「3億円事件」をはじめ国鉄総裁の死を巡り日本中で議論が沸騰した「下山事件」「帝銀事件」、ベルギー人神父による「スチュワーデス殺人事件」など戦前から戦後復興期に起きた7つの未解決事件に挑んだ巨匠の推理と事実を対比。昭和100年を踏まえた今、事件の真相に改めて迫る。
  • 昭和40年男 ~オリンポスの家族~
    小説・文芸
    5.0
    1巻1,584円 (税込)
    昭和40年生まれの元体操日本代表選手・山田三男は、毎日主夫業をこなしながら、家族を優しく見守っている。大手スポーツメーカーの広報部長として家計を支える同齢の妻・莉乃、新体操の日本代表候補として活躍する22歳の長女・美岬、注目を集める姉にコンプレックスを抱く中2の次女・千春……。三男は自分が果たせなかったオリンピックへの夢を娘に託すのだが──。オリンピックを背景に、懐かしの<昭和>から<平成>、そして新時代<令和>へと時代をつなぐ、心温まる家族小説!
  • 昭和ララバイ 昭和小説アンソロジー
    英国人の血を引く少女とハイカラ令嬢の間に芽生えた確かな友情、出征前夜の晩餐に込められた想いを味わうあやかし、学生運動に興味のなかった青年が経験した出会いと別れ、田舎から上京してきた少女が戸惑いながらも過ごしたバブルな青春――。『昭和』という激動の時代に翻弄され、時に抗い、時に取り残されながらもひたむきに生きた人々を描く珠玉の四編。 【目次】光子と蛍子(ひずき優)/ごしょうばん(一穂ミチ)/35mm未満の革命(ゆきた志旗)/私はバブルに向いてない(相羽鈴)
  • 昭和を紡いだ東洋一のナイトクラブ 実録 赤坂「ニューラテンクォーター」物語
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    “伝説のクラブ”といわれる「ニューラテンクォーター」が誕生したのは1959年。海外のトップアーティストたちの華麗なるステージと一流のサービスが話題を呼び、芸能界、スポーツ界、財界、政界、そしてヤクザのトップも集まる東洋一の社交場となる。そこで起きた「30年間に及ぶ日本の夜の昭和史」を、同クラブの山本信太郎社長の目を通して語っていく実録小説。力道山刺殺事件の真相から、ホテルニュージャパン火災の真実など、今だからこそ語れるエピソードが満載。
  • 初夏の色ごと
    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    【書籍説明】 シングルマザーが子どもを通じて出会った男性に抱く淡い恋物語と実生活のリアル、筆者が過去に見た夢、幽霊の出るアパートで一人暮らしをする大学生に起きた出来事など、恋愛を起点にうごめく仮想とリアルが絶妙にマッチした兎月ゆりの小説デビュー作。物語に登場する株式会社ZENALが開発した仮想現実を体験する装置ReX-dを取り巻く短編小説集です。
  • 諸行無常
    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    平和で安全な日本に住みながら、僕の一瞬の油断で 父と母の一生を台無しにした。 パパ、許してください。ママ、ほんとうにゴメンナサイ。 紙一重の差で生死も決まる人生航路。 舵は誰が操っているのだろう…。 暗く沈んでいた妹の人生航路の行き先が決まった。 折しも2022年2月、ロシア軍が隣国に攻め込んだ。 都市も村も破壊し、子供をさらい、核恫喝している。 日本は軍隊を保持していない。東洋平和のために 命を捨てて戦った先祖の霊に守られてきた。 僕にも父祖の血が流れている。近代戦の防人となり、 桜咲く大和の国を守りたい。同志の結束を急ぎたい。 3人の僕、それぞれの思い。
  • 職員室(小学館文庫)
    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 最寄駅から50分という場所にある埼玉県の小さな小学校に、男女ふたりの新採用教員がやってきた。彼らを待ち受けていた難題、珍題、大事件…。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 食王
    小説・文芸
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    大手外食チェーンのオーナー社長・梅森大介は、築地の仲卸「桶増」社長から中古ビルを購入した。麻布の一等地だが裏通りに面し、飲食店は死屍累々の立地だった。そんな悪所を引き受けたのは、かつて銀行に騙され死を覚悟した梅森を、資金援助で救ってくれた社長の大恩に報いるため。とはいえ買ったからには、ここで商売を成功させたい。全社員にアイディアを募るが、しかし反応は皆無だった。次第に梅森の無謀を咎める声も出始めたそんな折、ビルを丸ごと貸してほしいという人物が現われ、梅森の夢もここまでかと思われたが……
  • 職業としての編集者―沈黙は“禁”―
    小説・文芸
    -
    1巻1,100円 (税込)
    日本を良くしたいと思わない日本人はいない。政治・経済・社会のあらゆる面で劣化している日本のために、ある者は金銭で、ある者は労働力でまたある者はアイデアで一肌脱ごうと考えている。 本書は、このうち、アイデアで貢献しようと考えて企画したものである。本書は、出版社の企画という形で次のようなアイデアを提案する。 「政治の仕組みを変えようー選挙制度から議会までー」「こんなに簡単日本の財政再建」「こんな法律が欲しい こんな法律はいらない」「日本の劣化を救う適格者制度の創設」「東京大学経済学部を変えてみよう」「こうすれば簡単日本の景気回復」「少子化対策の切り札雇用制度を元に戻す」「日本の法律をアメリカの法律に合わせよう」 以上の企画には読者が目をむくアイデアがあるかもしれない。しかし、企画以上に重要なことは、日本を覆っている空気すなわち沈黙を破っていることである。 企画以上に沈黙を破っていることに本書の貢献があると考えている。
  • 贖罪のマンティス~浅井美奈の逃走三百六十四日~
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    8人もの男性を性行為ののちに殺した浅井美奈。その特異性はロープと手斧を使用した極めて残虐な殺害方法にも顕著だった。壮絶な逮捕劇の果てに身柄を拘束され、そして2020年、世間を震撼させた彼女の死刑が執行される。将来を嘱望される水泳選手だった浅井はなぜ凶行に至ったのか。過去の深淵を窺くほどに浮かび上がるのは、凄絶な怨嗟の叫びだった。話題作『号泣』の著者が描く、数奇な運命に翻弄された者の慟哭のサスペンス。
  • 食材を揃え、調理し、風呂を立てて待っている。
    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    「そうだ、江國さんに聞いてみよう」 作家のままでいたい人と、いてほしい人がいました。その選択が困難を伴うとしても。 作家を夢見る人と、夢を叶えてあげたい人もいました。その将来が未知数だとしても。 だから4人は考えました。 「それなら江國香織に相談すればいい」 江國作品の解読をまじえた、『本をつくる人たち』小説。 ※江國さん本人は出てきません ※『落下する夕方』の謎解きやります。なぜ華子は自殺したのか etc… 販売:株式会社ボイジャー 発行:カズノpub. 【目次】 第一話 世界の中心で、割りばしをわる 第二話 呼べばタクシーのくる荒野 第三話 二十二、8年、三十 【著者】 宮崎研治 1968年、横浜生まれ。高卒。書籍製作者・校正者、出版レーベル・カズノpub. 運営。
  • 触診
    値引きあり
    小説・文芸
    3.5
    1巻389円 (税込)
    「触ってください、好きなところを」鷹見クリニックを経営する女医・令子は、患者である福川隆介のインポテンツを治すため、黒いガーターストッキングの上に白衣だけを纏って診察を始めた。細い指先で滑らかな愛撫を続け、はだけた白衣の隙間から体を隆介にまさぐらせるうちに、令子自らも欲望の疼きを覚えていく。魅惑の女医シリーズ第一弾。
  • 食卓のない家
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,386円 (税込)
    鬼童子信之は、過激派の同志虐殺と〈八ケ岳山荘事件〉に連座して獄中にいる長男・乙彦に面会することも、進んで弁護士をつけることもしない。信之は、息子には息子の、自分には自分の生き方があるという信念を貫き、職を辞すこともなく、マスコミの取材も拒否した。そのため、彼と家族への世間の指弾は一層厳しさを増す。連合赤軍事件を潜在的テーマに、家族とは何かを問う長編。
  • 食堂つばめ
    完結
    小説・文芸
    3.4
    全8巻594~638円 (税込)
    生命の源は、おいしい食事とまっすぐな食欲! 「食堂つばめ」が紡ぎ出す料理は一体どんな味!? 謎の女性ノエに導かれ、あるはずのない食堂車で、とびきり美味しい玉子サンドを食べるという奇妙な臨死体験をした柳井秀晴。自らの食い意地のおかげで命拾いした彼だったが、またあの玉子サンドを食べたい一心で、生と死の境目にある「街」に迷い込む。そして、料理上手だがどこかいわくありげなノエに食堂を開くことを提案して――。大人気「ぶたぶた」シリーズの著者が贈る、書き下ろし新シリーズ第一弾!
  • 食堂メッシタ
    小説・文芸
    4.1
    1巻660円 (税込)
    ミートソース、トリッパ、赤牛のロースト、鶏バター、アンチョビトースト……美味しい料理で人気の目黒の小さなイタリアン「食堂メッシタ」。満希がひとりで営む、財布にも優しいお店だ。ライターの笙子は母親を突然亡くし、落ち込んでいた時に、満希の料理に出会い、生きる力を取り戻した。そんなある日、満希が、お店を閉めると宣言し……。続々重版の大人気シリーズ「食堂のおばちゃん」の著者が放つ、料理と愛の物語。
  • 食道楽
    小説・文芸
    4.0
    1巻990円 (税込)
    和洋中、四季折々、多種多様の料理をレシピと共に味わうグルメ小説の元祖。明治期空前のベストセラーを読みやすくコンパクトな現代語抄訳で初めて文庫化。 美味しくてやめられない、これぞグルメ小説の元祖―― 若き大食漢・大原と、料理に凄腕を発揮する妙齢のお登和のラブロマンスとともに、 和洋中、四季折々、膨大な数の各種料理の調理法を蘊蓄たっぷりに紹介。 前代未聞のその手法と、滑稽味あふれるストーリーで絶大な人気を博した本書は、実用性を貴び家庭料理の近代化を説く、先見的な食の啓蒙書でもあった。 食材、調理器具、栄養学、衛生にまで及ぶ圧倒的な情報量から、 嫁入り道具としても重宝されたという明治期空前のベストセラーを、 読みやすくコンパクトな現代語抄訳で初めて文庫化
  • 職人たちの春
    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    津和野に集まった職人たちの技と心。受け継がれてゆく伝統の美しさ。2001年春、津和野の町に和風建築の美術館が完成するまでを、職人たちの言葉を通して描く、書き下ろし長篇エッセイ。 ◎「サクラが咲いていた。あの日は卒業式のようなもの……職人たちの春であった。」 ◎「この本は、美術館の中身とは別に、和風建築のことや、ここに関わった職人たちとわたしの「生活と意見」を書き残しておきたいと考えて書いた。この建築物のあちこちに残っているところの「職人の仕事」の跡を見ていただきたいと思う。」<本文より>
  • 植物少女
    小説・文芸
    3.7
    1巻836円 (税込)
    自身を産んだ際に植物状態になった母親へ会いに病室へ通う美桜。意思もなく、大人に成長していくなかで、次第に親子の関係性も変化していき─唯一無二の母と娘のありようを描く。第36回三島由紀夫賞受賞作。《解説・河野真太郎》
  • 植物たち
    小説・文芸
    3.3
    1巻814円 (税込)
    奇妙で可愛く、時におぞましい植物たちは、どこか人間と似ている──。他の植物にくっついて生きるコウモリランは、若い男性を家に住まわせる年配の女性と。条件に恵まれると繁殖するホテイアオイは、とある家に住みつき妊娠する少女たちと。日陰が必要なシッポゴケは、自身の女性性を憎む少女と。人間の不可思議な行動を植物の生態に仮託して描く、アサクラ版・植物誌全七作。
  • 処刑猟区
    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    無念の涙はオレが拭う。復讐のエロス&暴力! 惨殺された家族のため警視庁覆面特殊部隊員となった男がいま決起する……。警視庁覆面特殊部隊員・関敏彦。両親と姉弟をドス黒い陰謀の果てに惨殺された過去を持つ彼は、父親の手記に残された犯罪者たちへの怨念を胸の奥に刻印し、復讐に必要な力を身につけるために警察官の道を選んだ。11年の時を経て、いま、エロスとバイオレンスの吹きすさぶ処刑が始まった! <『血の狩人』改題作品>
  • ショコラティエ
    値引きあり
    小説・文芸
    4.1
    1巻600円 (税込)
    母子家庭で育つ聖太郎は、誕生日会に呼ばれ、製菓会社の御曹司、光博と親しくなる。お菓子作りを通して友情を深めるが、光博の幼馴染、凜々花のピアノコンクールに誘われ、住む世界の違いに直面した。別の中学に進んだこともあり、あるきっかけで距離を置くことに……。それぞれの環境の中、二人は大人になっていく。少年達の成長が胸を打つ極上青春ストーリー。
  • ショコラの王子様
    小説・文芸
    3.6
    1巻627円 (税込)
    仙台駅から列車に揺られて十数分ほどの北岡駅。この無人駅の駅舎内には、ひっそりとショコラ専門店が開いている。店名は「カカオ・クリオロ」。味も見た目も絶品のショコラが売られているのに、なぜか、お客がまったく寄りついていない。 ある日、バレンタインに贈るチョコのことを考えていて自宅駅を乗り過ごし、北岡駅で降りることになった女子高生・翠は偶然、カカオ・クリオロに足を踏み入れる。そこで彼女は、店に客が入らない理由を知ることになる。 この店のショコラティエはイケメンなのに、とんでもない秘密をもっていたのだ……。
  • 処女連祷
    小説・文芸
    4.2
    1巻528円 (税込)
    卒業を間近に控えた女子大生仲良しグループ。珠美は秘書、文代は教師、トモ子は編集者など、7人それぞれの進路へ巣立とうとしている。恋愛に憧れつつも、まだ見合い結婚が主流の終戦直後、彼女達が常に盛り上がるのは、唯一婚約者のいる祐子の話だ。卒業後、婚約者の誕生日に全員が祐子の家に招待されるが――。若い女性の心の葛藤を、瑞々しく描く。有吉文学の原点となった、初の長編小説。
  • 書棚の番人
    小説・文芸
    3.3
    1巻850円 (税込)
    ベストセラー「書店ガール」シリーズの著者による、書店を舞台としたミステリー。書店員の椎野正和は、ある朝届いた積荷の中に、少年犯罪者の告白本を見つけて驚く。それは十七年前に女子中学生が惨殺された事件で、正和の同級生が起こしたものだった。しかも正和は共犯と疑われたのだ。書店業界が「売るべきか売らないべきか」と騒然とする中、その本を読んだ正和は、ある違和感を覚えるのだが……。出版・書店業界の裏事情を巧みに盛り込んだ、慟哭のミステリー。『書店員と二つの罪』を改題。
  • 署長・田中健一の憂鬱
    小説・文芸
    3.4
    1巻1,320円 (税込)
    なんとなく警察官僚になった田中健一は、先輩キャリアからの教えを忠実に守るつもりだ。曰く、「現場に口を挟んだり、手をつっこんだりするな。キャリアの仕事は部下の持ってくる書類に判を押すことだけだ」。ところが、気がつけば捜査に巻き込まれて、事件は解決するものの、本人は大怪我ばかり……。田中署長の「最悪の日々」は、いつまで続くのか!? 『長い腕』の川崎草志、まさかの新境地。ユーモア警察小説の傑作!
  • 触角
    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    私が惹かれた男には、触角が生えていた。すこし不思議な世界で起こる、「普通」ではいられない人たちの物語。 テレビのパーソナリティとして働いていた私は、取材先で出会った “彼” に惹かれていく。「彼の秘密」と「私の過去」が交差して、隠された島の謎が明かされる――。

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  • しょったれ半蔵
    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    大河でも注目!本当は武士になりたかった男。 かの有名な忍び、服部半蔵。その二代目は武士だった? 戦国時代に名を馳せた伊賀忍者、服部半蔵保長。その長男・正成は、家を継ぐべく育てられた。しかし忍びの仕事は闇に紛れ命を奪う影の仕事。七歳のある日、初めての任務が下されたが、そのあまりの理不尽さに悩んだ正成は、思わず家を飛び出してしまう。影に生きる忍びではなく、太陽の下、正々堂々と戦う武士になると心に決めて。 時は流れ、渡辺守綱の家で修行を積んだ正成は上ノ郷城で初陣を迎えた。戦場には密命を帯びた父・保長もいた。しかし直後、謎の忍び・梟に父を殺され、さらには正成も命を狙われる羽目に。 変わらず忍びを厭う正成だったが、保長を失った服部家を継ぐよう主君・松平元康に命じられてしまう。武士としては、主からの命令に逆らえるはずもなく、不本意ながらもここに二代目・服部半蔵が誕生したのだった。 しょったれとは、三河地方で「半端者」の意。武士にも忍びにもなりきれない半蔵は、それでも人と縁を繋ぎ、もがきながら死地を駆け抜ける。2023年大河ドラマでも注目のキャラクターが多数登場。気鋭の歴史時代小説作家による、忍びエンタメの最高峰、待望の文庫化! ※この作品は単行本版『しょったれ半蔵』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • ショットガン・ロード 新装版
    小説・文芸
    5.0
    1巻1,210円 (税込)
    伝説の殺し屋、汐見凌は港町でひっそり暮らしていたが、暴力団組織に見つかり「現場に戻り、かつてのボスを殺せ」と指示される。相棒となったのは若造の伊吹勇次。ぶつかり合う二人は仕事を成し遂げられるのか? 超過激な長編ハードアクション。解説は若林踏氏。
  • しょっぱいドライブ
    小説・文芸
    3.5
    1巻437円 (税込)
    港町に暮らす34歳のミホが、九十九さん(なで肩で筋肉がなく七面鳥のように皮膚のたるんだ天然パーマのへなちょこ老人)と同棲するに至るまでの奇妙な顛末。就職の保証人を「いいですよう」とふたつ返事でひき受け、町内会長の葬式で見かけた別居中の妻と愛人から逃げ隠れる九十九さん。ゆったりと走る車からオレンジ色の海を見たり、はんぺんのように軟らかく湿った唇と唇を合わせたり…。「人間と人間関係を描ききった」と絶賛された芥川賞受賞の表題作ほか、二編収録。
  • しょっぱい夕陽
    小説・文芸
    4.0
    1巻682円 (税込)
    酸いも甘いも知っているのが40代。けれど、自分のことはおぼつかないものである……。妻に浮気されていた男。息子のサッカーチームのママ友になじめない女。駄じゃれがやめられない離婚された男に、落語家に妄想恋愛する女。そして勘違いで幸せな教師男。いくつになっても迷える大人たちのほろ苦い、けれど甘酸っぱい5つの奮闘。まだまだこれから何かができる。そう思わされる心に優しい短編集。
  • 書店員と二つの罪
    小説・文芸
    3.5
    1巻1,699円 (税込)
    ベストセラー「書店ガール」シリーズの著者が描く、慟哭のミステリー。書店員の椎野正和は、ある朝届いた積荷の中に、少年犯罪者の告白本があるのを知って驚く。それは、女子中学生が惨殺され、通っている中学に放置された事件で、正和の同級生の友人が起こしたものだった。しかも正和は、犯人の共犯と疑われてしまい、無実が証明された後も、いわれなき中傷を受けたことがあったのだ。書店業界が「売るべきか売らないべきか」と騒然とする中、その本を読んだ正和は、ある違和感を覚えるのだが……。出版・書店業界の裏事情を巧みに盛り込んだ、著者渾身の長編小説。
  • 遅番にやらせとけ 書店員の逆襲
    小説・文芸
    3.6
    1~2巻1,320円 (税込)
    三軒茶屋にある『爽快堂書店』。遅番のバイト君たちは華のある仕事はもらえず、もくもくとレジ打ちしカバーをかけ返品をこなす。そんな中無理難題を言ってくるお客様だが、バイト君たちにも問題は山積みだった…!
  • 書店ガール
    小説・文芸
    4.0
    1~7巻640~660円 (税込)
    吉祥寺にある書店のアラフォー副店長理子は、はねっかえりの部下亜紀の扱いに手を焼いていた。協調性がなく、恋愛も自由奔放。仕事でも好き勝手な提案ばかり。一方の亜紀も、ダメ出しばかりする「頭の固い上司」の理子に猛反発。そんなある日、店にとんでもない危機が……。書店を舞台とした人間ドラマを軽妙に描くお仕事エンタテインメント。本好き、書店好き必読! 『ブックストア・ウォーズ』を改題。
  • 書店男子と猫店主の長閑なる午後
    小説・文芸
    4.0
    1~2巻539~561円 (税込)
    横浜は元町。物静かな裏通りに、古い洋館を改装した『ママレード書店』はある。橙色の蝶ネクタイがトレードマークの猫・ミカンが店主だ。駆け出し絵本作家・賢人は本業だけで食べていけず、学生時代の先輩兼オーナーの篠宮に誘われ、昼間はここでアルバイト中。アルバイトを始めておよそ半年、賢人は店で白昼夢を見るようになる。どうやら原因はミカンらしくて…?
  • 書店であった泣ける話
    本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。 収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。中には、あなた好みのストーリーが見つかるはず。 本書では「書店」にまつわる、書店内や、本にまつわるエピソードを掲載しました。 本好きな方なら、感情移入できるお話がきっとあります。 <掲載エピソードの一部> 「祖母の古書店」 「本が好きだから、作家になりたい」そう考えていた主人公。本が好きになったのは、古書店を経営していた祖母の影響。たくさんの本に囲まれて育ってきた彼は、作家になるという夢に向き合いつつ、幼少期のことを思い出すのだった。 「手紙」 本好きだった母の背中を見ながら育った主人公。彼女が「読みたい」と思った本は自宅の本棚に入っていて、その本には亡き母からの手紙が挟んであった。その手紙に従って本を読み続けていくと…。 「思い出は棚のどこかにある」 本が好きだという理由で、書店でアルバイトをしている主人公。そんな彼女が受けた問い合わせは「思い出の本を探してほしい」というもの。その本を調べてみると、すでに絶版になっていたが…。 <執筆陣> 猫屋ちゃき 君へのエール 澤ノ倉クナリ 意味の消失、僕の再生 石田空 思い出は棚のどこかにある 楠谷佑 さよなら、三毛猫書店 烏丸紫明 祖母の古書店 遠原嘉乃 灰色のシャッター 金沢有倖 君の棲む世界 溝口智子 きっと、この世界へ 新井輝 取り置きされたままの一冊の本と 朝来みゆか 人生を買いに 杉背よい 手紙 迎ラミン 文具売り場の手塚治虫
  • 大人の残酷おとぎ話 初版『グリム童話』――〈ゾーッとしちゃう! 裏切り・復讐〉編
    小説・文芸
    -
    1巻220円 (税込)
    みそっかす末弟の残虐で大胆な復讐『唄う骨』他、『悪魔の三本の金の髪の毛』『三人軍医』収録

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  • 大人の残酷おとぎ話 初版『グリム童話』――〈だれにも言えない! 禁断のバラの園〉編
    小説・文芸
    -
    1巻220円 (税込)
    鮮血と生肉に群がる男たちの異常な欲望『強盗のおむこさん』他、『踊ってすり切れたダンス靴』『十二人兄弟』収録!

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  • 大人の残酷おとぎ話 初版『グリム童話』――〈ホントに怖い! 女の嫉妬〉編
    小説・文芸
    -
    1巻220円 (税込)
    死の眠りから「大人の女」に脱皮する成熟物語『いばら姫』他、『神様の召し上がりもの』『ホレおばさん』収録

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  • ショパンゾンビ・コンテスタント
    小説・文芸
    3.5
    1巻1,595円 (税込)
    音大を中退した小説家志望の「ぼく」、同級生は魔法のような音を奏でるピアニストの卵。その彼女の潮里に、ぼくは片想いしている。才能をもつ者ともたない者。それぞれが生身のからだをもって何百年という時間をこえ体現する、古典を現代に生き継ぐことの苦悩と歓び。才能と絶望と恋と友情と芸術をめぐる新・青春音楽小説!
  • ショパンの心臓
    小説・文芸
    3.3
    1巻726円 (税込)
    「あの絵は、俺にとって“ショパンの心臓”なのだ」世間から忘れ去られた画家がひっそりと息を引き取った。彼が遺した最高傑作と呼ばれる作品と、「ショパンの心臓」という謎の言葉。そこには、二つの国に引き裂かれた作家の苦悩が隠されていた……。ポプラ社小説新人賞出身作家・青谷真未の記念碑的一作となる、エンターテインメント・アートミステリ。
  • 処方箋のないクリニック
    値引きあり
    小説・文芸
    5.0
    1~3巻562~654円 (税込)
    メスを入れるのは病気じゃなくて人間関係! 『感染』で第1回小学館文庫小説賞を受賞。医療ミステリーの第一人者仙川環が贈る新境地。 「こんな先生に診てもらいたい!」書店員さん絶賛の医療小説。 東京郊外にある古びた洋館。そこには先端科学では治せない患者と家族の「人生」を治療する名医がいる。凄腕、イケメンだけど、ちょっと変わり者の医師青島倫太郎。 目が悪くなったのに車の運転をやめない父。怪しげなサプリにはまる母。民間治療に心酔した妻……。そんな患者を持つ家族たちはどうしたらいいのか。スイーツと紅茶の香る古い洋館の診察室を訪れた患者と家族は、青島と話をするうちに、隠していた心の内を打ち明けてしまう……。 現代の赤ひげ先生が、鮮やかに患者と家族のトラブルを解決するハートウォーミングお医者さん小説。 ※この作品は単行本版『処方箋のないクリニック』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 庶民烈伝
    小説・文芸
    4.2
    1巻775円 (税込)
    庶民とは、ぶかっこうで食いしん坊、強情であわてもの……周囲を気遣って本音を言わずにいる母親のすがた(『おくま嘘歌』)、美しく滑稽な四姉妹の人生(『お燈明の姉妹』)ほか、烈しくも哀愁漂う庶民のすさまじい生き方を描いた連作短篇集
  • 書林コマドリ裏口ヨリ
    小説・文芸
    3.5
    1巻748円 (税込)
    不思議な猫に連れられてたどり着いたのは、美しい洋館〈楡屋敷〉だった。あることで声を失い、療養を兼ねて下宿生活を始めた瑛麻。一階の〈書林コマドリ〉でアルバイトをしながら、本好きの下宿仲間と二階で暮らす生活は思いもよらない出来事ばかり。猫と本、そして温かい住人たちとの出会いが、凍えた瑛麻の心を溶かしていく。本に導かれ、新しい居場所で自分の言葉を見つける感動の物語。
  • 書林逍遙
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,562円 (税込)
    かくも深遠なる本の世界。太宰治・江戸川乱歩・柴田錬三郎・宇野千代・岡本綺堂・川口松太郎・三島由紀夫・舟橋聖一・幸田文・芥川龍之介・川端康成・夏目漱石・柴田翔・吉行淳之介・伊集院静・吉村昭・山田風太郎・小沼丹・向田邦子・近松秋江・武田泰淳……急逝が惜しまれる、稀代の読書家・久世光彦がこよなく愛した文学のかたち、そして初版本との出逢い! 〇書は<時代>を映し、かつての数々の<恥>を呼び覚ます。特に若い日に読んだ書は厄介だ。1冊1冊に恥が纏い付いている書の記憶は、突然蘇って、いまもこの身を苛んで離れない。「右大臣実朝」の顰みに倣うなら、《歳月トハ、怯懦ノ姿デアロウカ》――。<本文より>
  • 書楼弔堂 待宵
    小説・文芸
    4.1
    3~4巻2,310~2,530円 (税込)
    舞台は明治30年代後半。鄙びた甘酒屋を営む弥蔵のところに馴染み客の利吉がやって来て、坂下の鰻屋に徳富蘇峰が居て本屋を探しているという。 なんでも、甘酒屋のある坂を上った先に、古今東西のあらゆる本が揃うと評判の書舗があるらしい。その名は “書楼弔堂(しょろうとむらいどう)”。 思想の変節を非難された徳富蘇峰、探偵小説を書く以前の岡本綺堂、学生時代の竹久夢二……。そこには、迷える者達が、己の一冊を求め“探書”に訪れる。 「扠(さて)、本日はどのようなご本をご所望でしょう――」 日露戦争の足音が聞こえる激動の時代に、本と人との繋がりを見つめなおす。 約6年ぶり、待望のシリーズ第3弾! 【目次】探書拾参 史乗 探書拾肆 統御 探書拾伍 滑稽 探書拾陸 幽冥 探書拾漆 予兆 探書拾捌 改良
  • 『書楼弔堂』シリーズガイドブック2023年版(試し読み付)
    無料あり
    小説・文芸
    4.3
    1巻0円 (税込)
    「扠、本日はどのようなご本をご所望でしょう――」 明治三〇年代後半。古今東西の本が集う書舗(ほんや)に、今日も迷える者達が訪れる。 約6年ぶり、待望の最新刊『書楼弔堂 待宵』の刊行を記念して、「書楼弔堂」シリーズを紹介するガイドブックを配信します。 登場人物や最新刊の紹介に加え、刊行記念著者インタビューを全文掲載! またガイドブック電子版には『書楼弔堂 待宵』の試し読みを収録しました。 ぜひダウンロードしてお楽しみください。

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  • 書楼弔堂 待宵 探書拾参 史乗
    小説・文芸
    -
    13~24巻396~429円 (税込)
    書楼弔堂電子分冊版、第十三巻。『書楼弔堂 待宵』収録の「史乗」をシングルカット。舞台は明治30年代後半。鄙びた甘酒屋を営む弥蔵のところに馴染み客の利吉がやって来て、坂下の鰻屋に徳富蘇峰が居て本屋を探しているという。 なんでも、甘酒屋のある坂を上った先に、古今東西のあらゆる本が揃うと評判の書舗があるらしい。その名は “書楼弔堂(しょろうとむらいどう)”。 思想の変節を非難された徳富蘇峰、探偵小説を書く以前の岡本綺堂、学生時代の竹久夢二……。そこには、迷える者達が、己の一冊を求め“探書”に訪れる。 「扠(さて)、本日はどのようなご本をご所望でしょう――」 日露戦争の足音が聞こえる激動の時代に、本と人との繋がりを見つめなおす。 約6年ぶり、待望のシリーズ第3弾! ※本電子書籍は『書楼弔堂 待宵』の電子分冊になります。
  • 書楼弔堂 破曉 探書壱 臨終
    小説・文芸
    5.0
    1~12巻176円 (税込)
    明治二十年代中頃、東京の外れに佇む三階建ての灯台のような異様な本屋「書楼弔堂」。無数の書物が揃うその店で、時代の移り変りの中で迷える人々と彼らが探し求める本を店の主人が引き合わせていく。変わりゆく時代の相克の中で本と人の繋がりを編み直す新シリーズ。電子分冊シリーズ第1弾! ※本電子書籍は『文庫版 書楼弔堂 破曉』の電子分冊になります。
  • ショローの女
    小説・文芸
    3.7
    1巻858円 (税込)
    新しい生活が始まった。 熊本―東京を行き来するあたしを待つのは、 愛犬(三歳)、植物(八十鉢)、学生たち(数百人)。 ハマる事象、加齢の実状、 一人の寂しさ、そして、自由。 老いの体感をリアルに刻む最新エッセイ。 熱く共感を集めて大好評の 『閉経記』『たそがれてゆく子さん』に続く 〈伊藤比呂美の今〉 週一で早稲田に通勤  こんやくにハマる  熱中症になりかける  鉢植えをどんどん買う  靴が合わない  ズンバに行かない  父の寂しさを思う  食べるのがめんどくさい  入浴剤に凝る  サンディエゴに帰る  オヤジたちに絶望する  『ボヘミアン・ラプソディ』礼讃  高齢者の運転を考える  しょうゆ味に回帰  仔猫を拾う  LINVEがおもしろすぎる  甘くない食パンが食べたい  姿勢が悪い  不安がひたひたと沁みてくる  ロボット掃除機を購入  友人にマスクを送る  空港への道を忘れた  車を買う  びんのふたが開けられない  学生とオンライン飲み会  母のコートを着る  譲渡犬のサイトを見る…………本書のエピソードより
  • ショータイム、ショーダウン
    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    第16回ノベラボグランプリ最優秀賞受賞作品! 自分たちの育った孤児院を悪徳詐欺師から救うため、十年ぶりに再会した旧友二人は詐欺師から金をだまし取る計画を立てる・・・ 虚実が交差し敵味方入り乱れる痛快コンゲーム小説!
  • ショートカット
    小説・文芸
    3.7
    1巻539円 (税込)
    人を思う気持ちはいつだって距離を越える。離れた場所や時間でも、会いたいと思えば会える。「だって、わたしはどこでも行けるから」─遠い隔たりを“ショートカット”する恋人たちのささやかな日常の奇跡を描いた、せつなく心に響く連作小説集。
  • ショート・サーキット 佐伯一麦初期作品集
    値引きあり
    小説・文芸
    4.3
    1巻781円 (税込)
    若くして父となったかれは生活のため配電工となった。都市生活者の現実に直面するうち3人の子供の父となり、妻はすでに子供たちのものになってしまった。今日も短絡事故(ショート・サーキット)が起こり、現場にかけつける――。野間文芸新人賞受賞の表題作に、海燕新人文学賞受賞のデビュー作「木を接ぐ」をはじめ、働くということ、生きるということをつきつめた瑞々しい初期作品5篇を収録。
  • ショートショート 神様の願い事
    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    この違和感、神様のイタズラ? いつもと変わらぬ日常が、どこかズレてる。 人と、人ならざるものの気まぐれが紛れ込むショートショート20編。 現代人の願いに疲弊し家出をした神様、気苦労の絶えない狛犬、「ダイエット神社」の驚くべきからくり。 富津倉神社を起点に繰り広げられる、日常と非日常が溶け合う掌編フィクション。

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  • ショートショートガーデン プチコン優秀作品集 海
    無料あり
    小説・文芸
    3.5
    1巻0円 (税込)
    ネットでも流行の兆しを見せる短文小説、ショートショート。シーンを牽引する現代ショートショートの旗手・田丸雅智主宰の投稿WEBサービス「ショートショートガーデン」のユーザに向けて開催された2回目の作品コンテスト「プチコン」にて、再び多く名作が誕生しました。今回のテーマは「海」。本書は、多数の応募作品の中から厳選された優秀作品15編に加え、田丸雅智の書き下ろし新作を1編加えて収録。ショートショートを通して海の音を感じてください。 【収録作品(作者名)】人魚の檻。(AYAKA)/『ボトルシップ』(ひょろ)/灰青色の手(TAMAUSA825)/Drink the Sea(川瀬七貴)/海の花(ゆた)/シーガレット(中谷直樹)/帰海(タカ)/潮目が変わって(UKITABI)/彼の猫と、彼女の海(北澤奇実)/真珠(矢口慧)/灯台(goppe)/シーフード(そるとばたあ)/梅津寺(松山帖句)/情報洪水警報(琴子)/君と僕のプライベートビーチ(イロハマイ)

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  • ショートショート傑作選~ココロ揺さぶる物語~
    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    『ショートショート~短編の中我あり~』、『ショートショート~短編故我思う~』、『エッセイ集~ココロ揺さぶるコトバ達~』の三作品を集めたショートショートの傑作集です。 短い文章で語られる物語を存分にお楽しみいただける作品です。
  • ショートショート~静かに心が動いた日~
    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    人生は、いつも大きな出来事で動くとは限らない。 ふと見上げた空、何気ない一言、言えなかった気持ち。 そんな一瞬が、心を静かに揺らすことがある。 『ショートショート~静かに心が動いた日~』は、 日常の中に潜む感情の変化を描いたショートショート作品集。 空、色、影、夢、別れ、後悔、再生。 登場するのは、あなたの隣にいそうな普通の人たち。 特別ではない出来事だからこそ、物語は深く胸に残る。 一話数分で読める短編ながら、 読み終えたあと、ふと自分の人生を振り返りたくなる。 忙しい日々の合間に、 静かに心と向き合う時間をくれる一冊。
  • ショートショート千夜一夜
    小説・文芸
    3.7
    1巻627円 (税込)
    祭りの夜に集う、奇妙な店と妖しの客人。 TBS系「王様のブランチ」出演、ピース・又吉直樹氏主演による映像化など、ショートショート界の旗手として活躍し、注目を浴びている著者。本書では、多魔坂神社で行われるお祭りを舞台に、奇想天外な物語が繰り広げられます。賑やかな祭囃子と綿あめの甘やかな香りにワクワクしながら、でもほんの少しだけ不気味な夜に出逢う物語は予測不可能! 懐かしくも、まったく新しい読書体験をお約束します。 欲しいと念じたものが出てくるヒモくじ屋、そこに現れたゴロツキどもが引いたヒモの先に現れたのは……?(「ヒモくじ屋」)、夜店ですくった人魚がどんどん成長してしまって(「人魚すくい」)、モデルにスカウトされたエリカが行方不明に(「ラムネーゼ」)、降り注ぐ優しい雨を、自分のものにする方法(「雨ドーム」)、人の想いが映し出される不思議なお菓子を買いに来たのは(「夕焼き屋」)他、全20編に加え、しりあがり寿さんによる書き下ろしショートショートを収録。いちどページを開いたら止まらない! たった5分の物語、読めばあなたを魅惑と幻想の世界へと誘います。 ※この作品は単行本版『ショートショート千夜一夜』として配信した作品の文庫版となります。
  • ショートショート~短編の中に我あり~
    小説・文芸
    -
    1~2巻440円 (税込)
    1作品わずか2000文字未満で綴られるショートショートの物語集。 不思議な作品から比喩表現を多く用いた作品など様々な物語が収録されています。 どこか心に響き渡る作品を是非ご一読ください。
  • ショートショートの泉
    小説・文芸
    -
    1巻220円 (税込)
    モーレツ社員だ社畜の育ち「昭和もも我息子」。部屋に置かれたAI搭載のマスコットロボットが、製造元の会社のサーバーにお送った映像の中に「AIマスコット」。不意の戦争、伝説のゲーマーが徴兵で配属されたのは「ドローン操作兵」。他に「DNA」「ねこ」「かおると、かおる」「ガラスの天窓」「ぶどう」。「探偵猫マーブルの弟子」より二話、「僕ちゃん」の全五話をあわせたショートショート集。
  • ショートショートBAR
    小説・文芸
    3.6
    1巻572円 (税込)
    行きつけのバーで勧められたお酒のラベルには、アルコール度数マイナス14%の表示が。その奇妙なお酒の秘密とは?(「マイナ酒」)。ちりん ちりん 亡くなった人がお盆に帰ってくると鳴る不思議な風鈴。大好きだった祖母もやって来たようなのだが――(「霊鈴」)。あなたを5分間の小旅行へ招く、短くても心に残る21編。紙版カバー裏に隠されていた新作も収録。(『ショートショート・BAR』改題)

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