古谷田奈月の作品一覧
「古谷田奈月」の「うた子と獅子男」「フィールダー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「古谷田奈月」の「うた子と獅子男」「フィールダー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
結末を明言しないところも、獅子男がうた子含め周囲の世界と自分の成れ果ての行き着きたかった関係性も、この世の単語にまとめきれずに、ある現象だとか、ただその時に抱いた欲望のまま描写するのがとても良かった
だからこの作品で、私の中に響く言葉ははっきり言ってほとんどなく、唯一、市太が怒りという財産を抱えると表明したシーンだった でも、書かれなかった(書くことが無粋だし、型にはめられるほど私たちはこの世界から見て単純ではなかったし、合法でもなかった)感情が執着が祈りがあった
自分の肉体でないからどうでもいいといううた子の諦めを三花は許せなかった でも獅子男はうた子を傷つけた相手にさえ怒りという感情を
Posted by ブクログ
出版社に勤めながらリンドグランドというソシャゲに没入している橘が主人公。最後の、母に監禁されている生活から礼を救う展開が良かった。ゲーム上ではあっても、こんなに日常生活に溶け込んで人との関係性も出来上がっていたらそれはもうリアルの世界でもあると感じた。黒岩を求めてくる他所の子供を愛することと捨て猫を愛する宮田の違いについて考えさせられた。複雑なことを簡略化して間違って伝えることの恐ろしさを改めて感じた。個人戦で礼と競っていたしおんが負けて自殺し、しおんの心疾患のことやこれまでの人生のことも明らかになったあと礼が言った、「遺書がないなんて当たり前なんだよ。人生全部が遺書だから。たぶん、まじで死ぬ
Posted by ブクログ
かなり久しぶりに読書をしたのだけれど、それにしてもとても読みやすい本だった。
橘も、黒岩も、「かわいい」に取り憑かれて、変わっていく。
自分自身の生きる道筋があって、それに沿ってきたはずなのに、「かわいい」に触れたとたん、道なき道を走り出す。
2人とも、その道を正しくしようとする。これまでの自分なら間違っていると分かるのに。ない道筋を通そうとする。
ペットを飼うということについての黒岩の考えが、あまりにも正しい。私も猫を飼っていますが、同意見です。
でも、それでも、私は、人間は、どこまでも利己的なので。黒岩に共感しつつも、それでも「かわいい」を選ぶんだと思います。
最後に、橘が、「かわいい